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「音声」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

声優・タレントなどボイスなどを用いたものからAI自動生成など、声や音楽を活用した「音声」に関するキャンペーンをご紹介。リズムゲームやインセンティブなど企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアも解説いたします。

聴きスターバックス おうちで見つけよう、お気に入りのフレーバーを

聴きスターバックス おうちで見つけよう、お気に入りのフレーバーを
キャンペーン概要各応募期間の対象フレーバーストーリーを聴いてクイズの回答をツイートすると応募完了
インセンティブ4フレーバートライアルセット
使用 SNSTwitter

キャンペーンのポイント

有名声優を起用したスターバックスによる音声コンテンツを活用したデジタルプロモーション。スターバックスの6つのフレーバーごとに音声があり、それぞれを聞くと朝起きるのが楽しみになるというストーリーを描いている。声優さんのファンやイケボイスが好きな人が、朝早めに起きてスターバックスのコーヒーを飲んでほしいというシーンを作っていこうというものだろう。

キャンペーンとしてはクイズになっていて、音声コンテンツを最後まで聞くとクイズ参加ボタンが押せるようになるというもの。Youtubeの再生ボタンを押すとシークバーも非表示になっており、クイズに答えたいと思う人は強制的に全部聞く必要があるということですね。早送りもできない。このへんはYoutube APIでコントロールしています。

Youtubeはiframeの埋め込み時にタグを入れることでシークバーを消したりおすすめを表示しないようにでき、かつAPIを使うと再生時間を取得できるので、それを活用してマスト動画再生を可能にしています。聞き終わるとボタンが押せるようになり、回答ボタンを押すとTwitterが立ち上がりハッシュタグ聴きスターバックスと回答が付いたツイートができるようになっている。声優さんのハッシュタグを置くことでファンの流入も狙っていますね。

今回は音声コンテンツでしたが動画を再生してからじゃないと次のコンテンツに移れない、動画を必ず見させることができるキャンペーンです。クイズはちゃんと見たかどうか確かめるために差し込んでいるのでしょう。大学のオンライン講義のようです。

聴きスターバックス おうちで見つけよう、お気に入りのフレーバーを

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聴きスターバックス おうちで見つけよう、お気に入りのフレーバーを

【動画で解説!】聴きスターバックス おうちで見つけよう、お気に入りのフレーバーを

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週間キャンペーン記事no373

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

アイセイせんせー予想大会イラスト投稿キャンペーン アイの特別授業|株式会社アイセイ


アイセイせんせー予想大会イラスト投稿キャンペーン アイの特別授業|株式会社アイセイ

キャンペーン概要

アイセイせんせーの声を聞き、姿を想像してイラストをTwitterに投稿。投稿していただいた中から抽選で12人のアイセイせんせーが、アニメーションで動き出す!有名声優のアフレコで喋りだす!

キャンペーン考察

アイの特別授業ということでイラスト投稿キャンペーンが行われていると。ロゴとかちょっとかわいいですね。カラコンに詳しいアイセイセンセーと会合しながら正しい知識を教えてくれるTwitterアカウントにするってことなんでしょう。期間限定でTwitterコンテンツを投稿するということで、おそらくカラコンのメーカーでカラコン啓蒙コンテンツを声で運用していくと。面白そうですね。
そして、それのキャンペーンとして音声メッセージがあって、その声をもとに姿を想像してイラスト化してもらおうということですね。言ってしまえばキャラクター作成コンテストというなんでしょう。通常だとグランプリに輝いたイラストはアニメーションもアフレコも入れるとするところ、12キャラクター分アニメーションさせるというなかなか工数の掛かりそうなインセンティブになっています。サンプルイラストも有り、アイセイセンセーの声はあの人気声優E氏?なんてアオリも悪くないし、キャンペーンフローもまともで、シチュエーションや規定フォーマットまでちゃんと作っている。サイトもシンプルな柄ちゃんとデザインされていて、すごく整ったキャンペーンなんですけど、すごく違和感を感じます。
まずカラコンが知りたいとか買いたいと思っている層がイラストを描く層とかなりずれている気がします。声優で引きを作る、萌ボイス的なものとカラコン層って違うと思うのですが、コスプレ層に刺しにいっている商品なのでしょうか。にしてもイラストが描ける人ではないと思うんですよね。デザインなどお金をかけているのに、すごくもったいない気がします。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/8/21-8/27

