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「NFT」に関連するキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

唯一性をもつキャラクターや、料理レシピなど、NFTにまつわる、X(旧twitter)やInstagram(インスタグラム)等、Web、SNSのキャンペーン事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

はぴウェル応援団キャンペーン | 株式会社NTT Digital

はぴウェル応援団キャンペーン | 株式会社NTT Digital
キャンペーン概要ウェルネステーマごとのミッションをクリアしてNFTで形成されたデジタル報酬がもらえるキャンペーン
インセンティブ応援団企業のアイテムを詰め合わせた「チーム入会記念ウェルネスBOX」600名はぴウェルカード(NFT)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【サンリオキャラと健康を目指す!】

NTTデジタルによるブロックチェーンを活用した円滑な企業連携の可能性を探求する共創プロジェクト「web3 Jam」にて、「健康的な生活習慣、ウェルネスの促進」を目的に、22社の企業と、サンリオの「はぴだんぶい」がコラボしたキャンペーン。

キャンペーン参加には、まず「健康こつこつチーム」や「アウトドアわいわいチーム」などの6つのチームから選び、チーム入会編というイージーモードで各チームに関連した簡単なミッションに挑戦します。達成すると「チームミッションクリアスタンプ」を獲得でき、全6種全てのスタンプを集めるとNFTで作成された「チームはぴウェルカード」がもらえます。

また、ハードモードの実践活動編では、より本格的なミッションに挑戦し、達成するとNFTでの「応援団企業メダル」を獲得することができます。

【NFTで若年層やITリテラシーの高いユーザーにアピール!】

さらに抽選で「実践活動達成ウェルネスギフト」が当たるインセンティブが用意されていて、参加モチベーションを上げています。

サンリオの人気キャラクター「はぴだんぶい」で、キャラクターファンの参加意欲を高めつつ、日常生活における健康的な習慣の重要性を、楽しみながら学んでもらい、さらにweb3を身近に感じるよう工夫されています。

サンリオキャラクターの魅力を活かしながら、NFTという要素を取り入れることで、若年層やITリテラシーの高いユーザーにもアピールしつつ、健康促進という社会的意義のある、言ってしまえば硬いテーマを伝わりやすくしています。

※「はぴたんぶい」は、ポチャッコ、タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックルの6キャラクターで結成されたユニットです

はぴウェル応援団キャンペーン | 株式会社NTT Digital
はぴウェル応援団キャンペーン | 株式会社NTT Digital

【動画で解説!】はぴウェル応援団キャンペーン | 株式会社NTT Digital

キャプテン翼 – ボールはともだちプロジェクト

キャプテン翼 - ボールはともだちプロジェクト
キャンペーン概要期間中にTSUBASA NFTを購入すると世界中の子供に本物のボールが届く。
インセンティブ高橋陽一先生描き下ろしオリジナルボールSPECIAL EDITION/限定NFT
使用 SNSWEB/Twitter

キャンペーンのポイント

———キャプテン翼というサッカー漫画を通じて世界中にボールが届く寄付をNFTで行おうというプロジェクト。サッカー平和宣言から始まるこのプロジェクトは非常にサイトの作りが面白くゴリゴリ動いてくれるので、単純にサイトとして見てて面白いです。ただNFT初心者から見ると内容は難解でNFTを購入することでオリジナルデザインのサッカーボールが世界の子どもたちに送られるってわけで原作者の高橋洋一先生描き下ろしで素敵なんですが、作者が代表を務めるサッカークラブをNFTで応援しようっていう軸も作っていて、こっちにも金が流れるんかいなと思ってしまうわけで。

——— 期間中のみ0.1ETHで買うことができる、メタマスクを用意してのイーサリアムで購入ってところが結構ハードル高くなりますね。NFTの内容は思い出の必殺技がラインナップされていて、その中心にあるボールを回転させると名場面が出てくるというギミックまで入っていると。で、そのNFTをSBTに進化できると。SoulBound Tokenというものらしく譲渡不可のNFTと考えれば良いと思います。TSUBASA NFT をバーンすると、TSUBASA SBT(Soul Bound Token)に進化!バーンってNFTだと焼却って意味だけど、どういうことなんだろう。

