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特徴的な「企画」を取り入れたキャンペーン施策【最新事例まとめ】

X(Twitter)やInstagram、LINEなどのSNSを活用した拡散力の高い企画や、チャレンジ企画・コラボ企画など特徴的なWEBプロモーション施策をご紹介。キャンペーンが成功した要因となるアイデアや手法なども合わせて解説していきます。

\SNSで大人気/オムライス兄さん×吉野家コラボキャンペーン

\SNSで大人気/オムライス兄さん×吉野家コラボキャンペーン
キャンペーン概要Instagramのフォロー&いいね&コメントで応募できる
インセンティブオムライス兄さんグッズ&吉野家プリカ&コラボ特製マグネットを5名にプレゼント
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【総フォロワー数200万人!】

吉野家によるインフルエンサー1人をメインに立てたキャンペーンで、オムライス兄さんとコラボしています。オムライス兄さんは3年前からオムライスを作り始めて、赤パーカーとドヤ顔でのし上がった方。3年で上り詰めて吉野家とコラボできるスピード感がすごいです。また、総フォロワー数200万人と数字を積み上げています。

この総フォロワー数という言い方は、インパクトが出せるということで色んなところで使われています。

【コスパの良いインフルエンサー施策!】

販売インセンティブはオム兄のマグネットセット。牛丼の具を買うとついてきます。

また、Instagramでは公式アカウントフォロー後、いいねしてコメントするとオム兄グッズが当たるキャンペーンも開催。オムライスではなく、キャラクターインセンティブ推しなので、それだけオム兄にファンがいるということでしょう。

インフルエンサー施策はニッチなところになればなるほど効果が出るものなので、全国的に知ってもらうものでなければ、IPや芸能人を起用するよりもとても安くなりますし、コストパフォーマンスが出せるやり方なので、弊社でも提案が多いです。

\SNSで大人気/オムライス兄さん×吉野家コラボキャンペーン
\SNSで大人気/オムライス兄さん×吉野家コラボキャンペーン

【動画で解説!】\SNSで大人気/オムライス兄さん×吉野家コラボキャンペーン

お父さん図鑑 | MENS [ONWARD CROSSET MAG× dōzo]

お父さん図鑑 | MENS [ONWARD CROSSET MAG× dōzo]
キャンペーン概要父の日ギフトレコメンドコンテンツとしてタイプ別診断を行っている。
インセンティブ同時開催キャンペーンで抽選で15名にプレゼント
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【商品レコメンドコンテンツ!】

ソーシャルギフトサービスdōzoによる20〜30代をターゲットにした父の日アンケートでは、お父さんの事は理解しているが父の日のギフト選びは悩むという人が多いという結果に。そこで「強面溺愛パパ」や「おばちゃんパパ」など10タイプから、自分の父親と近いタイプの“お父さん像”からギフトが選べるコンテンツを展開しています。

質問に答えていくと、そのタイプを診断してくれて、タイプによってレコメンド商品が違う診断コンテンツがありますが、「お父さん図鑑」では診断はなく、結果だけを全部並べています。

それぞれのレコメンド商品は調査結果に基づいたものだそうで、ランキングなども発表しています。

【全部並べればレコメンド商品が見れる!】

メッセージ画像もダウンロードできて、ありがとうを伝えることができます。また、自分へのプレゼントキャンペーンも行っていて、会員登録しアンケートに答えると抽選で当たるという、プレゼントする側の会員獲得もできるようです。

診断コンテンツの商品レコメンドは一覧性が無いため、他のタイプのレコメンド商品を見る機会が少ないのですが、タイプを全部並べればレコメンド商品も見れるというアンサーです。

ただ、自分でタイプを選ぶ必要があるので、診断によるタイプの提示よりは自分ごと化されにくいというデメリットはあります。

お父さん図鑑 | MENS [ONWARD CROSSET MAG× dōzo]
お父さん図鑑 | MENS [ONWARD CROSSET MAG× dōzo]

【動画で解説!】お父さん図鑑 | MENS [ONWARD CROSSET MAG× dōzo]

夏に備えろ!ネツナレろ!限定AR公開中! | ポカリスエット×初音ミク コラボプロジェクト 公式サイト | 大塚製薬

夏に備えろ!ネツナレろ!限定AR公開中! | ポカリスエット×初音ミク コラボプロジェクト 公式サイト | 大塚製薬
キャンペーン概要ARでの運動メニューを提供することにより汗を掻く習慣をつけて暑さに慣れてもらおう
インセンティブX公式アカウントをフォローしてハッシュタグ投稿すると抽選でオリジナルグッズが当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【VRキャラクターと運動できる!?】

元気に夏を迎えるためには、汗をかく習慣をつけて暑さに慣れておくこと=”ネツナレ”することが大切ということで、「ネツナレろ」というキーワードで5年目となる熱中症対策デジタルプロモーションです。

バーチャルシンガーとLeo/needメンバー、初音ミクをはじめ、MEIKOやミライアカリ、YuNi、富士葵、星乃一歌といった人気のバーチャルタレント達が2019年12月頃からアンバサダーを務めています。

