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「クイズ / 謎解き」の仕組みを活用したキャンペーン【最新事例まとめ】 16ページめ

クイズや謎解きコンテンツを活用したキャンペーン事例を紹介します。WEBサイト上のコンテンツだけでなく、X(Twitter)やインスタグラム、動画コンテンツなどを活用したものも解説していきます。

クリニカ・キングダム いざ、知略の防衛戦!|ライオン

クリニカ・キングダム いざ、知略の防衛戦!

キャンペーン概要

キングダムにちなんだ知略ゲームを行うことでキャンペーンに応募できます。並行してレシートマストバイも行っているキャンペーンです。

キャンペーン考察

「ネクストステージは戦術で守りを磨け!」というキャッチコピーは、戦術戦略が多く出てくるキングダムと「まもり・磨く」というクリニカの特徴を掛け合わせたものになっています。
1つはゲームで応募できるものになっています。 多少強引ですがクイズの回答部分で戦略と守りを絡めてクリニカ全体の商品を紹介しています。またシェアすると当選確率2倍とあり拡散を目論んでます。 さらに、WEBフォームでアップできるレシートマストバイキャンペーンを行っており購買を促進しています。

クイズで商品訴求、シェアさせることで認知拡散、マストバイで購買促進と、IPで串刺して全方向に無理なく展開しているのが特徴的です。フォーカスしなくともキングダムの強さで成立させる力があるのが分かる例ですね。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30

キョロちゃんと一緒に!目指せSDGsマスターキャンペーン


キョロちゃんと一緒に!目指せSDGsマスターキャンペーン

キャンペーン概要

『モリナガ・サステナブル』サイトで公開している「キョロちゃんをあつめよう! SDGsクイズ」の最後に表示される<結果画像>のスクリーンショットやキャプチャを撮影して、コメント欄に撮影した画像を投稿すると応募完了です

キャンペーン考察

サステナブルにまつわるアレコレを楽しく学べる『モリナガ・サステナブル』のサイトにクイズコンテンツが有り、そこへ流入させようというキャンペーンですね。クイズ結果画面キャプチャをこのページにコメントするというフローですが、参加するにはエンゼルPLUS会員になる必要があります。SDGs活動を知ってもらうためのキャンペーンだと思うので、もっとオープンにしたほうが良さそうですが会員獲得も大事です
モリナガ・サステナブルを見てみるとキョロちゃんが楽しくわかりやすくサステナブルを教えてくれるサイトになっています。ルビを振ってあるところを見ると小学生くらいを対象にサステナブルを考えてみようというものですね。単純に言葉が並んでいると難しく感じて読まなくなってしまうので、子供でも大人でもゲームで学ばせるってのは第一歩としては非常に有効です。アイコンの方はルビが振っていないのでターゲットをサイト内で分けていますね。
「あそんでまなぼ!」ということで島や海に隠れているキョロちゃんを探し出してクイズに答えていきます。全17キョロちゃんで大人ならちょっと考えればわかる常識問題という感じの内容になっています。下にあるキョロちゃんアイコンやあと何キョロが表示されていて迷子にならないようになっていますね。
企業としてのSDGs活動を沢山の人に伝えていきたいからコンテンツを作るのは当然なんだけど、コンテンツを作っただけでは人が流入しないので、できるだけ広く伝えるためにもデジタルプロモーションは大事です。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/10-7/16

