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特徴的な動画キャンペーン【最新事例まとめ】 4ページめ

X(Twitter)やInstagramのアルゴリズムにあわせた動画視聴施策やWebサイトでの完全動画視聴が必須の施策など、特徴的な動画視聴キャンペーンをご紹介。クイズを掛け合わせたプレゼントキャンペーンなど参加したくなる動機づけも合わせて解説します。

男梅顔天下一決定戦|ノーベル製菓株式会社

男梅顔天下一決定戦|ノーベル製菓株式会社
キャンペーン概要年齢性別、プロアマ不問で男梅のキャラクタ顔真似を募集する
インセンティブ賞金100万円
使用 SNSWEB

キャンペーンのポイント

【2部門を設定したコンテストキャンペーン】

一心不乱に頂点を極める男梅のキャラクター「男梅蔵」にそっくりな顔を全国から発掘するキャンペーン。バカでインパクトがありますが、本気部門のインセンティブは賞金100万円にCM出演権と主催者側も本気なのが伝わります。

男梅像と見紛う男の顔は居るかということで、暑い内容とともに、「本気部門」と「なんでも部門」の2部門に応募できます。さすがに本気部門だけだとハードルが高すぎということで、なんでも部門というエフェクト加工などもアリなNODQ部門もあります。その中から選ばれし顔をこの期ユーザーによって投票し男の頂点を決める内容になっています。

【個性的なUGCキャンペーンならではの悩み】

キャラクターに近いものを写真撮影し、投票というスキームは色んなところで見かけますが、キャラクターにかなりの威力があるので面白い写真が集まることが容易に想像されます。ただキャラクターが強すぎるってのがハードルになってしまうこともしばしばで応募数が課題となりそうなので、なんでも部門はTwitterやInstagram投稿にしてキャンペーン認知拡大方面に振っても良さそうです。

他のUGCキャンペーンの事例はこちら

男梅顔天下一決定戦|ノーベル製菓株式会社

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男梅顔天下一決定戦|ノーベル製菓株式会社

【動画で解説!】男梅顔天下一決定戦|ノーベル製菓株式会社

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キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

アオゾラMOVIEメーカー|ジンビーム

アオゾラMOVIEメーカー|ジンビーム
キャンペーン概要ジムビームハイボール缶を購入し、缶に記載のQRコードから特設サイトにて写真を5つ選ぶと動画が生成されダウンロードできる
インセンティブオリジナル動画コンテンツ
使用 SNSWEB

キャンペーンのポイント

【ORANGE RANGEとのコラボソングを使った動画生成コンテンツ】

日本全国アオゾラハントというジンビームのデジタルプロモーションに並ぶコンテンツとして、ジムビームの缶からしか入れないQRコードより特設サイトに入れます。ORANGE RANGEとのコラボ動画を生成することができるコンテンツになっています。

缶に記載のQRコードから特設サイトに飛ぶと、5つまで写真をアップロードできて、そちらをアップすると動画生成可能です。動画生成中の待ち時間はORANGE RANGEの新曲開放カーニバルをYoutubeにて視聴できます。70秒ほど待つと動画が生成されダウンロード可能で、ダウンロードした動画はTikTokやInstagramに投稿されるよう導線が張られています。

【話題の動画生成コンテンツ】

ジムビームは2023年3月ごろにマッチョの動画を生成するデジタルプロモーションを行っていて、話題になりました。マッチョ動画はサーバーに動画を保持するような仕組みになっていて、動画をTwitterなどにシェアしやすい分、サーバー費がかかりそうでしたが、今回のORANGE RANGE動画生成はダウンロード制になっており、数日で消すようなプログラムになっているのではないかと推測できます。

動画生成コンテンツはサーバー費がかかるのがネックなので貯めずにダウンロードさせて、InstagramやTiktok,Youtube Shortsなど動画アップロードが強いプラットフォームに促すのが最適でしょう。

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アオゾラMOVIEメーカー|ジンビーム
アオゾラMOVIEメーカー|ジンビーム

【動画で解説!】アオゾラMOVIEメーカー|ジンビーム

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サマーシェイク、出た!丸亀シェイクうどん|丸亀製麺

サマーシェイク、出た!丸亀シェイクうどん|丸亀製麺
キャンペーン概要イベントリレーとして、41日間Twitterでのフォロー&リツイートキャンペーンや引用リツイートキャンペーン、Instagramのライブ配信などを行う
インセンティブオリジナルグッズ、シェイクうどん無料配布等
使用 SNSWEB、Twitter、Instagram

キャンペーンのポイント

【シェイクうどんの夏祭り!】

Z世代に対する見栄えと新しい食べ方を提案してプロモーションを行い、話題になっていましたシェイクうどん。この夏新しい味とともにサマーシェイクと称してデジタルプロモーションを行っています。

