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「購買促進」につながる特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

LINEやWEBサイトでのレシートを活用したマストバイ施策やX・Instagramなどを活用した話題性の高いプロモーション施策など、「購買促進」につながる特徴的なキャンペーン事例を紹介。成功要因なども合わせて解説いたします。

温泉地までぶっとび!? 買って当てよう! Xで当てよう! すごろくキャンペーン|株式会社バスクリン

温泉地までぶっとび!? 買って当てよう! Xで当てよう! すごろくキャンペーン|株式会社バスクリン

キャンペーン概要対象商品を購入し、レシート画像を投稿し、購入点数に応じてサイコロを振り、貯まったマス数で各コースに応募するレシートマストバイ
インセンティブ【12マスコース】JTBオリジナルデザイントラベルギフト / 20,000円分 + オリジナルアクリルボックス +「桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~ /Nintendo Switch™」(10名様)、【6マスコース】JTBオリジナルデザイントラベルギフト/ 10,000円分 + オリジナルアクリルボックス(50名様)、【3マスコース 】「日本の名湯」つめあわせ / 3種セット(330名様)、【応募者全員】オリジナルデザインデジタル壁紙
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【レシートですごろく!】

バスクリン「日本の名湯」と「桃太郎電鉄」のコラボで、レシートマストバイを「すごろく化」して回数応募に変換するおもしろキャンペーンです。

対象商品を買ってレシート画像を投稿すると、商品1点につきサイコロ1回振ってマスをすすめ、3・6・12マスの各コースで賞品に応募する事ができます。超過分は次回へ繰り越し可能です。

例えばレシートに対象商品2点あったならサイコロ2回振れて、出目が「4」と「2」なら合計6マスになり、「6マスコース」に応募可能となるわけです。運よく「6」が2回出たら対象商品2点買って、「12マスコース」を選べることになります。

マスが多いコースほど賞品の価値と希少性が上がる設計になっているので、購買とともに運も必要になってきます。

【家風呂が旅になる!】

Xではフォロー&リポストと、シンプルにキャンペーン認知拡大をしていて、インセンティブに「オリジナル駅名プレート」などを用意し、ゲームIP文脈の拡散を刈り取っています。

「お風呂で旅気分」「温泉地公認品質」という建前で生活提案を掲げつつ、秋冬の入浴ピークに合わせ露出して購買させ、UGC投稿までを一気通貫で設計しています。

JTBトラベルギフトやコラボ壁紙、Nintendo Switch™「桃太郎電鉄2」などのインセンティブで、旅・ゲーム・入浴の文脈一致で欲求喚起し、ユーザーには「日本の名湯=うちの冬の定番」「桃鉄で当てて温泉行けるかも」という気分を持たせる狙いで楽しみながら購買させる狙いがありそうです。

桃鉄の旅情を家風呂に持ち込む体験を通じて、購入→投稿→拡散の循環を生み、冬季の入浴カテゴリーで「日本の名湯」の第一想起と、まとめ買い課題を同時に解決しようとした取り組みです。

温泉地までぶっとび!? 買って当てよう! Xで当てよう! すごろくキャンペーン|株式会社バスクリン
温泉地までぶっとび!? 買って当てよう! Xで当てよう! すごろくキャンペーン|株式会社バスクリン

【動画で解説!】温泉地までぶっとび!? 買って当てよう! Xで当てよう! すごろくキャンペーン|株式会社バスクリン

ジブン解放、ドリトスキャンペーン|ジャパンフリトレー株式会社

ジブン解放、ドリトスキャンペーン|ジャパンフリトレー株式会社

キャンペーン概要公式Xでフォロー&引用リポストし、「#ドリトスでジブン解放」を付けて応募と、対象商品を購入してレシートをアップロードするマストバイ
インセンティブA賞:ジブン解放資金 50万円(1名様)
B賞:商品詰め合わせ ドリトスdipセット(50名様)
A賞:ドリトスバランスゲーム(50名様)
B賞:Amazon ギフトカード(500円分)(950名様)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「ジブン解放」を宣言!】

