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「クイズ / 謎解き」の仕組みを活用したキャンペーン【最新事例まとめ】

クイズや謎解きコンテンツを活用したキャンペーン事例を紹介します。WEBサイト上のコンテンツだけでなく、X(Twitter)やインスタグラム、動画コンテンツなどを活用したものも解説していきます。

クリニカ×松丸亮吾 謎解きチャレンジ 予防歯科の謎に挑め!|ライオン株式会社

クリニカ×松丸亮吾 謎解きチャレンジ 予防歯科の謎に挑め!|ライオン株式会社キャンペーン画像
クリニカ×松丸亮吾 謎解きチャレンジ 予防歯科の謎に挑め!|ライオン株式会社

キャンペーン概要

内容:

謎解きにチャレンジし、1問、3問、5問クリアでインセンティブが変わる。また、同時にレシートキャンペーンを行っている。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

予防歯科の謎ということで、謎解きをさせることによって商品訴求をしていこうというクイズキャンペーン。松丸亮吾さんをフックに集客して謎解きを行ってもらうと。おそらく謎解きは謎解き好きがいて、そこを狙いに行くのと松丸亮吾さんファンを引っ張ってくるということなんでしょう。

謎解きはクイズと違う部分として、謎解き好きも満足させてなくてはいけないんです。クイズの場合、ハズレてもヒントが出てもう一回答えさせて最後まで回答し応募させるみたいなことができます。しかし謎解きの場合、答えられるか答えられないか絶妙なところをついて、考えさせる。当然解けない問題も出てきて、最後まで回答できないことがありえるので、クイズと同じように全問正解を応募条件にするのはハードル高いです。

なので、クリニカでは1問から応募ができるという内容になっています。さらに全問正解なら当選確率三倍と段階を踏んでいるわけですね。

3問目まではかんたんでそこから難易度があがるので、ここが謎解き好きへの挑戦状なのでしょう。

そしてもう一つレシートキャンペーンを行っています。LideaというLIONがお届けする生活情報メディア内で行われており、新規登録しなくても応募できるので面倒なユーザーにとって嬉しいですね。こういう配慮があると登録しちゃおうかなと思ってしまうものです。

レシートマストバイが本命として、インパクトと商品訴求を行うために謎解きがあり、謎解きに説得力を持たせるため松丸亮吾さんをアサインする。松丸亮吾さんが売れるわけです。

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プチアイランド | プチシリーズ|ブルボン

プチアイランド | プチシリーズ|ブルボンキャンペーンサイト画像
プチアイランド | プチシリーズ|ブルボン

キャンペーン概要

内容:

プチアイランドという世界観の中で、各種SNSログインを活用したレシートマストバイキャンペーンを行っている

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キャンペーン考察

発見ポイント:

ブルボンのプチというお菓子がアイランドという軸でストーリー展開しているデジタルプロモーション。2011年6月に登場したプチクマというキャラクターが住んでいる島として、その島の紹介とプチクマたちの紹介をしていくサイトになります。

他のお菓子メーカーだと会員登録させるための軸が多くて、例えばポッキーだったらグリコメンバーズに登録させて、その中でレシートを送ってもらうとか会員軸ではない、世界観というところで戦っていくってことなんでしょう。

プチアイランドはちょっとしたクイズによる商品訴求、新発売のニュースと情報集約しているのですが、ブランドサイトもあるので内容かぶってしまっているけど、今後ブランドサイトとしてプチアイランドになっていくのでしょう。

そしてそのオープン記念にレシートキャンペーンを行っていますね。URLを見るとownlyを活用してレシートキャンペーンを行っています。外部ツールなので、SNSでログインして投稿できるのが特徴で、ownlyに情報が行く形になってます。

どこも会員情報がほしいのはお客様とのカスタマージャーニーの上で連絡先がほしいのが大きいところ。しかしそこまでの予算が避けない場合は世界観で勝負するのは、今後のコンテンツ力が鍵を握っている

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NewDays20周年企画 「エキナゾ」|NewDays エキナカポータル

NewDays20周年企画 「エキナゾ」|NewDays エキナカポータルキャンペーン画像

NewDays20周年企画 「エキナゾ」|NewDays エキナカポータル

キャンペーン概要

内容:

NewDays店内にあるリーフレットから謎をとき、LINEで回答すると応募できるキャンペーンです。

キャンペーン考察

発見ポイント:

NewDaysが20周年ということで謎解きキャンペーンを行っております。店舗からのLINE友達誘引をしていて謎が書かれているリーフレットが店頭にあり、それを持ち帰って謎をとき、回答をLINE公式アカウントからするという流れになっています。

