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自治体に関するキャンペーン事例一覧

自治体に関連するキャンペーン事例を紹介しております。地域にフォーカスしたものや、SNSを活用した事例まで。

大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー in ふくしま2024|ウルトラふくしま実行委員会

大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー in ふくしま2024|ウルトラふくしま実行委員会
キャンペーン概要福島県内60箇所のポイント施設で二次元バーコードを読み込んで、ウルトラヒーローや怪獣のAR画像とポイントをゲット
インセンティブ6ポイント、10ポイント、全60ポイント達成毎にプレゼント引換施設で先着でオリジナルシール、赤べこウルトラセブン根付、オリジナル缶バッジがもらえ、さらに専用はがきで応募すると抽選で賞品が当たる。
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【今年で8回目!】

ウルトラマンをIPに据えた観光系スタンプラリー。

福島で2017年からスタートしていて、コロナ禍でも絶やすことなく8回目の開催です。ようやくアプリを起動せずとも、カメラアプリからARを行うことができるようになりました。

ウルトラマンの生みの親で“特撮の神様”と称される円谷監督が福島県須賀川市出身で、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市提携を結んでいるそうです。ウルトラヒーローや怪獣のモニュメントが立ち並んでいたり、福島空港にもウルトラマンが常設されていたりと、かなり縁がある模様。

【福島全域を巡らせるウルトラスタンプラリー!】

スタンプラリーは、ARで二次元バーコードをかざすと、ウルトラマンに出てくるキャラクター画像をゲットできるというもの。キャラゲットでスタンプを貯めていき、6、10、30、60ポイントで賞品応募に参加できます。

広い福島県内に60箇所のポイント施設があり、60ポイントを集めるためにはほぼ福島全域を巡る必要があります。60個全部貯めたウルトラコンプリートコースは先着300名様となっていて、8回開催の実績から300名くらいは確実にコンプリートしてくるだろうという読みなのでしょう。

全部周るには福島出身者でも10日以上はかかりそうですが、ガチ勢がいるのでしょうか。ドライブがてら10ポイント達成なら一日で回れそうです。

キャラ物で広めのスタンプラリーに携わることもあり、企画段階ではこんな遠く全部行く人いないだろうと言ってたりするのですが、いざ蓋を開いてみるとキャラクター愛が強い人で結構な人数がコンプしたりします。

大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー in ふくしま2024|ウルトラふくしま実行委員会
大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー in ふくしま2024|ウルトラふくしま実行委員会

【動画で解説!】大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー in ふくしま2024|ウルトラふくしま実行委員会

しまねサプリプロジェクト2024|島根出身のあの人にしまねを贈ろう!

しまねサプリプロジェクト2024|島根出身のあの人にしまねを贈ろう!
キャンペーン概要LINEにて島根県外に行ってしまった友達にしまねサプリとメッセージを送ると県外の友達へしまねサプリBOXが送られる
インセンティブしまねサプリBOX 6種 計200名分アンケート回答でデジタルギフト1000円分
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【Uターンを推進!】

しまねが足りてない友達にしまねを贈ろうという「しまねサプリプロジェクト」は、島根県外に住んでいる、島根県民の友達に島根特産品を送ることで島根を思い出してもらい、あわよくば島根に帰ってきて欲しい。ということを伝えるというプロジェクトです。

県外に行ってしまった友人で、悩んでいたり辛いことがあったときに発動するとお互いWin-Winなツールになりそうです。久しぶりの郷土特産品は嬉しいでしょう。また、島根にUターンするというのはあくまで「いつか」という仮の話なので、気軽に参加できます。

【ターゲットが限定的!】

ターゲットは島根県に生まれ育ち、今も島根県にいる人。ストーリーも分かりやすく、かなりフォーカスされているデジタルプロモーションです。

LINEの友達に追加をして、県外の方に合意を取り、応募フォームより応募申し込みをした後、友人にもURLを送って登録してもらう流れ。友達紹介キャンペーンと同じスキームになります。

プレゼントは先着200名様に送られます。これが多いのか少ないのかわかりませんが、序盤なら確実に友人に島根特産品を送ることが可能です。

しまねサプリプロジェクト2024|島根出身のあの人にしまねを贈ろう!
しまねサプリプロジェクト2024|島根出身のあの人にしまねを贈ろう!

【動画で解説!】しまねサプリプロジェクト2024|島根出身のあの人にしまねを贈ろう!

