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販売促進につながる「マストバイキャンペーン」【最新事例まとめ】

レシートなどの購買証明やQR・ARを利用した「マストバイキャンペーン」の事例をご紹介。 LINEやX(Twitter)・InstagramといったSNSやWEBサイトで完結しているものから、はがきなどを利用した来店促進に絡めた施策まで、具体的な手法を解説していきます。

春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

キャンペーン概要対象商品に貼付された点数シールを30点分集めて台紙に貼り、お店で白い皿に交換する定番のうらで、LINE友だち追加で「ミニチュアチャーム」等が当たる抽選や、Xでのフォロー&リポストキャンペーンも実施。
インセンティブ【点数シール30点分】白いフレンチディッシュ
使用SNSLINE、X

キャンペーンのポイント

【アナログな仕組みで「パンを買う」行動を「ゲーム」に昇華させる!】

日本の春の風物詩「ヤマザキ春のパンまつり」は、アナログの強制力とデジタルの拡散力を融合させ、全世代を「パン購入」へと動かす究極かつ原点のマストバイ・キャンペーンです。

このキャンペーンの凄まじさは「絶対もらえる総付」という最強のインセンティブ設計にあり、シール集めという面倒な作業が「ポイントを貯めるゲーム」へと変わり、強烈な習慣化を生み出しています。

毎年1,000万枚以上のお皿が交換され、累計では5億9,000万枚(2025年時点)を超える、国民的行事となっています。

【アナログでファンを熱狂させ、デジタルでエンゲージメントを強化!】

例年「ロイヤルブレッド」などの食パン系が効率が良いとされ、これらを大量購入して冷凍保存する「冷凍庫パンパン勢」が発生するなど、ファンによる熱狂的な話題化が起きています。

またシール貼りの裏側では、LINE公式アカウントを活用したインスタントウィンやXキャンペーンといったデジタル施策も回されており、キャンペーンの認知拡大やファンとのエンゲージメント強化に活用されています。

アナログとデジタル双方のメリットを最大限に引き出した施策設計がポイントです。

春のパンまつり 2026 | 山崎製パン
春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

【動画で解説!】春のパンまつり 2026 | 山崎製パン

POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

キャンペーン概要公式Xをフォローし対象のキャンペーン投稿をリポストするとその場であたりの方にDMが届く。店舗では、対象商品を2点以上購入し、レシートをスタッフに提示して限定ノベルティを先着順で獲得
インセンティブ【店頭先着】限定デザイン ミニチュアしっぽチャーム(各店舗50個)、【店頭抽選】特大クッション(5名)、【ドン・キホーテフォロー&RP】オリジナルブランケット(100名)、【アピタ・ピアゴフォロー&RP】オリジナルポーチ(100名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【季節性×IP×希少性で初速を最大化!】

ドン・キホーテとアピタが仕掛ける、季節感とIPの相性をうまく引き出したキャンペーンです。

「推し活」や「ヌン活」といった「〇〇活」という言葉が定着している中で、冬の寒い時期に「もふもふした癒やしを求める活動」を「もふ活」と定義し、そこに強力なディズニーIPを乗せています。

店舗でのノベルティは「各店先着50名」という強い数量制限を設けることで、ユーザーの「急がないと無くなる」という心理的トリガーを引き、来店客数の垂直立ち上げを狙っています。

【O2O戦略の教科書的なスキーム設計!】

本キャンペーンは、店頭ノベルティの配布ハードルを「対象商品2点以上購入」と設定しつつ、先着順という希少性を利用することで、ユーザーの消費行動を促しています。

「推し活」などトレンドの「〇〇活」というキーワード設定により、ユーザーの購買行動にストーリーと肯定感を与えている点もポイントです。

Xではドンキとアピタそれぞれの公式アカウントで実施されており、相互送客効果も期待できます。

POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ
POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

【動画で解説!】POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治

時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治

キャンペーン概要対象の明治板チョコレートを購入し、レシートを撮影。キャンペーンサイトにアップロードして、希望の「時代」のコースを選択して応募。
インセンティブ【令和賞】FMラジオ付レトロスピーカー(9名)、【大正賞】懐中時計(99名)、【昭和賞】オルゴール(99名)、【平成賞】写ルンです™(99名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【歴史というブランド資産をエモーショナルに活用!】

1926年の誕生から99年、来年いよいよ100周年を迎える明治ミルクチョコレートの「時をかける」をテーマにした周年プロモーションの前夜祭的キャンペーンです。

大正、昭和、平成、令和と時代が変わっても変わらない、「やさしさ」を届けるというブランドメッセージを軸に、各時代を象徴するアイテムを賞品として提供することで、全世代にアプローチする設計になっています。