スナック菓子ブランド、ドリトスが展開する「ジブン解放ミッション」キャンペーン。

ドリトスのコア思想「FOR THE BOLD(もっと強く、もっと濃く)」を日本の消費者が体感できるように落とし込んだ表現が「ジブン解放」で、このメッセージを軸に、Xキャンペーンとレシートマストバイの二段構えで、認知拡大から購買までを一気通貫でつなげています。

Xキャンペーンは「ジブンが叶えたい夢」を投稿すると応募完了で、「ジブン解放資金」として50万円が当たるというもの。UGCをタイムライン上に発生させ、認知拡大させています。

【UGC創出!】

マストバイのコピーは「ドリトスバランスゲーム」「dipセット」「自由に選んでジブン解放」とX側と連動しており、食べ方・遊び方まで解放する体験に接続しています。

ユーザーに「私の挑戦、ここで宣言する」と一歩踏み出させ、同時に店頭でドリトスとdipを手に取らせるということなのでしょう。

SNSでも「50万円で◯◯旅に出たい」「dipでタコパする」などの感想もあり、キャンペーン参加だけではないUGCも生み出しています。

夢の宣言というわかりやすい体験価値でSNSの自己表現欲を掴み、レシート応募で確実な購買に落とす二段構えです。結果的にユーザーに「ドリトスは挑戦の相棒だよね」と感じさせ、年末年始のホームパーティ需要で指名買いと棚回遊を固定化する設計です。

ジブン解放、ドリトスキャンペーン|ジャパンフリトレー株式会社
ジブン解放、ドリトスキャンペーン|ジャパンフリトレー株式会社

【動画で解説!】ジブン解放、ドリトスキャンペーン|ジャパンフリトレー株式会社

年末ジャンボ当たるかも!?キャンペーン|森永製菓株式会社

年末ジャンボ当たるかも!?キャンペーン|森永製菓株式会社

キャンペーン概要対象アイスを購入し、LINE応募ではレシート画像を送信、はがき応募ではバーコード貼付で応募完了となるマストバイキャンペーン
インセンティブAコース:年末ジャンボ宝くじ(連番)100枚セット 抽選で30名様Bコース:年末ジャンボ宝くじ(連番)10枚セット 抽選で970名様Wチャンス(LINE限定):PayPayポイント1,000円分 抽選で1,000名様
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【「宝くじのワクワク」を購買理由に!】

年末ジャンボ宝くじが当たる系キャンペーンが出てくると、年末感が出てきます。

普段買うモナカジャンボの購入レシートで、長蛇の列ができる宝くじ売り場である西銀座チャンスセンターで購入された名誉ある年末ジャンボ宝くじが当たるというもの。

Aコースは12個で100枚連番、Bコースは2個で10枚連番という口数設計で、少額参加からヘビー参加まで射程を広げています。ついで買いを増やし、あともう一口を積ませる狙いでしょう。

年末ジャンボといえば「年末前のワクワク」という感情を出せますし、年末ジャンボ発売期に合わせて話題化しやすくなります。

【「家ストック需要」を取りにいく】

はがきとLINE両方から参加は可能ですが、LINEだとWチャンスでPayPayポイントが当たります。できるだけデジタルで参加していただきたいというのは、事務局の工数を減らす工夫です。

この手のアイスブランドは毎年秋冬にホット需要の対極として「家ストック需要」を取りにいく流れを作っていて、今年もその延長線上で年末の運試しと紐づけている設計です。

「宝くじのワクワク」を購買理由に変え、2個、12個の段階設計でライト層からヘビー層まで取り切る動きです。年末シーズンの話題化と決済系Wチャンスで参加動機を厚くし、店頭回遊とブランド再想起を同時に獲りにいっています。

年末ジャンボ当たるかも!?キャンペーン|森永製菓株式会社
年末ジャンボ当たるかも!?キャンペーン|森永製菓株式会社

【動画で解説!】年末ジャンボ当たるかも!?キャンペーン|森永製菓株式会社

チョコボール×サンリオキャラクターズ プレゼントキャンペーン|森永製菓株式会社

チョコボール×サンリオキャラクターズ プレゼントキャンペーン|森永製菓株式会社

キャンペーン概要店頭やECで対象のチョコボールを2個以上購入したレシートを特設サイトの応募フォームからアップロードして応募完了となるマストバイ
インセンティブオリジナルロングTシャツ(各20名様)、オリジナルスマホストラップ(各80名様):計400名様 など
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【チョコボール×サンリオの販促戦略!】

