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「X(Twitter)」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

拡散力の高いX(Twitter)を活用した特徴的なキャンペーン施策をご紹介。X(Twitter)のカンバセーションボタンの活用やアルゴリズムにあわせた具体的な手法、成功事例も解説します。

令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

キャンペーン概要公式Xをフォローし、特設サイトから欲しいグッズを選んでXでシェア投稿すると応募完了。シェア数に応じて当選確率アップ
インセンティブ「毎日をぽん!と飛び出したくなる、はみだしたくなるグッズ」61種(計830名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「昭和100年」をフックにした、狂気の61種類グッズ!】

「令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり」は、2025年を「昭和100年」に見立てたレトロでエモい世界観のXシェアキャンペーンです。

昨年好評だった「ぽんまつり」の再来として、ロングセラー商品である「味ぽん」と「昭和100年」という強烈なテーマを掛け合わせることで話題を呼んでいます。

インセンティブは全61種類で、パーカーやステッカーといった王道グッズから、味ぽん愛が強すぎて使い所に困るようなネタグッズまで、とにかく種類が豊富というところで話題化を図っています。

また、公式Xをフォローし、特設サイトから欲しいグッズを選んでXでシェアするだけ応募完了できます。

【王道のUGC創出スキーム!】

このキャンペーンは、マストバイではなくUGCの増加を重視しており、売上増に繋げる戦略が見られます。

景品として用意された61種類のグッズという選択肢の多さが、ユーザーの能動的な参加意欲を引き出してて、さらに「シェアすればするほど当選確率アップ」と明言することで、1人のユーザーが複数のグッズに応募したり、日を変えて何度も投稿したりする動機付けを行っています。

これはXのアルゴリズム的にも非常に有効で、短期間に大量の関連ワード投稿を生み出し、トレンド入りを狙う王道のUGC創出スキームと言えます。

「味ぽん」というブランドを「ネタとして遊べる存在」に昇華させ、若年層を含む新たなファン層との接点を作ろうという、お祭りとなっています。

令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり
令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

【動画で解説!】令和から、とびだせ!はみだせ!昭和100年 ぽんまつり

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

キャンペーン概要特設サイトにてコーヒーをいれる指の動きで診断するコンテンツをプレイし、診断結果を「#オリガミでタイプ診断」をつけてXにポストすると応募完了
インセンティブスターバックス オリガミ® 4杯分(7000名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【指の動きで診断する新しいUX】

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断は、ユーザーの指の動きをトリガーにした、ユニークな診断コンテンツを提供するキャンペーンです。

ドリップコーヒーを淹れるような「タップしたり円を描いたり」といった指の動きが診断の材料となり、ユーザーに疑似的なドリップ体験をさせながら性格やタイプを診断します。

診断結果をXでシェアすることで応募が完了する、王道のUGC創出型の仕組みを採用しています。

【ブランド体験と話題化の融合】

通常の「AかBか」を選ぶ診断とは異なり、商品の特徴である「一杯ずつ丁寧に淹れる」というアナログな体験価値をデジタルのギミックとして見事に落とし込んでいます。

この体験設計は、ブランドの世界観と強くマッチしており、ユーザーの没入感を高めます。

デジタル診断という手軽さに「指の動き」という身体的な体験を組み合わせることで、「手淹れ感」や「温かみ」を表現している点が特徴的です。

大規模サンプリングと同時展開することで、話題化だけでなく、実際の利用体験につなげる戦略なのでしょう。

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本
STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

【動画で解説!】STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

こまめどりチャレンジ月間|しゃぶ葉

こまめどりチャレンジ月間|しゃぶ葉

キャンペーン概要店舗の卓上POP等のQRコードからARカメラを起動し、キャラクターフィルターで撮影。「#しゃぶ葉フレンズ」をつけてSNSに投稿すると応募完了
インセンティブオリジナルステッカー
使用SNS指定なし

