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「UGC」に関連するキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 13ページめ

ユーザー生成コンテンツに繋げるキャンペーン事例を紹介しております。ハッシュタグ投稿や引用リポスト、写真投稿など、ユーザー同士の共感・拡散を図るために取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

#みんなで創るじゃがりこ2021|カルビー

#みんなで創るじゃがりこ2021

キャンペーン概要

あなたが食べたいじゃがりこが販売される?!投稿や投票への参加でプレゼントが当たるというTwitterで参加するキャンペーンです。

キャンペーン考察

ユーザーからアイデアを募集して、味、パッケージ、キャッチコピーを決めていくスタイルです。カルビーのフルグラが今年から30周年を記念して味、パッケージデザイン、キャッチコピーを募集し、既にキャッチコピー募集まで到達しており横展開でじゃがりこにも適応する形です。


週間キャンペーン事例と考察でもフルグラのキャンペーンを紹介しましたが、思うところは味の投稿をしてもらいクライアント側で選定して投票という流れなので変な味に決定することはなく、アイデアを工場側で試した上で店頭には最低限出せるだろうというものを選定するでしょう。投票数が多い=食べてみたいと思う人が多いということなのでダイレクトにファンが欲しがるものなのです。味が決まればパッケージデザインですが全国のデザイナーがこぞって参加しているんですね。コンペ形式かつノーギャラで投稿されるわけです。最終的には納品データに起こす必要があったり、撮影したり作業はかかりますが、一からデザイン会社に発注してあれやこれややって納品となるよりは費用面で抑えられそうです。キャッチコピーにも同じことが言えます。もちろんそれに係る著作権を、賞品を対価として、今回ならば800gのフルグラ6袋を対価としてカルビー(株)に譲渡し、帰属させることに同意するものとします。自分が考えた完璧パッケージデザインが選ばれた!と喜ぶことはできますし、それをツイートしても大丈夫だとは思うのですがポートフォリオとして公開するのは難しいかもしれません。


Wチャンスとして投稿数によって当選確率の上がるプレゼントキャンペーンもあります。ポイントは他人のものも見ることができる仕様のようです。
アンケートを取って市場調査し、店頭調査をし商品開発をしていくというのが常だったのですが、SNSマーケでダイレクトにユーザーの声を聞いてそれをそのまま商品に反映していくことができるし、大きくキャンペーンにしてしまうことで盛り上がりも見せていけるいいやり方ではないでしょうか。既にファンが居る商品ならどこでもできるスタイルなので積極的にパクっていきましょう。

 

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

交渉人Xとボディメンテを勝ち取れキャンペーン|大塚製薬

交渉人Xとボディメンテを勝ち取れキャンペーン

キャンペーン概要

Twitterをフォローアンドリツイートでその場でボディメンテが当たるチャンスが到来します。当落に関係なく交渉ミッションに挑戦でき、クリアすると抽選でボディメンテを1本、交渉成立すると抽選で1ケースがプレゼンされます。

キャンペーン考察

合計20万100名に当たるというサンプリングキャンペーンです。交渉人というキーワードでストーリ展開しています。まずフォローアンドリツイートのインスタントウィンで8万名様に当たるということはほぼあたりのクーポンが貰えるということでしょう。

その後交渉ミッションが出てきます。ビジネスマンは交渉の連続でカラダが資本だからボディメンテを飲もう!というストーリーです。交渉がクリアできた際にはあなたがどんなタイプの交渉人なのかの診断もあるようで、誰に交渉するかも選べるようです。1(フォローアンドリツイートのインスタントウィン)と2(交渉ミッションにクリア)で重複当選はないということはインスタントウィンで当選した人は交渉しなくなってしまいます。それを防ぐために後日抽選もあるということでしょう。

リプライからLPに飛び交渉診断コンテンツに行くとという感じです。別のLPに飛ばすと離脱してしまうという課題があるのでしょうか。ボタンをTwitterのようにすることでTwitter内で遷移しているように見せています。交渉結果をツイートするとメンションに反応して抽選が走り当選結果がDMで飛ぶという仕組みです。インスタントウィンと診断コンテンツを交渉人というキーワードでつなげた上で、リツイート拡散とUGCどちらもうまいこと成立させているサンプリングキャンペーンです。Twitterから別LPに飛ばす際離脱してしまうのをいい形で防いでいます。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

ピザぽピーポー ピザポテト|カルビー

ピザぽピーポー ピザポテト

キャンペーン概要

リニューアル記念として推しピザポテトをTwitterで投稿する他、クイズや投票などのTwitterを活用したキャンペーンを行っています。

キャンペーン考察

「チップスに向けてピザポ砲を撃て」と出てくるどういうことかよく分からないがインパクトのあるMVがあります。その下にリニューアル記念キャンペーンを行っており、第一弾が推しピザポテト投稿というUGC Twitter投稿キャンペーンです。ホームページにはピザポテトのヒストリーを紹介するページがあり、30年も続く商品であることが分かります。そこから推しピザポテトを探すこともできます。

