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特徴的な「企画」を取り入れたキャンペーン施策【最新事例まとめ】 2ページめ

X(Twitter)やInstagram、LINEなどのSNSを活用した拡散力の高い企画や、チャレンジ企画・コラボ企画など特徴的なWEBプロモーション施策をご紹介。キャンペーンが成功した要因となるアイデアや手法なども合わせて解説していきます。

コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会
キャンペーン概要LINEアカウントを活用し、全国のコーヒーショップを巡りながらスタンプを集めるデジタルラリー
インセンティブ3ポイント達成 Amazonデジタルギフト券3,000円分 90名5ポイント達成 Amazonデジタルギフト券5,000円分 11名
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【LINEデジタルスタンプラリー!】

10月1日の「国際コーヒーの日」は、1983年日本コーヒー協会によって制定され、2014年に行われたイタリアのイベントにおいて、世界共通になりました。

コーヒー豆の一大産地であるブラジルの収穫終わりが9月末で、10月1日から新コーヒー生産ということで、元旦的な扱いをされているそうです。

そんなコーヒーの日から始まったスタンプラリーは、LINE公式アカウントに友だち追加をし、対象の喫茶店にある店頭コードを読み込むシンプルな内容ですが、その対象喫茶店が全国レベルになっています。全日本コーヒー商工組合連合に参加しているお店で、東京だけでも60件ほどあります。

近所にある喫茶店を探したいので、マップに位置情報つけるか、都道府県ソートと連動してくれるととてもありがたいです。

【近所の喫茶店に行こう!】

普段から喫茶店が好きな方はもちろん、これを機会に近所や会社の近くに喫茶店があることを知って、一回行ってみてファンになり、他の店舗も回ってみるというストーリーなのでしょう。

コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

【動画で解説!】コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ

ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ
キャンペーン概要人気商品を使ったレシピからTRYしてみたいレシピにLINEで投票するキャンペーン
インセンティブALL BLACKSのオリジナルグッズ 計100名QUOカードPay 1,000円分 50名
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【ラグビー要素がほしくなる!】

1988年より30年以上にわたり、ニュージーランド代表ラグビーチームALL BLACKSのスポンサーを務めているニッスイが、「おさかなのウインナー」「チーズかまぼこ」などALL BLACKS オリジナルパッケージデザインの発売を記念して、LINEによるレシピ投票キャンペーンを実施しています。

去年行われていた際は「食卓のスタメンNo.1決定戦!!」というテーマで、投票形式のトーナメント戦が行われていました。

第一弾の「グループステージ」は、3つのグループからそれぞれスタメン商品1品を選んで投票。第二弾の「ファイナルステージ」は、第一弾で選ばれた3商品の中から、スタメン商品1品を選んで投票するといったバトルもので、ALL BLACKS感があったのですが、今回は「ALLニッスイレシピにトライ」と、ラグビー要素がほぼ無いのが気になりました。

【どんなレシートキャンペーンも可能!】

LINEによるキャンペーンはLIFFを活用することによって、どんなレシートキャンペーンでも可能です。マーケティングツールを入れていると、チャットボットが使えなく、キャンペーンができないといった課題も解決できます。

ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ
ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ

【動画で解説!】ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社
キャンペーン概要対象商品を1500円以上買ったレシートをフォームで送るとヒカキンと遊べるイベントやあわきんグッズが抽選で当たる
インセンティブヒカキンとと遊べるイベントご招待!:ご家族10組様オリジナルバスタオルまたはフェイスタオル:各500名様(合計1,000名様)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【オリジナルソングで子供のお風呂モチベを上げる!】

家族の清潔を守り続けて40年、ビオレuの40周年を記念したヒカキンとのコラボデジタルプロモーションです。家族みんな笑顔が大事ということで「あらわらう〜」という打ち出しで、ヒカキンをあわきんとし、一緒に洗おうという動画とともに、オリジナルソングを提供しています。

年中さんから小学生ぐらいにかけてはYoutubeが大好きで、ヒカキンなら見せているという親御さんも多いはず。そのなかで、お風呂があまり得意じゃない子に、お風呂に入ってもらうきっかけにするというストーリーなのでしょう。

【スペシャルイベントに招待!】

キャンペーンはレシートマストバイ形式となっています。インセンティブがヒカキンと遊べるイベントにご招待と、もはやマスコット的な存在なんですね。対象も小学生となっており、インセンティブからもストーリーが伺えます。応募は公式サイトMy Kaoから会員登録をして、フォームよりレシートを送る形です。

