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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】 2ページめ

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

おつかれっ酒| KURAND株式会社

おつかれっ酒| KURAND株式会社
キャンペーン概要X、Instagram、TikTokにてハッシュタグをつけておつかれエピソードを投稿すると応募完了。
インセンティブクラフトビール3本とオリジナルビール缶グラス1個のセットを抽選でプレゼント
使用SNSX、Instagram、TikTok

キャンペーンのポイント

【「おつかれ」エピソードを投稿!】

オンライン酒屋「クランド」による、いつも頑張っている人をクラフトビールで応援するプロジェクト「おつかれっ酒(しゅ)」が提供されています。

「おつかれ」と言ってほしいエピソードや、応援する(エールを送る)というストーリーをSNSで募集しています。ベタと言えばベタですが、そこに3種のクラフトビールを新しく作っているのがインパクトになっています。

「ガンバイツェン」と「元気だせえーる」と「ドンマイピーエー」という、ファミコンゲームの回復アイテムのような名前のクラフトビールで、ホッと落ち着くデザイン。「おつかれっ酒」マスコットキャラクターの「れっしゅ君」も、ゆるふわでステキです。

【TikTokはテキスト投稿のみもできる】

そんなクラフトビール3種と、れっしゅ君のグラスが当たるキャンペーンは、「おつかれ」と言ってほしいエピソードをSNSに投稿するという、共感力もあり、王道で非常に書きやすい内容です。

Xでの投稿以外にも、InstagramやTikTokも投稿可能。基本フォローして「#おつかれっ酒」をつけて投稿するのですが、InstagramもTikTokも同じルールになっており、画像や動画の指定はないというのが新しいです。

Xがメインとなりそうですが、InstagramやTikTokアカウントしかないという人も対応したいということでしょう。Instagramを見ていくと、意外と前から使われているハッシュタグのようです。さすがにTikTokには投稿がなさそうです。

Instagramもハッシュタグ収集にはツール費がかかりますが、この量なら目視でいいということなのでしょうか。TikTokはテキスト投稿もできるので、参考などがあれば投稿しやすくなりそうです。

おつかれっ酒| KURAND株式会社
おつかれっ酒| KURAND株式会社

【動画で解説!】おつかれっ酒| KURAND株式会社

#マイミスドレシピキャンペーン|株式会社ダスキン

#マイミスドレシピキャンペーン|株式会社ダスキン
キャンペーン概要X、Instagram、TikTokにてハッシュタグをつけて対象投稿にコメントで応募完了
インセンティブミスタードーナツ ギフトチケット 500円分各SNSごと100名、合計300名に当たる
使用SNSX、Instagram、TikTok

キャンペーンのポイント

【お気に入りアレンジをコメントするUGCキャンペーン!】

ミスタードーナッツによるアレンジレシピキャンペーンで、新しい食べ方をプレゼンしつつ、「#焼くド推し」「#温めド推し」「#凍らせド推し」「#マイレシピ推し」を投稿してもらうことで、UGCを増やしていこうという内容になっています。

オーブントースターで焼いたり、レンチンしたり、凍らせたり、とテイクアウトしたドーナツを色々な食べ方で楽しんでもらい、自分ならではのドーナツシーンを作ってほしいというストーリーです。

【どのSNSに注力すべきか見える!】

応募方法は、XやInstagramでのコメント投稿に加え、TikTokでのコメントも対象となるようです。最近TikTokの運用を始めたようで、力を入れていきたいことなのでしょう。

ハッシュタグをつけてコメントという文化が、InstagramやTikTokでは少ないので、ハッシュタグ投稿だと思ってしまう人も多いだろうと思ったのですが、そこに関しては注意書きがありました。

TikTokはキャンペーンで動画投稿させると、公式の広告メニューを活用する形になり予算がかかるのですが、コメントなら独自でできます。しかし、コメントを自動的に収集したりはできないので、抽選時には目視となります。

TikTokは現状だと定員割れしていますが、Instagramでは10倍ほどコメントがあります。Xはさほどということで、ミスドとの相性はInstagramが良いということがわかります。

どのSNSに注力していくか調査という意味でもいいのかもしれません。

#マイミスドレシピキャンペーン|株式会社ダスキン
#マイミスドレシピキャンペーン|株式会社ダスキン

【動画で解説!】#マイミスドレシピキャンペーン|株式会社ダスキン

KABUKICHO BLUE PROJECT

KABUKICHO BLUE PROJECT
キャンペーン概要Twitterにてハッシュタグ投稿すると、バーチャル歌舞伎町に言葉の雨が降る
インセンティブHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel宿泊券/ZEROTOKYOエントランスチケット+ドリンクチケットセット/「KABUKICHO MUSIC NIGHT」ペアご招待
使用SNSTwitter

