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キャプテン翼 – ボールはともだちプロジェクト

キャプテン翼 - ボールはともだちプロジェクト
キャンペーン概要期間中にTSUBASA NFTを購入すると世界中の子供に本物のボールが届く。
インセンティブ高橋陽一先生描き下ろしオリジナルボールSPECIAL EDITION/限定NFT
使用 SNSWEB/Twitter

キャンペーンのポイント

———キャプテン翼というサッカー漫画を通じて世界中にボールが届く寄付をNFTで行おうというプロジェクト。サッカー平和宣言から始まるこのプロジェクトは非常にサイトの作りが面白くゴリゴリ動いてくれるので、単純にサイトとして見てて面白いです。ただNFT初心者から見ると内容は難解でNFTを購入することでオリジナルデザインのサッカーボールが世界の子どもたちに送られるってわけで原作者の高橋洋一先生描き下ろしで素敵なんですが、作者が代表を務めるサッカークラブをNFTで応援しようっていう軸も作っていて、こっちにも金が流れるんかいなと思ってしまうわけで。

——— 期間中のみ0.1ETHで買うことができる、メタマスクを用意してのイーサリアムで購入ってところが結構ハードル高くなりますね。NFTの内容は思い出の必殺技がラインナップされていて、その中心にあるボールを回転させると名場面が出てくるというギミックまで入っていると。で、そのNFTをSBTに進化できると。SoulBound Tokenというものらしく譲渡不可のNFTと考えれば良いと思います。TSUBASA NFT をバーンすると、TSUBASA SBT(Soul Bound Token)に進化!バーンってNFTだと焼却って意味だけど、どういうことなんだろう。

———さらにオリジナルグッズの作者描き下ろしsfida製のサッカーボールももらえるらしい。期間によってはちがうものになるのか? また、TSUBASA SOCIAL STADIUMというTwitterキャンペーンもやっていたらしい。ニックネームを入力すると、それが画像合成されたの必殺シュートが完成。その画像をTwitterに投稿し、メタマスク連携するとNFTがもらえた模様。キャンペーンが終わった今でもシュートできます。エフェクトかっこいいので見てみるといいかも。

実に予算のありそうなプロモーションです。DOUBLE JUMP.TOKYO というところが手掛けていて、サッカーを愛することと最先端の技術が混じり合っていますね。どうしても新しい取り組みというのは難解になりがちですが、それをかっこいいビジュアルで参加したくなるように仕向けてます。

キャプテン翼 - ボールはともだちプロジェクト

スマートフォンキャプチャ

キャプテン翼 - ボールはともだちプロジェクト

【動画で解説!】キャプテン翼 – ボールはともだちプロジェクト

キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。