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「X(Twitter)」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 3ページめ

拡散力の高いX(Twitter)を活用した特徴的なキャンペーン施策をご紹介。X(Twitter)のカンバセーションボタンの活用やアルゴリズムにあわせた具体的な手法、成功事例も解説します。

お金の使い方タイプ診断キャンペーン│atone

お金の使い方タイプ診断キャンペーン│atone
キャンペーン概要X公式アカウントをフォローし、X内ブラウザで診断コンテンツを楽しむことができる。診断結果をシェアして応募完了
インセンティブBRUNO家電セットAppleWatchSE など 20名に当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【SNSシェアを誘う!】

株式会社ネットプロテクションズが提供する、クレジットカードや事前登録なしで利用できる後払い決済サービス「atone」による、Xのカスタムストーリーを使用した診断キャンペーンです。

診断コンテンツは、診断を通じて自分の好みやニーズに合った商品やサービスを知ることができ、自分の意外な一面や新たな興味関心を発見することで、結果をSNSにシェアしたくなるもの。

診断キャンペーンの魅力は、診断結果をシェアすることで、割引クーポンやインセンティブを渡すこともできるなど、SNSとの連携がしやすいというところです。

【カスタムストーリーでXだけで完結!】

こちらの診断キャンペーンは、Xアプリ内ブラウザを利用した、カスタムストーリーと呼ばれる外部サイト上で質問に回答したり選択肢を選んだりすることで、ユーザーごとに異なる結果が表示される対話型形式で作られています。

外部LPに飛んでいるのですが、Xの画面デザインに似せて作られており、ユーザーはXのアプリ内で操作しているような感覚で不安感なく楽しめます。

当然Xにシェアしやすくなりますし、Xのフォロワーも増え、LPもそこまで複雑ではないので予算も抑えられます。

カスタムストーリーはクイズ、診断、ゲームなど、さまざまな種類のコンテンツを行えて、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションを実現するための有効な手段となっています。

お金の使い方タイプ診断キャンペーン│atone
お金の使い方タイプ診断キャンペーン│atone

【動画で解説!】お金の使い方タイプ診断キャンペーン│atone

じゃが&じゃがキャンペーン|株式会社東ハト

じゃが&じゃがキャンペーン|株式会社東ハト
キャンペーン概要Xによるフォローリポストインスタントウィンでオートリプライを活用、またレシートマストバイキャンペーンを開催
インセンティブオリジナルQUOカード3,000円分 500名東ハト10種のお菓子 200名
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【面白いミスを狙った実況スタイル動画!】

東ハトの新商品「あみじゃが」と「ギザじゃが」に関する難読漢字が多く含まれた原稿を、お笑い芸人の狩野英孝さんが高速ナレーションにチャレンジする「EIKOのカミカミ神実況」のWEB動画をメインとしたキャンペーン。

「あみじゃが」は網目状の独特な形状、「ギザじゃが」はギザギザの形状が特徴で、その「かみごたえ」と、難読漢字が散りばめられた実況を「噛んでしまう」というブリッジになっています。

キャンペーンの仕組みはフォロー&リポスト、オートリプライインスタントウィン形式でキャンペーン認知を上げていて、着地としてレシートマストバイで購買を促す形になっています。

【認知拡大×マストバイ!】

本キャンペーンは1月初旬から3月末と期間が長くなっています。

マストバイキャンペーンは期間が長いことが多いですが、抽選までの時間が長く、その間にリピートしてもらう施策が欲しくなるもの。

またマストバイキャンペーンはキャンペーン認知が課題となりますが、今回はオートリプライインスタントウィンでキャンペーン認知をとっている中、序盤だけの開催となっているため、2月・3月と連続したXキャンペーンになっていればより効果が出そうです。

難読漢字を高速で読むというチャレンジで、「噛む」という面白いミスを狙った実況スタイルは、自然な口コミやSNSシェアを誘発しつつ、購買キャンペーンに落とし込んでいます。

じゃが&じゃがキャンペーン|株式会社東ハト
じゃが&じゃがキャンペーン|株式会社東ハト

【動画で解説!】じゃが&じゃがキャンペーン|株式会社東ハト

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社
キャンペーン概要やってみたかったフルーチェを作り、ハッシュタグをつけてXに投稿すると商品が当たるキャンペーン
インセンティブアデリアレトログラスセットしなこサイン入りチェキ+フルーチェ<イチゴ>
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【インフルエンサー活用でUGCを創出!】

様々な分野で活躍するインフルエンサーが、それぞれ「やってみたかったフルーチェ」を作り、Youtubeショートで公開しているインフルエンサー活用型キャンペーン。

インフルエンサーの得意分野やフォロワー層に合わせて、異なるターゲットに訴求しています。

例えば、しなこさんは若年層、双松桃子さんは料理好きな女性や主婦層、ゆうひなたチャンネルはファミリー層、syun cookingチャンネルは料理初心者や子どもと料理を楽しみたい層に向けて情報を発信できるわけです。

