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特徴的な「企画」を取り入れたキャンペーン施策【最新事例まとめ】

X(Twitter)やInstagram、LINEなどのSNSを活用した拡散力の高い企画や、チャレンジ企画・コラボ企画など特徴的なWEBプロモーション施策をご紹介。キャンペーンが成功した要因となるアイデアや手法なども合わせて解説していきます。

絶景と発散。聡選挙 | 三島スカイウォーク

絶景と発散。聡選挙 | 三島スカイウォーク
キャンペーン概要三島スカイウォークで体験できる12種類のアクティビティの中から、体験してみたいものに投票する総選挙型投票キャンペーン
インセンティブ総額100万円以上の豪華景品吊橋入場券 ペア400組 など
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【好きなアクティビティに投票!】

静岡県出身の、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループtimeleszの松島聡(まつしま そう)さんがメインに据えられた、静岡県三島市にある日本最長の歩行者専用の吊り橋である「三島スカイウォーク」のデジタルプロモーション。

松島さんの名前を活用した「聡」選挙型投票キャンペーンとなっており、三島スカイウォークで体験できる12種類のアクティビティの中から、体験してみたいものや体験して良かったものに投票できます。

投票はウェブサイト上で行うことができ、投票完了後に申し込みフォームから応募すると、三島スカイウォーク通行券ほか周辺のショップ、森林アドベンチャー、宿泊施設を楽しめる権利が抽選で当たります。

【現地での投票も!】

現地での投票も可能で、北エリアの「ツリーツリーツリー」に設置された投票会場で応募用紙を記入することで、景品の当選確率がアップします。

松島聡さんの等身大パネルも設置され、timeleszファンも動員できそうです。

静岡県出身で、ファンの多い松島聡さんがアンバサダーとして登場することで、ファン層や若年層を惹きつけつつ、投票を「選挙」という形を取ることで、自分の好きなアクティビティを応援するというゲーム感覚が生まれてます。

絶景と発散。聡選挙 | 三島スカイウォーク
絶景と発散。聡選挙 | 三島スカイウォーク

【動画で解説!】絶景と発散。聡選挙 | 三島スカイウォーク

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社
キャンペーン概要やってみたかったフルーチェを作り、ハッシュタグをつけてXに投稿すると商品が当たるキャンペーン
インセンティブアデリアレトログラスセットしなこサイン入りチェキ+フルーチェ<イチゴ>
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【インフルエンサー活用でUGCを創出!】

様々な分野で活躍するインフルエンサーが、それぞれ「やってみたかったフルーチェ」を作り、Youtubeショートで公開しているインフルエンサー活用型キャンペーン。

インフルエンサーの得意分野やフォロワー層に合わせて、異なるターゲットに訴求しています。

例えば、しなこさんは若年層、双松桃子さんは料理好きな女性や主婦層、ゆうひなたチャンネルはファミリー層、syun cookingチャンネルは料理初心者や子どもと料理を楽しみたい層に向けて情報を発信できるわけです。

インフルエンサー活用は、広告だけではリーチしにくい層にも自然な形でアプローチが可能です。ファンと日常的に交流しているため、親近感や共感を通じて製品への好感度が高まり、リアルな感想が消費者の信頼を生み、購買行動につながりやすくなります。

【思わず作りたくなる!】

本キャンペーンは、自身の「やってみたかったフルーチェ」を作成し、その写真をXに「#やってみたかったフルーチェキャンペーン」を付けて投稿すると、抽選で賞品が当たるというもの。

同時に、ハウス食品公式Xアカウントをフォローし、対象の投稿をリポストすることで、フルーチェ7点セットが当たる、フォロー&リポストキャンペーンも開催。さらに拡散を目指しています。

インフルエンサーが「試している様子」を投稿することで、消費者の「試したい」「買いたい」という欲求を刺激しつつ、フォロワーがインフルエンサーを真似てUGCが生まれる流れを作ってます。

やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社
やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

【動画で解説!】やってみたかったフルーチェ | ハウス食品株式会社

夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所

夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所
キャンペーン概要子どもたちが描く夢のおうちを描いてもらいLINEで送るコンテスト形式の画像投稿キャンペーン
インセンティブぬりえ部門:上位15名に2,000円図書カードお絵描き部門:金賞 10,000円図書カード×1名 ほか
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【LINEで応募可能なコンテスト!】

「夢のおうちアートコンテスト2025」は、アイフルホームが主催する、子どもたちが「こんなおうちに住んでみたい」「こんな家があればすてきだな!」と想像する、夢のおうちのアート作品を募集するコンテストです。

家族が安全で楽しく過ごせるようサポートする自立型ロボットとしてデザインされ、子どもや子育て中の保護者を優しく見守る存在として、アイフルホームが創業40周年を迎えた2024年に誕生したオリジナルキャラクター「きっずなー」とともに進行します。

