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X(Twitter)のアルゴリズムとは?おすすめに載せるための方法を事例と共に解説!

近年、顧客体験の向上を目指すプラットフォームでは、レコメンド(おすすめ)システムの採用が一般的になっております。そんな中、昨年の2023年3月にX(Twitter)は「おすすめ(for you)」タイムライン表示に関するアルゴリズムを公開しました。アルゴリズムを理解することで、運用効果を最大化し、バズることに繋げましょう!

そこで、本記事ではX(twitter)運用や、キャンペーンにおいて重要となってくるアルゴリズムについて、事例とともに解説していきます。

目次

そもそもXアルゴリズムとは?
3段階のアルゴリズム
 ①候補探索
 ②ランク付け
 ③フィルタリング
やるべきこと
参考事例
まとめ

そもそもX(Twitter)アルゴリズムとは?

X(twitter)では、表示される優先順位を決めるために特有のアルゴリズムが組まれています。

X(twitter)のホーム画面は、おすすめと、フォロー中の2つで構成されていて、X(twitter)公式によると、ポストは①候補探索②ランク付け③フィルタリングの3段階のアルゴリズムで厳選されています。

アルゴリズムを理解したうえで、表示されやすいキャンペーン運用ができるように心がけましょう。そのためには、ユーザーに興味関心があるようなポストが必要です。具体的に何をすればよいのか、3段階のアルゴリズムと共に解説していきます。

3段階のアルゴリズム

①候補探索

候補探索とは、1段階目のポストの抽出方法です。この段階で、ユーザーに合っていそうな1500ポストを抽出します。

候補探索は、フォロー中とおすすめの2パターンがあります。フォロー中はフォロワーのみ、おすすめは、フォロワーとフォロワー以外が半々で抽出されるようになっています。フォロワーはリアルグラフで、フォロワー以外はソーシャルグラフ・埋め込みスペースで評価されます。


リアルグラフ:フォロワー間のエンゲージメント率を測る方式です。リアルグラフで、X上で多く交流していると判断されたユーザーであるほど表示優先度が上がります。

ソーシャルグラフ:フォロワーや似た関心を持っているユーザーのエンゲージメントを分析する方式です。ソーシャルグラフで関連性の高いポストが抽出されます。

埋め込みスペース:ユーザーの興味関心とツイートの内容を数値化し、ユーザーとポストの類似性を調べる方式です。X内では145,000のコミュニティが形成されており、自分の分類されたコミュニティで人気のポストが抽出されます。

②ランク付け

ユーザー(読者側)のアクションスコア
いいねする0.5
リポストする1
ポストをクリックして返信/いいねする11
ポストをクリックして2分以上そこに留まる10
プロフィールを確認して、いいね/リプライする12
リプライする13.5
リプライにエンゲージ(リプライ/いいね/リツイート)する75
ネガティブフィードバック(表示回数を減らす/ミュートする/ブロックする)-74
報告-369


TwitterがXになり呼び方の変更があった用語
ツイート(投稿)→ポスト
リツイート→リポスト

ランク付けとは、①で抽出された投稿に順位をつける事です。投稿には、スコアがあり、フォローやリポストによってスコアが変動していきます。スコアが高いほどおすすめに表示されやすくなります。公式で発表されている点数配分は上記のようになっています。それ以外では下記のような基準が設けられています。

加点 
トレンドに関係している
X Premiumバッジを所有している
写真/動画が含まれている (スコアが文章のみのときの2倍)

減点
URLが貼ってある
ハッシュタグが2より多くついている

以上を踏まえて、スコアを高く維持できるように心がけましょう。

③フィルタリング

・ブロック/ミュート/表示数を減らすを押された投稿の表示数を減らす
・履歴からユーザーの好みにもとづいて精査
・連続した同アカウントからのポストの表示をしにくくする

上記のフィルタリングを通過すると、おすすめに表示されるようになります。ユーザーに迷惑がかかる、しつこいと思わせるようなポストを避けるように心がけましょう。

やるべきこと

以上のアルゴリズムより、Xのおすすめに載る、つまりインプレッションを増やすためにやるべきことは、主に

・UGCを促す
・企業側からもリプライをする
・画像、動画を載せる
・不適切、迷惑な投稿をしない
・URLを貼らない
・ハッシュタグをつけすぎない

となります。

参考事例紹介

アルゴリズムを上手に利用しているアカウントをいくつか紹介します。

白鶴酒造【公式】日本酒メーカー🍶

企業側が自社商品に関する一般ユーザーのリポスト・コメントを行っています。企業と一般ユーザーで交流を活発にすることで、加点に繋がります。

ワイモバイル(Y!mobile)公式

キャンペーン中はフォローを外させないようにしています。キャンペーン中にフォロワーを増やしたまま維持することが、キャンペーンの拡散に繋がります。

丸亀製麺【公式】

投票を利用して、ユーザー同士でのコミュニケーションを促しています。UGCの促進が拡散に繋がります。

wicot(ウィコット)【公式】

応募条件として、#をつけてもらうことで、トレンド入りを果たしています。トレンド入りするとおすすめに表示されやすくなるので、有効な一手です。

まとめ

Xのアルゴリズムでは、ユーザーにリアクションしてもらう、してあげることが大切です。アルゴリズムを理解して、上手にアカウント運営をしていきましょう。もっと知りたいことがある、キャンペーン運用をもっと上手くしたいという方、ぜひ私達にご相談ください!

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参考Xサイト

Twitterのおすすめアルゴリズム (x.com)


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