キャンペーン投稿ではカンバセーショナルカードを活用し、限定で売られている4種の味をハッシュタグ投稿できるようになっています。第二弾はカンバセーショナルカードでのクイズキャンペーン、第三段もカンバセーショナルカードを使った投票キャンペーンのようです。

気になったのは常設コンテンツである「チップスに向けてピザポ砲を当ててピザぽピーポーを量産せよ」というゲームです。ゲームを終えると当てた枚数が表示されてツイートできるようになるという仕組みです。ピザぽピーポーはピザポテトが好きな人達ではなく、この飛んできたチップスがピザぽピーポーということなのでしょう。MVにもあることから一押しのコンテンツであり、ゲームを取り入れることでのファン作りは正しいと思うのですが、ストーリーが理解しづらいシュールなシューティングゲームであり考察が非常に難しいです。考察に於いてどのような気持ちで提案者やエンドクライアントがコンテンツを制作していくのかを考えるのですが、ここまで考察が難しかったのは初めてです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

みんなの元気がつながる広告キャンペーン丨オロナミンC丨大塚製薬


みんなの元気がつながる広告キャンペーン丨オロナミンC丨大塚製薬

キャンペーン概要

Twitterに音や画をハッシュタグ投稿するとその素材でスペシャルムービーを制作できるキャンペーンです。

キャンペーン考察

キャンペーン名に広告という文字があるのは珍しいですね。今年の1月ごろになにげないツイートで要望を募集した際にたくさんのアイデアが合ったそうです。その中にみんなの投稿を合体させてスペシャルムービーを作ろう、というアイデアが合ったかどうかは定かではないのですが、ファンがたくさんいるんだなあという中の人の感動と、これだけいればハードルが高いと言われている投稿キャンペーンも成立するのではないか、と考えたんでしょうね。
テキストを送るのではなく音と画を募集しているのが特徴的で、テキストではないため投稿する手間と心理的ハードルは上がりますが、先程言ったとおりたくさんのファンがいると確信しているためちゃんと集まるのでしょう。音というのはあまり見たことがなく、オロナミンCを叩いてみた、しゃべってみたとかそういったことでもOKです。Twitterの音声投稿はスマホならできますので、そういった仕組みをキャンペーンに取り入れてます。動画やイラストも可能で、そちらはハッシュタグが異なる仕様です。
インセンティブはそれらを合体させて最終的にはオリジナルムービーを作成するという、なにかモノがもらえるわけではないですが、たくさんの投稿がされているのはファンが本当にたくさんいるということの証です。
キャンペーンスタートの7.3がオロナミンCの日だったわけですが、Twitterの音声配信サービスであるスペースを活用するなど音声をうまく使ってファンコミュニケーションを行っています。中の人の投稿を見てもファンに向き合っている姿勢がプレゼントなしでも投稿を集められるという、普段からの努力の賜物といえるキャンペーンです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/10-7/16

パーソル×note「#私らしいはたらき方」投稿コンテスト


パーソル×note「#私らしいはたらき方」投稿コンテスト

キャンペーン概要

パーソルのnoteアカウントをフォロー、ハッシュタグに「#私らしいはたらき方」を設定してnoteに記事を投稿。 9月下旬にグランプリを発表するキャンペーンです。

キャンペーン考察

最近noteでのコンテストキャンペーンが増えてきたのでピックアップしました。「パナソニック」が#スポーツがくれたもの 投稿コンテストを行っていたり、「カルビーかっぱえびせん」ではやめられないとまらない話をかっぱえびせんの日こと8.10に行っていたり、ハッシュタグ投稿させることで参加となるキャンペーンです。 Twitterでいえばハッシュタグ大喜利キャンペーンですが、noteの場合制限なく文章をかけるので、ハードルも高いですがTwitterとはぜんぜん違うUGCになります
noteはクリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿できるサービスで、文章を読んだり書いたりするのが好きな人達が多くいるため、商品の宣伝や直接的なPRには使いづらいですが、企業のミッション・ビジョン伝達やブランド価値向上などには向いてます。パーソルの例でいうと「はたらいて、笑おう」という会社のビジョンを伝えるために、はたらき方の多様性をみんなで考えてもらうべく「#私らしいはたらき方 」をテーマに投稿してもらう形になっています。会社のあり方とか思想を伝えるにはTwitterでは文字数が短すぎてストーリーが紡ぎにくいですし、自社サイトやメディアなどで発信していっても元々興味のある人でないと見てくれません。なので文章好きの月間アクティブユーザーが6300万人、登録者数260万人が集まるnoteを活用しているというわけです。
note投稿コンテストは広告メニューなのでだれでもハッシュタグを作れるわけではありません。結構な費用がかかるので、大きめの会社が企業ブランド価値向上のために利用するのが一般的です。以前はコンテストの発表時にnoteプレイスという場所でイベントも行っていたそうです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/3-7/9