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「画像生成」コンテンツを活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

オリジナルパッケージやロゴを生成し、それを共有するといった画像生成に関わるX(旧twitter)やInstagram(インスタグラム)等の、Web、SNSのキャンペーン事例を紹介しております。

2024年Filmora”卒業”大喜利コンテスト

2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト
キャンペーン概要AI画像生成で作成した画像に、さらに回答を作る大喜利コンテスト
インセンティブグランプリ デジコ 50,000円分準グランプリ デジコ 20,000円分Filmora賞 デジコ 1,000円分 + 1年ライセンス特別賞 デジコ 1,000円分
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【AI画像での大喜利!】

動画編集ソフト Wondershare Filmora(フィモーラ)に内蔵の『AI画像生成』機能で作成した画像を使った「卒業大喜利コンテスト」が開催されました。コンテストは「オリジナル画像部門」と「セレクト部門」の2つに分かれていて、応募は画像とともにお題に沿った一言を入れてXに投稿するというもの。

「セレクト部門」はあらかじめ用意されているAI画像に大喜利回答をつけるシンプルな大喜利。奇抜な画像はなく自由度が高い分、大喜利難易度も高い印象です。また「オリジナル画像部門」は、画像自体もFilmoreを使って自分で生成し、それに対して自ら大喜利回答を答えるというもの。

あまり突飛な画像を作ってしまうとかえって面白くないですし、逆に大喜利回答に合わせた画像を作って面白くするのもハードルが高いですが、そこにAI画像生成技術がアクセントとなり面白くしています。

【APIを使えばどこでも可能!】

コンテストは終了していて、結果発表ページもすでに公開されています。大喜利自体の難しさやFilmoreを持っている人と限られた範囲では、応募総数379件はなかなかいい数字ではないでしょうか。グランプリ画像などを見ていくと、大喜利回答から画像をどう生成するかの流れだったことが伺えます。

過去にAIで回答を寸評する大喜利企画もありましたが、AI画像での大喜利を通り越してAI画像で回答する大喜利は、APIを使えばどこでも可能なので、提案に滑り込ませることができるのではないでしょうか。

2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト
2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト

【動画で解説!】2024年Filmora”卒業”大喜利コンテスト

ロックアイスの日2024

ロックアイスの日2024
キャンペーン概要SNSをフォローしLPから写真をアップロードするとロックアイスオリジナルパッケージが生成される
インセンティブロックアイスオリジナルパッケージ 100名様にプレゼント
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【王道画像生成キャンペーン!】

本キャンペーンは写真をアップするとオリジナルのパッケージを画像生成できるものです。抽選で100名様にそのオリジナルパッケージ版のロックアイスが当たります。

お気に入りの写真で作るデザインコンテストですが、XかInstagramをフォローして写真をアップロードすると画像生成され、それにハッシュタグをつけて投稿するというもの。画像生成キャンペーンでは王道スキームです。

【3Dでインパクト大!】

画像にはメッセージやスタンプを入れることが可能で、さらにその画像を3Dっぽく氷がパンパンに入った形にしてくれる高機能な仕様です。背景を変えて完成を押すと画像が生成されます。またパクツイ防止のためかIDも入っています。

完成した画像を保存し、下部ボタンからSNSに投稿すれば応募完了です。

単なる画像じゃなく3Dになることで、SNSに投稿した際にインパクトが出て、UGCとして盛り上がります。メッセージを添えて家族などに送るのも良いのではないでしょうか。

ロックアイスの日2024
ロックアイスの日2024

【動画で解説!】ロックアイスの日2024

EVE特製部活お守り型ミニポーチ手づくりキットプレゼントキャンペーン | エスエス製薬株式会社

EVE特製部活お守り型ミニポーチ手づくりキットプレゼントキャンペーン | エスエス製薬株式会社
キャンペーン概要部活ごとのオリジナルお守りを画像生成できる。Xに投稿すると応募完了
インセンティブEVE特製部活お守り型ミニポーチ手づくりキットが抽選で当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【頑張る部活生を応援!】

部活の試合や本番などの夢舞台に全力で挑戦する学生をターゲットに、急な痛みを我慢することなく力を出しきれるよう、部活お守り型ミニポーチキット​をインセンティブとした「お守りEVE」キャンペーンが行われています。

第一弾は2024年3月に行われていて、新生活に向け新しい一歩を踏み出す全ての人をターゲットに34.2万名の応募があり、大好評ということで第二弾が実施されました。

「デジタル部活お守り」を作ってシェアすることで、ミニポーチキットの抽選に応募できます。お守りなので仲間に贈るという祈願もできます。

【128種のデザインが見応えあり!】

「デジタル部活お守り」は学校名と128に渡る部活を選択するとそれに応じたデザインが生成され、色を変えることも可能です。お守りに部活への応援メッセージを入れると画像が生成されます。こちらは壁紙サイズでもダウンロード可能で、チームメンバーが一丸となって全員壁紙を揃えるなどもできるわけです。

