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「クイズ / 謎解き」の仕組みを活用したキャンペーン【最新事例まとめ】 15ページめ

クイズや謎解きコンテンツを活用したキャンペーン事例を紹介します。WEBサイト上のコンテンツだけでなく、X(Twitter)やインスタグラム、動画コンテンツなどを活用したものも解説していきます。

Pasco | #みんなで超熟絵さがし


Pasco | #みんなで超熟絵さがし

キャンペーン概要

4つの超熟絵さがしを公開。それにちなみTwitterフォローアンドリツイートキャンペーンと、絵さがしの問題を考える引用リツイートキャンペーンを実施しています。

キャンペーン考察

10月1日が超熟の日ということで絵さがしが公開されているようです。絵さがしというよりクイズの回答が得の中にあり、食パンがどのようにできているか、パッケージの秘密などをおしゃれな写真から探すというもの。絵の部分はPDFを印刷するよう促しているので、子供と一緒に遊んで見るような想定なのでしょうか。その中で大人が超熟の商品訴求に気づいていくようなストーリとなっています。回答も設置されていて、そこからは詳しい訴求に飛べる様になっていますね。
キャンペーンに関しては#みんなで超熟絵さがしキャンペーンということで、2つのTwitterキャンペーンがあります。一つが普通のフォロリツキャンペーン、もう一つは絵さがしの写真を活用した引用リツイートキャンペーン。引用リツイートキャンペーンはこういったWチャンスキャンペーンに活用されることが多く、追加ハッシュタグをつけてもらってUGC的なプロモーションを展開しますが、もう一個コミュニケーションを追加しているのが面白いです。
ユーザーが投稿することにより、さらにそれを見たユーザーが参加できるから、小さいお子様とやっているときにタイムラインを見ながら、次はこれをやってみようかなどが可能になっている。
ただ一個もったいないのはタイムラインだけで絵さがしの絵がないから、ぱっとタイムラインに流れてきたときになんのことかわかりません。勘のいいユーザーは引用リツイートに加えて画像を一緒に投稿してくれていて、こうなると非常にわかりやすいのだけれど、ここまでユーザーに任せるのは参加ハードルが高いのもわかります。
引用リツイートはハッシュタグ投稿と違って投稿内容サンプルを記載することができません。カンバセーショナルにするとか、ツイートボタンを作っておいて予め文言が用意されている状態にできない分、元投稿がぶら下がるのでそこをうまく使えるようにしましょう。WEBサイトカードやカンバセーショナルカードは見えなくなってしまうこと、画像は追加投稿できるなどルールを知っておくと提案しやすいですよ。

スマートフォンキャプチャ

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キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

謎解き型 #ずん飯尾さん 育成ゲーム #TANPACTメモリアル

キャンペーン概要

TwitterDM内で行われるクイズに答えて結果をツイートすると応募完了です。

キャンペーン考察

ときめきメモリアルのオマージュで、ずんの飯尾さんをキャラクターに謎解き型育成ゲームを行っています。あなたはどのずん飯尾と恋をする?って投げかけられてもねえ。でもバカパクとしてはかなりパンチある内容になっているし、現状どんな内容なのか全くわからないですな。
TwitterのDMへ飛ぶカードがついているのでDM内チャットボットで進行するものだと思います。 というわけで結果をツイートすると参加完了となります。またこのキャンペーンでは謎解きしなくてもRTするだけでも参加可能な模様。
クイズキャンペーンは商品訴求がしやすいのだけれど、あまりにも商品訴求っぽくすると内容を警戒しがちですが、バカパクに包んでしまえば訴求丸出しなクイズ内容でも難なくクリアできるので参考になりますね。

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大切な人と一緒に♪クロスワードチャレンジ|ポッキー贅沢仕立て|グリコ

大切な人と一緒に♪クロスワードチャレンジ|ポッキー贅沢仕立て|グリコ

キャンペーン概要

月替りで出題されるクロスワードチャレンジに答えて応募でき、クロスワードはパッケージ内の紙トレイに印刷されている解答用紙を使用します。

キャンペーン考察

あまり見たこと無いクロスワードパズルを活用したゲーム系といったらいいんでしょうか。デジタルプロモーション、といえど、解答用紙は紙トレイに印刷されていて、設問がサイト上というなんともどちらつかずではあったりします。商品のスペース的に設問を書くことはできないってことなんでしょう。
しかし、回答自体はWEBから応募だから、毎月印刷変える必要があるパッケージ印刷はちょいと無駄なのでは?と思うのですが、やはりクロスワードというものは紙とペンなのでしょうか。じゃあPDFを印刷させれば良くない?+サイトでもあればいいと思うのだけれど。やはり買ってもらう半マストバイになっているところも狙っているのでしょうね。
クロスワードのターゲットを軽く調べたところ、クロスワードパズルはほぼ雑誌で50〜70代女性か、小学生なんですね。この商品は贅沢って言っているのでシニア層に向けた、チョコレートを食べながらクロスワードパズルを解くという優雅なひとときを提供しているのでしょう。本当はアナログですすめる必要があるけど、グリコメンバーズにもなってもらいたいという中庸を貫いています
シニアに向けたデジタルでのアプローチは難しいということがわかります。スマホを持っている方は大半なのでしょうが、どこまでをデジタルで解決するのか、といった見極めは必要。

