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特徴的な「企画」を取り入れたキャンペーン施策【最新事例まとめ】 10ページめ

X(Twitter)やInstagram、LINEなどのSNSを活用した拡散力の高い企画や、チャレンジ企画・コラボ企画など特徴的なWEBプロモーション施策をご紹介。キャンペーンが成功した要因となるアイデアや手法なども合わせて解説していきます。

遊びだしたらキリンがない!「じゃがりこ」×「モンスターストライク」期間限定コラボレーション|カルビー株式会社

遊びだしたらキリンがない!「じゃがりこ」×「モンスターストライク」期間限定コラボレーション|カルビー株式会社
キャンペーン概要オリジナルパッケージに印字されているQRコードからミニゲームに参加でき、結果をシェアすると応募完了
インセンティブ抽選でコラボ限定グッズが当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【遊びだしたらキリンがない!】

じゃがりこのパッケージに描いてある、キリンのキャラクター「じゃがお」の「〇〇したらキリンがない」というキャッチコピーと、モンストの面白さを合わせたタイトルになっています。

すでに発売終了しているのですが、順番に1本ずつスティックを取っていき、はずれを引いて中のスティックが飛び出したら負けという、「じゃがりこ」にそっくりなアクションゲーム「じゃがりこショック」のキャッチコピーも「遊びだしたらキリンがない!」だったようです。

【4種類のミニゲーム!】

キャンペーンは、全26種のモンストキャラクターが描かれたオリジナルパッケージが販売されており、その蓋にQRコードが印字されていて、そこからミニゲームに参加できるというもの。

ミニゲームは全部で4つで、その結果をXにシェアすると、時期に応じたコラボインセンティブが当たる内容になっています。

モンスト側では「火属性 ★5じゃがりこオラゴン」などのゲーム内アイテムが配布されているようです。お互いのもっている顧客を送客しあえるというのがコラボキャンペーンのメリットですが、モンストにはIPとしての強みもあります。

遊びだしたらキリンがない!「じゃがりこ」×「モンスターストライク」期間限定コラボレーション|カルビー株式会社
遊びだしたらキリンがない!「じゃがりこ」×「モンスターストライク」期間限定コラボレーション|カルビー株式会社

【動画で解説!】遊びだしたらキリンがない!「じゃがりこ」×「モンスターストライク」期間限定コラボレーション|カルビー株式会社

明治 エッセル スーパーカップ30周年特設サイト|株式会社 明治

明治 エッセル スーパーカップ30周年特設サイト|株式会社 明治
キャンペーン概要いつもと違う食べ方をハッシュタグで投稿してもらうキャンペーンコンテンツなど盛りだくさん
インセンティブ30コースから選べ合計3,000名に賞品が当たる
使用SNSX、Instagram、LINE

キャンペーンのポイント

【盛りだくさんの30周記念キャンペーン!】

2024年9月に発売30周年を迎えた、ロングセラー商品「エッセルスーパーカップ」の周年キャンペーン。おめでたい生誕を祝して、様々なキャンペーンを行っています。

30周年限定パッケージで販売されていて、蓋のデザインは通常パッケージと、30周年にちなんだ30分の1の確率で登場するレアパッケージの2種類で展開しているそう。

「スーパカチャレンジキャンペーン」は、アレンジ方法をハッシュタグをつけてInstagramやXに投稿してもらう参加型のキャンペーンになっています。

もっと楽しくもっと美味しくするアイデアを紹介していて、子どもといっしょに家でできるシーンを提案しています。

【30周年はお祭り騒ぎ!】

「明治エッセルスーパーカップコレクション」はLINEレシートマストバイ形式で、インセンティブが30コースから選べるという豪華なもの。

マイレージ式になっており、一番豪華な賞品の純金プレートは、エッセルスーパーカップを30個食べて応募するもので、リピート施策になっています。

ほかにも、歴代の味総選挙で選ばれたストロベリーチョコ味の復刻販売や、「なめらかエッセルファクトリー」というイベントの実施など、盛り沢山です。30周年企画は2025年8月まで続きますので、この流れでさらにコンテンツが増えていくのでしょう。

周年キャンペーンとして歴史を全面に出して「懐かしい」というスタイルではなく、今食べてるターゲットに対して「お祭り騒ぎをする」スタイルなのは正しいと思います。

明治 エッセル スーパーカップ30周年特設サイト|株式会社 明治
明治 エッセル スーパーカップ30周年特設サイト|株式会社 明治

【動画で解説!】明治 エッセル スーパーカップ30周年特設サイト|株式会社 明治

コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会
キャンペーン概要LINEアカウントを活用し、全国のコーヒーショップを巡りながらスタンプを集めるデジタルラリー
インセンティブ3ポイント達成 Amazonデジタルギフト券3,000円分 90名5ポイント達成 Amazonデジタルギフト券5,000円分 11名
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【LINEデジタルスタンプラリー!】

