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「人気投票 / 総選挙」の仕組みを活用したキャンペーン【最新事例まとめ】

人気投票や総選挙の仕組みを活用したキャンペーン事例を紹介します。WEBサイト上のコンテンツだけでなく、X(Twitter)のカンバセーションボタンを活用したものや、InstagramのDM上でのbot返信を活用したものなどを解説していきます。

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

キャンペーン概要特設サイトから推しの「海産物(候補者)」を選択。必要事項を入力して投票すると、抽選で20名に豊浦町の豪華海産物が当たる
インセンティブ豊浦町の特産品(20名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【本気の悪ふざけ!「政治家×特産品」の擬人化コンテンツ】

「北海道豊浦町海産総選挙」は、北海道豊浦町の特産品を政治家に見立てて擬人化し、Web投票を行うキャンペーンです。

本施策では、特産品を単なる商品として紹介するのではなく、「選挙ポスター」のトーンを忠実に再現したクリエイティブにより、強力なコンテンツ化を実現しています。

参加者は特設サイトから推しの海産物(候補者)を選択し、必要事項を入力して投票することで応募完了となります。

【バズを継続的なファン参加型プラットフォームへ進化】

本キャンペーンは、2017年の「本物の選挙」のタイミングに便乗した単発のバズりネタからスタートし、回を重ねるごとに進化しています。

2023年には「海産総選挙」の仕組み自体を商標登録し、他の自治体も参加できる「プラットフォーム」としての展開を開始した点も特徴的です。

特産品を「擬人化×選挙」というストーリーで表現することで、参加者の熱量を高め、継続的なエンゲージメントを促す好例となっています。

第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会
第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

【動画で解説!】第4回北海道豊浦町海産総選挙 | 噴火湾とようら観光協会

トップバリュ大賞2026|TOPVALU

トップバリュ大賞2026|TOPVALU

キャンペーン概要対象のトップバリュ商品1点以上を含む500円(税込)以上のレシートを特設サイトの応募フォームからレシート画像をアップロードするか、iAEONアプリからエントリーして応募完了
インセンティブ【賞品】10,000 WAON POINT(500名)、【Wチャンス賞】トップバリュ人気商品詰め合わせ 5,000円相当(60名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【「推し」を投票する参加感で購買を促進!】

「トップバリュ大賞2026」は、プライベートブランドであるトップバリュが自らアワードを開催し、ユーザーに大賞を決めさせる参加型投票キャンペーンです。

すでに人気・話題の40品目がノミネートされており、これらの中から購入レシートをアップロードすることで投票ができます。

単なる購買施策に留まらず、ユーザーが好きな商品への信頼を可視化する体験を提供し、「投票」という形でエンゲージメントの高い施策へと昇華させています。

【マストバイの動機付けを「お得感」から「参加感」へと昇華!】

本キャンペーンは、ノミネート部門(お客様の声部門、SNSで好評部門、社員おすすめ部門など)を見るだけでも楽しめ、ブランドリフレーミングを通じてトップバリュの評価をユーザーに伝えています。

また、iAEONアプリだけでなく、Webからの2つの方法でレシートアップロードによる投票を可能にすることで、幅広いユーザーの参加を促進しています。

商品への信頼を「投票」という形で可視化し、レシートマストバイの動機付けを「お得感」から「参加感」へと昇華させている点がポイントです。

トップバリュ大賞2026|TOPVALU
トップバリュ大賞2026|TOPVALU

【動画で解説!】トップバリュ大賞2026|TOPVALU

推し焼きおにぎり国民投票 │ 株式会社ニッスイ

推し焼きおにぎり国民投票 │ 株式会社ニッスイ
キャンペーン概要「大きな大きな焼きおにぎり」ご当地系フレーバー5種の中から“推し”を選んでXやInstagramで投票
インセンティブ抽選で100名様に大きな大きな焼きおにぎりが当たる
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【推し焼きおにぎり国民投票!】

「大きな大きな焼きおにぎり」の、5つの味から推し焼きおにぎりを選んで投稿する投票キャンペーン。

Xは指定カルーセル画像でポストで投票、Instagramは選択肢という名のハッシュタグで投稿し、さらにコメントで地名や「こんな味食べたい」案を書くことで指定投稿で好きな味に一票入れる仕組みです。

今売っている「仙台味噌味」だけでなく、期間限定で終売した地域フレーバーにも投票できるので、「あの味、もう一度食べたい!」という思い出を呼び起こしやすく、コメント欄で推し理由やエピソードが集まりそうな設計です。

また、Instagramでは新作アイデア募集もしているので、「次の限定はこれどう?」という声を拾えて、開発のヒントになります。途中経過の順位速報や、地域別ランキングがあったりすると、さらに盛り上がるのではないでしょうか。

