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「認知拡大」につながる特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 3ページめ

X・Instagramなどでキャラクターや有名人などのIPを活用した施策や、LINEや動画視聴などを活用したプロモーション、ゲームを活用した施策など、商品やサービスの「認知拡大」につながる特徴的なキャンペーン事例を紹介。成功要因なども合わせて解説いたします。

人生のくすぶり度診断 |メルカリ

人生のくすぶり度診断 |メルカリ

キャンペーン概要メルカリ公式Xアカウントをフォローし、特設サイトで「人生のくすぶり度診断」を実施。診断結果を「#人生のくすぶり度診断」をつけてXに投稿する
インセンティブ1,000円分のメルカリポイント(100名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【「不用品」を「くすぶり」に言い換える!】

メルカリによる「人生のくすぶり度診断」は、不用品を「くすぶり」という言葉に言い換えた視点の転換が面白い診断キャンペーンです。

メルカリ公式Xアカウントをフォローし、特設サイトで診断を行い、結果をXに投稿することで参加でき、年末の大掃除シーズンに向け、出品未経験者や休眠層の行動を後押しする狙いがあります。

【潜在的な出品ユーザーを取りに行く!】

診断結果の「かつて(いたかもしれない)偉人」という架空のキャラクター設定が、話題化の仕掛けとして機能しています。

診断自体は過去の判断や性格を問うもので、エンターテイメントとして楽しんでもらいながら、最終的に「くすぶりを解消するためにメルカリで出品しよう」というストーリーでアクションへと繋げています。

 診断コンテンツは「自分を知りたい」「結果を誰かに言いたい」という欲求だけでUGCが生まれやすいため、ポイント目当ての懸賞アカウントよりも、潜在的な出品ユーザーである純粋に診断を楽しんでシェアしてくれる層を取りに行っています。 

人生のくすぶり度診断 |メルカリ
人生のくすぶり度診断 |メルカリ

【動画で解説!】人生のくすぶり度診断 |メルカリ

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

キャンペーン概要対象の森永製菓マルチパックアイス(パキシエル、パリパリバー等)を購入したレシートを撮影し、特設サイトからアップロードして応募
インセンティブオリジナルデザイン入り「JBLゲーミングマイク」(250名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【「食感=音」というユニークな切り口!】

森永製菓による「そのひとくちどんな音?キャンペーン」は、対象のアイスを購入したレシートで応募すると抽選でゲーミングマイクが当たるマストバイキャンペーンです。

食感に特徴があるアイスのシズル感を「音」と定義し、その音を拾うための「マイク」をインセンティブに設定するという、斬新なストーリーを構築しています。

これにより、アイスという既存商品に新たな魅力を付加し、単なる販促活動に留まらない商品訴求を実現しています。

【尖ったインセンティブで新しいターゲット層へアプローチ!】

従来の箱アイスキャンペーンのターゲットである主婦層ではなく、「音」に敏感なゲームが好きな若年層へ向けてインセンティブを尖らせることで、新しいターゲット層の掘り起こしを図っています。

応募フローは購入レシートのWebアップロードというシンプルなマストバイ形式で、参加ハードルを抑えつつ、確実なリピート購買を促進する設計です。

「食感」という商品の資産を「音」と「ゲーミングデバイス」という現代的な文脈に翻訳した、戦略的なデジタルプロモーション事例でした。

森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン
森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

【動画で解説!】森永製菓そのひとくちどんな音?キャンペーン

チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

キャンペーン概要対象商品を購入したレシートを撮影し、特設サイトの応募フォームからアップロードして応募完了。購入個数に応じて当選確率が最大3倍にアップする。
インセンティブ【シュワシュワパーティーコース】チョコフレークサイダー6本セット(450名)、【ザクザクパーティーコース】クリスプチョコMEGA(50名)、【ワクワクパーティーコース】チョコフレークセット(500名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【王道スキームもインセンティブで話題化を狙う!】

日清シスコによる「チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン」は、王道のレシートマストバイキャンペーンに、異色のインセンティブを掛け合わせた企画です。

チョコフレークの甘さと香りがするサイダーや、ピザ並みの巨大なクリスプチョコなどの賞品が用意されています。味の想像がつかないサイダーは、美味しいのかどうかも怪しい。だからこそ「飲んでみたい」「ネタにしたい」という欲求を強烈に刺激する、いわゆる「バカパク(※)」系のインセンティブになっています。

