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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

カフン金言|ロートアルガード|ロート製薬

カフン金言|ロートアルガード|ロート製薬キャンペーン画像
カフン金言|ロートアルガード|ロート製薬

キャンペーン概要

内容:

AIで花粉にまつわる言葉を生み出し、SNSに投稿できる。優秀なものはサイトに掲載され、掲載開始から6時間以内に当選確認手続きを行わないといけない。

キャンペーン考察

発見ポイント:

花粉の辛さあるあるをSNSに投稿させるUGCキャンペーンなんですが、
それに加えてAIならぬKIという要素を足してきていますね。
カフン金言と称したUGCを投稿し、KIがツイートを収集、
そしてその中から選ばれたツイートがサイトに掲載されて、
インセンティブがもらえる。

流れだけでいえば普通のUGCではあるのですが、
掲載開始から六時間以内に当選確認手続きをしなければ当選にならないという、
ストーリー的にはかかってなさそうな機能がついてます。
サイトにきてもらいたい、再投稿しやすい流れを作っているのでしょうか。

投稿側も工夫されていて、自力で投稿の場合だと
名前とカフン金言を入れて生成すると金言がちゃんと画像になり、
ツイートボタンでハッシュタグと生成された画像が投稿される仕組みになっています。
スワイプさせて金言をめくる流れも可愛いですよね。

そしてもう一つKIがサポートしてくれるほうは、
ニックネームだけ入れて、生成すると文言すら考えてくれて画像生成されます。

UGCの投稿ハードルを下げるためにバカパクっぽい空気で参加させやすくして
さらに自動で投稿内容を作ってくれる機能や、何を投稿しなくてはいけないのかを
勝手に入れてくれていることで投稿コンテンツをつくりやすくしている。
さらに6時間以内で当選を確認というゲーム性LPへの再訪問も促してタッチポイントを増やしている

スマートフォンキャプチャ

カフン金言|ロートアルガード|ロート製薬キャンペーン画像

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キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

その前にGABA新生活応援キャンペーン|グリコ

その前にGABA新生活応援キャンペーン|グリコ画像
その前にGABA新生活応援キャンペーン|グリコ

キャンペーン概要

内容:

指定のハッシュタグとGABA商品画像を投稿すると クレヨンしんちゃんのキャラクター 野原ひろしorみさえから 応援メッセージリプライが届く

その前にGABA新生活応援キャンペーン|グリコ画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

クレヨンしんちゃんと心理的ストレス軽減機能が入ったチョコレートGABAのコラボ企画。

なにかに集中する前にGABAを食べてがんばろう!
というストーリーを伝えたい内容になっていて、
自分の頑張りたい気持ちをTweetすることでモチベーションを高めて、
さらに野原ひろしorみさえから応援メッセージリプライが届くという内容になっています。

ただ一見して#その前にGABAというハッシュタグが
どういう意味なのかわからないのがもったいないですね。

指定ハッシュタグが理解できていれば、
指定ハッシュタグの前にGABAの意味が通じるので、
概要に書いてあるハッシュタグの順番もわかりにくくしています。
指定ハッシュタグ+その前にGABAなんですよね。
新学期の前にGABAというストーリーを伝えたいはずなので。

とはいえ応募ボタンからのツイートは順番が合っているので、
タイムライン上ではわかりやすくなっています。

対象のGABA商品も一緒にアップするのはハードル高めですね。
購買もやりたいのでしょうが、
イケてる写真になりづらいから投稿したくなくなってしまいます。

今回のメインはGABAの機能訴求だとは思うのですが、
そこに写真投稿入れることで
購買とパッケージ認知が上がるよねという内容になっています。

欲張りすぎるとキャンペーン参加がふえない課題が出てくるので、バランスが大事
できればメインのやりたいことを突き抜けたほうが話題になると思います。

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入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬

入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬

入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬キャンペーン画像
入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬

キャンペーン概要

内容:

雑誌POPEYEがおすすめの自宅入浴法を募集。ハッシュタグウチでととの湯がついたカンバセーショナルカードからツイートして応募完了。おもしろい投稿者にはPOPEYEwebに掲載される。

入浴前の新習慣!イオンウォーターでととの湯|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

このループムーブは2000年くらいに一度流行ったような動きでとても可愛いです。お風呂の前にイオンウォーターを飲むことを啓蒙している内容なのですが、メディアPOPEYEとのコラボキャンペーンとなっています。

マガジンハウス側から提案してイオンウォーターとのタイアップ記事を取りに行きつつ、最近はキャンペーンも行って広告も動かしているという広告代理店ムーブも行っているらしいです。

流行りのサウナ切り口ではなく、「家風呂を楽しく」というのがいいですね。動画もかわいい。お風呂の前は水分を取ろうというごく当たり前な情報ではあるのですが、クリエイティブがしっかりはっきりしているせいで、イオンウォーターを飲んでからお風呂に入ると楽しそうって気分になりますね。

