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「X(Twitter)」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 7ページめ

拡散力の高いX(Twitter)を活用した特徴的なキャンペーン施策をご紹介。X(Twitter)のカンバセーションボタンの活用やアルゴリズムにあわせた具体的な手法、成功事例も解説します。

モスチキンメロディ~サクッとかなでよう♪~|株式会社モスフードサービス

モスチキンメロディ~サクッとかなでよう♪~|株式会社モスフードサービス
キャンペーン概要リズムゲームのスコアをXにシェアする事ができる。自分で音楽を作れるモードも。
インセンティブなし
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【モスチキンの魅力を体験するリズムゲーム!】

モスバーガーが、モスチキンのサクサクとした食感を音楽ゲームとして楽しめる、新感覚のコンテンツを公開。「サクサク」の食感というモスチキンの特徴を、音(サウンド)として体験させる新しいアプローチで、記憶に残りやすくしています。

リズムゲームはデジタルネイティブ世代や若年層に人気のジャンルなので、若い世代にモスチキンを知ってもらい、ブランドとの接点を増やすことが目的でしょう。

【自分だけのメロディを作成できる!】

「ライブモード」と「フリープレイモード」と2つあり、基本はリズムゲーム形式で、流れてくるマークに合わせてタイミングよくタップするもの。「ライブモード」は3つの規定音楽をプレイし、結果をXにシェアすることができます。「フリープレイモード」は、ドレミファソラシドの音を自由に選び、自分だけのメロディを作成できるというもので、こちらも演奏を録画しSNSにシェアすることが可能。

モスチキンを「ただのフライドチキン」ではなく、「楽しく、体験的な商品」として位置づける戦略です。クリスマスに売れる商品だからこそ、クリスマス感のある曲とともに楽しんで食べてほしいという思いが伝わります。

モスチキンメロディ~サクッとかなでよう♪~|株式会社モスフードサービス
モスチキンメロディ~サクッとかなでよう♪~|株式会社モスフードサービス

【動画で解説!】モスチキンメロディ~サクッとかなでよう♪~|株式会社モスフードサービス

彩雲♡カメラ|株式会社ファイントゥデイ

彩雲♡カメラ|株式会社ファイントゥデイ
キャンペーン概要ARカメラから撮影した写真をXにハッシュタグ付きで投稿するとコラボボトルのシャンプーなどが当たる
インセンティブプラストゥモロー スムース シャンプー&トリートメントセット ME:Iコラボデザイン 各25名プラストゥモロー モイスト シャンプー&トリートメントセット ME:Iコラボデザイン 各25名
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ハートの雲間から撮影!】

ヘアケアブランドの「+tmr(プラストゥモロー)」が、「彩雲♡カメラ」というARを活用したコンテンツを提供しています。

「彩雲♡カメラ」はハートの雲間からのぞく写真を撮影できるというもので、彩雲カラーはスムース、モイスト、ブレンドの3種類から選択できます。撮影した写真を、公式Xアカウントをフォローし「#遊んでGETプラストゥモロー」を付けて投稿すると、シャンプー&トリートメントセットが当たります。

さらに、彩雲の世界を駆け抜けながら、チューブをタンパク質でみっちり埋めていくランゲーム「みっちりGoGo!」と、彩雲の空に浮かぶ風船で、鳥に邪魔されないよう可愛いバスグッズを吊り上げるバランスパズルゲーム「ふわふわキャッチャー」の、ゲームコンテンツも公開されています。

どちらも公式Xアカウントをフォローして、プレイ結果を「#遊んでGETプラストゥモロー」を付けて投稿すると応募完了となるプレゼントキャンペーンも実施されました。

【ARコンテンツやゲームを通じてリアルイベントへ!】

ARカメラも、2つのゲームも、ハッシュタグ「#遊んでGETプラストゥモロー」と同じ。

これは3つのデジタルコンテンツで話題化を図り、「tmr playland」というポップアップイベントへ来場を促すのが狙いです。

イベントは「彩雲♡カメラ」を体験できるフォトブースや、コラボムービーの世界観を再現したコンテンツなどがあり、体験を通じて商品訴求ができるものになっています。

ゲームは視覚、聴覚、操作を通じてユーザーをコンテンツに引き込む事ができ、長い時間コンテンツを楽しませることができます。

ランキングなども繰り返しゲームをやってもう要素として有効です。

彩雲♡カメラ|株式会社ファイントゥデイ
彩雲♡カメラ|株式会社ファイントゥデイ

【動画で解説!】彩雲♡カメラ|株式会社ファイントゥデイ

みんなでバリボリキャンペーン | 三幸製菓株式会社

みんなでバリボリキャンペーン | 三幸製菓株式会社
キャンペーン概要レシートマストバイを中心に、Xでのフォローリポストキャンペーンや当選確率が2倍になる懐かし文字解読チャレンジクイズを開催
インセンティブ昭和、平成、令和を感じられるギフトが抽選で300名に当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ギャル文字やポケベル打ちが楽しめる!】

「世代を超えてみんなで楽しもう」のタイトルで、昭和・平成・令和の各時代をテーマに、世代ごとの懐かしさや共感を通じ、あらゆる世代にアプローチしています。

異なる時代のテーマを用意することで、「昭和ってこんな時代だったんだよ」「これ、平成時代に流行ってたよね!」といった世代間の会話やコミュニケーションを生みつつ、「どの時代にも三幸製菓のお菓子があった」と、ブランドの存在感や信頼感を醸し出してます。