また、購入個数に応じて当選確率が最大3倍にアップする仕組みも取り入れられ、年末年始のパーティーでの「まとめ買い」需要を逃さず刈り取ろうとしています。

※バカパク:「バカでインパクトのある」の略

【「ネタ」としてSNS拡散を促す!】

本キャンペーンは、レシート応募という参加ハードルが低い王道的なスキームを採用した上で、インセンティブをあえて「尖らせる」ことで、話題化を図っています。

届いた時のインパクトが大きい賞品は、受け取った人が思わずSNSに投稿したくなる体験設計となっており、二次拡散を促す狙いがあります。

これにより、ありきたりなマストバイキャンペーンが「ネタ」として昇華され、購買意欲の向上とSNS拡散を同時に実現しています。

チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン
チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

【動画で解説!】チョコフレPARTYプレゼントキャンペーン

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

キャンペーン概要特設サイトにてコーヒーをいれる指の動きで診断するコンテンツをプレイし、診断結果を「#オリガミでタイプ診断」をつけてXにポストすると応募完了
インセンティブスターバックス オリガミ® 4杯分(7000名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【指の動きで診断する新しいUX】

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断は、ユーザーの指の動きをトリガーにした、ユニークな診断コンテンツを提供するキャンペーンです。

ドリップコーヒーを淹れるような「タップしたり円を描いたり」といった指の動きが診断の材料となり、ユーザーに疑似的なドリップ体験をさせながら性格やタイプを診断します。

診断結果をXでシェアすることで応募が完了する、王道のUGC創出型の仕組みを採用しています。

【ブランド体験と話題化の融合】

通常の「AかBか」を選ぶ診断とは異なり、商品の特徴である「一杯ずつ丁寧に淹れる」というアナログな体験価値をデジタルのギミックとして見事に落とし込んでいます。

この体験設計は、ブランドの世界観と強くマッチしており、ユーザーの没入感を高めます。

デジタル診断という手軽さに「指の動き」という身体的な体験を組み合わせることで、「手淹れ感」や「温かみ」を表現している点が特徴的です。

大規模サンプリングと同時展開することで、話題化だけでなく、実際の利用体験につなげる戦略なのでしょう。

STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本
STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

【動画で解説!】STARBUCKS® オリガミでタイプ診断|ネスレ日本

佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課

佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課

キャンペーン概要佐賀市の日常にある「あたりまえ」な幸せをWebやポストで投稿。採用されると観光資源として紹介され、豪華佐賀牛などが当たる
インセンティブ古湯・熊の川温泉で使える宿泊券3万円分(2名)、佐賀牛(3名)、佐賀海苔詰め合わせ(3名)、いちごさん(5名)、さがみかんジュース(6名)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【逆転発想のプロモーション!】

佐賀市が仕掛ける「あたりまえハッピー」、通称「あたハピ」は、「何もない」を最強の武器に変える地方創生プロモーションです 。

 地方自治体のプロモーションというと「映える絶景」や「世界遺産」など分かりやすい観光資源を写真に取ってInstagramに投稿するような内容となりがちですが、佐賀市では「市民が普段あたりまえにやっていることこそが、外の人にとってはハッピー(観光資源)なんじゃないか?」という仮説のもと、日常をコンテンツ化しています。

市民から「自転車でどこまでも行ける平野」や「スーパーの魚が異常に美味い」のようなネタを募集するUGCキャンペーンの仕組みですが、SNSやWEBフォームだけじゃなく、駅や空港に物理的な「あたりまえ観光ポスト」を設置して、市民から発信するUGCにつなげています。

【「なにもない」を最強の武器に!】

インセンティブは「佐賀のいいもの」を配ることで、参加モチベーションを維持しつつ、商品のPRも兼ねています。

さらに、集まったネタを東京の下北沢で展示したり、「どうでしょう会議」と称して外部エディターにレビューさせたりと、集めた後のアウトプットが素晴らしく、単なる「あるあるネタ募集」で終わらせず、ちゃんと「観光プロモーション」に着地させています。

佐賀市の課題として「観光客を呼びたいけど目玉がない」「市民が地元の魅力に気づいていない」という二重苦があったということなので、それを「あたりまえ」を肯定することで一気に解決しようとしてます。

「日常」を観光資源へと昇華させ、市民の誇りをみせることにより、近隣の人や、観光客の興味を引くことができる、地方PRのいい解答です。

佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課
佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課

【動画で解説!】佐賀市 あたりまえハッピー|佐賀市広報課