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「観光」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

観光業界で実施された特徴的なキャンペーン事例をまとめて紹介します。デジタルスタンプラリーやNFTを活用したもの、画像投稿キャンペーンなど地域の注目度を高めるための施策を解説していきます。

かごんまーベラスグルメ15選キャンペーン|観光かごしま大キャンペーン推進協議会

かごんまーベラスグルメ15選キャンペーン|観光かごしま大キャンペーン推進協議会

キャンペーン概要対象店舗に設置されたQRコードをLINEで読み込み、500円以上のお会計で使えるデジタルクーポンの獲得と同時にスタンプラリーに参加する。
インセンティブ【A賞】JR九州「D&S列車36ぷらす3」赤の路(ペア2組)・黒の路(ペア2組)、【B賞】肥薩おれんじ鉄道「美食切符日帰りプラン+車両基地ツアー 出水・阿久根・薩摩川内3コース」(各コースペア2組・合計6組)、【C賞】各エリアの特産品3,000円セット またはバスチカ・かごっまふるさと屋台村 食事券3,000円(各10名・総数60名)
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【新幹線15周年×LINE LIFFで広域回遊を仕掛けるO2O】

「かごんまーベラスグルメ15選キャンペーン」は、鹿児島県観光連盟とJR九州が連携し、県内6エリア91店舗を舞台に実施された広域周遊キャンペーンです。

ユーザーは店舗に設置されたQRコードを読み込むだけで、即時利用可能なクーポンを入手でき、同時にスタンプラリーへ参加できます。

専用アプリのダウンロードが不要なLINE LIFFを活用することで、参加のハードルを極限まで下げているのが特徴です。

【即時インセンティブから始まる段階的な体験設計】

「200円お得になるなら」という心理を突いた即時クーポンをフックに、最初のコンバージョンを確実に獲得する設計が見事です。

一度参加したユーザーに対し、スタンプ数に応じた魅力的な景品を用意することで、エリアを跨いだ回遊やリピートへと自然に誘導しています。

自治体にとってはLINE公式アカウントの友だち獲得にも繋がり、施策終了後も継続的な情報発信が可能なCRM基盤の構築を実現しています。

かごんまーベラスグルメ15選キャンペーン|観光かごしま大キャンペーン推進協議会
かごんまーベラスグルメ15選キャンペーン|観光かごしま大キャンペーン推進協議会

【動画で解説!】かごんまーベラスグルメ15選キャンペーン|観光かごしま大キャンペーン推進協議会

東京さくらトラムクエスト | TripQuest

東京さくらトラムクエスト | TripQuest

キャンペーン概要TripQuestにユーザー登録し、東京さくらトラム沿線を巡って「写真」や「キャッチコピー」を投稿してクエストを達成。抽選でグッズ等が当たる。
インセンティブ【達成者の中から抽選】グッズ詰め合わせ、東京さくらトラム(都電荒川線)の一日乗車券のセット
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【周遊×UGCのゲーミフィケーション設計!】

「東京さくらトラムクエスト」は、都電荒川線こと東京さくらトラムを舞台に、沿線の隠れた魅力をユーザーの手で発掘・共有しようというキャンペーンです。

「この停留所のキャッチコピーを考えて!」「ベストショットを撮って!」といった課題をユーザーに投げかける「クエスト」形式を採用しています。

単なるGPSチェックイン型のスタンプラリーとは異なり、ユーザーは能動的に街を観察し、思考する時間を過ごすことになります。

【スタンプラリーの課題を克服するクエスト形式!】

このプロモーションは、従来の「スタンプラリーは行くだけになりがち」「謎解きは謎に集中して景色を見ない」という周遊施策の弱点を克服するために開発された「TripQuest」を活用しています。

ブラウザベースで完結するため、アプリダウンロードの障壁がなく、参加しやすい設計です。

全30停留所というボリューム感は、乗り鉄や散歩ガチ勢などのコアな層の参加意欲を刺激し、地域の魅力を市民参加型で再定義する観光DXの好事例となっています。

東京さくらトラムクエスト | TripQuest
東京さくらトラムクエスト | TripQuest

【動画で解説!】東京さくらトラムクエスト | TripQuest

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

キャンペーン概要特設サイトから推しの「海産物(候補者)」を選択。必要事項を入力して投票すると、抽選で20名に豊浦町の豪華海産物が当たる
インセンティブ豊浦町の特産品(20名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【本気の悪ふざけ!「政治家×特産品」の擬人化コンテンツ】

「北海道豊浦町海産総選挙」は、北海道豊浦町の特産品を政治家に見立てて擬人化し、Web投票を行うキャンペーンです。

本施策では、特産品を単なる商品として紹介するのではなく、「選挙ポスター」のトーンを忠実に再現したクリエイティブにより、強力なコンテンツ化を実現しています。

参加者は特設サイトから推しの海産物(候補者)を選択し、必要事項を入力して投票することで応募完了となります。

【バズを継続的なファン参加型プラットフォームへ進化】

本キャンペーンは、2017年の「本物の選挙」のタイミングに便乗した単発のバズりネタからスタートし、回を重ねるごとに進化しています。

2023年には「海産総選挙」の仕組み自体を商標登録し、他の自治体も参加できる「プラットフォーム」としての展開を開始した点も特徴的です。

特産品を「擬人化×選挙」というストーリーで表現することで、参加者の熱量を高め、継続的なエンゲージメントを促す好例となっています。

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会
第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