特に「平成賞」に「写ルンです」を選んだ点は、現代のトレンドである「平成レトロ」を捉えた巧みなインセンティブ設計です。

【全世代の「エモ消費」を狙った100周年前夜祭!】

また、同時期に「Melody of meiji」という企画で、FRUITS ZIPPERなど今をときめくアーティストを起用してテーマソングを歌い継ぐ動画を展開しています。

SNSでの話題化や若年層への認知拡大を確保しつつ、レシートキャンペーンへ繋げるという、隙のない「攻め」と「守り」のバランスが取れたマーケティング戦略です。

 100周年というビッグイヤーを前に、あえて99周年でこれだけコンセプトの強いキャンペーンを打つことで、来年への期待値を最大化させる「助走」としての役割も果たしているのでしょう。

時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治
時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治

【動画で解説!】時をかけるミルクチョコレートプレゼントキャンペーン|明治

世界のヤクルトキャンペーン|ヤクルト

世界のヤクルトキャンペーン|ヤクルト

キャンペーン概要対象の自動販売機でヤクルト商品を購入。キャンペーンサイトにアクセスしてLINEでログイン後、スマホのカメラで商品をスキャンすると、その場で電子マネーが当たる抽選に応募完了
インセンティブ【世界一賞】えらべる電子マネー 1,000円分(100名)、【乳酸菌 シロタ株賞】えらべる電子マネー 500円分(900名)、【Y1000賞】えらべる電子マネー 160円分(4,000名)
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

ギネス記録をフックにした権威性と技術の組み合わせ!】

「世界のヤクルトキャンペーン」は、自動販売機でのヤクルト商品購入をブラウザベースのAR画像認識で証明するマストバイキャンペーンです。

本キャンペーンは、乳酸菌飲料世界売上ナンバーワン「ギネス世界記録™認定記念」という権威性のあるフックで打ち出されています。

自販機の前で買ってすぐにスキャンし、その場で抽選結果がわかるというユーザーにとって分かりやすいフローが特徴です。

自販機での購買証明をAR画像認識で解決!】

自動販売機という購買証明が出にくいチャネルでのマストバイキャンペーンにおいて、AR画像認識技術を活用することで、その場で購買行動を応募につなげる模範的な解決策となっています。

また、インセンティブ設計も商品価格と同額の電子マネー(160円分)を設定しており、ユーザーの参加ハードルを下げ、リピート購買も促す設計です。

LINEログインを利用することで、ユーザーの利便性を高めつつ、キャンペーンへの参加をスムーズにしています。

世界のヤクルトキャンペーン|ヤクルト
世界のヤクルトキャンペーン|ヤクルト

【動画で解説!】世界のヤクルトキャンペーン|ヤクルト

ロッテ×パペットスンスン バレンタインで楽しんじゃお♪キャンペーン|ロッテ

ロッテ×パペットスンスン バレンタインで楽しんじゃお♪キャンペーン|ロッテ

キャンペーン概要ロッテの対象お菓子またはアイスを合計500円(税込)以上購入。そのレシートを撮影し、Webサイトの応募フォームからアップロードして応募
インセンティブ【Aコース】パペットスンスン オリジナルキッチンタイマー(200名)、【Bコース】パペットスンスン オリジナルロッテお菓子詰め合わせBOX(300名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【SNSでバズった人気IPを活用し購買につなげる!】

SNSで圧倒的な人気を誇る「パペットスンスン」を起用したレシートマストバイキャンペーンです。

パペットスンスンは2019年からSNSで一貫したブランドストーリーを投稿し続け、2024年の秋ごろ、TikTokでダンス動画がバズったのをきっかけに、インフルエンサーや著名人が反応し、そこから一気に「一般層」にまで認知が広がったキャラクターです。

SNSのトレンドが「派手な演出」から、スンスンのような「静かなオアシス」や「意味のなさ」を求める方向にシフトしてきたことや、長年積み上げてきた「コンテンツのストック」で、新規ファンが過去動画を見てさらにハマるという、ストック型コンテンツの理想的なバズり方をしています。

【購買施策とUGC創出を組み合わせバレンタイン商戦のシェアを奪う!】

本キャンペーンは、対象商品500円以上の購入レシートで応募するマストバイ形式で、バレンタイン商戦におけるロッテ製品のシェアを確実に獲得しにいく施策です。

単なる購入キャンペーンに留まらず、「スンスンたちのチョコプレート作り」という創作要素を連動させることで、ユーザーのUGC創出を促しています。

話題のIPを起用し、さらにユーザーに創作してもらうことで、SNSを盛り上げつつ購買に結びつける緻密な戦略がうかがえます。

ロッテ×パペットスンスン バレンタインで楽しんじゃお♪キャンペーン|ロッテ
ロッテ×パペットスンスン バレンタインで楽しんじゃお♪キャンペーン|ロッテ

【動画で解説!】ロッテ×パペットスンスン バレンタインで楽しんじゃお♪キャンペーン|ロッテ