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「エンターテイメント(エンタメ)」業界の特徴的なキャンペーン【最新事例まとめ】

映画やゲーム、ドラマ、舞台などエンターテイメント(エンタメ)業界に関連する特徴的なキャンペーン事例をご紹介。効的な手法やアイデアなど成功要因もあわせて解説いたします。

NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック

NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック
キャンペーン概要大喜利でSNSに話題を振りまいて、試し書きにつなげ店頭誘引させる
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【お笑い芸人が大喜利100本ノックに挑戦!】

弊社でもお仕事させていただいているパイロットが、2008年に発売した油性ボールペン『アクロボール』のボディデザインや商品ロゴをリニューアル。それにあわせて実施されたキャンペーンです。

お笑いコンビ「真空ジェシカ」が“大喜利100問ノック”に挑戦。新しくなった『アクロボール』で、大喜利の回答をノンストップで書き上げていくコラボレーション動画を公開しています。また、大喜利の全回答をまとめたポスターを新宿駅に掲示したほか、店頭の試し書き用紙で大喜利にチャレンジできる”試し書き大喜利”も。

【大喜利コンテンツはXと相性抜群!】

大喜利コンテンツはXとの相性が非常によい企画です。Youtube動画にあわせ、Xでもキャンペーンを展開することで大喜利のUGCを増やし、最終的にお店の試し書き大喜利にたどり着くような店頭誘引施策を用意するのが効果的ですが、今回はそこまで行っていません。

キャンペーンごとにアカウントを作ることはあるものの、パイロットにXの公式アカウントが無いことが要因として考えられます。店頭誘引までのストーリーはとても面白いだけに、非常にもったいないと感じました。

NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック
NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック

【動画で解説!】NEW! アクロボール|真空ジェシカの大喜利100問ノック

キャンペーンまとめblog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/18-3/22

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

逆転裁判456 × 大人の教科書ワークコラボ 退屈な勉強に異議あり 逆転の学び直し

キャンペーン概要文理×逆転裁判のタッグによる大人の学び直しクイズに挑戦して商品の強みや楽しいポイントを訴求
インセンティブフォロー&リポストでオリジナルアクリルキーホルダーが当たる。対象商品の購入レシート投稿でオリジナルLINE壁紙プレゼント
使用SNSX、LINE

キャンペーンのポイント

【人気裁判ゲームのクイズで体験!】

カプコンの大人気裁判ゲーム『逆転裁判』と、学研の大人の学び直しシリーズ『大人の教科書ワーク』のコラボ企画で、2022年に続く第2弾です。『逆転裁判』のスキームとキャラクターを通じて、『大人の教科書ワーク』の商品訴求を行っています。

具体的には、「なるほど!ムジュン発見クイズ」という『逆転裁判』を再現したクイズにチャレンジできます。『逆転裁判』は、証言や証拠品からムジュンを発見し、証人のウソを見抜いていくゲームですが、このクイズの場合は学習にかかわる知識を証拠品の代わりとし、おかしい証言を選択して回答していきます。ゲームでおなじみの「異議あり!」ボイスも。

【認知から購買までしっかりリンク!】

クイズのほか、Xでのフォロー&リポストキャンペーンや、大人の教科書ワークの購入レシートで応募すると必ず壁紙がもらえるマストバイキャンペーンも実施。認知・商品理解から購買までのストーリーがしっかり作られています。

『逆転裁判』というスキームは、クイズによる商品訴求と相性がよく、キャラクター性とテンションでユーザーを没入させる素晴らしいものです。オマージュ企画を提案してみてはいかがでしょうか?