【動画で解説!】第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

めぐって当てよう!白老の百 スタンプラリー │ 北海道白老町

めぐって当てよう!白老の百 スタンプラリー │ 北海道白老町
キャンペーン概要白老町内の観光スポットに設置されたQRをスマホで読み取り、ポイントを集めて賞品抽選に応募できる
インセンティブ白老町にまつわる賞品 抽選で100名様5ポイントにつきオリジナル缶バッチが当たるガチャコインと交換できる
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【ロングスパンで来訪動機を作る!】

新千歳から車で約40分の白老町による「おいしい・たのしい・あたたかい」をぜんぶ巡って当てようというデジタル周遊企画。

アイヌ語の「シラウオイ」という「アブ」が多いところというのに由来するそうです。

2025年8月12日〜2026年2月11日のロング開催で、町内のスポットに置かれたQRをスマホで読み込むとポイントが溜まり、さらに各スポットの感想を投稿すると+1ポイント、たまったポイントで応募すると、抽選で100名様に白老町にまつわる賞品が当たります。

応募ボタンの解放キーは民族共生象徴空間「ウポポイ」内にあるQRコードの読み取りで、「文化拠点にちゃんと来てね」というメッセージとしてマスト訪問になっています。

【町長からの名誉表彰】

抽選応募は最低6ポイントからですが、途中5ポイント貯まったら白老駅北インフォの「ポロトミンタラ」で、全10種+シークレットの缶バッジが当たるガチャコインに交換可能。全部周った猛者には町長名誉表彰がもらえます。

冊子の完成を機に、夏〜冬のロングスパンで来訪動機を作り、飲食・土産・体験・温泉の観光横断消費を作り上げています。完走者への町長名誉表彰は話題化するのでしょうか。

めぐって当てよう!白老の百 スタンプラリー │ 北海道白老町
めぐって当てよう!白老の百 スタンプラリー │ 北海道白老町

【動画で解説!】めぐって当てよう!白老の百 スタンプラリー │ 北海道白老町

ゴールデンカムイと北海道を楽しもう!supported by ウポポイ

ゴールデンカムイと北海道を楽しもう!supported by ウポポイ
キャンペーン概要北海道内10エリアに掲出されたコラボ“エリアポスター”を巡るデジタルスタンプラリー。ウポポイ園内でもスタンプラリーが開催
インセンティブエリアごとに抽選に参加できるゴー褒美グルメ8名:らっきょスープカレー(4食セット)8名:ルタオドゥーブルフロマージュ(2個セット)8名:ケダマ(2Lサイズ)8名:虎杖浜産たらこ(500g)8名:びらとり和牛ハンバーグ(5枚セット) など
スタンプコンプリートすると先着1,000名にポストカードがもらえる
使用SNSX、LINE

キャンペーンのポイント

【1400kmのO2O施策!?】

TVアニメ「ゴールデンカムイ」と北海道の広域を周遊させる施策で、総距離1400km以上と東京から鹿児島ぐらいの距離を周遊させる鬼企画。2024年から始まり、今回が2回目となります。

「ゴー北スタンプラリー」は、夏から冬にかけて開催されています。期間内に札幌からウポポイなどの全10エリアで掲出されるエリアポスターを探して現地の二次元コードを読み込むと、カメラが起動。録り下ろしボイスやAR撮影でエリアごとのキャラクターが手に入り、スタンプが貯まる仕組みです。

スタンプを集めながら、各地の「ゴー褒美グルメ」への応募チャンスも用意されており、観光の動機づけにしていますが、「もう1スポット行ってみよう」と思ったりすると、次が400km先だったりします。

10エリアをコンプリートすると、先着1,000名にポストカードセットがもらえるという1400km渡り歩いた猛者を称える特典もあります。

【あえて過酷なスタンプラリーで話題化!】

道内を巡回するラッピング車「ゴールデンワゴン」も走行していて、見つけたら写真・動画を撮ってXに投稿すれば、参加者同士で盛り上がれる発見体験がつくれています。

ウポポイでは園内の宝探し企画や限定メニューを提供するゴールデンキッチンカーなど、文化体験寄りのコンテンツも拡充。

ゴールデンカムイ好きなら、ファンの「推し巡礼」がそのまま観光と学びにつながるでしょう。

過酷なスタンプラリーをあえてやることで、話題化とゴールデンカムイ好きに刺さり、たくさんの参加者がいたからこそ2024年に引き続き第2回が開催されたのでしょう。

ゴールデンカムイと北海道を楽しもう!supported by ウポポイ
ゴールデンカムイと北海道を楽しもう!supported by ウポポイ

【動画で解説!】ゴールデンカムイと北海道を楽しもう!supported by ウポポイ