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「人気投票 / 総選挙」の仕組みを活用したキャンペーン【最新事例まとめ】 10ページめ

人気投票や総選挙の仕組みを活用したキャンペーン事例を紹介します。WEBサイト上のコンテンツだけでなく、X(Twitter)のカンバセーションボタンを活用したものや、InstagramのDM上でのbot返信を活用したものなどを解説していきます。

インディーズ土産 全国デビューへの道 | メルカリ


インディーズ土産 全国デビューへの道 | メルカリ

キャンペーン概要

全力で推せるインディーズ土産に投票して、全国デビューを応援するキャンペーンです。

キャンペーン考察

流行りの70年代的デザインですね。押し土産に投票して全国デビューを応援しようということで、投票キャンペーンなんでしょうが、インディーズ土産ってのが新しいパワーワードですね。制作はカヤックということで可愛いデザインになってます。
メルカリが行っているローカルの魅力を発掘するローカルミツケテPROJECTの一環で、地域の名産品をメルカリ内で購入できる物産展を行っていたりするわけですが、それの厳選投票キャンペーンってことですね。 選ばれし一位の土産にはWEBCMを作っていただけると。
楽曲はFrascoってことでカヤック寄りな人選です。 最近のラインキングが流れていたりするわけですが、エントリーがどういう物があるかというと、ホームアップ、牛乳瓶生うにと、さすがインディーズ土産、全く知らないですね。
仕組みとしては投票と推しを広めることTwitterシェアが分かれています。Twitterシェアを投票とすることが多い昨今ですが、投票したいと思う気持ちとさらに誰かに教えたい気持ちって違うと思うので、分けてあるのは非常にいいと思います。投票は何個でもできるけど、何度もはできない、セッションで管理しているのかな。不正はゆるく防いでいる形になってます。 Twitterでシェアしてくれた方のみ応募対象となっており、投票はハードルを低く、シェアはハードルが高いのでプレゼントで釣る、とまずは投票していただける人数を増やしたいというのがちゃんと現れてる施策です
知らないものを楽しく見せているので、こんなものもあるんだーというユーザー体験が得られるのは素晴らしいですね。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/8/7-8/13

第21回発毛日本一コンテスト | 薄毛対策の発毛専門リーブ21


第21回発毛日本一コンテスト | 薄毛対策の発毛専門リーブ21

キャンペーン概要

はげかけたおじさんの中から発毛一位を予想して投票する。その方が優勝すれば上限100万円までのほしいモノ・コトをプレゼント

キャンペーン考察

発毛日本一ってことはまだ剥げてる人たちがこの投票するボタンを押すとズラーっと並ぶということです。なかなかインパクトがあります。押したくない。
インセンティブは豪華で一位予想しなくてはいけないから、このハゲかけのおじさんは今後伸びるって考えなきゃいけないってことで。リーブ21賞も21回記念賞も一位当てに行かなきゃいけない。当てさえすればシャンプーは必ずもらえるから、伸びしろがあるハゲかけのおじさんを見つけるコツを探さなきゃいけない。といった面白さがあります。体験プランやクーポンは誰でももらえるのか。これはいつも配っているものだろうからインセンティブというよりはバラマキですな。
投票するボタンを押すと思った以上に多い。これはすでに発毛を受けてビフォアアフターから選ぶってことですね。伸びしろを想像するわけではなく結果論でいいと。そうなると増量したかどうか、若ハゲ、女性ってとことが印象強くなりますな。いろんな状況の方々がいらっしゃる中共感する人をみつけると自分ごと化させられ、安心を生む投票キャンペーンとなっています

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/31-8/6

夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳

夏の豆乳頂上決戦のキャンペーン画像
夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳

キャンペーン概要

夏豆乳の楽しみ方をTwitterのカンバセーショナルカードもしくはInstagramの投稿をいいねすることで投票し、応募完了となります。
夏の豆乳頂上決戦のキャンペーン画像

キャンペーン考察

豆乳を凍らせてアイスにするか、豆乳でプリンを作るか、コーヒーで割るか、豆乳の味ではなく食べ方で投票させるキャンペーンとなっています。中間発表がすでに出ており、凍らせて食べる豆乳アイスが人気の模様です。 昨年もこのキャンペーンは行われており、アイスVSプリンでアイスが勝ったそうです。今年はそこにソイカフェが加わっています。
投票数がリアルタイムで見れる他、 おそ松さんコラボ、アイス・ソイカフェ・プリンの作り方があったり、その他レシピ紹介があったりと盛りだくさんです。
投票方法はTwitterでのカンバセーショナルカードからハッシュタグ投票で、これが最近の王道投票形式となっています。Instagramは結構珍しく、いいねを押して貰う形です。3つ投稿が並んでいて、TOP固定ができないためキャンペーン期間中は別の投稿ができなくなりますが面白い形ですね。投稿もかわいいし分かりやすいため、Instagramに載せてもブランド価値が下がらないです。
アイスなら子供と一緒に凍らせる遊び要素があり、プリンなら親が作って出してあげるデザート、ソイカフェなら親が飲むという視点、食べ方でターゲットが変わるというのを出すためにあえて写真投稿キャンペーンにしてないと見ています。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30

