n2p blog

「エンターテイメント(エンタメ)」業界の特徴的なキャンペーン【最新事例まとめ】 8ページめ

映画やゲーム、ドラマ、舞台などエンターテイメント(エンタメ)業界に関連する特徴的なキャンペーン事例をご紹介。効的な手法やアイデアなど成功要因もあわせて解説いたします。

バンドリ!診断

バンドリ!診断
キャンペーン概要Pバンドリに登場する7バンドからオススメのバンドを診断。診断結果をXポストで応募完了
インセンティブQUOカードPay 1,000円分 200名
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【毎日挑戦で当選確率UP!】

バンドリがパチンコ化されることを記念して、パチンコバンドリに登場する7グループの紹介を兼ねて診断コンテンツを提供しています。

診断キャンペーンは、いくつかの質問に答えていくとおすすめのバンドを診断し、診断結果をXにポストすることで応募完了となるシンプルなスキームです。毎日診断することで当選確率がアップするのがほかとは違うところですが、診断コンテンツを毎日参加するというケースはあまり見かけません。

このスキームだとXのカスタムストーリーを使った形の方が費用も抑えられそうですし、ユーザーも導線がシンプルになるので迷わなさそうです。

【X内LPもおすすめ!】

X内LPを活用した診断コンテンツやクイズコンテンツでは、画像をタップするとX内LPに飛び、その中で診断やクイズの回答し、結果からシェアする形があります。LPがシンプルなほうがX外へ行っていないように見せられますし、LP作成費も抑えられます。ユーザー的にもXのアプリ一本で最後まで行けるのでおすすめです。

もちろんキャラクターをもっと見せるためにLPをちゃんと作り込んで診断コンテンツを置くというのも正解です。価格を抑えたいなどがあれば、X内LPでも提案していいと思います。

バンドリ!診断
バンドリ!診断

【動画で解説!】バンドリ!診断

BudX World Tour Grand Prize AB InBev Japan合同会社

BudX World Tour Grand Prize AB InBev Japan合同会社
キャンペーン概要フォームから応募でき、オリジナルビートを作ると抽選券が増え、当選確率がアップする
インセンティブ世界の音楽フェスへの旅券と入場チケットがそれぞれ2名1組に当たる
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【オリジナルビート作成で抽選率が上がる!】

バドワイザーが贈る世界で有名な音楽イベント「Tomorrowland」「Lollapalooza」と、全米最大級の音楽授賞式である「MTV Video Music Awards 2024」の各イベントへ2名1組の招待と、渡航から現地の体験までスペシャルパッケージで豪華VIP体験が楽しめる、ビッグなインセンティブのキャンペーンです。

応募はフォームにサクッと入力するだけで可能ですが、バドワイザー缶を開ける音や、瓶で乾杯する音などから作られたビートメーカーコンテンツでオリジナルビートを作ると、当選確率がアップします。

【ビートを作りながらついビールが飲みたくなる】

ビートメーカーコンテンツは装置をタッチして持っていくと、それぞれのビートが鳴り出し、5個まで追加できるというもの。ビート作りのためのサウンドは、音楽プロデューサーであるMatt Cab(マット・キャブ)が担当し、3種のジャンルに分かれていて様々なビートを奏でることが可能です。また、できたビートは録音することができ、録音完了とともにキャンペーン応募が可能になっています。

「海外で音楽を聞くならバドワイザーがかっこいい」というイメージを植え付けています。今回のビートメーカーコンテンツも、音楽を作りながらついビールが飲みたくなるようになコンテンツ力があります。

BudX World Tour Grand Prize AB InBev Japan合同会社
BudX World Tour Grand Prize AB InBev Japan合同会社

【動画で解説!】BudX World Tour Grand Prize AB InBev Japan合同会社

映画『ラストマイル』マイルポイントキャンペーン

映画『ラストマイル』マイルポイントキャンペーン
キャンペーン概要公式Xアカウントをフォローし、各ミッションにチャレンジして「マイルポイント」をGET。集めたマイルポイントに応じて、豪華プレゼントが当たる。
インセンティブオリジナルグッズ詰め合わせセット 2名キャストサイン入りポスター 5名クール・シェアードうちわ&組み立て式特製スマホスタンド 13名
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【クリアでポイントが貯まるマイル式キャンペーン!】

映画「ラストマイル」にちなんで、Xでミッションをクリアすることでマイルポイントを貯めていけるキャンペーンスキームです。貯めたマイルに応じて好きな賞品に応募できます。

マイルはXログイン機能を使ってマイページを生成し、そこで確認することが可能。ミッションは毎週くらいの頻度でXに投稿されますが、不規則なためきちんとフォローしてないと忘れてしまいそうです。