#ポカリsky2021|想い出サプライ #ポカリスナップ|ポカリスエット


#ポカリsky2021|想い出サプライ #ポカリスナップ|ポカリスエット

キャンペーン概要

あなたのお気に入りの写真や動画と好きなアーティストの楽曲がコラボしてオリジナルムービーが作れるキャンペーンです。

キャンペーン考察

毎年スペースシャワーTVがおこなっていたSweet Love Showerことラブシャが去年できなかったということで、急遽オンラインでのフェス応援となりました。
ポカリskyという「2020年も音楽フェスをみなさんに届けたい。フェスを楽しみにしていたみなさんを応援したい。」という想いから、SPACE SHOWER TVとポカリスエットがコラボレーションしたスペシャルWebコンテンツを作っていたと。 今年はラブシャをやるわけなんですが、それでもなおポカリskyもやるってことは、かなり反響があったと予想されます。
去年はステージ映像やオリジナルコメントなどを配信するにとどまっていたのですが、今年はアーティストの楽曲に写真などをアップするとオリジナルのムービーが作れるというパワーアップぶり。参加アーティストも増えて6組で三曲づつ楽曲を選べるようになっています。
できた映像をハッシュタグポカリskyをつけて投稿するとフェスポカリグッズが当たったり、それぞれのアーティストサイン入りポスターがあたったりとフェスをパワーアップさせるプレゼントが盛り沢山です。2021年は関東近郊のフェスがスタートしたりフジロックなどの大型フェスが行われたり、かなり動きがある中で、デジタルでもプロモーションを行っている好例です
ポカリなどフェスでの協賛常連は去年どうフェスを応援していいか難しかった中、去年行ったデジタルプロモーションを成立させて協賛が行える今年も行えるってことは去年動いたかいがあったってもんですね。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/8/7-8/13

#5分間の夏休み「極上の深リラキャンペーン」 | カフェオーレ | グリコ

#5分間の夏休み「極上の深リラキャンペーン」

キャンペーン概要

パッケージの二次元コードを読み込んで5分間の極上トリップツアーにでかけよう! というものです。さらに対象商品を3点購入したレシートで応募いただいた方の中から抽選で500名様に「極上の深リラ5分砂時計」がプレゼントされます。

キャンペーン考察

忙しいあなたに5分間の夏休みをお届けいたします。というストーリーでのデジタルプロモーションです。耳で聞くバーチャル世界旅行として現地の音とともにリラックスできる旅行気分を味わえるというものです。通常サイトだと視聴しかできず、商品についている二次元バーコードからだと極上トリップツアーが体験できます。 実際商品のQRから飛ぶとスペシャル音声プログラムを聞くことができました。ガイダンスに従って呼吸を整え、深くリラックスしてカフェオレを飲めば「極上」の状態になれるということですね。ツアー選択をできる他、気分からも選択可能でリラックスしたいとか一人旅とか気分にあった音声コンテンツを聞くことができます。

そしてもう一つ、三本購入で5分砂時計が当たるレシートキャンペーンも行っています。 SpotifyがPodcastに力を入れた、clubhouseが流行った、各社SNSが音声配信を導入した、slackがハドルミーティングを入れた、と音声コミュニケーションが注目されているからこそインセンティブに音声コンテンツを取り入れた提案はしていくべきではないでしょうか。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/17-7/23

みんなの元気がつながる広告キャンペーン丨オロナミンC丨大塚製薬


みんなの元気がつながる広告キャンペーン丨オロナミンC丨大塚製薬

キャンペーン概要

Twitterに音や画をハッシュタグ投稿するとその素材でスペシャルムービーを制作できるキャンペーンです。

キャンペーン考察

キャンペーン名に広告という文字があるのは珍しいですね。今年の1月ごろになにげないツイートで要望を募集した際にたくさんのアイデアが合ったそうです。その中にみんなの投稿を合体させてスペシャルムービーを作ろう、というアイデアが合ったかどうかは定かではないのですが、ファンがたくさんいるんだなあという中の人の感動と、これだけいればハードルが高いと言われている投稿キャンペーンも成立するのではないか、と考えたんでしょうね。
テキストを送るのではなく音と画を募集しているのが特徴的で、テキストではないため投稿する手間と心理的ハードルは上がりますが、先程言ったとおりたくさんのファンがいると確信しているためちゃんと集まるのでしょう。音というのはあまり見たことがなく、オロナミンCを叩いてみた、しゃべってみたとかそういったことでもOKです。Twitterの音声投稿はスマホならできますので、そういった仕組みをキャンペーンに取り入れてます。動画やイラストも可能で、そちらはハッシュタグが異なる仕様です。
インセンティブはそれらを合体させて最終的にはオリジナルムービーを作成するという、なにかモノがもらえるわけではないですが、たくさんの投稿がされているのはファンが本当にたくさんいるということの証です。
キャンペーンスタートの7.3がオロナミンCの日だったわけですが、Twitterの音声配信サービスであるスペースを活用するなど音声をうまく使ってファンコミュニケーションを行っています。中の人の投稿を見てもファンに向き合っている姿勢がプレゼントなしでも投稿を集められるという、普段からの努力の賜物といえるキャンペーンです。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/10-7/16