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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】 27ページめ

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

パピコ 食べ比べキャンペーン|グリコ

パピコ 食べ比べキャンペーン|グリコ

キャンペーン概要

2種類のパピコを購入して食べ比べ、どちらが好きかを投票しつつ感想をツイートします。その後、抽選で100名様にパピコもっと食べ比べセットをプレゼント。

キャンペーン考察

「あなたはどっち?」ということで、どちらのほうが強いのか、という対立構造を作りだしています。対決させることで盛り上がりを演出する、プロレスのプロモーションと似た、投票対決スキームです。 購入して食べ比べしてみようと謳っているキャンペーンはあまり見たことがありません。「どっちが好き?」と問いかけてしまうと「いつも食べてるこっちがいい!もう一つの方は食べたことがないけど」と偏ってしまいがちだからです。ですが、食べ比べてみてくださいという提案の形であれば、偏りもなくなりそうです。加えて、食べ比べたあとに発見があるようなストーリーにすると、食べ比べてみたい度数が上がりそうです。
また、感想を書くUGCキャンペーンにもなっていて、対決を軸に投票させ、投票と同時に口コミも広げるスキームです。ただ単に感想をツイートしてほしいということでハッシュタグキャンペーンを行っても、マンネリで参加者が増えませんその課題に対して、プロレス的な不要な戦いを作り上げることで盛り上げています

口コミや商品に対する意見を企業側は欲しています。その中で、ハッシュタグ投稿キャンペーンに代表されるUGCキャンペーンは、ニーズが高いです。しかし、検証ユーザーだらけになってしまったり、そもそもユーザー参加が少なかったりします。なので、ちょい足しアレンジが必要なのですが、それを各社考えています。

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週刊キャンペーンまとめBlog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/10-4/16

ALL-FREE休肝部キャンペーン特設ページ|サントリー オールフリー

ALL-FREE休肝部キャンペーン特設ページ|サントリー オールフリー

キャンペーン概要

公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ 「#オールフリー休肝部」「#休肝ご褒美キャンペーン」をつけて あなたの休肝ライフについてツイートします。インセンティブは抽選で現金5,000円が当たります。 また、投稿総数によって当選者数がアップ、さらには投稿回数によって当選確率がアップします 。

キャンペーン考察

休肝日は大事。だけど気が進まない。そんな今日は休肝日だとTwitterで宣言することで、みんなと共に乗り越えようというキャンペーンです。 基本的にはフォロー&ハッシュタグ投稿のUGCキャンペーンで、フリー記述の大喜利になっています。単なる大喜利だとユーザーも飽きているかもしれないということで、みんなの投稿総数によって当選者数がアップ、投稿回数によっても当選確率がアップします。これは、マンネリ化したハッシュタグ投稿にちょっとした工夫がされているということです
通常、ハッシュタグキャンペーンではTwitterの検索機能を使います。ですが、Twitterの検索は無料でできる代わりに、すべてのアカウントから拾うことができません。投稿回数などを調べる場合は、すべてのアカウントから正確に取得する必要があるので、投稿にメンションをつけているようです。 さらに、「WebARフォト」というブラウザでできるAR機能を使って、カメラを起動させ画像合成した写真を撮ることができます。
ハッシュタグ投稿キャンペーンで口コミ増加を狙う形として、WEBARフォトフレームは相性が良く幅広く活用できそうです。そのほかにも、「投稿回数」や「投稿総数」で競わせるような仕組みもマネできそうなので、ハッシュタグ投稿の促進につながるオススメの事例でした。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/10-4/16

踊ってみたを募集するのはハードルが高い!エディオンのハッシュタグ投稿キャンペーン

踊ってみたを募集するのはハードルが高い!エディオンのハッシュタグ投稿キャンペーン

キャンペーン概要

100満ボルトのTwitterもしくはInstagram公式アカウントをフォローする。「#100満ボルトダンス踊ってみた」のハッシュタグをつけて1分以内の動画を投稿。内容に問題がないことを確認できれば、応募完了。抽選で総額29万円のエディオンギフトが当たる。