そんな時代を分かりやすく伝えるべく、キャンペーンサイトには「懐かし文字モード」が用意されていて、インセンティブ紹介を「ギャル文字」と「ポケベル打ち」に変換して楽しむ事ができます。

【懐かし文字の解読で当選確率が2倍!】

Xでのフォロー&リポストキャンペーンも行っていて、レシートマストバイの認知拡大に貢献しています。さらに、「懐かし文字」の解読クイズの答えをフォームから回答し、正解すると当選確率が2倍になるキャンペーンも行っています。

三幸製菓のお菓子を通して、世代ごとのアイテムやテーマがきっかけで、「昔の話」や「時代の違い」について自然と会話が生まれるストーリーです。それを軸にコンテンツを充実させ、購買に向かわせるレシートキャンペーンに着地させています。

みんなでバリボリキャンペーン | 三幸製菓株式会社
みんなでバリボリキャンペーン | 三幸製菓株式会社

【動画で解説!】みんなでバリボリキャンペーン | 三幸製菓株式会社

オリジナルDARSメーカー|森永製菓株式会社

オリジナルDARSメーカー|森永製菓株式会社
キャンペーン概要パッケージメーカーで作成された画像をダウンロードし、Xにハッシュタグをつけて投稿すると応募完了
インセンティブ120箱分の大きさのブランケットが抽選で12名に当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【オリジナルパッケージを作れる!】

2024年9月に公開された「オリジナルDARSメーカー」は、自分の名前や大切な人の名前を自由に英字で入力するとDARSのロゴ風に変換され、30文字以内のメッセージを入れた、オリジナルのDARS画像を合成してくれるというもの。

画像をプリンターで印刷して、DARSに貼れば世界にひとつだけのオリジナルDARSを作ることができます。さらに10文字以内で「オリジナルDARSを贈る相手の名前」の入力も可能で、贈り物としても最適なコンテンツになっています。

【コンテンツをキャンペーンとして再利用!】

12月12日のDARSの日に合わせ、Xでは「オリジナルDARSメーカー」を活用したキャンペーンが実施されました。

「オリジナルDARSメーカー」で作成した画像を「#12月12日はダースの日」を付けて投稿すると応募完了となり、抽選で120箱分の大きさのブランケットが当たるというもの。このブランケットの大きさの表現を、カルーセルで見せているのは素晴らしいです。

12時台に投稿すると当選確率2倍や、インセンティブのブランケットも120箱分の大きさで当選者数も12名と、DARSにちなんだ「12」押しの企画になっています。

出来上がった画像をダウンロードし、ハッシュタグを拾いに行って投稿すると言う流れなので、ダウンロード画面にバナーとハッシュタグコピーくらいあると嬉しいですね。

パッケージメーカーなどの画像合成キャンペーンはついやりたくなります。コンテンツとしてはダウンロードさせるパターンにしておけば残しやすいですが、サーバーに画像が溜まっていく仕組みだと、どんどんお金がかかってしまうので注意が必要です。

オリジナルDARSメーカー|森永製菓株式会社
オリジナルDARSメーカー|森永製菓株式会社

【動画で解説!】オリジナルDARSメーカー|森永製菓株式会社

企業が届けるアドベントカレンダー プレゼントキャンペーン

企業が届けるアドベントカレンダー プレゼントキャンペーン
キャンペーン概要Xにてフォロー&リポストし、ハッシュタグをつけてリプライすると応募完了。企業ごとにインセンティブを持ち寄り毎日企業ごとのハッシュタグをリプライしてもらうキャンペーン
インセンティブゲーミングヘッドセット&ゲーミングマウス など企業ごとに異なる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【16社が参加!】

2023年までは「#クリスマスボックス」という、Xの広告枠でオートリプライ形式のインスタントウィンと駅内広告などを組み合わせた3000万円ほどする企画でしたが、2024年は「#企業が届けるアドベントカレンダー」に変わっているようです。

アドベントカレンダーとあるように、クリスマスまでカウントダウンをしながら、毎日何かしらのプレゼントが当たります。フォローとリポストをして、ハッシュタグをつけてリプライをすると応募が完了できます。

オートリプライ形式ではあるのですが、その場で当たるのではなく、毎日24時に当選リプライをするようです。当選数が少ないため、早めに当たりが出ることで参加者数が減ってしまうのを防ぐためでしょう。このスキームで16社のアカウントが同時に実施しています。

また、それぞれのアカウントが毎日分のインセンティブを出し合っていて、ドスパラインセンティブの日はどこの会社も「#ドスパラ」をつけて投稿させています。ポストには各アカウントのリンクも設置されており、互いに送客しあえるところも強みになっています。

【クリスマスシーズンのX広告枠】

どこかのSNSマーケ会社がハッシュタグで括っているのかと思いましたが、バッチの無いアカウントがあり、オートリプライの条件を満たしていないため、公式が絡まない限り難しそうです。

ハッシュタグが「#クリスマスボックス」から変更になったのは、広告枠ではないアカウントの、便乗した野良キャンペーンが増えすぎたのが原因かと思います。

今年も野良っぽいものもいますが、ローソンやJALなど大手もハッシュタグをつけているので、どっちも売っているのでしょうか。

企業が届けるアドベントカレンダー プレゼントキャンペーン
企業が届けるアドベントカレンダー プレゼントキャンペーン

【動画で解説!】企業が届けるアドベントカレンダー プレゼントキャンペーン