発売時はシェイクうどんダンスのCMとともに踊ってみた系TikTokキャンペーンでしたが、今回は41日間サマーシェイクうどんイベントリレーということで、デジタル・店頭含め様々なコンテンツを用意しているようです。発売時にはフォロリツで認知拡大し、その間にイベントなどを行い、その後クイズで商品の強みを訴求したり、感想を投稿させたり、ダンス踊ってみたもあるようです。ほとんどがTwitterを上でのコンテンツですが、ライブ配信にはInstagramを活用。

【リピーターを生むイベントリレー】

定期的に行っているフォロリツも同じ打ち出しではなく、発売記念、大抽選会、ワクワク縁日、大感謝祭と打ち出しを変えることによってユーザーの楽しみを増やしています。注目はキャンペーンの最後まで見据えた感想UGCキャンペーンで、口コミを促しています。

Twitterキャンペーンの連打で決して難しいことはしていないものの、イベントリレーとくくることによってリピーター施策になっています。

関連記事:【3大SNSを制すものは全てを制す】SNS運用担当者必見!それぞれの効果的な使い方

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サマーシェイク、出た!丸亀シェイクうどん|丸亀製麺
サマーシェイク、出た!丸亀シェイクうどん|丸亀製麺

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ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社

ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社
キャンペーン概要ハイチュウエフェクトを使って動画を撮影しTiktokに投稿した中から一名様の動画がNYタイムズスクエアで一日動画が流れる
インセンティブタイムズスクエアで一日動画が流れる
使用 SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【”アメリカンドリーム”で難しいキャンペーンを突破】

2008年からアメリカでの販売をしていたハイチュウが、苦戦を乗り越え2022年にハイチュウファンタジーミックスが全米CVS POSランキングキャンディ新商品部門一位になるという快挙を達成。

2023年日本凱旋デビュー記念としてデジタルプロモーションを行っています。商品展開もブルーハワイやレインボウシャーベットなど、実に甘そうなアメリカ向けラインナップ。

キャンペーンは3つ走っており、なんと中には鬼門とされているTikTokダンスキャンペーンが。とはいえアメリカの力を借りればダンスを踊って撮影して編集してTikTokに投稿するなんていうハードルはなんのその、ですし、ハイチュウエフェクトを用意していて、ハードルを下げています。

インセンティブはNYタイムズスクエアで動画が一日中流れるという、なかなかない経験をぶつけることで承認欲求をばっちり満たしてます。またインフルエンサーも多数用意しており、共感、あこがれを促しています。

また購買を促すレシートマストバイキャンペーンやTwitterでの引用リツイートキャンペーンによるキャンペーン認知拡大も行っており、インパクトのある動画投稿での話題化と、購買、認知拡大と三方向すべてを網羅しています。

現在投稿数300程度ということで、このインセンティブに対してはもったいない気もする。内容も充実しているのでもっとTikTokerたちが食いつきそうですが、認知の問題なのでしょうか。

しかし日本の食品がアメリカでも愛されているというのは誇らしいものです。

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ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社
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【動画で解説!】ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社

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JAPAN VERTICAL MV CONTEST 2023

キャンペーン概要課題曲を紐づけ、ハッシュタグ #JVMC2023 #縦型MV をつけてTikTokで投稿するとコンテストに応募完了
インセンティブグランプリ獲得で賞金100万円。日本テレビ「SENSORS」で作品を放送
使用SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【TikTokが仕掛ける「縦型MV」コンテスト!】

TikTokと日テレによる、プロ・アマチュア問わず全てのクリエイターに門戸を開いた新しい縦型ミュージックビデオのコンテストです。

TikTokは縦型動画の新たなジャンルを生み出すために、いろいろなプロモーションコンテンツを輩出しています。最近では東宝映画と組み「縦型映画」という新たな映画のシーンを生み出すべく、コンテスト形式のTikTok投稿デジタルプロモーションを行ってました。今回のコンテストはそのミュージックビデオ版といえます。

【ユーザーが投稿しやすくなる仕組みを考える!】

コンテストの課題曲は、JO1がカバーする90年代の小室哲哉の名曲『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』と、昭和から平成生まれまで幅広くカバーする楽曲が選曲されました。JO1のパフォーマンス素材など、MV制作で利用可能なアセットも配布されています。

TikTokは少しずつAPIが公開されてきており、プロモーションへ活用しやすくなってきました。盛り上がるデジタルプロモーションを立案する際には、ユーザーが動画を撮りやすくする仕組みや、「動画映え」とはどんなものかを考えていくことが重要です。

【動画で解説!】JAPAN VERTICAL MV CONTEST 2023

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/1/22-1/26

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