———さらにオリジナルグッズの作者描き下ろしsfida製のサッカーボールももらえるらしい。期間によってはちがうものになるのか? また、TSUBASA SOCIAL STADIUMというTwitterキャンペーンもやっていたらしい。ニックネームを入力すると、それが画像合成されたの必殺シュートが完成。その画像をTwitterに投稿し、メタマスク連携するとNFTがもらえた模様。キャンペーンが終わった今でもシュートできます。エフェクトかっこいいので見てみるといいかも。

実に予算のありそうなプロモーションです。DOUBLE JUMP.TOKYO というところが手掛けていて、サッカーを愛することと最先端の技術が混じり合っていますね。どうしても新しい取り組みというのは難解になりがちですが、それをかっこいいビジュアルで参加したくなるように仕向けてます。

キャプテン翼 - ボールはともだちプロジェクト

スマートフォンキャプチャ

キャプテン翼 - ボールはともだちプロジェクト

【動画で解説!】キャプテン翼 – ボールはともだちプロジェクト

キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

Trip Rally Season1 in Ito – EVENT – 伊豆の観光サイト|Izu Letters

Trip Rally Season1 in Ito - EVENT - 伊豆の観光サイト|Izu Letters
キャンペーン概要伊東市内の施設やスポットを巡るポイントラリー。会員証NFTを用い、チェックポイントに設置されたQRコードを読み取ることで、ポイントの獲得や対象施設での特典・割引の利用が可能。
インセンティブ獲得したポイント数に応じて、カメラやホテルの宿泊券など豪華なプレゼントが当たる抽選に応募することができる。
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【NFTを観光に活用!】

東海自動車株式会社の運営する伊豆の観光情報サイト「Izu Letters」において、伊東市内の施設やスポットを巡るポイントラリー「Trip Rally Season1 in Ito」が開催中です。

公式LINEアカウントにて発行される会員証NFT「Izu Lettersメンバーシップ」を用い、チェックポイントに設置されたQRコードを読み取ることでオリジナルNFTやポイントが獲得でき、対象施設での特典・割引の利用が可能となります。伊東市内の施設やスポットを巡る新しい形のポイントラリーで観光を促進しています。

【ポイントランキングによる競争でモチベアップ!】

NFTのユーザー体験は、シンシズモ株式会社の運営するLINEで完結させるサービス「キリフダ」を利用してます。LINE NFTのDOSIをウォレットとして動かしているようです。また、オリジナルNFTはInstagramで人気のフォトグラファー6151さんの写真を使用。インフルエンサー活用もしています。

ポイントはマイレージ式ですが、参加者全員が獲得した合計ポイントが増えていくとインセンティブが豪華になっていきます。全員参加型のポイントランキングで上位へのインセンティブで競争させ参加モチベーションを上げる仕組みです。

マイレージ式ポイントキャンペーンとしてできることを上手く盛り込んでいます。

Trip Rally Season1 in Ito - EVENT - 伊豆の観光サイト|Izu Letters
Trip Rally Season1 in Ito - EVENT - 伊豆の観光サイト|Izu Letters

【動画で解説!】Trip Rally Season1 in Ito – EVENT – 伊豆の観光サイト|Izu Letters

食べたい・作りたい・伝えたい・後世に残したいお母さんの味 NFTカレーレシピコンテスト

食べたい・作りたい・伝えたい・後世に残したいお母さんの味 NFTカレーレシピコンテスト
キャンペーン概要玉ねぎ、豚肉を使っているカレーレシピを思い出のストーリーとともに応募フォームに投稿すると「フードNFT」レトルトカレーとして商品化&限定販売
インセンティブ賞金100万円・本企画で生まれたレトルトカレー全種類3ヵ月分/「フードNFT」レトルトカレーとして商品化&限定販売/「オレンジページ」誌面に掲載
使用SNSWEB

