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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/10/9-10/15
更新日:2022.10.19 (公開日:2021/10/22)
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2021年10月第2週は5個!
家飲みの常連さん|檸檬堂(れもんどう)|こだわりレモンサワー
キャンペーン概要
内容:
スマートフォンサイトからバーコードを読み込むボタンを押し、商品のバーコードを読むことで一日一回はんこを貯められます。はんこが溜まったら応募可能なキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
マストバイのような内容ですが購買証明はなく、商品についているJANコードをWEBカメラで読み込むという仕組みになっています。毎日一回JANコードを読み込むとはんこを集めることができて、5個で一回応募が可能になって裏レモンセットが当たるようです。鬼レモンホームランサイズことロング缶を読み込むとはんこが鬼はんこになるって感じですね。
マイページから「バーコードを読み取る」ボタンよりカメラを起動しJANコードを写す。鬼レモンロング缶をゆったり飲めると表現していて、量が多いをゆったりと謳っているんだろうけど、鬼レモン9%のロング缶だからゆったりとした世界ではないような気がします。 マイページは一旦セッションで管理していて、同ブラウザならはんこは保存されるんだけど、セッションが切れちゃうとはんこもなくなってしまうので、本気ではんこを集めていきたい人にはTwitterログインを推奨していますね。
まずはバーコードって珍しいからやってみようというライト層に体感してもらうために、ソーシャルログインを先に持ってこないでもっとやってみたいと思う人だけソーシャルログインをさせるってのはいいかもしれません。マストバイと違ってデータが無くなったみたいなクレームが起きにくいだろうから、この設計ができるわけですね。はんこなくなったっていう人も出てきそうだけど。 またTwitterでもフォロリツやっているのでそちらで拡散、はんこは毎日ブランド想起と購買という流れになっています。
バーコードで毎日ブランド想起というのがちょっとづつ出てきましたね。いろんな種類の味があるような商品であればコレクション的なこともできそうです。バーコードリーダーはjsでできるので、結構かんたんに実装できるのも強みですね。
スマートフォンキャプチャ
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食品ロス0学園「岡山県下一斉テスト」-岡山県
キャンペーン概要
内容:
食品ロス理解度をチェックできるテストを受けて全問正解すると自分の名前が入ったデジタル合格証がもらえるキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
岡山県が行っている食品ロス削減を啓蒙するデジタルプロモーション。元ブルゾンちえみこと藤原史織さんをメインに据えて、3人の教師に扮していろいろな強化を教えてもらえるというストーリーになっています。あんまり芸能活動はしていないはずだけど、岡山出身らしいので、地元の仕事はしていく感じなのでしょうか。
オンライン授業動画にはインタラクティブ動画を活用していて、URLからするとパロニムのTigライブを活用しているみたいです。授業に答えながら進めていくことができて、年齢や性別によって問題が変わるのでしょうか。そこまでインタラクティブにしていないかもしれませんが、アンケートを取りながら動画視聴を促したり、普段Youtubeとかで流される動画と違う形になるから気になってみてしまうかもです。
インタラクティブ動画はこういった分岐はもちろん、動画内検索ができたり、動画内の演者が着ている服が買えるなどできることが増えてきています。商品を云々するのももちろんだし、例えば会社説明とかにも活用されていくものだと思いますね。少し値段がネックではありますが。
そして授業を受けたら、テストがあります。ここも適当にテキストの問題が出るかと思いきや、ちゃんとデザインされていて、さらに制限時間まで組み込まれています。全体的にちゃんとしてますよね。結果をみて勉強し、二回目には満点取れるだろうから満点取得すると名前入のデジタル合格証と、フォーム入力をすることでmottECOっていう食べ残し持ち帰りがもらえるらしいです。
啓蒙コンテンツって固くなりがちだから、妙に情報が多くなって結果わかりにくいってことが多いんだけど、ストーリーがシンプルかつクリエイティブのちからで参加しやすく勉強しやすくなっている好例です。
スマートフォンキャプチャ
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紙アプリうごくスタンプ | ミキハウス 50周年記念サイト
キャンペーン概要
内容:
絵をスマホで撮影してアップしオリジナルのメッセージをセットしたらGIFアニメーションが完成。 スマホに保存して、LINEなどのSNSでメッセージとして送ることができるキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
ミキハウス50周年記念サイトの中でのデジタルプロモーション。これまでの歴史やミキハウスのこれから、フォトコンテストキャンペーンの結果発表などのコンテンツが詰まっている中、オリジナルスタンプが作れるようです。