チョコボールのキョロちゃんと、サンリオのポムポムプリンやシナモロールが異色タッグを組んだコラボ施策。

ユーザーに「推しキャラ=この味」という自分ごとの正解を作らせて迷いを消し、さらに当選確率2倍というゲーム性で、まとめ買いまで誘導する構造です。

「推しの味」を複数買って、レシート写真を撮って、フォームにアップロードしてエントリーという流れに加え、限定パッケージの販売でさらに複数買いを促しています。

対象商品のパッケージを写真に撮ってフォームに送ると、参加した人は全員もらえるオリジナルスマホ壁紙も全キャラクター分あるため、熱心なサンリオファンはコンプリートすべく4種全てゲットしに行くことでしょう。

パッケージ写真はフォーム送信ですが、一度写真に取ったならSNSでパケ撮りUGCを促すことにもなりそうです。

【推し味でコース指名を作る!】

Xでフォローリポストキャンペーンを同時開催して、購買施策の認知拡大を狙っているのでしょう。

感想投稿として「プリン狙いでピーナッツ多め」「シナモで北海道ミルク初めて買った」などの声が上がっています。

コラボの「推し味」設計でわかりやすい体験価値を打ち出し、当選確率2倍で味指名とまとめ買いを生む動きです。結果的にチョコボールの日常定着と会員化による継続接点を同時に作る設計です。

チョコボール×サンリオキャラクターズ プレゼントキャンペーン|森永製菓株式会社
チョコボール×サンリオキャラクターズ プレゼントキャンペーン|森永製菓株式会社

【動画で解説!】チョコボール×サンリオキャラクターズ プレゼントキャンペーン|森永製菓株式会社

森永ミルクココア×ちびまる子ちゃん コラボ記念キャンペーン! | 森永製菓株式会社

森永ミルクココア×ちびまる子ちゃん コラボ記念キャンペーン! | 森永製菓株式会社

キャンペーン概要対象の製品を購入し、レシート画像をキャンペーンサイトの応募フォームからアップロードするレシートマストバイ
インセンティブA賞:コラボ限定ちびまる子ちゃん親子マグセット(抽選で200名様)、B賞:ホーローミルクパン (抽選で200名様)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【森永×ちびまる子ちゃん!】

ユーザーに「冬の家時間にココアを淹れて、まる子デザインのグッズでほっこりする」という演出を体験させる設計の、購入したレシートで応募する、シンプルなレシートマストバイキャンペーン。

いろいろなことに追われ、気づけば家族と向き合う時間が少なくなっていた。そんなときは家でココアを飲もうというストーリーを、さくら一家でわかりやすく演出しています。

A賞の親子マグや、B賞のホーローミルクパンという、使う自分が想像できる実用品のインセンティブで購買の背中を押し、まとめ買いと棚回遊を促したいのが分かります。

最終的に「ココアはうちの冬の定番だよね」「家でカフェできるじゃん」という感情を持たせたいのでしょう。

【ちびまる子ちゃんが「家時間」を演出!】

秋冬立ち上がりのタイミングに合わせて露出を固め、レシートマストバイでの店頭誘致、応募にはエンゼルPLUS会員登録を紐づけて会員獲得という導線設計になっています。

「家時間を温める」というわかりやすい体験価値を、まる子IPで視覚化し、秋冬のホット飲料需要をまとめ買いに転換する動きです。

森永ミルクココア×ちびまる子ちゃん コラボ記念キャンペーン! | 森永製菓株式会社
森永ミルクココア×ちびまる子ちゃん コラボ記念キャンペーン! | 森永製菓株式会社

【動画で解説!】森永ミルクココア×ちびまる子ちゃん コラボ記念キャンペーン! | 森永製菓株式会社