WWFの活動を応援!シェアしてつなげようキャンペーン|WWFジャパン

WWFの活動を応援!シェアしてつなげようキャンペーン|WWFジャパン
キャンペーン概要X公式アカウントをフォローして、キャンペーン対象投稿から回答を選択して投稿
インセンティブ参加者全員にスマートフォン用の壁紙画像をプレゼント。抽選で50名様にWWFオリジナルパンダトートをプレゼント。
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【環境保全を広めるハッシュタグ投稿キャンペーン!】

WWFジャパンが「一番関心のある動物の危機はどれ?シェアしてつなげようキャンペーン」を実施中です。

各地で絶滅危惧されている動物にWWFのシンボルでもあるパンダが会いにいくストーリーで、動物たちの危機を紹介しています。そのなかで一番関心のある動物の危機をXでシェアするとスマホ壁紙が貰えるというもの。

可愛いスクロールアニメーションで単なる思想の押し付けにならぬように見せ方も工夫されています。

【Xキャンペーンはルールにより詰む場合がある】

X側の仕組みを見てみると、4択から選択してハッシュタグ投稿する形ですがカンバセーションボタンは使用していません。今回のキャンペーンではLP上でX内風に見せるカンバセーションボタン形式になっています。

X上でカンバセーションボタンにすると、シェアした方全員にスマホ壁紙をプレゼントというのがオートリプライもしくはDM配信となり、Xルール上最低広告出稿費が185万円以上かかってしまいます。オートリプライや大量のDM配信はルールを知らないと広告出稿やバッジ、ホワイトリスト申請など、あとから出てくるルールで行き詰まる場合がありますので、まずはご相談ください。

WWFの活動を応援!シェアしてつなげようキャンペーン|WWFジャパン
WWFの活動を応援!シェアしてつなげようキャンペーン|WWFジャパン

【動画で解説!】WWFの活用を応援!シェアしてつなげようキャンペーン|WWFジャパン

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン
キャンペーン概要テーマ「さくら」「グルメ」に合った
千代田区の写真や動画を撮影し、Instagramでシェアすると豪華賞品をプレゼント。
インセンティブ「さくら」計5名
【日比谷松本楼】食事券16,000円分/1名
シンボルロゴキャンペーン参加店商品/4名
「グルメ」計5名
【ザ・キャピトルホテル 東急】ペアランチ券16,000円相当/1名
シンボルロゴキャンペーン参加店商品/4名
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【観光×Instagram写真投稿キャンペーン!】

観光・地域活性に写真コンテンツにInstagramを活用するのは王道になりつつありますが、どのように写真投稿のハードルを下げるか、ターゲットや被写体をフォーカスするのか、など様々なポイントがあります。

今回のキャンペーンは「千代田のさくらまつり」の開催にあわせ、さくら部門とグルメ部門の2テーマに分け、「#いいとこ千代田 」をつけてInstagramに写真を投稿するというもの。元々投稿数の多いテーマのため撮影してくれる人も多く、たくさんの投稿が集まっています。

【イベントでもデジタルを活用!】

特設サイト内では、デジタルマップ「さくらまつり 早わかりマップ」を公開。イベント会場や店頭などでは、シンボルロゴポスターやステッカーを掲示する各参加店舗の情報を発信する「シンボルロゴキャンペーン」の実施や、混雑緩和のためAIカメラを用いたリアルタイムでの混雑状況発信など、イベントでもデジタルを活用した工夫が随所に盛り込まれています。

こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

【動画で解説!】こんなとこにも!春の千代田、いいとこ投稿キャンペーン

意外とすごいぞ高松 人気のインフルエンサーが「意外とすごいぞ高松」の動画を発信!

キャンペーン概要インフルエンサーによるSNS等での情報発信とSNSを活用したプレゼントキャンペーン
インセンティブ高松の意外とすごいところを投稿すると航空券や名産品を抽選でプレゼント
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【インフルエンサ―の動画で旅する気持ちを後押し!】

香川県高松市に対する知名度向上と旅行意欲の掘り起こしを目的に、Z世代をターゲットとした観光プロモーションです。

観光デジタルプロモーションは、「旅行先の写真にハッシュタグをつけて投稿する」「スタンプラリーに参加した人にインセンティブを与える」といったものが定番ですが、どちらも旅行先での行動が必要で、出かけたいという気持ちを後押しする効果が弱めでした。

その点、本キャンペーンではインフルエンサーの旅動画を配信。旅行の疑似体験をさせ、真似したいと思わせることで、旅行意欲を沸かせることを狙っています。

【観光キャンペーンは地元の人を巻き込もう!】

高松市の「意外とすごい」と思うところを、「#意外とすごいぞ高松」をつけてInstagramとXに投稿する企画もあります。旅行者だけでなく、地元の人が高松の良いところを投稿できる仕組みになっているのが注目ポイント。

この事例のように、観光プロモーションは地元の人がその土地の良さをアピールできるような形になっていたほうがより効果が期待できます。地元の人が知っている穴場を紹介できるため、メジャーな観光地を訪れた人が、穴場目的でリピーターになる可能性を高めてくれます。

【動画で解説!】意外とすごいぞ高松 人気のインフルエンサーが「意外とすごいぞ高松」の動画を発信!

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/2/5-2/9

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