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「エンターテイメント(エンタメ)」業界の特徴的なキャンペーン【最新事例まとめ】 61ページめ

映画やゲーム、ドラマ、舞台などエンターテイメント(エンタメ)業界に関連する特徴的なキャンペーン事例をご紹介。効的な手法やアイデアなど成功要因もあわせて解説いたします。

honto – 読書一生分116万ポイントが抽選で当たる!!キャンペーン

honto_jp_cp_hybrid_campaign_dokusho-entry
http://honto.jp/cp/hybrid/campaign/dokusho-entry

キャンペーン概要と特徴

ハイブリッド書店サービス「honto」によるクローズドキャンペーン。「一生読書をすること」を誓い、同社サービスにログインすることで応募が完了する。抽選で、読書一生分のポイントや、読書グッズがプレゼントされる。
クローズドキャンペーンながらも、応募可能な「誓い」にいくつかの種類がある点が特徴。純文学やスポーツなどが、面白おかしいビジュアルとともに現れる仕組みを採用している。また、応募の様子をX(Twitter)にシェアすることで、当選確率が上がるというインセンティブも設けている。

制作的大変そうなところ

「一生」というキーワードで攻め立てている。
プロポーズメーカーが若干、キャンペーンとずれている気がするが、そこはイラストでカバーできている。。。はず。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
honto_jp_cp_hybrid_campaign_dokusho-entry_sp

Ringling Bros. – The Circus Wants The Circus Back

www_ringling_com_takebackthecircus

キャンペーン概要と特徴

米国の著名なサーカス・Ringling Bros.によるハッシュタグキャンペーン。ハッシュタグ#TakeBackTheCircusにて、アメリカ大統領選挙を題材にしたパロディGIF画像をSNSにシェアするキャンペーンを実施している。メールアドレスを登録すると、割引クーポンが貰える。
大喜利GIF画像をSNSにシェアという発想が特徴的。SnapchatやVineといったインスタントな動画や画像がシェアされやすいという事実を的確に捉えたキャンペーンになっている。

制作的大変そうなところ

とはいえ、直接X(Twitter)・FB上で動画が再生されるわけでもなくサイトに遷移しないと見られない。
もう少し埋め込み型のURLを先に用意する等、更によくするやり方はありそう。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
www_ringling_com_takebackthecircus_sp

50 years | The North Face

www_thenorthface_com_about-us_50-years_html

キャンペーン概要と特徴

The North Faceによる動画キャンペーン。同社の設立50周年を記念し、動画コンテンツの配信や、50年の軌跡の紹介、イベントの告知等を行っている。ハッシュタグは、”#QuestionMadness”。
シンプルながらも洗練されたタイル状のコンテンツ配置が特徴。特に、50年の軌跡を振り返るセクションは、時系列表現に特徴が見られ、PCでは左右方向へのスクロール、SPでは画面を90度回転させた上で横幅を広く使ったデザインを採用している。

制作的大変そうなところ

デザインが洗練されており、記事を探す・検索する利便性よりも見た目のスタイリッシュさを優先している(特に年表)。
反面、使いやすいかどうかはともかく、このページにたどり着くのは既にブランドのファンという前提なので
キャンペーンサイトというよりはブランディングの更なる向上のためのものとしては正しいコンセプトのレイアウトと思われる。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
www_thenorthface_com_about-us_50-years_html_sp

Experience Trolls the Movie – Macy's

social_macys_com_trolls

キャンペーン概要と特徴

Macy’sが映画Trollsとタイアップしたキャンペーン。コラボレーション商品や、映画のトレーラー動画、登場キャラクターなどの情報を掲載している。
日本ではあまり見られないカラフルな世界観が特徴。SNSを利用したキャンペーンではないが、やや不気味さも感じさせるビジュアルが印象的。動画を用いながら、映画の宣伝も行っている。

制作的大変そうなところ

強い色使いとキャラクター等のパーツが多いなかで文字は非常に読みやすくなるようにレイアウトとデザインは凝っている。
かなり軽くするよう頑張ってはいるのだろうが動画が多い+画像が多い+パララックスで相当重い。貧弱なグラフィックボードのPCでは相当苦しい。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け
social_macys_com_trolls_sp

Patriots Fancam

patriots-fancam_com
https://patriots.fancam.com/

キャンペーン概要と特徴

Putnam InvestmentsとNFL New England PatriotsによるFacebookキャンペーン。スタジアムで撮影された高解像度360度画像から、ユーザーが自分自身を見つけ出し、Facebookのリンクをタグ付けすることができる。
テクノロジーとSNSを最大限に利用している点が特徴。スタジアムという多くの人が利用する施設から、自分自身を見つけ出すというゲーム性も備えている。プライバシーやなりすましの観点から、日本ではあまり見られない試み。

制作的大変そうなところ

非常にグリグリ動く360度画像。ズームしても鮮明で動作もサクサクで非常にクオリティが高い。
日本では顔にモザイクがかかってしまうかもしれない、または入場者全員に写真の許可が必要か。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応
patriots-fancam_com_sp