インフルエンサー活用は、広告だけではリーチしにくい層にも自然な形でアプローチが可能です。ファンと日常的に交流しているため、親近感や共感を通じて製品への好感度が高まり、リアルな感想が消費者の信頼を生み、購買行動につながりやすくなります。

【思わず作りたくなる!】

本キャンペーンは、自身の「やってみたかったフルーチェ」を作成し、その写真をXに「#やってみたかったフルーチェキャンペーン」を付けて投稿すると、抽選で賞品が当たるというもの。

同時に、ハウス食品公式Xアカウントをフォローし、対象の投稿をリポストすることで、フルーチェ7点セットが当たる、フォロー&リポストキャンペーンも開催。さらに拡散を目指しています。

インフルエンサーが「試している様子」を投稿することで、消費者の「試したい」「買いたい」という欲求を刺激しつつ、フォロワーがインフルエンサーを真似てUGCが生まれる流れを作ってます。

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社
やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

【動画で解説!】やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

お守りEVE|エスエス製薬株式会社

お守りEVE|エスエス製薬株式会社
キャンペーン概要メッセージ付きデジタルお守りを作成しXでシェアすることでお守り型ミニポーチキットが当たる
インセンティブ抽選で100名様に「EVE特製 お守り型ミニポーチ」が当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【大切な人にお守りを贈る!】

エスエス製薬の痛み止めEVEは、新生活や部活の大会など人生の節目・重要な場面で、急な頭痛や生理痛などの痛みによって集中力を削がれたり実力を出し切れなかったりせず、最大限に力を発揮してほしいというストーリーで、その思いを形にする施策として、大切な人にお守りを贈ることができるというシーンを作り出しています。

今キャンペーンは第三弾となり、第一弾では先着順にも関わらず約34万人超の応募が集まり、参加できなかった層にも口コミやSNS投稿を通じて話題が波及していました。

第二弾は部活で頑張る学生をサポートするというもので、100種類以上の部活動に応じたお守りデザインがあり、そこに応援の言葉などを入れることができるものでした。

【シェアするとお守り型ミニポーチが当たる!】

今回の「新生活応援キャンペーン」は、いくつかの質問に答えると基本デザイン10種類の中からおすすめの「柄」が自動提案され、複数のカラーバリエーションから色を選択して、最後にお守りに入れる文字(「〇〇守」の部分)を決めます。

文字は提案候補から選ぶだけでなく、自分で自由に好きな言葉を入れることも可能です。

完成したお守りをSNSに投稿すると「お守り型ミニポーチ」が抽選で当たります。

日本で古くから親しまれる「お守り」という文化的モチーフを用い、「大事な人の成功を祈って応援する」というストーリーにEVEブランドを結び付けた点は秀逸です。さらにお守りポーチにより「痛み止めを持ち歩く習慣」という新たな価値を提案しているのもすばらしいです。

お守りEVE|エスエス製薬株式会社
お守りEVE|エスエス製薬株式会社

【動画で解説!】お守りEVE|エスエス製薬株式会社

はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション

はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション
キャンペーン概要指定されたPDFに塗り絵をして写真に取りハッシュタグをつけてXまたはInstagramに投稿すると応募完了
インセンティブ#おいしそうde賞:25名様おいなりさん+味しみきざみあげ+オリジナルいなり寿司クッション+当社マスコットキャラクター「コン太」オリジナルまな板#アートde賞:25名様おいなりさん+味しみきざみあげ+当社マスコットキャラクター「コン太」オリジナルぬいぐるみ+当社マスコットキャラクター「コン太」オリジナルまな板
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【恵方巻きの次はいなり寿司!】

2025年2月11日の「初午いなりの日」を記念したキャンペーン。

「初午の日」は、711年(和銅4年)2月の最初の午の日に、京都の伏見稲荷大社に稲荷大神が降臨したとされることに由来していて、日本の伝統的な行事の一つとなり、2月最初の午の日に祝われるものです。

この日は、稲荷神社の祭りの日であり、商売繁盛・五穀豊穣を願う行事として「初午祭」が行われるようになり、全国各地の稲荷神社でお祭りが行われています。

稲荷神社の「稲荷(いなり)」は「稲がなる(実る)」からきており、稲荷神社のお供え物として、いなり寿司や油揚げが使われるようになったといわれています。

そこで、初午いなりの日にいなり寿司を食べる習慣を作ろうというのが、みすずコーポレーションの思惑です。

【グッズが当たるSNSコンテスト!】

キャンペーンはぬりえコンテストで、同社のキャラクター「コン太」のぬりえPDFをダウンロードし、色を塗って写真を取り、指定のハッシュタグを付けてSNSに投稿することで応募完了となるもの。

いなり寿司を食べるシーンを作りつつ、「コン太」というキャラクターを売り込みながら、子どもと一緒にぬりえを楽しもうという流れを作っています。

いなり寿司を子どもと一緒に作ったり、子どもと一緒に遊んだりすることで、家族での年間イベントとして恵方巻のように、いなり寿司を食べる日を定着させたいというマーケティング戦略です。

はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション
はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション

【動画で解説!】はつうまいなり ぬりえCONTEST|株式会社みすずコーポレーション