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「X(Twitter)」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 30ページめ

拡散力の高いX(Twitter)を活用した特徴的なキャンペーン施策をご紹介。X(Twitter)のカンバセーションボタンの活用やアルゴリズムにあわせた具体的な手法、成功事例も解説します。

『スシロー × モンハン』 コラボキャンペーン|回転寿司 スシロー

『スシロー × モンハン』 コラボキャンペーン|回転寿司 スシロー
キャンペーン概要①コラボ限定メニューが楽しめる。②対象商品でコラボステッカー配布③フォトキャンペーン④Xフォロー&リポストキャンペーン⑤期間限定スペシャルコラボ店舗
インセンティブ①全14種のコラボピック付き②ステッカー裏面からキャンペーン参加でき、レイトウマグロ大剣リュックが当たる。③抽選でコラボTシャツと食事券が当たる。④抽選で食事券が当たる。
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【コラボメニューからインスタントウィンまで盛りだくさん!】

全国のスシローに実施中の「モンスターハンター」とのコラボキャンペーン。基本は店舗でのコラボメニューの展開や、対象商品を食べてステッカーがもらえるなど現場でのプロモーションがメインですが、うまくデジタルも活用しています。

そのうちの一つ「シリアルマストバイキャンペーン」は、対象商品の注文でもらえるステッカーの裏面のQRコードから参加できます。インスタントウィン形式になっており、「スシロー×モンスターハンター レイトウマグロ大剣リュック」が当たるバカパクインセンティブもポイント。こちらは、全長120皿分のサイズに対してペットボトル2本しか入らない仕様だそうです。

【全方向に対して無敵!】

このほかにも、コラボ限定Tシャツが当たる「スシローで100皿いこうぜ!フォトキャンペーン」も行っています。モンハンの魅力でもある「複数人で協力プレイ」を体現すべく、寿司皿を100皿積み上げた写真をハッシュタグ付きでXまたはInstagramに投稿するというもの。購買や来店に繋がり、話題になりそうな写真コンテンツがSNSに投稿されるという一石二鳥なキャンペーンです。

期間限定スペシャルコラボ店舗が登場したりと、基本現場でのコラボの中にスマホでのユーザー体験を上手く入れ込んでいます。店頭誘引、購買促進、認知拡大、全方向に対して無敵です。

『スシロー × モンハン』 コラボキャンペーン|回転寿司 スシロー
『スシロー × モンハン』 コラボキャンペーン|回転寿司 スシロー

【動画で解説!】『スシロー × モンハン』 コラボキャンペーン|回転寿司 スシロー

大人甘いカカオ60と何飲む? | グリコ

大人甘いカカオ60と何飲む? | グリコ
キャンペーン概要Xでフォロー&カンバセーションボタンからクイズに答えて投稿
インセンティブ500名に一箱分(190円)相当のデジタルギフトが当たる。
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【リカちゃんがコミュニケーションを取ってくれる!】

Xでグリコ公式アカウントをフォローして、クイズに答えて投稿すると応募完了する「大人甘いカカオ60と何飲む?」キャンペーンが開催中です。景品は、「ポッキーカカオ60%」1箱分相当のデジタルギフトで、落選した場合はランダムでリカちゃんのプリントシール風画像がもらえます。

例えば、縦型動画を活用したリカちゃん電話風動画でヒントを出し、リカちゃんとコミュニケーションを取っているよう演出。当落はリカちゃんからの返信風になっており、リカちゃん発信であるというところを強く推してます。

【キャラクターを上手く活用!】

また、本キャンペーンではXにて「コーヒーと一緒に食べた感想」も募集しています。期間中に投稿するとリカちゃんからお返事があるかもしれないというもので、良いUGC投稿をピックアップしてお返事風の引用リポストでコミュニケーションを演出するのではないでしょうか。

オートリプライを活用したXキャンペーンは費用的にも結構かかるため、キャラクターを使用した企画では上手く活用して広告費の最大化をはかる必要があります。

フローだけ見るとありがちなキャンペーンですが、リカちゃんとコミュニケーションが取れるというインセンティブで、細かい作りや言い回しに工夫することで拡散を狙っているようです。

【動画で解説!】大人甘いカカオ60と何飲む? | グリコ

『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ

『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ
キャンペーン概要SPECIAL GAMEロイドとヨルにエールを送ろうの結果をXにシェアすると抽選でプレゼントが当たる
インセンティブAmazonギフト券5000円 10名様
SPY×FAMILYグッズセット 5名様
iPad Pro 11インチ 1名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【UGCを促すティザー企画!】

『PUBG MOBILE』とTVアニメ『SPY×FAMILY』のコラボ開催に合わせて記念キャンペーンを実施中。『PUBG MOBILE』のコラボでは、スパイファミリーのキャラクタースキンや、コラボアイテムが獲得できるログインボーナスなど、企画が盛りだくさんです。