0歳~3歳以下で専用のぬりえ用紙に色を塗る「ぬりえ部門」と、4歳~小学生以下で専用用紙または白い紙に自由に描く「おえかき部門」に分かれています。

作品は写真に撮ってLINEで応募と、LINEの友達追加も促せる内容です。

【こどもから家族へブランド認知!】

それぞれの部門の受賞作品には図書カードなどがプレゼントされるほか、参加者全員に「きっずなーのワクワクぼうけんちょう」というプレイブックがプレゼントされます。

参加者全員に郵送するのはなかなか大変ですが、チラシ配送的な考え方で、ここがお客様との接点ポイントになるのかと思います。ある程度年齢がわかった子どもがいる家族と接点を作れると考えると、魅力的なのでしょう。

また、子どもたちの創造力や自主性を育むとともに、こどもから家族にブランド認知をさせる流れを作っています。こどもたちの作品は次世代のキッズデザイン商品の開発にも活かされています。

夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所
夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所

【動画で解説!】夢のおうちアートコンテスト2025|株式会社LIXIL住宅研究所

ハイチュウ ありがとう50CHEW年キャンペーン|森永製菓株式会社

ハイチュウ ありがとう50CHEW年キャンペーン|森永製菓株式会社
キャンペーン概要対象商品2個を購入したレシートで応募できるマストバイキャンペーンと過去のフレーバーが一挙に集結し投票させる総選挙を開催
インセンティブA賞:ハイチュウ50周年記念 なにわ男子のお祝いプレート:200名様B賞:ハイチュウのモバイルバッテリー:300名様C賞:PayPayポイント2,000円分:500名様
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【発売50周年を記念!】

ハイチュウ発売50周年を記念したレシートマストバイキャンペーン。インセンティブは、なにわ男子のお祝いプレートや、ハイチュウのモバイルバッテリーなどが設定されています。

特設サイトでは購買キャンペーンを主軸に、なにわ男子のメッセージやヒストリーなど周年コンテンツも公開。最近はスワイプしていく縦型動画のようにムーブさせるLPが流行っていて、本サイトもざっくりとしたヒストリー動画がサクサク見れて楽しい感じが演出されています。

【50年の歴史を振り返る総選挙!】

また、本企画では歴史を感じさせる過去のフレーバーを含めた総選挙も開催。Xで森永製菓公式アカウント​フォロー後「#ハイチュウ総選挙」と「#(好きなフレーバー名)」を付けて​投稿するというものになっています。

50周年コンテンツの認知拡大を担っており、購買キャンペーンに結びつけつつ、懐かしいと感じた人が歴史を知ることができるなど、ブランドロイヤリティを高めることができています。

ブランドの歴史 × ユーザー参加型イベント × SNS拡散 × 販売促進=周年コンテンツといえるでしょう。50年の歴史において、購買キャンペーンを中心に持ってくるあたりが2025年という感じがします。

ハイチュウ ありがとう50CHEW年キャンペーン|森永製菓株式会社
ハイチュウ ありがとう50CHEW年キャンペーン|森永製菓株式会社

【動画で解説!】ハイチュウ ありがとう50CHEW年キャンペーン|森永製菓株式会社

みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社

みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社
キャンペーン概要オリジナルのイラストを読み込ませるとイラストが動き出しスタンプになるコンテンツ
インセンティブQoo1本無料チケットが毎週200名に当たる
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【創造力を応援するキャンペーン!】

コカ・コーラ社のQoo(クー)ブランドが主催する、子どもたちが描いたオリジナルの「らクーがき」をサイト内に読み込ませると動くスタンプになるという、子どもたちの創造力を応援するキャンペーンです。ボトル裏にあるカオナシのクーに顔を描いたものを読み込ませるパターンと、紙にクーを書いてそれを取り込むパターンの2通りがあります。

スタンプにする以外にも、「らクーがき」した写真をInstagramに投稿するUGCキャンペーンも行っています。インセンティブが毎週200名に当たるため、毎週飲んで応募しようというリピート施策にもなっています。

【子どもの「らクーがき」が動く!】

出来上がったスタンプはアニメーションGIFになっており、ダウンロードしてLINEなどで使うことが可能なので、動くスタンプが出来上がるという流れです。

最優秀作品はQoo製品のパッケージデザインとして採用され、その他にもオリジナルグッズや記念品が贈られます。

子どもたちの自由な発想や創造力を形にする素晴らしい機会となっており、同じジュースを買い与えるにしても、こういった工作的要因があると飲ませてあげたくなります。

みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社
みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社

【動画で解説!】みんなでらクーがき!動くスタンプつくろう! | 日本コカ・コーラ株式会社