n2p blog

「エンターテイメント(エンタメ)」業界の特徴的なキャンペーン【最新事例まとめ】

映画やゲーム、ドラマ、舞台などエンターテイメント(エンタメ)業界に関連する特徴的なキャンペーン事例をご紹介。効的な手法やアイデアなど成功要因もあわせて解説いたします。

ポムポムプリン 30周年アニバーサリー

ポムポムプリン 30周年アニバーサリー

キャンペーン概要ポムポムプリンのデビュー30周年を記念した特設サイト。スマートフォンでWeb ARまたはTikTokのARエフェクトを使い現実空間に「おっきなプリン」を出現させて写真や動画を撮影し、「#ポムポムプリン30周年」を付けてSNSに投稿して楽しむ。
インセンティブなし
使用SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【むずかしいこと、しらんぷりん♪で現代人を癒す脱力体験】

ポムポムプリンのデビュー30周年の各種施策を一つに集約したマザーシップサイトを舞台にした、UGC自走型のプロモーションです。

サイト内では新曲「ポムポムPow」の配信や、TikTokのARエフェクト「いっしょにしらんぷりん」など、ファンが自ら楽しんで拡散したくなる仕組みが満載です。

「むずかしいこと、しらんぷりん♪」というテーマのもと、疲れた現代人に脱力や現実逃避という感情価値を提供しています

【1年間かけてIP想起を最大化するマザーシップ運用】

一般的な「賞品を当てる」販促キャンペーンとは異なり、会期である1年間を通じてさまざまな企業コラボへ放射状に送客するハブとして機能しています。

食品やカード、鉄道、テーマパークまで多岐にわたるコラボを次々と展開することで、「最近どこでもプリンを見かける」という状況を作り出しています。

これにより単発のイベントで終わらせず、長期にわたって接触頻度を高め、ブランド資産としてのIP想起を最大化させる優れたライセンスビジネスの運用モデルとなっています。

ポムポムプリン 30周年アニバーサリー
ポムポムプリン 30周年アニバーサリー

【動画で解説!】ポムポムプリン 30周年アニバーサリー

サイコミ | 10周年記念スペシャルサイト

サイコミ | 10周年記念スペシャルサイト

キャンペーン概要10周年スペシャルサイトを起点に、人気55作品を72時間限定で全話無料開放。お祝いイラストをXでシェアする、フォロー&リポストキャンペーン、アプリ内デイリーミッション達成でボーナスコインがもらえる複合キャンペーン
インセンティブ人気55作品を72時間限定で全話無料、デイリーミッション達成で最大で400ボーナスコインなど
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【10周年を口実にした、目的の異なる多層パッケージ】

サイコミのサービス開始10周年に合わせ、読者還元・話題化・ブランドリフトを一気通貫で狙う大規模なキャンペーンです。

人気55作品を72時間限定で全話無料公開するというインパクトのある施策を軸に、SNSでの拡散やアプリへの再訪を促す仕組みが同時に走っています。

無料開放を入り口に課金作品へ誘導するファネル設計が、物量と共存する形で構築されていて見事です。

【「感謝の互酬性」を活用した自走するUGCとリアルへの接地】

本施策は、渋谷駅での大型OOH(屋外広告)展開により、デジタル上の盛り上がりをリアルの話題性に接地させている点が秀逸です。

10年間の感謝を伝えることで、ユーザー側に「お祝いを返したくなる」心理的動機を作り出し、コアファンによる投稿や現地写真の拡散を自然に誘発しています。

単なるバラマキではない、プラットフォーム周年施策の模範ともいえる、熱量の高い参加型設計となっています。

サイコミ | 10周年記念スペシャルサイト
サイコミ | 10周年記念スペシャルサイト

【動画で解説!】サイコミ | 10周年記念スペシャルサイト

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』クラフトボスコラボキャンペーン|サントリー

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』クラフトボスコラボキャンペーン|サントリー

キャンペーン概要対象商品を購入したレシート参加できるマストバイCPや、店頭POPから参加できるインスタントウィンCP、特設サイトから応募するオープン懸賞など複数のキャンペーンを展開
インセンティブ【2本で応募】オリジナルタンブラー(1,000名)、【4本で応募】オリジナルプラネタリウム(300名)、【店頭POPから応募】チコのメガクッション(10名)、【対象商品購入でもれなく】オリジナルA4ギミッククリアファイル(全4種)(なくなり次第終了)、【スペシャルプレゼント】クッパ親子ボスジャン(2種1組)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【クッパはやっぱりBOSSだった!】