10月1日の「国際コーヒーの日」は、1983年日本コーヒー協会によって制定され、2014年に行われたイタリアのイベントにおいて、世界共通になりました。

コーヒー豆の一大産地であるブラジルの収穫終わりが9月末で、10月1日から新コーヒー生産ということで、元旦的な扱いをされているそうです。

そんなコーヒーの日から始まったスタンプラリーは、LINE公式アカウントに友だち追加をし、対象の喫茶店にある店頭コードを読み込むシンプルな内容ですが、その対象喫茶店が全国レベルになっています。全日本コーヒー商工組合連合に参加しているお店で、東京だけでも60件ほどあります。

近所にある喫茶店を探したいので、マップに位置情報つけるか、都道府県ソートと連動してくれるととてもありがたいです。

【近所の喫茶店に行こう!】

普段から喫茶店が好きな方はもちろん、これを機会に近所や会社の近くに喫茶店があることを知って、一回行ってみてファンになり、他の店舗も回ってみるというストーリーなのでしょう。

コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

【動画で解説!】コーヒーショップ LINEデジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ

ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ
キャンペーン概要人気商品を使ったレシピからTRYしてみたいレシピにLINEで投票するキャンペーン
インセンティブALL BLACKSのオリジナルグッズ 計100名QUOカードPay 1,000円分 50名
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【ラグビー要素がほしくなる!】

1988年より30年以上にわたり、ニュージーランド代表ラグビーチームALL BLACKSのスポンサーを務めているニッスイが、「おさかなのウインナー」「チーズかまぼこ」などALL BLACKS オリジナルパッケージデザインの発売を記念して、LINEによるレシピ投票キャンペーンを実施しています。

去年行われていた際は「食卓のスタメンNo.1決定戦!!」というテーマで、投票形式のトーナメント戦が行われていました。

第一弾の「グループステージ」は、3つのグループからそれぞれスタメン商品1品を選んで投票。第二弾の「ファイナルステージ」は、第一弾で選ばれた3商品の中から、スタメン商品1品を選んで投票するといったバトルもので、ALL BLACKS感があったのですが、今回は「ALLニッスイレシピにトライ」と、ラグビー要素がほぼ無いのが気になりました。

【どんなレシートキャンペーンも可能!】

LINEによるキャンペーンはLIFFを活用することによって、どんなレシートキャンペーンでも可能です。マーケティングツールを入れていると、チャットボットが使えなく、キャンペーンができないといった課題も解決できます。

ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ
ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ

【動画で解説!】ALLニッスイレシピにTRYキャンペーン │ 株式会社ニッスイ

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社
キャンペーン概要対象商品を1500円以上買ったレシートをフォームで送るとヒカキンと遊べるイベントやあわきんグッズが抽選で当たる
インセンティブヒカキンとと遊べるイベントご招待!:ご家族10組様オリジナルバスタオルまたはフェイスタオル:各500名様(合計1,000名様)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【オリジナルソングで子供のお風呂モチベを上げる!】

家族の清潔を守り続けて40年、ビオレuの40周年を記念したヒカキンとのコラボデジタルプロモーションです。家族みんな笑顔が大事ということで「あらわらう〜」という打ち出しで、ヒカキンをあわきんとし、一緒に洗おうという動画とともに、オリジナルソングを提供しています。

年中さんから小学生ぐらいにかけてはYoutubeが大好きで、ヒカキンなら見せているという親御さんも多いはず。そのなかで、お風呂があまり得意じゃない子に、お風呂に入ってもらうきっかけにするというストーリーなのでしょう。

【スペシャルイベントに招待!】

キャンペーンはレシートマストバイ形式となっています。インセンティブがヒカキンと遊べるイベントにご招待と、もはやマスコット的な存在なんですね。対象も小学生となっており、インセンティブからもストーリーが伺えます。応募は公式サイトMy Kaoから会員登録をして、フォームよりレシートを送る形です。

また、店頭にあるQRコードを読み込むとオリジナル壁紙がもらえる、店頭誘引コンテンツや、Xでフォローリポストすると、オートリプライで壁紙がランダムで貰える、認知拡大キャンペーンも行っています。

小学生を持つ家族というターゲットにおいて、ヒカキンパワーが非常に強いということがわかります。親の言うことは聞いてくれないけど、ヒカキンさんが言ってたなら、という小学生がいるということですね。うたのおにいさんの進化版でしょうか。

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社
ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

【動画で解説!】ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社