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CalorieMate TO TECHNOLOGY


CalorieMate TO TECHNOLOGY

キャンペーン概要

「電子回路を組む」ことができる体験型のサイトとなっており、パーツのことを理解しているからこそ 人の興味を引くコンテンツやクイズなどを楽しむことができると同時に、カロリーメイト リキッドについても学ぶことができるキャンペーンです。

キャンペーン考察

カロリーメイトリキッドのプロモーションサイトということで、去年2020年は「CalorieMate to Programmer」っていうプログラマー向けのサイトになっていて、見た目もすごいし、ソースもすごく、プログラマー達が色めきだっていたのを覚えております。
今年はCalorieMate TO TECHNOLOGYで、電子回路をベースに表現したグラフィックになっていますね。WEBエンジニアではなく、工学系エンジニアをターゲットにしているということでしょうか。とは言え内容を見ていくとWEBエンジニアもしびれる内容になっていそうですけど。
カラダに必要な栄養について考え抜かれた医療用の濃厚流動食を、一般の方の健康維持のために応用し開発した製品ということで、没頭しすぎて食事をおろそかにしてしまいそうな職業にフォーカスしているということなんでしょうか。 電子回路で描かれたメッセージがあったり、これも電子回路的な意味があり、バランスの良い栄養素がアイデアを生む的なことなんでしょう。
「大人の科学」でおなじみのおみのよしきさんが監修のもとスペシャルコンテンツもあります。ブレッドボードっていうプロトタイピング基板をモチーフ位したコンテンツ、回路に色んなもの入れて実験してみようというもの。音が出たりとかその他色々やれるっぽいのだけれど、何ができてどうなっているのかがわからないってところも試作実験的でブレッドボードっぽいってことなんだろうか。
もう一つのコンテンがConnect a CIRCUITというジグソーパズルなんだけど、ただ同じ形にしてはめてもだめで、回路が正しくないといけないんだと思われる。ただ線がつながっているだけじゃだめで回路的意味も正しくないといけないっぽい。こちらも何度も何度も繰り返すことによって理解し、成功するという光学的なアプローチがデジタルコンテンツとして表現されていますね。
工学系エンジニア向けに作られているとしても、こういった職業って面白いんだよというテレビ番組があるようにコンテンツの見せ方で誰もが面白く作ることはできるので、ターゲットをフォーカスしすぎて見る人減っちゃわない?という課題に対してより深くすることによって面白く話題になったりする例ですね

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/8/7-8/13

【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所 エネルギーの未来を守れ!| 朝日新聞デジタル

【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所の画像
【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所 エネルギーの未来を守れ!

キャンペーン概要

小学生に大人気の『科学漫画サバイバル』シリーズと 世界に価値を提供する素材の会社AGC、そして朝日新聞社が 2020年からスタートした科学を楽しく学ぶサイトでのキャンペーンです。

キャンペーン考察

夏休み自由研究枠のデジタルプロモーションです。その枠では長いこと牛乳パックが鎮座していたのですが、違うところも手を出してきているということです。 日本では朝日新聞社から発行されている「科学漫画サバイバルシリーズ」( 韓国のアイセウム社から出版されている学習漫画のシリーズであり、日本国内でのシリーズ累計発行部数は1100万部を、世界でのシリーズ累計発行部数は3000万部をそれぞれ突破している人気コンテンツ)と、素材の会社AGCによるSDGsも見据えたデジタルプロモーションサイトとなっています。
「学ぶ」部分を見ていくと、ただテキストを読ませるだけだと子供は飽きてしまうということでパネルクイズにしてみたり、タップすることで節電につながる箇所を探すコンテンツがあったりと工夫が見て取れます。ブラウザ上でどう楽しく学べるか、子供に興味を持っていただくかというのがよく考えられたサイトです。
元来の牛乳パックなどは「作ってみよう!」でレシピがあり、それ通りに作って自由研究完了といった流れなのですが、形がないエネルギーなどはアウトプットが難しいと感じます。それをどのようにクリアするかという鍵は実践の部分ではないでしょうか。Zoomを使ったオンラインライブ配信と2020から始まったデジタルプロモーションで解決法を提示しています。(アーカイブも残っています)20歳の若さで科学者・発明家として大活躍中の村木風海さんを起用していますね。
さらに、そのアウトプットをまとめて送ると学校の評価とは別に認定証をもらえるようになっているため、プラスアルファを与えることで子供のモチベーションを上げています。小学生が科学かの視点だけでなく、SDGsの視点から未来についても考えられるようになっています。
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【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所の画像

【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所 エネルギーの未来を守れ!| 朝日新聞デジタル を考察する動画

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30