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「X(Twitter)」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

拡散力の高いX(Twitter)を活用した特徴的なキャンペーン施策をご紹介。X(Twitter)のカンバセーションボタンの活用やアルゴリズムにあわせた具体的な手法、成功事例も解説します。

#ガリガリ君ダンス を踊ってガリガリ君一年分をゲットしよう


#ガリガリ君ダンス を踊ってガリガリ君一年分をゲットしよう

キャンペーン概要

お手本動画を参考にダンスを撮影します。動画を撮ったら「応募フォーム」または「SNS からの応募」の 2 種類から選んで応募すると毎月1名様にガリガリ君一年分が当たるというキャンペーンです。

キャンペーン考察

このデジタルプロモーションラボでは、踊った動画を投稿させるというのはロイヤリティの向上や音楽や身体での刷り込みという効果は期待できるものの、非常にハードルが高く参加者が増えづらいので技法として難しい、という話を難解化しています。では、ガリガリ君というメジャーで活躍する選手ではどうでしょうか。
ガリガリ君四十周年を記念してガリガリ君ダンスをするのですが、ガリガリ君一年分というインセンティブでインパクトを付けています。商品ターゲットが子供ですので子供がいかに楽しめるかを追求していかなければなりません。そうしなければ子供にこれをやってみようという提案も通らないですし、クオリティの高くないダンスや子供の顔をSNSに晒すのは心理的なハードルが高くなり応募の減少につながります。とはいえ大人のダンスはもっとハードルが高いため子供に寄せているのは良いと思います。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/5/1-5/7

ニベア クリームケア洗顔料 ニベアの洗顔は誤解されていたキャンペーン – NIVEA


ニベア クリームケア洗顔料 ニベアの洗顔は誤解されていたキャンペーン

キャンペーン概要

「#ニベアの洗顔は誤解されていた」がついた投稿からニベアの洗顔に対するあなたのイメージを選んでツイート、リプライされた動画を視聴することで応募完了です。

キャンペーン考察

MVとキャッチを見てみると「違う、そうじゃない」でそのポーズは鈴木では?と思ったのですが、鈴木は鈴木でも鈴木愛理さんが「違う、そうじゃない」の楽曲をオマージュしてCM動画を作ったりしている模様です。 鈴木愛理さん世代がターゲットの場合、この曲はターゲットからズレているためどういうストーリーで鈴木愛理さんがこの曲でCMをやるのか疑問でした。調べてみると鈴木雅之さんの方が鈴木愛理さんとコラボしているようで、その流れからニベアが若干悪ふざけ感もありながらコラボプロモーションを行っています。
プロモーション全体のストーリーはアンケートなどで出てきたニベアの洗顔に対する間違った認識を正すために「違う、そうじゃない」なんですね。Twitterにて #ニベアの洗顔は誤解されていた が入っているカンバセーショナルカードでの投稿を行うと、動画とともに当落がオートリプライされるインスタントウィン形式になっています。
おそらく曲自体の知名度は非常に高いので、CMで流れていたらお父さんお母さんも気になってしまって家の中で話題になるという力もあるのではないでしょうか。
スマートフォンキャプチャ

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/5/1-5/7

バファリン×Liccaコラボキャンペーン|ライオン株式会社

バファリン×Liccaコラボキャンペーン

キャンペーン概要

リカちゃんとのコラボプロモーション 画像を選択していくことでオリジナルのポスターを画像生成できる仕組みです。生成後フォームより応募するとオリジナルリカちゃんドールが当たります。

キャンペーン考察

以前デジタルプロモーションラボで取り上げた際にバファリンはセーラームーンとコラボしていました。今度はリカちゃんということで広い世代の女性にプロモーションしたいということなのでしょう。 リカちゃんをアンバサダーとしてこれからTwitterなどで発信していくのでしょうか。アイコンなどもリカちゃんにしたら良いのではと思いますがそこまでやると別のターゲットの方が混乱してしまうという配慮でしょうか。