また、「部活お守り折り紙」は誰でもダウンロードすることが可能なコンテンツとなっていて、部活ごとのお守りデザインは128種すべて見ることができます。それぞれ特徴を捉えた可愛いデザインになっていますので見ごたえがあります。

突然の痛みから開放できる薬として、それが本番や試合などで安心材料になるという商品訴求をうまくお守りというありふれたもので表現しています。

EVE特製部活お守り型ミニポーチ手づくりキットプレゼントキャンペーン | エスエス製薬株式会社
EVE特製部活お守り型ミニポーチ手づくりキットプレゼントキャンペーン | エスエス製薬株式会社

【動画で解説!】EVE特製部活お守り型ミニポーチ手づくりキットプレゼントキャンペーン | エスエス製薬株式会社

ネスカフェヒーローボトルキャンペーン | ネスレ日本株式会社

ネスカフェヒーローボトルキャンペーン | ネスレ日本株式会社
キャンペーン概要スマホ上でオリジナル詰め替えボトルデザインを作成できる
インセンティブXをフォロー&リポストでオリジナルデザインのヒーローボトルと「ゴールドブレンド つめかえパック」を100名様にプレゼント
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【組み合わせは199万通り!】

ネスカフェの「そのコーヒーは、あなたをちょっとだけヒーローにする。」というブランドメッセージを、多くの方が体験を通じてメッセージを自分事として楽しめるよう、自分だけの「ネスカフェ」詰め替え用オリジナルデザインボトルを作れるコンテンツを提供しています。

モーション グラフィックのmoi.さんが描くイラストを自由に選ぶだけで、合計199万通り以上の組み合わせで、ラベル画像を生成し、それを貼ることによって詰め替え用オリジナルデザインボトルが出来上がるというもの。生成された画像は3Dで商品と合成されたり、パラメータも生成されます。ダウンロードも可能ですので、壁紙にしたりSNSに投稿できます。

【店頭購入でもらえるチャンスも!】

Xではフォロー&リポストするとヒーローボトルが実際にもらえるキャンペーンも行っています。さらに作った画像をXに投稿すると当選確率がアップ。

また、実店舗ネスカフェ原宿で商品を購入するとヒーローボトルがもらえるマストバイキャンペーンや、全国のスーパーマーケットでデザインしたボトルを持ち帰ることのできるポップアップストアを展開しての店頭誘引など、様々な動きがあります。

詰め替えを行うことでサステナブルという正義とヒーローという軸で、とても誇らしいことをしているという印象付けに成功しています。

ネスカフェヒーローボトルキャンペーン | ネスレ日本株式会社
ネスカフェヒーローボトルキャンペーン | ネスレ日本株式会社

【動画で解説!】ネスカフェヒーローボトルキャンペーン | ネスレ日本株式会社

なりきりアスリートメーカー | au

なりきりアスリートメーカー | au
キャンペーン概要自分の好きなオリンピック競技を選び写真をアップロードすると、その競技をやっている姿がAIで生成される
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【日本代表の気分に!】

パリ2024オリンピック日本代表選手団「TEAM JAPAN」を応援する取り組みとして、KDDIがAIで自身の写真をアスリート風に加工するコンテンツを提供しました。コンテンツの内容は、パリ2024オリンピックで行われる全32種目から競技を選び、自分の写真を撮影するとAIがなりきりアスリート画像を生成するというもの。

また、東京と大阪で開催された「TEAM JAPAN」を一緒に応援する参加型イベントでは、「TEAM JAPAN」の裏側に関するイベント限定クイズや、「あなたもTEAM JAPANの一員に!?なりきりアスリートメーカー」を体験できる催しもありました。

【AI画像キャンペーンは提案しやすくなっている!】

生成された画像のダウンロード画面では、SNSシェアやURLコピーも可能です。またXでのハッシュタグ投稿一覧を見ることもできます。コンテンツ内容的にはFacebookやLINEでの投稿が多いように思われます。

Stable DifffusionやDALL-Eを活用したAI画像生成キャンペーンがたくさん出てくることにより、かなり洗練されているイメージです。価格もこなれて、変な画像を生成することも減ってきたので提案しやすくなっています。

なりきりアスリートメーカー | au
なりきりアスリートメーカー | au

【動画で解説!】なりきりアスリートメーカー | au