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認知拡大に効果的な「ハッシュタグキャンペーン」【最新事例まとめ】 16ページめ

X(Twitte)やInstagram、TikTokなど、拡散や認知拡大に適した「ハッシュタグキャンペーン」の事例を紹介。企画案などに取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

みんなの銀行で夢叶えるキャンペーン|みんなの銀行

キャンペーン概要サービス開始一周年記念でTwitterに「#みんなの銀行で夢叶えよう」をつけて夢を投稿
インセンティブ夢の実現をサポート
使用 SNSTwitter

キャンペーンのポイント

【夢を叶えて差し上げるインセンティブ】

Twitterハッシュタグ投稿キャンペーンの内容が「夢を叶えて差し上げる系」で、10万円までのやりたいことをハッシュタグツイートすると夢の実現をサポートするというもの。お金バラマキよりも正義があり色んな人の夢を見れるので面白いコンテンツです。

【Boxタイプ診断とは】

そのほか、1周年ということでみんなのBoxタイプ診断もやっています。Boxというのはバーチャル口座のことで、口座の中で名前をつけてお金を分けておけるもの。みんなの銀行をキャンペーンで初めて知る方が多いので、いきなりサービス特有のワードをタイトルに入れるのは、パット見で何ができるかわからないので避けておきたいものです。診断をすることにより、サービスの理解を深めることができるわけです。

夢を叶えて差し上げる系は最終的に夢がかなった映像などをコンテンツ化する事が多いので、投稿する際には映像的に映えそうな夢にすると当選しやすくなります。

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【動画で解説】みんなの銀行で夢叶えるキャンペーン|みんなの銀行

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キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

ラップで保存テク SNS投稿キャンペーン|クレライフ

ラップで保存テク SNS投稿キャンペーン|クレライフ

キャンペーン概要

内容:

#ラップで保存テクをつけてラップを使った食材の保存テクニックを写真付きで投稿すると 国連WFPの 母子栄養支援寄付になるキャンペーン

キャンペーン考察

発見ポイント:

ラップ保存テクUGCキャンペーン。ラップや長いこと家庭に愛されていて使われているものはある程度の常識はみんな知っていると思うのです。お米を炊いて何グラムか小分けしてラップに包んで冷凍するみたいな、一人暮らしからファミリーまでやっている常識ももちろんなんだけど、そんな使い方していいの、とか新しい使い方の発見があるのがUGCの成功であり面白いところです。

もしかしたら企業側もそんな使い方知らなかったなんてことがあり、それに向けた商品開発なんかもなされたりしています。去年くらいで面白かったのがキッチンハイターですかね。どこの家庭でも飲食店でも使っているキッチンハイターの使い方UGCは主婦層の感動が詰まっていました。

そんなUGCキャンペーンで投稿すると国連WFPの母子栄養支援寄付になるというもの。母子栄養支援は国連WFPが活動の中核的な要素として実施している活動の一つで、より栄養を必要とする妊婦や赤ちゃんを育てるお母さん、子どもたちに向けて送られる支援で30円/1リツイートにつき1人、120円/1投稿につき4人の子どもに栄養強化ペーストを届けられるというインセンティブになっている。

ラップの使い方として、こういうふうに使うよねーという共感と、こんな使い方があったんだ!という発見と、さらに寄付をしているという正義が合わさった、口コミ型ブランド価値向上プロモーションになってます。

投稿モチベーションとしてラップを使っているのはもちろん、寄付のためにも、という正義があると上がりますよね。おそらく何度も行っているUGCテーマだからこそプレゼントではなく寄付という形でブランドの格を上げに行っているのだと思います。

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ハッピーターン あなたの「やみつき体験」募集!キャンペーン | 亀田製菓

ハッピーターン あなたの「やみつき体験」募集!キャンペーン | 亀田製菓

キャンペーン概要

内容:

ハッピーターンにまつわるやみつき体験を募集する。食べ方だったり、エピソードだったり、内容は自由でSNSに投稿することで応募完了。

キャンペーン考察

発見ポイント:

ハッピーターンにまつわる病みつき体験ということで、かなり狭い内容でのUGCキャンペーン。当然これだけだと投稿できるバリエーションが少なく、投稿モチベーションにつながらないため、投稿モチベーションになかやまきんに君ことヤミツキンニ君を花芽けております。この人の笑いはだれも不幸にならないのが素敵ですよね。「応募するのかい?しないのかい?」ということできんにくんベースでキャンペーンの話題性を取りに行っているわけです。

仕組みとしてはカンバセーションボタンからハッシュタグ投稿すると、オートリプライでヤミツキンニ君の特典映像がランダムで2種類届くというベタ付けデジタルインセンティブと、純金コインもしくはなかやまきんに君ボイスの目覚まし時計が抽選で当たります。毎日このテンションで起こされたら発狂しそうですけどね。