キャンペーン考察

踊ってみたキャンペーンということで、踊っていただいた動画を投稿する内容になっています。エディオングループの100満ボルトという店名がついている店舗が100満ボルトテーマソングを作ってそのダンス動画公開しています。それに合わせたダンスを指定のハッシュタグつけて投稿していただくというようなキャンペーンです。
ダンスを踊って動画を投稿させるキャンペーンは年間だけでも色々出てきますがハードルは非常に高いです。なのでそのハードルをどれだけ下げられるかが大事になってきます。100満ボルトさんで行っているダンス動画公開と振り付けの解説、そしてスタッフが踊った参考事例をアップしており、インセンティブに15万円分のエディオンギフト券を出しています。 高額のギフト券を出すことによってメインビジュアルやTwitter に投稿させる文章のアテンションになります。それでもなお投稿数は伸び悩むところだと思います。なぜかというと単純に大変である上、お客様の多くはダンサーではないので、クオリティーも高くないダンスの動画をSNSにアップしたいとは思わないからです。元々100満ボルトが好きで近くにあってよく行くお客様であればもしかしたらやっていただけるかもしれませんが。
1番の課題は普段は行かないけどこんなキャンペーンがあったから行ってみたいと思わせることやダンス動画をどう広めていくかです。なのでダンスを踊らせて投稿させる方法ではやはり厳しいのではないかなと思います。 踊ってみた系にトライするのであればもっと簡単にするか子供に寄せる、プレゼントを厚くするなどしてハードルを下げる必要があります。踊ってみたが今存在しているのはTiktokくらいなので、時代に合わせたプラットフォーム選びが大切です

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FLOWERS BY NAKEDを活用した森永乳業のAR花見

FLOWERS BY NAKEDを活用した森永乳業のAR花見

キャンペーン概要

専用アプリをダウンロード。その後対象商品のマーカーを読み取るとARで桜の木が見れる。

キャンペーン考察

グラフィカルな桜の絵が描かれているメインビジュアルとなっています。 2021年の花見は緊急事態宣言が解除されたとはいえ倫理的に難しそうですが、そのような背景を逆手にとって AR を使った花見を森永乳業さんが行っています。森永乳業さんが出している商品のいくつかが桜バージョンになっていて、季節感を意識したキャンペーンです。この取り組みは2016年からNAKEDがやっている FLOWERS BY NAKED で、このご時世になって時代がようやく追いついてきたなと感じられます。それに加えて AR の写真動画を撮るキャンペーンも行っていて、#お花見 をつけて送ると森永乳業商品セットがもらえます。 応募期間が12日までのためもう終了しているのですが、どうせなら花見のシーズンまで継続した方がいいのではないかと思ってしまいます。
商品タグ+ARはマストバイ感もあり、ブランドイメージ向上も狙えて一石二鳥ですが、ただコストが高そうなイメージあるのでそこが課題だと思います。

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Twitterでもブランドイメージを壊さない!あなたの声で服らむロペピクニック

Twitterでもブランドイメージを壊さない!あなたの声で服らむロペピクニック

キャンペーン概要

ROPÉ PICNICの公式Instagramもしくは公式Twitterをフォロー。
あなたのキモチに、ハッシュタグ「#服らむプロジェクト」をつけて140文字以内で投稿。いいね!でクーポンGet!や抽選でLOOKBOOKのコーディネイトが当たる!

キャンペーン考察

春の新作コートクーポンがもらえるキャンペーンということでロペピクニックというおしゃれなファッションブランドが行なっているキャンペーンです。コロナ禍において、外に出る機会ってのは非常に少ない=おしゃれをする機会が少ない、おしゃれをしたいというユーザーの課題に応えるべく、ユーザーは「外に出ておしゃれをしたいという気持ちが膨らんでるだろう」というところと「服」をかけてキャンペーン名をつけています
どのような仕組みになっているか解説すると、まず InstagramかTwitter で気持ちを投稿し、その気持ちといいねを押すと可愛いバルーンが完成する仕組みになっています。気持ちをヒントにルックブックを披露と書いてあり、ルックブックはファッション業界だとカタログを意味しているそうです。つまり「気持ちをヒントにカタログを披露」ということになるのですが、その点に関してはもう少し説明が欲しいように感じました。 ハートマークにいいねを押すとクーポンが get でき、抽選でカタログについているコーディネートが10名様に当たります。
バルーンの膨らませ方は、 Twitter に投稿された ハッシュタグが入った投稿を収集しデータベースに入れ、その HTML の動きで加工して表示させています。この「バルーン」「風船」「膨らむ」という部分を動きで表現しているのが面白いですよね。外に出たいという気持ちが膨らんでいるんだよ膨らませてねっていうブランド側の思いが伝わってきます。ファッションなどブランドの価値を下げられないものはTwitterのみで完結させるハッシュタグ投稿キャンペーンはマッチしません。ブランドイメージをいかに壊さず口コミを広めるか、という点を表現の仕方で上手にコントロールできるという事例です。

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