キャンペーンとしてはメディア側のTwitterアカウントをフォローしてカンバセーショナルカードから大喜利ハッシュタグ投稿してもらうというUGCキャンペーン。

内容がとても面白く、他人のお風呂の入り方は知る機会がないので知ってみたくなる。そしてお風呂をより良くできる情報が発見できたら実践したくなるこういう内容をUGCとしては行っていくべき。

100名様に風呂桶が当たるというおもしろインセンティブに加えて面白かった投稿はPOPEYEに掲載されるというメディアの本領を使えているキャンペーンでした。

デザインが良いとやっぱ見てしまうし気になりますよね。そのうえでキャンペーンスキームでの購買や認知などの課題解決を行っていくべきです。「サイトのNEWS欄にレシートマストバイキャンペーンスタート、応募規約はこちら」しかないようなキャンペーンはワクワクしませんね。

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温もりバトンキャンペーン AGF

温もりバトンキャンペーン画像
温もりバトンキャンペーン AGF

キャンペーン概要

内容:

PDFを印刷して、スティックコーヒーを包めるスリーブやブーケセットにすることができる。それを写真に撮りTwitterに投稿すると応募完了

温もりバトンキャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

AGFスティックコーヒーを贈ろう!ただスティックを渡すだけじゃなくて、渡して楽しいシーンや手紙も一緒に贈りたくなるシチュエーションを作ってくれてるデジタルプロモーション。ただスティックそのままじゃ味気ないし渡された側も気持ちが乗らないので、ぬくもりバトンキットとして印刷するだけでブーケやスリーブ、レターセットになったりするPDFがダウンロードできます。

印刷して切り取って作り方もPDFに書いてあり、ギタースリーブとか結構種類があります。これらを使って家族や仕事仲間とコミュニケーションをとってほしいという願いが温まりバトンというストーリーになっているわけです。

そして、せっかく作ったなら写真を投稿してもらおうじゃないということで、Twitterでフォローしハッシュタッグぬくもりバトンをつけて写真投稿UGCキャンペーンもやっていると。UGCとしてほっこりする内容がタイムラインに並ぶのはとてもいいんだけど、手紙を書くなど内容がプライベート感あるので投稿しにくいのと共感しにくい感じがします。なのでバトンとしてTwitterユーザーがつないでいく、というストーリーだったらもうすこし投稿が増えるかもしれませんね。

プレゼントを促進するキャンペーンはクリスマスやバレンタインなどイベントごとに出てくるけど、診断で商品レコメンド、手紙で心温まるストーリーが一般的そしてキャンペーンそのものの認知拡大が課題に上がった際に、Twitterを使うなら認知拡大に振り着ちゃったほうが効果あると思います

温もりバトンキャンペーン画像

スマートフォンキャプチャ

温もりバトンキャンペーン画像

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家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)

家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)キャンペーン画像
家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)

キャンペーン概要

内容:

ご家庭で日々行っている家事のエピソード「家事コレ」を募集。もっとも共感を得たエピソード「家事コレ大賞」を決定し、選ばれたエピソードは著名漫画家が漫画作品にしてくれるキャンペーン。

家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

UGCキャンペーンの王道という感じですね。ユーザージェネレイテッドコンテンツキャンペーンはユーザーが投稿したくなるふうに仕向けるのがいちばん大事なところで、インセンティブで釣るのも一つの方法なんですが、無意味な投稿が増えても意味がありません

もし写真投稿などのUGCキャンペーンであればインセンティブがものをいうと思いますが、あるある系UGCはそうもいかないんですよ。理由はこのハッシュタグをクリックした際に、タイムラインに並んだ情報が有益である必要があるわけです。写真投稿はイケてる写真を見てもらって憧れを作り出し、私も憧れられたいという欲でキャンペーンが進むのですが、あるある系は共感させることが大事なので、実際のエピソードでないと刺さりません

そんなUGCで主婦ターゲットですね。家事あるあるは不平もあれば工夫もあるUGCに適した題材だと思います。投稿されたエピソードは丸山桂里奈さんとのの字株式会社が便利な料理道具を作っているメーカーが参戦していて、選ばれたエピソードは人気漫画家さんによって漫画化されてLPに公開されます。

少し前にベネッセも育児あるあるプロモーションをやっていましたが、こちらもマンガになるのをインセンティブにしていて、主婦層にマンガが刺さりやすいというマーケティングなのでしょう。 Twitterってコピペは面倒なのでカンバセーションボタンかLPからハッシュタグついた状態でのTweetが可能になっているとユーザーはもっとかんたんに入力できていいでしょうね。

#家事コレ でタイムラインを見ていくとおもしろエピソードが盛りだくさんで見応えがあります。UGCはこうあるべきですね。

家事コレ|aminoステップ™(アミノステップ)キャンペーン画像

スマートフォンキャプチャ

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