#みんなで創るじゃがりこ2021|カルビー

#みんなで創るじゃがりこ2021

キャンペーン概要

あなたが食べたいじゃがりこが販売される?!投稿や投票への参加でプレゼントが当たるというTwitterで参加するキャンペーンです。

キャンペーン考察

ユーザーからアイデアを募集して、味、パッケージ、キャッチコピーを決めていくスタイルです。カルビーのフルグラが今年から30周年を記念して味、パッケージデザイン、キャッチコピーを募集し、既にキャッチコピー募集まで到達しており横展開でじゃがりこにも適応する形です。


週間キャンペーン事例と考察でもフルグラのキャンペーンを紹介しましたが、思うところは味の投稿をしてもらいクライアント側で選定して投票という流れなので変な味に決定することはなく、アイデアを工場側で試した上で店頭には最低限出せるだろうというものを選定するでしょう。投票数が多い=食べてみたいと思う人が多いということなのでダイレクトにファンが欲しがるものなのです。味が決まればパッケージデザインですが全国のデザイナーがこぞって参加しているんですね。コンペ形式かつノーギャラで投稿されるわけです。最終的には納品データに起こす必要があったり、撮影したり作業はかかりますが、一からデザイン会社に発注してあれやこれややって納品となるよりは費用面で抑えられそうです。キャッチコピーにも同じことが言えます。もちろんそれに係る著作権を、賞品を対価として、今回ならば800gのフルグラ6袋を対価としてカルビー(株)に譲渡し、帰属させることに同意するものとします。自分が考えた完璧パッケージデザインが選ばれた!と喜ぶことはできますし、それをツイートしても大丈夫だとは思うのですがポートフォリオとして公開するのは難しいかもしれません。


Wチャンスとして投稿数によって当選確率の上がるプレゼントキャンペーンもあります。ポイントは他人のものも見ることができる仕様のようです。
アンケートを取って市場調査し、店頭調査をし商品開発をしていくというのが常だったのですが、SNSマーケでダイレクトにユーザーの声を聞いてそれをそのまま商品に反映していくことができるし、大きくキャンペーンにしてしまうことで盛り上がりも見せていけるいいやり方ではないでしょうか。既にファンが居る商品ならどこでもできるスタイルなので積極的にパクっていきましょう。

 

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

ピザぽピーポー ピザポテト|カルビー

ピザぽピーポー ピザポテト

キャンペーン概要

リニューアル記念として推しピザポテトをTwitterで投稿する他、クイズや投票などのTwitterを活用したキャンペーンを行っています。

キャンペーン考察

「チップスに向けてピザポ砲を撃て」と出てくるどういうことかよく分からないがインパクトのあるMVがあります。その下にリニューアル記念キャンペーンを行っており、第一弾が推しピザポテト投稿というUGC Twitter投稿キャンペーンです。ホームページにはピザポテトのヒストリーを紹介するページがあり、30年も続く商品であることが分かります。そこから推しピザポテトを探すこともできます。

キャンペーン投稿ではカンバセーショナルカードを活用し、限定で売られている4種の味をハッシュタグ投稿できるようになっています。第二弾はカンバセーショナルカードでのクイズキャンペーン、第三段もカンバセーショナルカードを使った投票キャンペーンのようです。

気になったのは常設コンテンツである「チップスに向けてピザポ砲を当ててピザぽピーポーを量産せよ」というゲームです。ゲームを終えると当てた枚数が表示されてツイートできるようになるという仕組みです。ピザぽピーポーはピザポテトが好きな人達ではなく、この飛んできたチップスがピザぽピーポーということなのでしょう。MVにもあることから一押しのコンテンツであり、ゲームを取り入れることでのファン作りは正しいと思うのですが、ストーリーが理解しづらいシュールなシューティングゲームであり考察が非常に難しいです。考察に於いてどのような気持ちで提案者やエンドクライアントがコンテンツを制作していくのかを考えるのですが、ここまで考察が難しかったのは初めてです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23