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「エンターテイメント(エンタメ)」業界の特徴的なキャンペーン【最新事例まとめ】

映画やゲーム、ドラマ、舞台などエンターテイメント(エンタメ)業界に関連する特徴的なキャンペーン事例をご紹介。効的な手法やアイデアなど成功要因もあわせて解説いたします。

NETFLIX CHOCOLATERIE | NETFLIX

NETFLIX CHOCOLATERIE | NETFLIXキャンペーン画像
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キャンペーン概要

内容:

公式アカウントをフォローし診断結果をハッシュタグネトフリで恋の味見をつけてシェアすると診断結果に応じたチョコレートが当たる

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キャンペーン考察

発見ポイント:

ネットフリックスの恋系映画レコメンド系診断キャンペーンですね。あなたにおすすめしたい恋愛作品がチョコレートにということで、診断結果に応じたオリジナルのチョコレートがもらえる内容になっています。チョコレートの内容を見ていくと、姿を見ずに言葉だけで紡ぐ新鮮な恋、本当のあなたが目覚めるスリリングな恋、など映画に出てきそうな恋模様が書かれていて、それぞれにチョコレートデザインが作られています。

キャンペーンとしては診断結果をTwitterでシェアするというコンテンツレコメンド診断with拡散による認知拡大になっています。

四問なんで16通りの診断結果があるのでしょうか。分岐してそれぞれに診断結果があり、そこにレコメンド映画をつける内容になっています。そのチョコレートの詳細な内容があったりしつつコンバージョンボタンはこの恋を味見してみる、と王道ながらストーリーがしっかりしています

コンテンツや商品が多いものは、ユーザーが選べないという課題がつきものですよね。こちらからおすすめを出すようなキャンペーンには診断や検定など相手に答えさせるという行為があると自分ごと化されて見てみてしまう心理を活用するのが良いでしょう。

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スマートフォンキャプチャ

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週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

MyAnimeList x MangaPlaza – Which Manga Piques Your Interest Most?

MyAnimeList x MangaPlaza - Which Manga Piques Your Interest Most? cp image
MyAnimeList x MangaPlaza – Which Manga Piques Your Interest Most?

キャンペーン概要

内容:

全米最大級のデジタルマンガストア『MangaPlaza(マンガプラザ)』事前登録キャンペーンと同時に、Twitterでハッシュタグつけて投稿するとアマゾンギフトカードがあたる

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キャンペーン考察

発見ポイント:

MyAnimeListという月間利用者数1,800万人、月間ページビュー数2億7,000万PV、世界240の国と地域のユーザーが利用する世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティ&データベースと「コミックシーモア」でおなじみのNTTソルマーレが手を組みMangaPlazaという出版社とパートナーシップを組んだ、海外翻訳された日本の漫画が読めるサイトを公開。

そのサービスの事前登録が始まったのでTwitterでハッシュタグ #whichmanga を添えてツイートするとアマギフが当たるという日本ではおなじみのハッシュタグ投稿キャンペーンです。

ターゲットは海外の方で、海外だと日本ほどTwitterが流行ってないのですが、そこは日本の漫画好きやアニメ好きはTwitterを活用しているということなんでしょう。

海外製品やゲームなどで日本展開するときTwitterの運用が苦手なのをよく聞くのですが、逆輸入版ですね。 事前登録に合わせて5つの漫画が無料で読めるようになっていたり、全世界でファンを獲得したモバイルゲーム『Obey Me!』の公認コミカライズ作品『Obey Me! The Comic』の英語版コミックの独占公開を記念しています。

さらにObey Me!の声優陣が漫画を朗読している動画も公開していたり日本のマンガ市場的には大きい動きになりそうですね。

こういう形で日本のデジタルプロモーション手法が海外に向けて発信されていくのは面白いです。SNSキャンペーンだと海外輸入は少ないし、弊社でも海外事例を探すのですが、あまり発見できないのでこういう動きがあるとデジタルプロモーションラボが楽しくなりますね。

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やばいぜ。タフマン 〜花火でエールを打ち上げよう〜

やばいぜ。タフマン 〜花火でエールを打ち上げよう〜キャンペーン画像
やばいぜ。タフマン 〜花火でエールを打ち上げよう〜

キャンペーン概要

内容:

応援したい!その気持ちを、花火に込めて打ち上げよう。オリジナルデジタル花火の動画を生成でき、LINEやTwitterにシェアできるキャンペーンです。

やばいぜ。タフマン 〜花火でエールを打ち上げよう〜キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

応援メッセージ付きオリジナル花火動画が生成できるデジタルプロモーション。打ち上げる場所と15種類の花火を選ぶと、音ゲーができてその様子の動画が生成されるというもの。自分のオリジナルメッセージも花火に入れることができて、それを友だちにシェアする形。

シェアしたらタフマンがもらえるなどのインセンティブはなく、期間とかも書いてないので恒久的なコンテンツとしてのデジタルプロモーションになってます。ARフォトフレームとか、ゲームなどはずっとあってもいいもののキャンペーンではよくあって、そういうものが3ヶ月とかで終わってしまうのもなんだかもったいないと思います。