キャンペーンのポイント

NFTカレーというかなりパンチの聞いたワードが飛び込んで来まして、これはとりあげないわけにはいかないですよね。玉ねぎ、豚肉を使っているカレーレシピを募集するということでおうちのカレーを再現できるようレシピを募集しているコンテストなわけですが、最優秀賞には100万円とかなり豪華なインセンティブが。

そしてレシピの味をNFTでほぼ再現というフードNFTなる概念が出てきます。オリジナル「レシピデータ」を株式会社味香り戦略研究所が保有している味覚データ分析技術を活用し、レシピ味をデータ化した「フードNFT」を作ることにより知的財産化して再現できるようにしようというものだそうです。レシピをデジタルデータ化できる技術によりNFT化で話題性をもたせるってことでしょうね。

審査員も有名人を活用していて、マッチョドラゴンからメッセージも送られています。コンテスト形式でカレーレシピと思い出のストーリー、写真をせっとにして応募フォームより投稿させるという応募スキームは至ってシンプルなんですが、インセンティブのインパクトで話題をかっさらっています。

どんなものでもデータ化できてしまえばNFTになるという事例でした。当然匂いなんかもデータ化できるでしょうしあらゆるものがNFT化され販売されたりするのでしょう。味の再現はできるかもしれませんが、状況や思い出の場所なんかで食べたかどうかが重要ではあると思うのですが、企画の発想としては覚えておいて大事かと。

食べたい・作りたい・伝えたい・後世に残したいお母さんの味 NFTカレーレシピコンテスト

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食べたい・作りたい・伝えたい・後世に残したいお母さんの味 NFTカレーレシピコンテスト

【動画で解説!】食べたい・作りたい・伝えたい・後世に残したいお母さんの味 NFTカレーレシピコンテスト

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

ひとり飯をみんなで楽しむプロジェクト第1弾 「孤独のグルメ」オリジナルデジタルトレカラリー

ひとり飯をみんなで楽しむプロジェクト第1弾 「孤独のグルメ」オリジナルデジタルトレカラリー
キャンペーン概要過去の孤独のグルメに登場した対象店舗で飲食した方にNFTデジタルトレカプレゼント。コンプリートNFTも
インセンティブNFTデジタルトレカ/amazonギフトカード5,000円分/ドラマオリジナルグッズ「スマホスタンド」
使用SNSTwitter or WEB

キャンペーンのポイント

「NFTを活用」

孤独のグルメの「ひとり飯をみんなで楽しむプロジェクト」として『孤独のグルメ』の過去シリーズに登場したお店で食事をすると、各店舗オリジナルのNFTデジタルトレカがもらえるスタンプラリーを開催しています。

NFTデジタルトレカはそれぞれのお店の暖簾が描かれたもので、原作的渋い店が立ち並んでます。主人公の年齢や趣味・独身ってことを考えると40−60代がターゲットだと思うのですが、そこにNFTを持ってくるというのは大したものです。NFTはベタ付けで抽選のインセンティブもあるのですが、NFTの世代はまさか結構上なのでしょうか。それともある程度お金の持っている独身オジサン世代にNFTを覚えてもらうってことかもしれません。さらにコンプリートするとシークレットが現れるなどスタンプラリー的な動きもできています。

NFTの発行自体はユニマが利用されて、ここからログインし、店舗にあるQRコードからデジタルトレカをもらうことができるようです。昔ながらのお店にデジタルを取り入れてもらうところが大変そうです。

NFTをインセンティブにする動きとしてマンガやテレビドラマが元になっているとキャラクターのデジタルトレカが作れるので価値がつけやすいですよね。n2pでもNFTをインセンティブに活用できるシステムがございますのでお気軽にご相談ください。

ひとり飯をみんなで楽しむプロジェクト第1弾 「孤独のグルメ」オリジナルデジタルトレカラリー

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ひとり飯をみんなで楽しむプロジェクト第1弾 「孤独のグルメ」オリジナルデジタルトレカラリー

【動画で解説!】ひとり飯をみんなで楽しむプロジェクト第1弾 「孤独のグルメ」オリジナルデジタルトレカラリー

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週間キャンペーン記事no374

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