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「飲食」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 60ページめ

レストランや居酒屋など飲食店で話題になった集客のための店頭誘引施策や、お菓子・お酒などの商品に関わる認知拡大施策・マストバイキャンペーンなど、飲食関連の有効的な手法やアイデアを取り入れたキャンペーンをご紹介。成功要因などもあわせて解説いたします。

マイルドクエストキャンペーン | カフェオーレ | グリコ


マイルドクエストキャンペーン | カフェオーレ | グリコ

キャンペーン概要

パッケージの二次元バーコードから飛ぶとオリジナルゲームが遊べる。また対象商品のレシートで応募できるレシートマストバイキャンペーンも並行して行われているキャンペーンです。

キャンペーン考察

もうひと頑張りを応援ってことでRPGっぽいメインビジュアルのもと、クエストというストーリーでゲームが遊べますね。以前紹介したカフェオーレ円錐版と同じく、パッケージにQRコードが付いていて、そこから飛ぶとスペシャルコンテンツへのリンクが付いているキャンペーンLPに行けると。QRのURL自体はユニークではないため、そのURLがわかってしまえば買う必要はなくなってしまうのだけれど、そこは気にせず流通も多い商品だから、買った人が商品にあるQRに気づいてちょっとやってみるか、という効果を目論んでいるのだと思います。
4つのゲームでレベルが5段階あります。ランキングがあったり、正解者にプレゼントとかがあるわけではないのだけれど、単純に楽しめるゲームがあり、もう一つが本命、レシートキャンペーンがあると。グリコアカウント内で行うレシートキャンペーンなので、LINEやTwitterを使う必要もなく、グリコ的にはいろんな商品でガンガン回していったほうが費用対効果が高いから、レシートキャンペーンをベースにしつつ、そこにどんな面白い、話題性があるプロモーションを加えていくか、というところが現在の課題になっていそうです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/31-8/6

夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳

夏の豆乳頂上決戦のキャンペーン画像
夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳

キャンペーン概要

夏豆乳の楽しみ方をTwitterのカンバセーショナルカードもしくはInstagramの投稿をいいねすることで投票し、応募完了となります。
夏の豆乳頂上決戦のキャンペーン画像

キャンペーン考察

豆乳を凍らせてアイスにするか、豆乳でプリンを作るか、コーヒーで割るか、豆乳の味ではなく食べ方で投票させるキャンペーンとなっています。中間発表がすでに出ており、凍らせて食べる豆乳アイスが人気の模様です。 昨年もこのキャンペーンは行われており、アイスVSプリンでアイスが勝ったそうです。今年はそこにソイカフェが加わっています。
投票数がリアルタイムで見れる他、 おそ松さんコラボ、アイス・ソイカフェ・プリンの作り方があったり、その他レシピ紹介があったりと盛りだくさんです。
投票方法はTwitterでのカンバセーショナルカードからハッシュタグ投票で、これが最近の王道投票形式となっています。Instagramは結構珍しく、いいねを押して貰う形です。3つ投稿が並んでいて、TOP固定ができないためキャンペーン期間中は別の投稿ができなくなりますが面白い形ですね。投稿もかわいいし分かりやすいため、Instagramに載せてもブランド価値が下がらないです。
アイスなら子供と一緒に凍らせる遊び要素があり、プリンなら親が作って出してあげるデザート、ソイカフェなら親が飲むという視点、食べ方でターゲットが変わるというのを出すためにあえて写真投稿キャンペーンにしてないと見ています。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30

#5分間の夏休み「極上の深リラキャンペーン」 | カフェオーレ | グリコ

#5分間の夏休み「極上の深リラキャンペーン」

キャンペーン概要

パッケージの二次元コードを読み込んで5分間の極上トリップツアーにでかけよう! というものです。さらに対象商品を3点購入したレシートで応募いただいた方の中から抽選で500名様に「極上の深リラ5分砂時計」がプレゼントされます。

キャンペーン考察

忙しいあなたに5分間の夏休みをお届けいたします。というストーリーでのデジタルプロモーションです。耳で聞くバーチャル世界旅行として現地の音とともにリラックスできる旅行気分を味わえるというものです。通常サイトだと視聴しかできず、商品についている二次元バーコードからだと極上トリップツアーが体験できます。 実際商品のQRから飛ぶとスペシャル音声プログラムを聞くことができました。ガイダンスに従って呼吸を整え、深くリラックスしてカフェオレを飲めば「極上」の状態になれるということですね。ツアー選択をできる他、気分からも選択可能でリラックスしたいとか一人旅とか気分にあった音声コンテンツを聞くことができます。