しかし、プロモーションとしては短い時期に広告を投下して一気に認知拡大したほうが効果的だからコンテンツとして残しておく形にできるものは意外に少ないです。

コンテンツとしては動画生成もでき、かつメッセージを入れて大切なあの人へ送ることでエールを送れるようになっています。メッセージは五文字まででしたけど、5文字10発打てるので、結構なメッセージが届けられますよね。

写真アップして動画生成は弊社でも開発していて、ネックなのが生成までの時間なのですが、今回早いなあと感じたのでよいサーバーを使っているのでしょう。また、ここの容量を下げるためにドット絵を選んでいるのでしょうね。

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『瑠東さんには敵いません!』1巻発売記念

『瑠東さんには敵いません!』1巻発売記念キャンペーンの画像

キャンペーン概要

内容:

アカウントをフォローし、ARで二人の自撮りに素敵な背景を付けて、ハッシュタグ#瑠東さん1巻発売中 をつけて写真投稿するキャンペーンです。

キャンペーン考察

発見ポイント:

本のプロモーションって実際その本が売れるかどうかわからないから予算が付きづらいですよね。すでにある程度売れることが確定している作品ならまだしも、1巻目発売のプロモーションをするということは期待されているのかなと感じます。そこであまり予算をかけず、漫画ならそこまで難しくないデジタルプロモーションをご紹介します

まず費用のかかるLP無し。投稿テキストだけだと伝わりきらないから画像でキャンペーン内容を入れることでLP代わりにしてます。 Twitterは少し前からサムネイルで縦長画像を表示できるようになりましたが、ここまで長いと16:9に切られてしまって、かつ真ん中だけが見えてしまうのでわかりづらくなってしまいますね。4:3までならサムネで全体表示。今回の情報量だと難しいので、タイムラインに出たときになにをやっているのかわかるようにしておくともっとわかりやすくなるかもしれません。

キャンペーンの仕組みはARフォトフレームでLESSARというシステムを活用しているのですが、このシステム一個までならAR無料でフォトフレーム作れてしまうのです。なにをもって一個までとするのかはわかりませんが、漫画なら絵という素材が合ってフォトフレーム作って写真を撮ってもらい、UGCで拡散話題にっていう流れがやりやすいと思うのです。

最終抽選でのハッシュタグ収集が検索だけだと一週間しか遡れないので、一ヶ月ある今キャンペーンでは無料でやるのは難しいかもしれません。しかし、二人を映えさせてくれた3名に抽選ということで、毎日ハッシュタグ写真を見ておもしろいのがあればピックします。そうすれば、収集ツールを使う必要もなく内部的人件費だけでARを活用したUGCキャンペーンが可能、という予算のない中で工夫されているキャンペーンです。

WEBARが当たり前になって予算がかかりそうなのはAR素材作成ですが、フォトフレームだけなら難しいことはないし、マンガならイラスト素材はあるだろうから、予算がないけど手弁当でTwitterプロモーションしたいという人にはおすすめです。

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釣りスピリッツ ぱくぱくキャンペーン|バンダイナムコアミューズメント


釣りスピリッツ ぱくぱくキャンペーン|バンダイナムコアミューズメント

キャンペーン概要

食べたい魚をツイートすると抽選で離島の鮮魚セットが当たるキャンペーンです。

キャンペーン考察

スマホゲーになるとゲーム内で使える何かが当たるキャンペーンなどが多くなり、あまり食指にふれないのですが、コンシューマーゲームは面白いプロモーションしてますね。 釣りスピリッツというニンテンドースイッチのゲームで、竿型コントローラー竿コンを使って釣り上げるゲームのTwitterキャンペーン。と思ったらアーケード版が先で魚釣り体験メダルゲームでした。
キャンペーンの仕組みとしては、公式アカウントをフォローしてカンバセーショナルカードから食べたい魚をツイートすると毎週抽選がされて、鮮魚セットが当たるというシンプルなものです。
しかし、釣りスピリッツを楽しんでいる小学生くらいの年代は魚っていうものを見る機会が少ないと思います。昨今はお魚食べるにしても切り身で食べるだろうし、一匹まるまるっても焼いてあったり煮てあったりする姿で、生きている魚を見ない。実際に釣りに行く機会があれば見ることはできるんだろうし、そこが最終ゴールだと思うのだけれどそ、の前にまず魚を好きになってもらいたいっていうメッセージが素晴らしい。
このキャンペーンがあることによって、そうか魚ってゲームの中だけじゃないのかという考えに至り、親に魚はどんなものなのか聞いたりする機会が生まれます。そしてせっかくだから離島の魚が買える店に行ってみるかとなり、魚の知識を経て実際に釣りに行く機会を作れるストーリーのあるデジタルプロモーションですね
ゲーム内に閉じ込めず、ゲームから興味を持たせて実際の「魚、釣り、海」というところまで興味を持ってほしいというメッセージが読み取れます。子供向けゲームだと思うので、そういったメッセージがあると親もやらせてみようかねえ、と思いますよね。

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