【ミッションは期限付き!】

ミッション1は、アニメーションgifをタップで止めてスクショを撮って投稿させる内容。

Xのアルゴリズム的に、2分以上投稿が見られると、おすすめのタイムラインに出やすくなるため、それに適応したフローになっています。しかし、スクショ投稿が第三者が見たときに分かりにくい内容でもったいない印象です。

ミッション2はフォロー&リポストやいいねをするとマイルが貯まる内容で、ログイン認証しマイページに入っていくと、マイルポイントを獲得できるようになっています。

各ミッションを期間限定にすることでリピートを狙っているのか、希少価値を高めているのでしょうか。常に何かしらやっていたほうが効果は高そうです。

映画『ラストマイル』マイルポイントキャンペーン
映画『ラストマイル』マイルポイントキャンペーン

【動画で解説!】映画『ラストマイル』マイルポイントキャンペーン

コミックシーモア 20周年 FESTIVAL 特設サイト|NTTソルマーレ株式会社

コミックシーモア 20周年 FESTIVAL 特設サイト|NTTソルマーレ株式会社
キャンペーン概要コミックシーモア20年の歴史を物語る豪華コンテンツが盛り沢山
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【データを活用した診断コンンテンツも!】

NTTソルマーレが運営するコミック配信サイト「コミックシーモア」が20周年を記念して、特別コンテンツ盛りだくさんの特設サイトを公開しています。

「わたしのシーモアStyle」という診断コンテンツでは、20年間のマンガデータからマンガ数値を叩き出し、これまでシーモアで読んだ本から自分の分析結果を出してくれます。

診断結果はアニメーションgifになっており、Xでシェアできるのですが、カスタマイズが可能です。自分のおすすめマンガを入力して画像を保存しシェアする、というマンガレコメンドコンテンツになっています。

また、周年コンテンツによくある「あゆみ」や歴史ですが、イラストでわかりやすくなっていて、漫画風の横スクロールで楽しく閲覧できます。

【みんなで祝うような周年サイト!】

ほかにも、Xの投稿企画で集まった「コミックシーモアとの20年の想い出エピソード」を動画化して見せるコンテンツや、2004~2009年、2010~2019年、2020~2024年の3つの年代別に、コミックシーモア内で売上げの高かった青年・少年・女性・少女の4ジャンル360以上の作品を選出した、ヒットリストも見ることができます。

また、ゴールデンカムイや北斗の拳のお祝いイラストなどもあり、たくさんの先生方に祝っていただいてます。

サービスの周年はユーザーや作家先生など支えてくれている方々とみんなで祝うような形にすると盛り上がっていて見ている側も気分が乗ります。

コミックシーモア 20周年 FESTIVAL 特設サイト|NTTソルマーレ株式会社
コミックシーモア 20周年 FESTIVAL 特設サイト|NTTソルマーレ株式会社

【動画で解説!】コミックシーモア 20周年 FESTIVAL 特設サイト|NTTソルマーレ株式会社

#SF_KUMA 宇多田ヒカル25周年くまちゃんサイト

#SF_KUMA 宇多田ヒカル25周年くまちゃんサイト
キャンペーン概要ARにて空にメッセージを描くとワームホールから現れるくまちゃんを楽しむことができる
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【空を見上げるとARくまちゃんが出現!】

デビュー25周年をむかえた宇多田ヒカルが初ベストアルバム『SCIENCE FICTION』をひっさげてオープンした「くまちゃんサイト」。宇多田ヒカルが愛するくまちゃん23体を描き下ろし、それをAR化したコンテンツになっています。

空にメッセージを描くと、突然ワームホールから現れるくまちゃんを楽しみつつ、シェアすることで応援しようというストーリーです。

TOPページではシェアされたくまちゃんの数も見ることができます。現時点で10万超えしていて、宇多田ヒカル25年の歴史を感じます。

【くまちゃんを集めよう!】

ベストアルバムを購入した方のみが楽しめるARくまちゃんや、全国ツアーと連動したライブ会場上空にかざすとでてくるご当地限定くまちゃんもいるそうです。

ファン同士の交流も多そうですから、コンプリートするために全ライブ会場に行ってしまうかもしれません。またt、raveling(Re-Recording)がCMソングとして使われている綾鷹も、タイアップとしてARが出現するようです。

アーティストが自ら書いた絵をARでシェアできるというのは写真映えも狙えますし、そうなるとInstagramなどでもシェアされるので広がっていくストーリーが見えます。

#SF_KUMA 宇多田ヒカル25周年くまちゃんサイト
#SF_KUMA 宇多田ヒカル25周年くまちゃんサイト

【動画で解説!】#SF_KUMA 宇多田ヒカル25周年くまちゃんサイト