そしてもう一つ、三本購入で5分砂時計が当たるレシートキャンペーンも行っています。 SpotifyがPodcastに力を入れた、clubhouseが流行った、各社SNSが音声配信を導入した、slackがハドルミーティングを入れた、と音声コミュニケーションが注目されているからこそインセンティブに音声コンテンツを取り入れた提案はしていくべきではないでしょうか。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

#みんなで創るじゃがりこ2021|カルビー

#みんなで創るじゃがりこ2021

キャンペーン概要

あなたが食べたいじゃがりこが販売される?!投稿や投票への参加でプレゼントが当たるというTwitterで参加するキャンペーンです。

キャンペーン考察

ユーザーからアイデアを募集して、味、パッケージ、キャッチコピーを決めていくスタイルです。カルビーのフルグラが今年から30周年を記念して味、パッケージデザイン、キャッチコピーを募集し、既にキャッチコピー募集まで到達しており横展開でじゃがりこにも適応する形です。


週間キャンペーン事例と考察でもフルグラのキャンペーンを紹介しましたが、思うところは味の投稿をしてもらいクライアント側で選定して投票という流れなので変な味に決定することはなく、アイデアを工場側で試した上で店頭には最低限出せるだろうというものを選定するでしょう。投票数が多い=食べてみたいと思う人が多いということなのでダイレクトにファンが欲しがるものなのです。味が決まればパッケージデザインですが全国のデザイナーがこぞって参加しているんですね。コンペ形式かつノーギャラで投稿されるわけです。最終的には納品データに起こす必要があったり、撮影したり作業はかかりますが、一からデザイン会社に発注してあれやこれややって納品となるよりは費用面で抑えられそうです。キャッチコピーにも同じことが言えます。もちろんそれに係る著作権を、賞品を対価として、今回ならば800gのフルグラ6袋を対価としてカルビー(株)に譲渡し、帰属させることに同意するものとします。自分が考えた完璧パッケージデザインが選ばれた!と喜ぶことはできますし、それをツイートしても大丈夫だとは思うのですがポートフォリオとして公開するのは難しいかもしれません。


Wチャンスとして投稿数によって当選確率の上がるプレゼントキャンペーンもあります。ポイントは他人のものも見ることができる仕様のようです。
アンケートを取って市場調査し、店頭調査をし商品開発をしていくというのが常だったのですが、SNSマーケでダイレクトにユーザーの声を聞いてそれをそのまま商品に反映していくことができるし、大きくキャンペーンにしてしまうことで盛り上がりも見せていけるいいやり方ではないでしょうか。既にファンが居る商品ならどこでもできるスタイルなので積極的にパクっていきましょう。

 

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

ピザぽピーポー ピザポテト|カルビー

ピザぽピーポー ピザポテト

キャンペーン概要

リニューアル記念として推しピザポテトをTwitterで投稿する他、クイズや投票などのTwitterを活用したキャンペーンを行っています。

キャンペーン考察

「チップスに向けてピザポ砲を撃て」と出てくるどういうことかよく分からないがインパクトのあるMVがあります。その下にリニューアル記念キャンペーンを行っており、第一弾が推しピザポテト投稿というUGC Twitter投稿キャンペーンです。ホームページにはピザポテトのヒストリーを紹介するページがあり、30年も続く商品であることが分かります。そこから推しピザポテトを探すこともできます。

キャンペーン投稿ではカンバセーショナルカードを活用し、限定で売られている4種の味をハッシュタグ投稿できるようになっています。第二弾はカンバセーショナルカードでのクイズキャンペーン、第三段もカンバセーショナルカードを使った投票キャンペーンのようです。

気になったのは常設コンテンツである「チップスに向けてピザポ砲を当ててピザぽピーポーを量産せよ」というゲームです。ゲームを終えると当てた枚数が表示されてツイートできるようになるという仕組みです。ピザぽピーポーはピザポテトが好きな人達ではなく、この飛んできたチップスがピザぽピーポーということなのでしょう。MVにもあることから一押しのコンテンツであり、ゲームを取り入れることでのファン作りは正しいと思うのですが、ストーリーが理解しづらいシュールなシューティングゲームであり考察が非常に難しいです。考察に於いてどのような気持ちで提案者やエンドクライアントがコンテンツを制作していくのかを考えるのですが、ここまで考察が難しかったのは初めてです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23