キャンペーンのポイント

———国内最大級のホテル×エンタメ超高層複合施設、東急歌舞伎町タワーが2023年4月に開業し、「ここは、あなたの“好きを極める”場所。」というキャッチコピーで「見出す~育てる~羽ばたかせる」といった新たな「好き」を生み出すストーリーづくり・ライフスタイルの提案に取り組むらしい。現段階でもそびえ立ってる感がすごいんですが映画館、劇場、ライブハウス、クラブとエンターテイメントが詰まった作りになっていて、それを表現したデジタルプロモーションです。

———歌舞伎町が青く染まるとき、それはこの街のエンターテインメントに新たな「好き」が湧き上がるとき、ということで、#好きがつないでくれたTwitter投稿キャンペーンを行っています。投稿テーマは、「映画」「音楽」「好き」の3つで期間が別れており、各テーマごとにインセンティブも違ってます。第一弾映画では開業イベントで上映する映画が決定してますね。またそれの招待券などがインセンティブになっています。現在行われているのが#音楽がつないでくれたです。その投稿が擬似歌舞伎町に降ってくるような演出で、ぐりぐり触ることができて好きが降ってくるイメージが伝わりやすいですね。5,000投稿ごとに特別な演出が追加されて行くらしいのでオープンまでチェックしておきましょう。

大きい商業施設はオープンまでの盛り上げ施策って大事ですよね。近くで働いていて、なんか大きいもんができているなあという認識はしていてもオープンがいつか、どんなのが入るのかはそこまで取りに行ってくれないので、こういったティザーのデジタルプロモーションで期待感と認知度を高めるべきです。

KABUKICHO BLUE PROJECT

スマートフォンキャプチャ

KABUKICHO BLUE PROJECT

【動画で解説!】KABUKICHO BLUE PROJECT

キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

週末競馬!ももいろクロー馬ーZ | JRA

週末競馬!ももいろクロー馬ーZ | JRA
キャンペーン概要ももクロの4人が競馬に関する様々な種目に挑戦する、『試練の五番勝負』を4週連続で公開
インセンティブももクロ直筆サイン入りポストカード
使用 SNSTwitter

キャンペーンのポイント

【ファンに嬉しい!ももクロと競馬のタイアップ】

週末ヒロインももいろクローバーZとJRAのコラボ企画。メインコンテンツとしては試練の5番勝負となり、毎週それぞれのメンバーがメインとなり、様々な種目で勝負してもらったのを誰が勝つか予想するという競馬方式になっています。現在は集中力勝負ということで、メンバー誰が勝つか予想すると、馬券風なものが発券されて、Twitterアカウントフォロー後予想するボタンを押すとハッシュタグ投稿できるようになっています。シンプルな投票キャンペーンのスキームなんですが、クリエイティブとももいろクローバーのキャラクターでリッチに見えるよう工夫されてますね。最終的には5.16に行われるももいろクローバーZライブのセットリスト予想もあり、ももいろクローバーZファンに向けた競馬啓蒙コンテンツになっています。

ももいろクローバー15周年ということで、当時のファンも年齢を重ねて、競馬も面白いかもと思えるような世代になっているということなんでしょう。そこにきて周年パーティーに乗っかるのはJRAっぽいキャンペーンです。

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週末競馬!ももいろクロー馬ーZ | JRA
週末競馬!ももいろクロー馬ーZ | JRA

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TikTok TOHO Film Festival 2023

TikTok TOHO Film Festival 2023
キャンペーン概要 ハッシュタグTT映画祭2023をつけてTikTokに1〜10分の動画を投稿
インセンティブグランプリに新作映画の制作権利及び補助
使用 SNSTikTok

キャンペーンのポイント

【「縦型映画」という新たな映画シーンの創出】

TikTokと東宝による縦型映画祭ということで、「縦型映画」という新たな映画のシーンを生み出すべくコンテスト形式でのTikTok投稿デジタルプロモーションです。

縦型だからこその新たな観点や技法があるってのがフレッシュで、1〜10分のショート動画だからこそ、映画としてどう着地させるのかが見ものです。伏線とかは難しいからショートショートとかになりそうだけど、ショート動画でいかにして90分の映画を見た時と同等、またはそれ以上の満足感を演出するかに注目です。

【拡大するTikTokマーケティングの世界】

TikTokは少しづつAPIが公開されてきていて、プロモーション活用もしやすくなってきました。最近ではTikTokキャンペーンのサポートツールも登場しており、これから盛り上がっていくことが期待できます。

ユーザーがいかに動画を撮ってもらいやすくするか、動画映えとはどのようなものかを考えていくことで、TikTokやInstagramリールが盛り上がるようなデジタルプロモーションを企画立案できるようになります。

関連記事:TikTokインスタントウィンキャンペーンツール5選!Z世代へのリーチに直結するツールを比較解説します!

TikTok TOHO Film Festival 2023

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【動画で解説!】TikTok TOHO Film Festival 2023

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