応募方法はTwitter、もしくはLINEハッシュタグ投稿でクローズドなLINEを活用するのは珍しいですね。なかやまきんに君の目覚まし時計がほしいと思われるのが嫌だと思う人向けでしょうか。 2種類の特典映像どちらも見たい!という方は何度も応募ができる形になっています。

2022年4月からカンバセーショナルカードがカンバセーションボタンという名前になり、通常の広告画面から姿を消しました。広告APIが付与されている会社じゃないと扱えなくなってしまったのは残念ですが、弊社はスタンダード広告APIを取得済みですので、いつでもご相談くださいませ。

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IPSA AQUA play ART

IPSA AQUA play ART

キャンペーン概要

内容:

世界で活躍するアーティストたちがつくるさまざまなARフィルターを使ってInstagramのストーリーズにメンションとハッシュタグをつけて投稿すると応募完了

キャンペーン考察

発見ポイント:

イプサ ザ・タイムRアクアという商品のイメージアップデジタルプロモーション。商品について理解訴求を直接ではなく世界観を知ってもらいたいという解決法を用いています。InstagramのSpark ARを利用して、世界で活躍するアーティストがARフィルターを作成していて、それをユーザーは活用してムービーを撮影してInstagramのストーリーズに投稿してもらう事によりイプサ ザ・タイムRアクアの世界観を体験できるという流れになっています。

広告提案側からすると、これで本当に売れるの?と言われてそうで、それに対するアンサーが難しいと容易に想像できるのですが、じゃあ購買に直接つなげるため「レシートキャンペーンやりましょう」「キャンペーン認知拡大にTwitterでフォロー&リツイートやりましょう」だと、ブランドの方向性と差異が生まれてしまう。ブランドの格や価値を高めるためには何ができるか、ということが課題だったということでしょう。

化粧品でInstagramのSparkARはよく見かけるのですが、ストーリーズに投稿は少ないです。なぜかというとストーリーズはハッシュタグ収集が自動化できず目視で収集する必要があるからです。このキャンペーンではメンションとタグをつけてもらって投稿してもらうことでそれを解決しています。メンションをつけることで通知が飛んできますので、そちらの通知から目視して応募リストを作っているのでしょう。とはいえ内容を精査したい場合は24時間で消えてしまうので毎日アカウントをチェックする必要が出てきてしまいます。

そしてもう一つ気になったのはアカウントをフォローするフローがないのも特徴です。当選者にはDMで連絡すると記載があるのですが、Instagramではフォロー外でもDMは許可されていれば配信可能です。短い時間に100通とか超えてくるとスパム扱いされて凍結されそうですが、今回の当選者数は合計14名なので配信自体は手動にはなりますが、大丈夫でしょう。

ただ、フォロー外からDMが来ても通知されません。ユーザーはDMのページを自分で開かないと、DMが来ているかどうかはわからないので、気付きませんでしたどうにかなりませんか問い合わせが来てしまいそうです。

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10th Anniversary|Money Forward

10th Anniversary|Money Forward

キャンペーン概要

内容:

ハッシュタグ:わくわくするお金の使い道をつけてTwitterまたはnoteにエピソードを投稿すると応募完了。素敵なエピソードは公式SNSや公式noteのマガジン内にて紹介

キャンペーン考察

発見ポイント:

「さあ、人生をもっと前へ」ということでマネーフォーワードという個人向け・法人向けに金融系のウェブサービスで、会社10周年を記念したデジタルプロモーションを行っています。周年プロモーションは基本会社の沿革とミッション・ビジョン・バリューを改めて公開するいい機会で、周りの会社はもちろん、社内へのコーポレートアイデンティティの再共有という意味合いも強くあるので、改めてどういう会社なのかをどう見せるのかが大事ですね。社名にもついているもっと前へという部分を強調した動画や、10年間なにをやってきたかという内容になっています。

今回のプレゼントキャンペーンは、わくわくするお金の使い道は何ですか?という問いかけに答えるハッシュタグUGCキャンペーンが行われています。

Twitterとnoteで行われていて、noteでは大喜利に答える流れではなく、

  • 頑張った日にいつも買うこだわりのおつまみにまつわる話
  • お金が貯まったら実行したい10のこと

みたいにTwitterなどでは文字数が短すぎてストーリーとしてかけないので、noteも活用しているということでしょう。

note投稿コンテストは広告メニューなのでだれもがハッシュタグを作れるわけではありません。結構な費用がかかるので、10周年として企業ブランド価値向上のために利用したのでしょう。文章が書ける人達が集まる月間アクティブユーザーが6300万人、登録者数260万人のnoteは文章が読める人たちの共感を得るためには最適なプラットフォームということです。

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