店舗への誘引はなかなか難しくキャンペーン課題としてよくありますが、アナログな形+LINEで実現しています。ただ今のご時世と置かれている店舗に行けない人も多くいるので、PDFでもダウンロード可能になっています。とはいえ店舗に行かなくても成立しますが、インセンティブはNewDaysのアプリで使えるクーポンなので、NewDaysにある程度行く人でないと参加してもあまり意味がありません。

謎解きのいいところはヒントや謎そのものに置いて強みや商品訴求できるところなので、エキナゾを解くカギに商品をおいています。そしてリーフレットだけじゃなくてサイト上での謎もあり、店内放送での謎もあります。行けない人のためのYoutubeアップもありますが、店舗誘引プロモーションとして結構優秀なのではないでしょうか。

店舗誘引したいプロモーションとしてリーフレットをぶら下げてLINEやTwitterと組み合わせられるので、汎用性は高いです。しかし問題は謎部分でRIDDLERが立ってくれてないとインパクトが薄くなるので、そこにコストが掛かりそうです。謎作成はどこか編集に頼んで、IP費用分を広告に回す、でも近い体制が取れるのではないかと予想します。

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Pasco | #みんなで超熟絵さがし

Pasco | #みんなで超熟絵さがし

キャンペーン概要

内容:

4つの超熟絵さがしを公開。それにちなみTwitterフォローアンドリツイートキャンペーンと、絵さがしの問題を考える引用リツイートキャンペーンを実施しています。

#みんなで超熟絵さがしキャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

10月1日が超熟の日ということで絵さがしが公開されているようです。絵さがしというよりクイズの回答が得の中にあり、食パンがどのようにできているか、パッケージの秘密などをおしゃれな写真から探すというもの。絵の部分はPDFを印刷するよう促しているので、子供と一緒に遊んで見るような想定なのでしょうか。その中で大人が超熟の商品訴求に気づいていくようなストーリとなっています。回答も設置されていて、そこからは詳しい訴求に飛べる様になっていますね。

キャンペーンに関しては#みんなで超熟絵さがしキャンペーンということで、2つのTwitterキャンペーンがあります。一つが普通のフォロリツキャンペーン、もう一つは絵さがしの写真を活用した引用リツイートキャンペーン。引用リツイートキャンペーンはこういったWチャンスキャンペーンに活用されることが多く、追加ハッシュタグをつけてもらってUGC的なプロモーションを展開しますが、もう一個コミュニケーションを追加しているのが面白いです。

ユーザーが投稿することにより、さらにそれを見たユーザーが参加できるから、小さいお子様とやっているときにタイムラインを見ながら、次はこれをやってみようかなどが可能になっている。

ただ一個もったいないのはタイムラインだけで絵さがしの絵がないから、ぱっとタイムラインに流れてきたときになんのことかわかりません。勘のいいユーザーは引用リツイートに加えて画像を一緒に投稿してくれていて、こうなると非常にわかりやすいのだけれど、ここまでユーザーに任せるのは参加ハードルが高いのもわかります。

引用リツイートはハッシュタグ投稿と違って投稿内容サンプルを記載することができません。カンバセーショナルにするとか、ツイートボタンを作っておいて予め文言が用意されている状態にできない分、元投稿がぶら下がるのでそこをうまく使えるようにしましょう。WEBサイトカードやカンバセーショナルカードは見えなくなってしまうこと、画像は追加投稿できるなどルールを知っておくと提案しやすいですよ。

#みんなで超熟絵さがしキャンペーン画像

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#みんなで超熟絵さがしキャンペーン画像

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警視庁 大震災時クルマ使わない宣言

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警視庁 大震災時クルマ使わない宣言

キャンペーン概要

内容:

大震災時の交通規制クイズに答えると警視庁オリジナルグッズが抽選でもらえるキャンペーン。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

「震災時には車に乗らないほうが良いですよ」というアドバイスを啓蒙するためのデジタルプロモーション。東日本大震災発生後みんなが早く帰りたがった結果、大渋滞が発生して緊急車両が通れないという課題が生まれました。当時覚えているのは自身の日夜中に自転車で帰路についたのですが、夜中にも関わらず自動車は渋滞していてクラクションがなりまくりで世の中が苛立っているって感じました。ああいったことを二度と繰り返すまいということで警視庁が啓蒙しているわけですね。

東京防災は本のときも感じたのですが、ロゴとかデザインがかわいいんですよね。啓蒙コンテンツはどうしても思想が強くなるので、デザインや仕組みで柔らかくしてあげて参加しやすく頭に入ってきやすくする必要があります

混雑すると緊急車両や物資の輸送が動けなくなるから、個人の車の使用を控えるという内容をアイコンなどを駆使して伝えつつ、大震災時の交通規制クイズを行っています。啓蒙×クイズキャンペーンは相性がいいのですが、認知や参加したくなるモチベーションづくりはインセンティブが大事。ピーポくんやキーホルダーはちょっと弱い気がするので、災害対策グッズなどにするとお互いにとってよかったと思います。

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