また、店頭にあるQRコードを読み込むとオリジナル壁紙がもらえる、店頭誘引コンテンツや、Xでフォローリポストすると、オートリプライで壁紙がランダムで貰える、認知拡大キャンペーンも行っています。

小学生を持つ家族というターゲットにおいて、ヒカキンパワーが非常に強いということがわかります。親の言うことは聞いてくれないけど、ヒカキンさんが言ってたなら、という小学生がいるということですね。うたのおにいさんの進化版でしょうか。

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社
ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

【動画で解説!】ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社

マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社
キャンペーン概要マリノスが勝ったり、マリノス会場に人が来場するとポイントが集まり、目標ポイントを達成すると、Xにてプレゼントが当たるキャンペーンが開催される
インセンティブ選手のサイン入りユニフォーム など
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【サポーターとプレイヤーで盛り上げる!】

inゼリーがシーズンを通してマリノスを応援するというコンセプトのもと、チームの勝利数や得点数、ホームゲームの動員観客数でポイントを貯めて行く、サポーターとプレイヤーが作り上げるマイレージキャンペーンを開催しています。

各ピリオドで目標値が設定されていて、それに達成するとプレゼントが当たります。ポイントを貯める行為は現場で行われ、ポイントが目標達成した際には、Xで応募方法が告知されるという面白い内容です。

サポーターはinゼリー公式アカウントを見ておく必要が出てくうえ、時折に「本日開催の『サンフレッチェ広島戦』は観客動員ポイントが【トリプルチャージ=3倍】に!」などの情報がXのみで上がってくるので、マリノスファンはリアルタイムでチェックする必要があります。

【もっとXと連携を!】

せっかく集計してポイントを貯めるなら、もっとXと連携したUGC施策があると良いかもしれません。対象投稿へのリポストや、応援コメントでポイントが貯まるなど、SNSでの応援もあったら、もっと盛り上がりが視覚化されたのではないでしょうか。

XでのUGCやエンゲージメントでポイントを貯められるツールと言えば、弊社n2pのBirdCall for FUNがありますので、是非ご相談ください。

スポーツ応援はフィナンシェなどを活用したトークンでのファンマーケティングも結構良さそうです。応援してくれるファンでトークンを盛り上げ、お金にもなるし、グッズも買えるような流れもよくチェックしておくべきです。

マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社
マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社

【動画で解説!】マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社

ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN

ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN
キャンペーン概要ゴミ拾いをし自分なりのゴミ弁当を作って写真に取り応募するコンテスト
インセンティブグランプリ 徳島・上勝町「ゼロ・ウェイストアクションホテル」親子3名宿泊券 ほか
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【ゴミ弁当というパワーワード!】

ピュブリシス・グループというフランスのパリに拠点を置き、世界100カ国以上で事業を展開する広告代理店グループの日本法人が行う、ゴミ問題についてクリエイティブに考える「ゴミライ」というSDGsプロジェクトにて、「ゴミ弁当コンテスト」というパワーワードの入ったコンテンツを提供しています。

人は1年でお弁当1食分のマイクロプラスチックを食べているという事実があるらしく、それを逆手に取ってゴミ弁当という企画にしたそうです。

【ユニークな体験型コンテストキャンペーン!】

「ゴミ弁当コンテスト」は、まず近隣のゴミを拾うところからスタートします。そのゴミを使い、ゴミ弁当を作り上げ、写真に取り、専用フォームにアップしてもらうというもの。

近隣に意外とゴミが落ちているということを啓蒙しつつ、その塵によって起きる健康問題を、自分ごと化して欲しいという内容です。ゴミ弁当の作り方は動画やPDFで解説していて、初心者でもすんなりゴミ弁当作りにコミットできます。

コンテストは発酵マイスターの榎本美沙さんと、マシンガンズのゴミ清掃員こと滝沢さんの審査のもと行われ、受賞者には豪華景品とともに公式Instagramで公開されます。

ゴミを拾うという体験をどのようにしたら行ってもらえるか、それによってゴミと向き合うかというのを、「ゴミ弁当」というインパクトのあるワードで人を引き寄せ、実行してもらう事ができています。

ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN
ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN

【動画で解説!】ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN