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顧客との関係構築に最適な「クローズドキャンペーン」【最新事例まとめ】 22ページめ

商品購入者や応募者などの限定的な範囲で実施される「クローズドキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、LINEやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

パピコ 食べ比べキャンペーン|グリコ

パピコ 食べ比べキャンペーン|グリコ

キャンペーン概要

2種類のパピコを購入して食べ比べ、どちらが好きかを投票しつつ感想をツイートします。その後、抽選で100名様にパピコもっと食べ比べセットをプレゼント。

キャンペーン考察

「あなたはどっち?」ということで、どちらのほうが強いのか、という対立構造を作りだしています。対決させることで盛り上がりを演出する、プロレスのプロモーションと似た、投票対決スキームです。 購入して食べ比べしてみようと謳っているキャンペーンはあまり見たことがありません。「どっちが好き?」と問いかけてしまうと「いつも食べてるこっちがいい!もう一つの方は食べたことがないけど」と偏ってしまいがちだからです。ですが、食べ比べてみてくださいという提案の形であれば、偏りもなくなりそうです。加えて、食べ比べたあとに発見があるようなストーリーにすると、食べ比べてみたい度数が上がりそうです。
また、感想を書くUGCキャンペーンにもなっていて、対決を軸に投票させ、投票と同時に口コミも広げるスキームです。ただ単に感想をツイートしてほしいということでハッシュタグキャンペーンを行っても、マンネリで参加者が増えませんその課題に対して、プロレス的な不要な戦いを作り上げることで盛り上げています

口コミや商品に対する意見を企業側は欲しています。その中で、ハッシュタグ投稿キャンペーンに代表されるUGCキャンペーンは、ニーズが高いです。しかし、検証ユーザーだらけになってしまったり、そもそもユーザー参加が少なかったりします。なので、ちょい足しアレンジが必要なのですが、それを各社考えています。

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週刊キャンペーンまとめBlog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/10-4/16

GABA for Sleep「目覚めスッキリキャンペーン」|江崎グリコ

GABA for Sleep「目覚めスッキリキャンペーン」

キャンペーン概要

キャンペーン期間中に対象商品を1個購入しパッケージ内側に印字しているシリアルナンバーを入力すると、貴島明日香のLIVE配信動画視聴権がその場で当たるというキャンペーンです。

キャンペーン考察

1つ前の事例で取り扱ったプレミアム熟二段キャンペーンと同じグリコさんのキャンペーンでありスキームも全くおなじです。グリコメンバーズ会員ページにてシリアルナンバーを入力すると、マイページ内でインスタントウィンがまわりその場で当落が分かるという仕組みです。
睡眠の質を高めるチョコには鎮静・抗不安作用を有しているGABAが入っているため、インセンティブは朝から貴島明日香さんがLIVE配信をしてくれるというものになっています。 動画を見て朝スッキリ目覚め、朝活の成功体験を作ろうというところでしょうか。
パッケージの裏側に印刷する形もプレミアム熟のキャンペーンと同じなのでシステム改修はもちろん印刷方法も確立しているのでしょう。 シリアルマストバイの多くはシールにQRコードが印刷されたものが多いのですが、 どこにシリアルナンバーを印字するのかという課題があります。同一のシリアルナンバーで一日一回という縛りを設けているものがあったり、レシートにしてしまうなど方法は色々あるため予算に合わせた方法を臨機応変に使っていきましょう。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/3-4/9

2段チャレンジキャンペーン|プレミアム熟|グリコ

2段チャレンジキャンペーン|プレミアム熟|グリコ

キャンペーン概要

キャンペーン期間中に対象商品を1個購入しパッケージ内側に印字しているシリアルナンバーを入力して応募します。 WチャンスでLINEポイントが総付けで当たるようになっています。

キャンペーン考察

ルーのキューブが二段になっていることからWチャンスキャンペーンのことを二段チャレンジと言っているようです。 二段は香りのルーとコクのルーに上下で分かれています。グリコメンバーズに登録した人は、マイページからシリアルナンバー(パッケージに印字されている)を入力することでプレミアム熟が19個当たるというインスタントウィンキャンペーンです。 熟(じゅく)だけに19個当たるという設定になっています。 全員にLINEポイントが当たる Wチャンスが設けられているのですが そのポイント数には違いがあります。ポイント数が多いと当たりのようです。
グリコメンバーズ内でシリアルナンバーを送って抽選できるということは、システム内にシリアルマストバイ機能を入れたということでしょうか。昨今ではLINE、もしくは特設サイトでのシリアルナンバー入力が多いのですが、独自会員システムに組み込んでしまうということはいろんな商品でシリアルマストバイを行っていくということでしょう。
既存会員システムにシリアルマストバイを組み込むというのは結構な金額がかかるはずなのですが、それでもなお実行したということはシリアルマストバイは効果があり、今後もやっていくという覚悟があるということでしょうか。シリアルマストバイの今後に期待が膨らみます。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/3-4/9

Spotifyを活用したダイドードリンコのキャンペーン紹介

Spotifyを活用したダイドードリンコのキャンペーン紹介

キャンペーン概要

対象商品に印刷されているQRコードを、ごスマートフォンに搭載されているQRコードリーダー等で読み取り、「シリアルコードを表示」ボタンを押す。「シリアルコードを送信する」ボタンを押すとLINEアプリが起動。シリアルコードが自動的に入力されたら送信。シリアルコードを送信すると1ポイント獲得。2ポイントたまると1回応募可能。Spotify Premiumギフトカード 3ヶ月分 を抽選で1,000名にプレゼント。

キャンペーン考察

音楽とコーヒーで切り替えていこう!というスローガンを掲げ、Spotify とコラボしているキャンペーンとなっています。対象商品に印刷されている QR コードから参加でき、Spotify の今すぐ聞ける気持ち切り替えプレイリストが総付で当たります。さらに、ヒャダインさんと DJ KOOさんが選曲してくれるインフルエンサーになってます。
もう1つはインスタントウィン、 Spotify プレミアムギフトコード総計250年分が当たるキャンペーンです。実際は3ヶ月分を1000名様ですが総計で表すとインパクトが出るので効果的です。期間中はプレイリストが徐々に追加されていき、インスタントウィンとともに何度も同様の商品を買って参加してね、というストーリーになっています。 インスタントウィンを見ていくと、非常に珍しいことにシールではなくてパッケージに QR コードが付いてます。印刷する際に QR コードを入れているということです。なぜシールの方が普及しているかというと、その方がコストがかからなかったり、キャンペーンが終了してしまった後に剥がして流通させることができるからです。このキャンペーンでは シリアルコードを送信するのでそれぞれの商品全てにおいて QR コードが違うはずです。そのため相当印刷代がかかっている気がします。
世界一のバリスタという商品のブランドイメージ向上を行いつつその音楽を聴くことによってこのコーヒーを思い出すことができるプロモーションですね 。

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FLOWERS BY NAKEDを活用した森永乳業のAR花見

FLOWERS BY NAKEDを活用した森永乳業のAR花見

キャンペーン概要

専用アプリをダウンロード。その後対象商品のマーカーを読み取るとARで桜の木が見れる。

キャンペーン考察

グラフィカルな桜の絵が描かれているメインビジュアルとなっています。 2021年の花見は緊急事態宣言が解除されたとはいえ倫理的に難しそうですが、そのような背景を逆手にとって AR を使った花見を森永乳業さんが行っています。森永乳業さんが出している商品のいくつかが桜バージョンになっていて、季節感を意識したキャンペーンです。この取り組みは2016年からNAKEDがやっている FLOWERS BY NAKED で、このご時世になって時代がようやく追いついてきたなと感じられます。それに加えて AR の写真動画を撮るキャンペーンも行っていて、#お花見 をつけて送ると森永乳業商品セットがもらえます。 応募期間が12日までのためもう終了しているのですが、どうせなら花見のシーズンまで継続した方がいいのではないかと思ってしまいます。
商品タグ+ARはマストバイ感もあり、ブランドイメージ向上も狙えて一石二鳥ですが、ただコストが高そうなイメージあるのでそこが課題だと思います。

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