通常ゲームのコラボキャンペーンでは、ログイン率や課金率アップなど数字が出る施策が多く、あまり突飛なことはやらない印象ですが、当キャンペーンの「ロイドとヨルにエールを送ろう」というティザーコンテンツが認知拡大施策として面白い内容になっています。

【認知拡大させる施策が面白い!】

「ロイドとヨルにエールを送ろう」は、10秒間キャラクターをタップするとエールの合計値が溜まっていき、何回タップできたか結果をXにシェアすると抽選で豪華プレゼントが当たるというもの。

実際の投稿を見ていくとタップ回数がすごい方もいて、おもわず「いいね」を押してしまうユーザー間のコミュニケーションが狙えています。また、タップ回数によって表示されるキャラクターのOGPが変わるため、他にどんなものがあるか探す方も多いのではないでしょうか。よくあるリポスト企画よりUGCに対するエンゲージメントがあり、Xのアルゴリズムにも適している施策です。

このほかにも、WEBで体験できるコラボガチャのお試しや、リポスト&投稿キャンペーンなども行っています。

『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ
『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ

【動画で解説!】『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ

旅パ抜群ランド、ニュージーランド

旅パ抜群ランド、ニュージーランド
キャンペーン概要X公式アカウントをフォローしてクイズに答えると正解者から抽選でプレゼントが当たる。フォームアンケートに答えるとグランプリ賞品が抽選で当たる
インセンティブニュージーランドの魅力詰め合わせセット
「旅パ抜群ランド」を満喫するニュージーランド旅行(グランプリ賞品)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【旅パフォーマンスという新たな考え!】

旅パ抜群のニュージーランド政府観光局のプロモーション。旅パとは「コスパ」と「タイパ」にインスパイアされた「旅パフォーマンス」を略した造語で、一度の旅で、一生忘れることのない濃い体験と高い満足度が味わえるということだそう。

当プロモーションではリピート客はターゲットから外し、一見さんにフォーカス。時間的にも金額的にも何度も海外旅行に行く時代じゃないからこそ、一回行ったなら楽しみきりたいという需要において旅パフォーマンスという新たなシーンを想像しています。

【参加型SNSキャンペーン!】

ニュージーランドの魅力を紐解くXキャンペーン「旅パ・クエスト」では、ニュージーランドにゆかりのある上野樹里さんと佐野勇斗さんがキャンペーンアンバサダーとなり動画でクイズを出題しています。動画は二択クイズになっていて、いいねかリポストを選択して解答します。Xアルゴリズム的に考えるとコメントのほうが拡散できそうですが、参加ハードルが低めに設定できるこの形もいいと思います。

クイズの正解者の中から3名様にニュージーランドの魅力詰め合わせセットが当たり、正解不正解にかかわらずフォームアンケートに答えるとニュージーランド旅行が当たるダブルチャンスも用意されていました。

旅パ抜群ランド、ニュージーランド
旅パ抜群ランド、ニュージーランド

【動画で解説!】旅パ抜群ランド、ニュージーランド

2024年Filmora”卒業”大喜利コンテスト

2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト
キャンペーン概要AI画像生成で作成した画像に、さらに回答を作る大喜利コンテスト
インセンティブグランプリ デジコ 50,000円分準グランプリ デジコ 20,000円分Filmora賞 デジコ 1,000円分 + 1年ライセンス特別賞 デジコ 1,000円分
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【AI画像での大喜利!】

動画編集ソフト Wondershare Filmora(フィモーラ)に内蔵の『AI画像生成』機能で作成した画像を使った「卒業大喜利コンテスト」が開催されました。コンテストは「オリジナル画像部門」と「セレクト部門」の2つに分かれていて、応募は画像とともにお題に沿った一言を入れてXに投稿するというもの。

「セレクト部門」はあらかじめ用意されているAI画像に大喜利回答をつけるシンプルな大喜利。奇抜な画像はなく自由度が高い分、大喜利難易度も高い印象です。また「オリジナル画像部門」は、画像自体もFilmoreを使って自分で生成し、それに対して自ら大喜利回答を答えるというもの。

あまり突飛な画像を作ってしまうとかえって面白くないですし、逆に大喜利回答に合わせた画像を作って面白くするのもハードルが高いですが、そこにAI画像生成技術がアクセントとなり面白くしています。

【APIを使えばどこでも可能!】

コンテストは終了していて、結果発表ページもすでに公開されています。大喜利自体の難しさやFilmoreを持っている人と限られた範囲では、応募総数379件はなかなかいい数字ではないでしょうか。グランプリ画像などを見ていくと、大喜利回答から画像をどう生成するかの流れだったことが伺えます。

過去にAIで回答を寸評する大喜利企画もありましたが、AI画像での大喜利を通り越してAI画像で回答する大喜利は、APIを使えばどこでも可能なので、提案に滑り込ませることができるのではないでしょうか。

2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト
2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト

【動画で解説!】2024年Filmora”卒業”大喜利コンテスト