キャンペーンのポイント

【エンタメ要素を加えた啓蒙するキャンペーン!】

しゃぶ葉による「こまめどりチャレンジ月間」は、食べ放題の課題である食品ロス、食べ残しに対し、エンタメ要素を加えて啓蒙するキャンペーンです。

WebAR技術を用い、オリジナルキャラクター「しゃぶ葉フレンズ」になりきれるARフィルターで撮影した写真をSNSに投稿することで参加完了。

食事中の手持ち無沙汰な時間や、子供が飽きたタイミングで気軽に楽しめるよう設計されています。

【ポジティブなメッセージで行動変容を促す!】

SDGsへの貢献を「楽しい遊び」に変える体験設計が秀逸です。

店舗のQRコードを読み込むだけでARフィルターが起動するWebARは、アプリダウンロード不要で参加ハードルを下げています。

「残さず食べよう」という指示ではなく、「こまめに盛ると楽しいことがあるよ」といったポジティブなメッセージで、ブランドへの愛着を育みながら行動変容を促しています。

飲食店におけるSDGsプロモーションの好事例でした。

こまめどりチャレンジ月間|しゃぶ葉
こまめどりチャレンジ月間|しゃぶ葉

【動画で解説!】こまめどりチャレンジ月間|しゃぶ葉

推しクナイプ総選挙キャンペーン|株式会社クナイプジャパン

推しクナイプ総選挙キャンペーン|株式会社クナイプジャパン

キャンペーン概要特設サイトで全30種の中から「推し製品」を選んでXでシェア、またはXの対象ポストからエピソードを投稿して応募完了。
インセンティブ【特設A賞】夢のクナイプ1年分(3名)、 【特設B賞】クナイプ特別セット(6名)、 【特設C賞】クナイプトートバック&バスソルトトライアルセット(20名)、 【特設D賞】クナイプオリジナルカプセルトイ&バスソルトボトル(50名)、【XA賞】夢のクナイプ1年分(1名)、 【XB賞】クナイプトートバック&バスソルトトライアルセット(20名)、 【XC賞】クナイプオリジナルカプセルトイ&バスソルトトライアルセット(100名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【超豪華景品が高単価マストバイを正当化!!】

バスソルトブランドのクナイプが、日本上陸40周年を記念し、周年の王道ストーリーを踏襲したプロモーションを展開。

周年キャンペーンは、昔使っていた層や、クナイプの存在を知らなかった層に対して、「40年続く信頼できるブランド」という権威付けを行い、ブランドを再認識させる絶好の機会です。

メインの施策はレシートマストバイキャンペーンで、インセンティブがJTBのトラベルギフト40万円分と、40周年にかけた夢のある内容です。

高額インセンティブをドカンとフロントに置くのは、参加のモチベーションを爆上げさせ、キャンペーンのインパクトを出すという意味でも鉄板の手法です。

応募に必要なレシートは1,500円以上(税込)で、個包装では1個や2個じゃ届かない、やや高めの設定にしてあります。クナイプのいろんな種類の香りやオイルを、「ついで買い」や「まとめ買い」をしてほしいという狙いです。

40万円が当たるとなれば、「せっかくだから気になってたオイルも買ってみよう」と客単価を上げる動きにつながり、40万円の超豪華インセンティブが、1,500円というハードルを正当化しています。

【LINEのWチャンスで接点確保!】

LINEから応募すると、Wチャンスで抽選にハズレた人の中からLINEポイント100ポイントが1,000名に当たります。

Webフォームからも応募できますが、Wチャンスで差をつけることでLINEに流し、LINE友だちになってもらいLINEで継続接点も確保したいという流れです。

また、XとInstagramで「#クナイプ40周年おめでとう」をつけて投稿させるUGCキャンペーンも実施。Xでは「お祝いメッセージ」、インスタでは「製品を使った写真」を募集することによりキャンペーン認知拡大をしていて、購買施策につなげる動きをしています。