ミキハウスとして子供が楽しい、家族間で共有できる何かを提供したいってことで子供が描いた絵が動き出したら描いた本人は楽しいし、それを例えばおじいちゃんおばあちゃんに送ったら喜んでもらえるだろうというストーリーになっている。そのうえでただ描いた絵が送りたいならそのまま写真で送ればいいと思うのだけれど、それをアニメーションしてくれてメッセージを合成できるってところがサービスとしていいところ。公式のLINE Creators Studioを使えば近しいことができそうだけど、審査は必要だしLINEでしかつかえないというデメリットもあるからダウンロードできる点も魅力ありそうです。
特設ページでは誰かが描いたイラストたちが歩き回ってますね。これをダウンロードすることもできる模様。 URLを見る限りなにかキャンペーンソリューションを使ってガワだけ変えて作っている感じじゃなく、マイクロソフトのサーバーで動かしてますってURLなので開発してそうですね。結構な工数がかかっているような気がします。
ミキハウスは少々高級なので家族のソーシャルディスタンスなコミュニケーションを生むことで孫を思い出させ、洋服を買ってもらうというプロモーションストーリーが見えます。
スマートフォンキャプチャ
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おばけが動き出す!?プッチンプリンにスマホをかざして遊ぼう|グリコ
キャンペーン概要
内容:
パッケージにスマホをかざしてタップすると可愛いおばけが出現し、商品によっておばけが変わるキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
ハロウィン×WEBARパッケージですね。なにかシェアしたらプレゼントがあるとかでもないシンプルなデジタルプロモーションなのですが相性抜群だなということでご紹介します。WEBARが標準化されてきて、パッケージARが本当に増えてきてますよね。それもこれも8thwallというWebARを簡単に実装できるプラットフォームがあって、無料版でも画面をタップしたところに3Dキャラクターを移動させることができ、その場所に3Dの木を生やしたり、モノを投げることができます。歩きながらARの世界を体験することもでき、例えば3Dキャラクターに近づいたり、遠ざかったり、背面に歩いて回れるなどできるのですよ。
導入がかんたんでマーカーをパッケージにしてしまえば別途印刷コストもかからないわけで印刷会社のセールスプロモーションの方は提案し放題なわけです。 とはいえじゃあ何を出現させるのってところがネックになって、アーティストやアニメなどのコラボならそのコンテンツが出現して一緒に写真が取れるなんてのもできますが、なにも無いと困る。ということでハロウィンですよ。その商品にあったハロウィン的なキャラクターやもし商品にキャラが居ればハロウィンコスプレ的なものでいいわけです。それで行くとクリスマスなどもやりやすいですよね。
パッケージを活用したキャンペーンソリューションってARとバーコード、シリアルを入れてしまう、謎解きがついているなど色々あるので、どこかでまとめて解説しようと思います。
スマートフォンキャプチャ
おばけが動き出す!?プッチンプリンにスマホをかざして遊ぼう|グリコ を考察する動画
空前絶後のリモートワークに!エナジーONキャンペーン By Clorets|そのイキだ。Clorets (クロレッツ)
キャンペーン概要
内容:
Twitterでフォローしてキャンペーンツイートのお題に回答を選択しツイートすると後日抽選で応募完了です。
キャンペーン考察
発見ポイント:
とにかくサンシャイン池崎さんの顔がインパクトですよね。リモートワークという課題に対して、元気だしていこうってのがMVで伝わりつつ、ガムとエナジーってどんな関係性が?っていう疑問も持てるファーストビューになってます。リモートワークあるあるを味わい深い池崎さんのともに課題共感させつつ、マカ配合新商品を超ハイテンションで持ってくる流れになってます。
マカが入っているだけで健康促進目的ではありませんって入れなきゃいけないんですね。当然元気が出る!みたいな書き方をしてはいけないってのはわかるのですが、マカが入っているってだけで滋養強壮強そうってイメージが強すぎるから否定的なんでしょうか。マカに含まれているアルギニンとかはエナジードリンクで最近大抵入ってますが、そちらは記載ないのでマカが特別なのか、クロレッツが慎重なのか。
やる気が出る!だとだめだからやる気がYEEEEEEEAH!はいいですね。 キャンペーンの仕組みはいたってシンプル。お題とかかいてありますが、カンバセーショナルカードから4択選んでおしまいです。オートリプライもなく後日抽選でシステム的にはハッシュタグ収集のみなので、キャンペーン費用はお安く仕上がってます。
サンシャイン池崎さんのYoutubeチャンネル44万人を活用した企業案件で、インフルエンサー施策なんですよね。人気の数値化がかなりこなれてきて、さらにどの層に人気かってのも見れる時代なので、なにかアウトプットするにもターゲットを考えてやらないと無為になってしまう事例でした。
スマートフォンキャプチャ
空前絶後のリモートワークに!エナジーONキャンペーン By Clorets|そのイキだ。Clorets (クロレッツ) を考察する動画
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