今年は汗をかく習慣をつけるということで軽い運動をさせるべく、キャラクターを活用したARでのネツナレメニューをこなしてもらう内容です。ポカリにARをかざすとキャラクターと共に運動メニューを出してくれ、曜日ごとに登場するキャラとメニューが変わる仕様になっています。

【UGCキャンペーンも!】

みんなが実践した「ネツナレ」につながる活動をXに投稿するUGCキャンペーンも行っています。ハッシュタグが「ネツナレミッション_DAY1」となっていて、7日間投稿してくれた人にだけ当たるTシャツがあります。まずは1週間やってもらいたいということなのでしょう。

キャラクター推しのみでプロモーションを終わらせず、実際に運動させるまで持っていっているのがすばらしいです。ヴァーチャルキャラクターとARは相性が良く、そこにポカリを起動スイッチとすることで購買にもつなげているあたりもさすがです。

夏に備えろ!ネツナレろ!限定AR公開中! | ポカリスエット×初音ミク コラボプロジェクト 公式サイト | 大塚製薬
夏に備えろ!ネツナレろ!限定AR公開中! | ポカリスエット×初音ミク コラボプロジェクト 公式サイト | 大塚製薬

【動画で解説!】夏に備えろ!ネツナレろ!限定AR公開中! | ポカリスエット×初音ミク コラボプロジェクト 公式サイト | 大塚製薬

森永ミルクキャラメル111周年|森永製菓株式会社

森永ミルクキャラメル111周年|森永製菓株式会社
キャンペーン概要森永ミルクキャラメルとトンボ鉛筆と岩波書店のコラボ実施のレシートマストバイキャンペーン
インセンティブ森永製菓コース、トンボ鉛筆コース、岩波書店コースでそれぞれコラボグッズが合計1,111名様に当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【同級生キャンペーン!】

森永ミルクキャラメル発売111周年を記念したキャンペーンでは、同級生であるトンボ鉛筆と岩波書店とコラボしています。共に創立111周年で、長年愛されている商標・商号が分野を超えてコラボレーションすることで話題化を目指しています。

森永製菓のキャラメルを買ったレシートを、エンゼルプラスという森永製菓会員サイトにアップするレシートマストバイキャンペーンで、森永製菓主導のスタイルですがインセンティブでコラボ感を出しています。

トンボ鉛筆コースではMONO消しゴムのカバーがミルクキャラメルパッケージになっていたり、岩波書店コースでは広辞苑がキャラメル箱になっていたりします。

【分野を超えたコラボ!】

Xによるフォローリポストキャンペーンも行い認知拡大させています。

またトンボ鉛筆とは「アートをもっと楽しく身近に」というコンセプトのコンテンツプラットフォームと連動した、森永とトンボのダブルフォローキャンペーンを行っていたり、店頭でのマストバイキャンペーンを行っています。

岩波書店はというと、告知もTOPバナーのみ。ドンとお硬い性格な同級生ですね。

120周年の際もコラボ先も全員120歳となり、キャンペーンスキームとして再現性があります。全く違う業種だからこそ違うユーザー同士が新たに商品を知る機会になる面白いキャンペーンです。

森永ミルクキャラメル111周年|森永製菓株式会社
森永ミルクキャラメル111周年|森永製菓株式会社

【動画で解説!】森永ミルクキャラメル111周年|森永製菓株式会社

こまめどりプロジェクト しゃぶ葉

こまめどりプロジェクト しゃぶ葉
キャンペーン概要利用客がきれいに食べ終わったテーブルの写真を撮影し、会計時にスタッフに提示するとクーポンが貰える
インセンティブドリンクバー110円券
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【きれいに完食でクーポン獲得!】

食べ放題でおなじみ「しゃぶ葉」が、4月からフードロス削減を目指した「こまめどりプロジェクト」をスタートしています。食べ放題で利用客がついつい注文しすぎて食事を残してしまうケースを防ぐために、きれいに食べ終わったテーブルの写真を撮影し、会計時にスタッフに提示するとドリンクバークーポンが貰えるというもの。

食べ残しが多かった場合、追加料金などのペナルティを課すパターンが多い中「きれいに食べていただいてありがとうございます」の形にしていてユーザーとのコミュニケーションが巧妙です。

【SNSなどでコミュニケーションを増やせる!】

見栄えのいい写真にはならなくても、写真を撮るということと、そこに正義があるということでSNSに上げるモチベーションになり、その写真を使わなくともUGCが生まれやすい取り組みです。

現状キャンペーンなどは行ってないですが、UGC投稿してくれたら更にクーポンをプレゼントするようなキャンペーンや、フードロスを啓蒙するようなクイズキャンペーンなどと組み合わせてブランド価値をあげる取り組みなど、いろいろな施策につなげられます。

アナログな手法ですが、ネガティブをポジティブに変換してお客様に提供することで正義を生み出し、SNSなどでコミュニケーションを増やせるという流れが完璧です。

こまめどりプロジェクト しゃぶ葉
こまめどりプロジェクト しゃぶ葉

【動画で解説!】こまめどりプロジェクト しゃぶ葉