豪華インセンティブで高単価マストバイを促しつつ、LINEのWチャンスでCRM基盤も作り、SNSキャンペーンで認知拡大を獲得する王道なデジタルプロモーション戦略です。

推しクナイプ総選挙キャンペーン|株式会社クナイプジャパン
推しクナイプ総選挙キャンペーン|株式会社クナイプジャパン

【動画で解説!】推しクナイプ総選挙キャンペーン|株式会社クナイプジャパン

濃厚なるバウンシア王国|牛乳石鹸共進社株式会社

濃厚なるバウンシア王国|牛乳石鹸共進社株式会社

キャンペーン概要X公式アカウントをフォローし、対象ポストをリポスト、または指定のハッシュタグを選択して投稿することで応募完了。特設サイトではバイノーラル音声コンテンツが視聴可能
インセンティブ【第一弾〜第三弾】バウンシア ボディソープ 本体3種セット/オリジナルバスタオル/オリジナルバスリリー(各回50名)、【Wチャンス 第一弾〜第三弾】バウンシア ボディソープ 本体3種セット/オリジナルアクリルスタンド(3種)/梶裕貴さん 直筆サイン入りミニ色紙(各回10名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ボディソープが異世界転生!?】

「ボディソープが転生先でイケメン貴族だった件について」という、どこかのラノベで見たようなサブタイトルを、天下の牛乳石鹸が本気でやっているのが面白いデジタルプロモーション。

お風呂離れという未曾有の危機に瀕した王国を救うため、ユーザーを濃厚泡の異世界へ誘うというストーリーです。

キャラクターの声に起用されているのは声優の梶裕貴さん。一人で「正統派」「クール」「甘えん坊」といった異なるタイプの貴族3人を演じ分けていて、声優ファンからしたら「耳が幸せ」状態なわけです。

キャンペーンはXでのフォロー&リポストや、ハッシュタグ投稿というシンプルなものですが、最大のフックは「バイノーラル音声」です。立体音響技術を使って、まるで耳元で囁かれているような臨場感を作り出し、「バウンシア」の特徴である濃密な泡に包まれる感覚を「聴覚」で再現しようとしています。

視覚や触覚で訴求しがちなボディソープのプロモーションにおいて、あえて「音」で没入させるというのは、商品の「癒やし」効果を最大化するうまい演出です。

【企画突破型プロモーション!】

単に商品を認知させるだけでなく、「お風呂=面倒くさい」から「お風呂=極上のエンタメ時間」へと意識変容させたいという意図が見えます。

インセンティブも単なる商品詰め合わせではなく、今治製のオリジナルバスタオルやバスリリーを含めた「ご自愛セット」にして、体験の質を上げようとしてます。

さらに、キャラクターのアクスタや梶裕貴さんのサイン色紙も用意されており、推し活層の熱量をそのまま購買・拡散パワーに変換する設計も抜かりないです。

クリエイティブ面でも、Webサイト全体が「泡」と「雲」をモチーフにしたファンタジーな世界観で統一されており、トンデモ設定なのに妙に説得力があります。ユーザーは「よくわからないけど凄い」という勢いに押されて、気づけばバウンシア王国に入国(フォロー)してしまっているでしょう。

この「ツッコミ待ち」な設定と、高クオリティな音声コンテンツのギャップが、SNSでの言及数(UGC)を稼ぐエンジンになっています。

「異世界転生」というネット文脈と「バイノーラル音声」を掛け合わせ、お風呂という日常行動を特別なエンタメ体験へと昇華させた、企画突破型デジタルプロモーションです。

濃厚なるバウンシア王国|牛乳石鹸共進社株式会社
濃厚なるバウンシア王国|牛乳石鹸共進社株式会社

【動画で解説!】濃厚なるバウンシア王国|牛乳石鹸共進社株式会社