話題の映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」とサントリー「クラフトボス」による大型IPコラボプロモーションです。

映画の世界観をインセンティブに落とし込んだレシートマストバイキャンペーンを中心に、複数のキャンペーンを波状攻撃で仕掛ける座組みになっています。

特にクッパをブランド名の「BOSS」と掛け合わせたボスジャン(オリジナルジャンパー)のプレゼントが大きな話題を呼んでいます。

【店頭へ誘引する「ボス得POP」の仕掛け】

全国のスーパー店頭に設置された「ボス得POP」からのみ参加できるインスタントウィンは、強力な来店動機を生むO2O施策として機能しています。

ユーザーに店舗へ足を運ばせる体験を提供しつつ、小売店にとっても集客の武器となるため、三方良しの戦略となっています。

単なるキャラクターの起用にとどまらず、ブランドの伝統と遊び心を融合させたストーリーテリングがファンからの高いエンゲージメントを引き出しています。

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』クラフトボスコラボキャンペーン|サントリー
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』クラフトボスコラボキャンペーン|サントリー

【動画で解説!】『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』クラフトボスコラボキャンペーン|サントリー

ファンが選ぶ パチンコ・パチスロ大賞 2025|ぱちんこ広告協議会

ファンが選ぶ パチンコ・パチスロ大賞 2025|ぱちんこ広告協議会

キャンペーン概要専用サイトから1メールアドレスにつきパチンコ・パチスロそれぞれ1機種ずつ投票して応募完了
インセンティブQUOカードPay 5,000円分などの豪華賞品(139名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【業界の風物詩として定着したファン参加型の総選挙!】

「ファンが選ぶ パチンコ・パチスロ大賞」は、その年に登場したパチンコ・パチスロ機種のナンバーワンをファン投票で決定する施策です。

今年で9回目を迎える業界の風物詩的な企画であり、年末年始から春先にかけて定着している人気キャンペーンです。

投票は専用のWEBサイトから、1メールアドレスにつきパチンコとパチスロそれぞれ1回ずつ行えます。

【最新トレンドを反映する総選挙の仕組み!】

この総選挙は、ファンが選ぶという性質上、「IPコラボ」や「スマートパチンコ(スマパチ)」「スマートパチスロ(スマスロ)」といったその年の業界の最新トレンドを強く反映する結果になることが特徴です。

投票がシンプルなメールアドレス認証ベースであるため、参加ハードルは低く、多くのパチンコ・パチスロファンからの投票を集めやすい設計となっています。

ファンにとって「推し機種をナンバーワンにする」という体験自体がブランドへの愛着を高め、大きな話題化の装置として機能しています。

ファンが選ぶ パチンコ・パチスロ大賞 2025|ぱちんこ広告協議会
ファンが選ぶ パチンコ・パチスロ大賞 2025|ぱちんこ広告協議会

【動画で解説!】ファンが選ぶ パチンコ・パチスロ大賞 2025|ぱちんこ広告協議会

SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト

SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト

キャンペーン概要X公式アカウントをフォローし、指定ハッシュタグと「叶えたいイカれた夢」をポストすると、30分以内に勝敗のリプライが届く
インセンティブキャップ(10名)、「ランニング・マン」スーツ(M・L)(各3名)、ヘルストラッキングバンド(15名)、Amazonギフトコード(Eメールタイプ)10,000円(20名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【即時性をあえて捨てる「時差オートリプライ」演出!】

映画「ランニング・マン」の世界観を日本向けにアレンジした「イカれたSNS鬼ごっこ」キャンペーンです。

仕組みとしてはXでのハッシュタグ投稿キャンペーンですが、通常のオートリプライ抽選とは異なり、応募から30分以内にリプライが届く「時差演出」を採用しています。

これにより、「逃げている時間」を作り出し、通知が来た瞬間「逃げ切れたか!?」というスリルを味わう体験を再現しています。

【映画の認知拡大と話題化を狙った体験設計!】

このキャンペーンは、即時抽選を常識とするXインスタントウィンにおいて、「時差」を設けることでユーザーに緊張感のある体験を提供しています。

オートリプライは300万円ほどの広告費が必要で、高額な方法ではありますが、「鬼ごっこ」というコンテクストにおいては非常に有効なUX設計です。

また、映画の殺伐とした世界観を、日本のお茶の間で「モンスター」として認知されているクロちゃんを起用してバラエティ豊かにローカライズし、参加ハードルを下げています。

SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト
SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト

【動画で解説!】SNSで鬼ごっこ!?イカれたSNS鬼ごっこキャンペーン|映画『ランニング・マン』公式サイト