【思い出喚起と新フレーバー開発を両立!】

同時に、「大きな大きな焼きおにぎり」の公式キャラクター「やき おにお」の生誕祭2025キャンペーンを行っています。

対象商品を購入したレシートをLINEでアップロードすると応募完了となる購買施策で、投票キャンペーンで話題化・UGC化を行い、集客し購買に繋げられるようなストーリーになっています。

季節商材の想起喚起、終売品も含めたアーカイブ価値の再活性、次期フレーバーの候補集めを行いつつ、フォロー&投稿・コメント必須でUGC投稿を促し話題化、レシートマストバイで購買につなげる導線がバッチリです。

推し焼きおにぎり国民投票 │ 株式会社ニッスイ
推し焼きおにぎり国民投票 │ 株式会社ニッスイ

【動画で解説!】推し焼きおにぎり国民投票 │ 株式会社ニッスイ

あいすまんじゅう総選挙キャンペーン|丸永製菓株式会社

あいすまんじゅう総選挙キャンペーン|丸永製菓株式会社
キャンペーン概要Xにて該当ポストから好きなフレーバーを選んで投稿すると最も多い得票のフレーバーが「2027年春」に新商品として登場
インセンティブあいすまんじゅう秋冬新商品詰め合わせセット 50 名様PayPay ポイント、Amazon ギフトカードなど200 円分 1,000 名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【推し味に一票!!】

1962年から販売されている、丸永製菓のロングセラー和風アイス「あいすまんじゅう」の次の定番をみんなの一票で決めるX参加型の総選挙キャンペーン。

公式アカウントをフォローして、対象ポストから好きなフレーバーに投票すると、最も票を集めた味が2027年春に商品化されるというもので、総選挙と称してアンケートを取っているわけです。

当然投票が多いフレーバーのほうが売れるわけで、それを事前に知れるというのはとても大事な情報です。さらに総選挙という投票キャンペーンは、投票=意思表示なので、結果が商品化に直結すると、「自分も関わった感」が残って自分ごと化も進みます。

告知→中間発表→結果発表→開発報告→発売と、段階的に話題を積み上げられるので、プレスリリースをたくさん打てるメリットもありそうです。

【総選挙でアンケート!】

インセンティブは秋冬の新商品詰め合わせ50名様分に加え、選べるデジタルギフト200円が1,000名と、当たったらすぐ使えるものを用意しています。

どの味がどの層・どの地域で刺さっているかの事実を自然に集められ、発売までの間に試作や告知を小刻みに出すことで、期待の温度を下げずに育てられます。結果、ユーザーは「自分の一票が商品になった」という実感を持てて、発売日が近づくほどワクワクが増す設計になっています。

総選挙は「好き」をきっかけに人を動かし、その熱量を開発・販売・話題化まで一気に回すことが可能です。参加ハードルも低いのと、SNSシェアまでついてくるのが良いところです。

あいすまんじゅう総選挙キャンペーン|丸永製菓株式会社
あいすまんじゅう総選挙キャンペーン|丸永製菓株式会社

【動画で解説!】あいすまんじゅう総選挙キャンペーン|丸永製菓株式会社

ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社

ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社
キャンペーン概要使い方一覧から気になる界隈をチェックし「あり!」と思った使い方をXでシェア
インセンティブグレゴリー×ジップロック®×ビームス クチュール デイパック 100名様3000円分のAmazonギフトカード 100名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「◯◯界隈」の使い方が秀逸!】

食品保存の枠を飛び越えて、「推し活」「ガチャ」「サウナ」など、20の「◯◯界隈」での使い方を見せて「この使い方、あり?なし?」を全国投票するキャンペーン。

参加方法はシンプルで、使い方一覧から「あり!」と思った界隈を選んで、指定ハッシュタグ「#ありなしジップロック」を付けてXでシェアすると応募完了です。

1日1回まで有効なので、今日は「推し活」、明日は「旅」、週末は「アウトドア」のように日替わりで参加でき、見るたびに「そんな使い方あったの?」という発見があり、利用シーンの拡充を提案しています。「今日はどの界隈に投票しよう。」とLPを回遊させる設計になっています。

【試したくなる心理を引き出す!】

インセンティブは「GREGORY × ジップロック® × BEAMS COUTURE」の限定デザインのデイパックで、意外性で話題化を狙っています。

保存袋=キッチンの固定観念がほどけて、文具をまとめる、旅行の小分け、汗や水に強い収納など、日常のあらゆる場面で「自分の界隈でも使えるかも」と、試したくなる心理を素直に引き出し、UGC担った際に共感を得ることもできそうです。

リアルでは渋谷での体験配布イベントもあり「まずは使ってみる」きっかけを作り、SNSで見て、街で触れて、家で試すという流れができています。

「ジップロック®は保存袋にとどまらない」と、20の界隈で生活者の多様なライフスタイルへ寄り添うブランド像を訴求しています。

ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社
ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社

【動画で解説!】ジップロック®ありなし国民大調査 キャンペーン|旭化成ホームプロダクツ株式会社