カイトウあずきバー|井村屋株式会社


カイトウあずきバー|井村屋株式会社

キャンペーン概要

Youtube動画内にて問題とA~Dの解答欄が出現。5問全てに回答すると応募フォームより応募できるキャンペーンです。

キャンペーン考察

挑戦状シリーズということで謎解きクイズキャンペーンになっています。 動画での設問になっていて、動画を最後まで見ないと回答ができない仕様になってます。左上に時間が出てくるのですが、その時間に回答するわけではなく動画終了後もう一度設問が出てきて回答する流れです。だとしたら動画はもう少しキビキビしていてもいいような?と思ったのですが、冷凍庫から出して1分解凍させるために1分待たせているわけですね。そうすると最初に言っていた「あずきバーは持ったかな?」という言葉の意味がわかります。
問題自体はあずきバーとは関係があまりないですね。 クイズキャンペーンの特徴は、クイズ自体に商品の強みなどを入れつつ答えさせることによって強みを知ってもらう事ができるので、PRしたい部分をもっと推せるわけですね。せっかく動画を見せる技術を使っているので動画にもPRが入ってても見れると思うのですが、言いたいことは冷凍庫から出して1分待って解凍してから食べる、という部分に一点集中しているのは好感が持てます。 5問答えるとフォームより応募できるのですが、挑戦者の君のことを教えてくれないか、という呼びかけもキャラクターやストーリーに合わせてありかわいいですね
謎解きってアレヤコレヤ言いたいことを詰める傾向にあるのですが、言いたいことをフォーカスしたほうが伝わりやすいですよね。ただフォーカスさせるのも難しいし担当者に覚悟がないと踏み切れないと思うのですが、根気よく提案しましょう。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/10-7/16

阪神競馬場 TAKARAZUKA CITY HUNTER | JRA阪神競馬場

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阪神競馬場 TAKARAZUKA CITY HUNTER

キャンペーン概要

クイズ対決の結果をTwitterでシェアすると抽選で5名様に海坊主特性バズーカ型天体望遠鏡が当たるというキャンペーンです。

キャンペーン考察

シティハンターのIPをつかったコラボ企画となっています。JRA関連のキャンペーンは結構な量をデジタルプロモーションラボでも紹介しています。競馬のプロモーションはキャンペーン参加をきっかけに競馬への自発的なアプローチを促す、さらに今後のユーザーと J R A の関係の発端をつくるという課題があるため大型IP使うのが手っ取り早いのでしょう。それだけでなく毎度コンテンツレベルも高い印象です。

新宿駅の掲示板にチョークで書き込むというシティハンターの代名詞がサイトに生かされています。宝塚駅の伝言板に書かれたJRAマークからお話が始まって、伝言をタップするとそれぞれのコンテンツに飛べます。マンガの1コマで簡単な説明があり、下線部を押すと冴羽獠の口調で詳しい説明をしてくれるという仕組みなのですが、この世界観を壊さないあたりに芸の細かさが出ています。

キャンペーンとしてはクイズキャンペーンなのですが、簡単なクイズにすることで少しでも競馬を知ってもらい競馬への自発的なアプローチを促せるようになっています。またオリジナルのインセンティブがあったり、宝塚歌劇団とのコラボがあったりとインセンティブの幅が広いのもポイントです。なぜ宝塚歌劇団?というと、同じ宝塚市で行うということに加えて宝塚歌劇団が舞台のシティーハンターの物語があるからだそうです。 クイズキャンペーンは問題に商品訴求を入れることで商品理解を促進できるためきっかけづくりには最適です

スマートフォンキャプチャ

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/6/5-6/11

サントリーなるほどクイズ


サントリーなるほどクイズ

キャンペーン概要

LP上で出題されるクイズに答えることで応募完了のキャンペーンです。

キャンペーン考察

月ごとに違うテーマでクイズを出題し答えてもらうものなんですが、サントリーの活動をクイズを通じて知ってもらおうという試みのようです。 商品をPRするのと違って、どんな取り組みをしているか、ミッション・ビジョンはどんなものか、みたいな企業の思想や社会に対する行動のようなものを伝える必要が出てきます。そうなるとSNSで拡散などではなく自社メディアの回遊が目的になるので、ヒントを見るという形でサイトに飛んでもらい、ウイスキーへの理解を深めてもらう。さらにその先にはサントリーの活動を知ってもらうことができるわけです。そのためにはかんたん過ぎる問題だとヒントを見てくれないので、ちょっとむずかしい問題にする必要がありますね。
今月はウイスキーですが、一個前はSDGsを題材にしていました。 応募の最後にはアンケートもあり、「ブランド認知をどうやっていこうか」という中で年間を通してクイズで知ってもらおうというプロモーションでした。
Twitterでのクイズキャンペーンとの違いは一気に何問も答えさせられることです。活動を知ってもらおうとなると1問じゃ収まらないので、複数回答の場合WEBのほうが有効ですね。Twitterでもオートリプライを使うなどでできるかもしれませんが、複雑になってしまいます。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/6/26-7/2