今回のキャンペーンでは、 画像を選択していくことでオリジナルのポスターを画像生成できるようになっています。商品の売り込みから、画像を選択しメッセージやエフェクトを入れていくことで自由度は少ないですが画像が生成されます。そこに商品やタイトルが入った画像を各種SNSに投稿したり、ダウンロードしたりして何かしらに使うことができるというものです。縦画像なのでSNSによっては向かないなとお思いでしょうが、FacebookやTwitterでは横になるように設定されている当たりに細かい配慮が伺えます。縦長はInstagramのストーリーズ対応でしょうか。

プレゼント応募ページへのリンクが有り、きちんと完成ページを経由しないと入れないようになっているなど細かいシステム設計周りがきちんとしています。 各種SNSでの画像投稿させる場合Instagramは正方形、Twitterは16:9、ストーリーズは縦長のように最適なサイズがあるためそれぞれに合わせた最適解な画像投稿を考えておくという事は重要ですね。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/5/1-5/7

PizzaHut ARCADE PAC-MAN

 

キャンペーン概要

ピザハットでLサイズのPIZZAを購入すると箱にQRコードが付いてきます。 それを読み込むとWEBARが起動し、ピザの箱の上に拡張現実が現れてパックマンのゲームが遊べるというものです。 遊んだスコアをTwitteでハッシュタグをつけて投稿すると応募完了となります。

キャンペーン考察

まさにフロー通りなのですが、箱にパックマンの面が描いてありそれをWebARからカメラをかざすことでAR上でパックマンを遊ぶことができるというキャンペーンです。

上の動画が紹介動画ですので是非見てみてください。WebARのエンジンは8th wallを使っているようですね。 先週も海外スターバックス事例でARゲームを見つけたのですが、海外ではARでのゲームが流行っているのでしょうか。あまり日本では見かけないので提案が通れば話題性はありそうです

PizzaHut ARCADE PAC-MAN を考察する動画

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/24-4/30

牛乳石鹸のれんを探せ!キャンペーン | 牛乳石鹸共進社株式会社

牛乳石鹸のれんを探せ!キャンペーン

キャンペーン概要

公式アカウントをフォローしてのれんが写った銭湯全体の写真をハッシュタグをつけて投稿します。

キャンペーン考察

2017年くらいからの銭湯ブームが、昨今のサウナブームに後押されて銭湯に行く人が多くなっています。牛乳石鹸は1950年代から銭湯にのれんを提供することで銭湯を支えてきたそうです。 石鹸だから当然風呂に寄り添ったプロモーションが必要なのですが、のれんカルチャーを支え続けたからこそのれんを題材にしたUGCキャンペーンが行えるというわけです。

ハッシュタグは3つで「#牛乳石鹸のれんを探せ」のキャンペーン名と、銭湯巡りをさせたり他のユーザーが銭湯を発見できるように銭湯名「#○○銭湯」、銭湯の場所「#○○県○○市」です。ハッシュタグを入れさせて銭湯カルチャーをさらに支えているのも非常に好感が持てます。 UGCはユーザーが投稿したくなるきっかけとなるものでないとダメだと思うのですが、「最高の銭湯すぎて教えたくないけどこのキャンペーンやってるから投稿しちゃおうとか」「いつも何気なく行っていた銭湯ののれんが牛乳石鹸だったんだ、じゃあ投稿してみようとか」「タイムラインに出てきたオールドスクールな銭湯をみて久々に行ってみるか」という様なユーザーのストーリーがすぐに伝わる仕掛けや銭湯自体へのリスペクトも垣間見えます。長いこと支えてきた集大成がこのキャンペーンなのでしょう。

スマートフォンキャプチャ

牛乳石鹸のれんを探せ!キャンペーン | 牛乳石鹸共進社株式会社 を考察する動画

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/24-4/30