【動画で解説!】逆転裁判456 × 大人の教科書ワークコラボ 退屈な勉強に異議あり 逆転の学び直し

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/18-3/22

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こぶし競馬|JRA

こぶし競馬|JRA
キャンペーン概要演歌風のアルバムジャケット写真が簡単に作れるコンテンツ「エンカメラ」を提供
インセンティブRA FUN公式Xアカウントをフォロー&リポストすると、抽選でEJOICAセレクトギフト1000円分をプレゼント!
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【演歌パワーで競馬場への来場促進!】

JRAが演歌歌手の丘みどりさん・徳永ゆうきさんとコラボしたコンテンツ。メインは、東京競馬場を舞台に2人がオリジナル競馬ソング「大本命に逢いたくて」を歌うMVがメインとなっています。

ほかにも、お笑いコンビ「ラランド」のニシダさんがナレーションを担当するMVの制作舞台裏ドキュメンタリーなど、複数の動画コンテンツが公開されており、Youtubeショートも活用されています。

【演歌のアルバムジャケット風画像を生成!】

演歌のアルバムジャケット風画像が生成できるWEBカメラコンテンツ「エンカメラ」が公開されています。あらかじめ用意されている曲名とフレームから選択し、名前を入力して写真を撮影すると画像が完成。SNSでシェアできる画像生成キャンペーンです。

EJOICAセレクトギフトが当たるフォロー&リポストキャンペーンも実施しており、キャンペーンの認知拡大に一役買っています。阪神競馬場に歌手2人が来場するイベントの開催もあり、全体として演歌ファンを競馬場に呼び込む来場施策になっています。

こぶし競馬|JRA
こぶし競馬|JRA

【動画で解説!】こぶし競馬|JRA

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/18-3/22

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『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ

『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ
キャンペーン概要SPECIAL GAMEロイドとヨルにエールを送ろうの結果をXにシェアすると抽選でプレゼントが当たる
インセンティブAmazonギフト券5000円 10名様
SPY×FAMILYグッズセット 5名様
iPad Pro 11インチ 1名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【UGCを促すティザー企画!】

『PUBG MOBILE』とTVアニメ『SPY×FAMILY』のコラボ開催に合わせて記念キャンペーンを実施中。『PUBG MOBILE』のコラボでは、スパイファミリーのキャラクタースキンや、コラボアイテムが獲得できるログインボーナスなど、企画が盛りだくさんです。

通常ゲームのコラボキャンペーンでは、ログイン率や課金率アップなど数字が出る施策が多く、あまり突飛なことはやらない印象ですが、当キャンペーンの「ロイドとヨルにエールを送ろう」というティザーコンテンツが認知拡大施策として面白い内容になっています。

【認知拡大させる施策が面白い!】

「ロイドとヨルにエールを送ろう」は、10秒間キャラクターをタップするとエールの合計値が溜まっていき、何回タップできたか結果をXにシェアすると抽選で豪華プレゼントが当たるというもの。

実際の投稿を見ていくとタップ回数がすごい方もいて、おもわず「いいね」を押してしまうユーザー間のコミュニケーションが狙えています。また、タップ回数によって表示されるキャラクターのOGPが変わるため、他にどんなものがあるか探す方も多いのではないでしょうか。よくあるリポスト企画よりUGCに対するエンゲージメントがあり、Xのアルゴリズムにも適している施策です。

このほかにも、WEBで体験できるコラボガチャのお試しや、リポスト&投稿キャンペーンなども行っています。

『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ
『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ

【動画で解説!】『PUBG MOBILE』|TVアニメ『SPY×FAMILY』コラボ

2024年Filmora”卒業”大喜利コンテスト

2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト
キャンペーン概要AI画像生成で作成した画像に、さらに回答を作る大喜利コンテスト
インセンティブグランプリ デジコ 50,000円分準グランプリ デジコ 20,000円分Filmora賞 デジコ 1,000円分 + 1年ライセンス特別賞 デジコ 1,000円分
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【AI画像での大喜利!】

動画編集ソフト Wondershare Filmora(フィモーラ)に内蔵の『AI画像生成』機能で作成した画像を使った「卒業大喜利コンテスト」が開催されました。コンテストは「オリジナル画像部門」と「セレクト部門」の2つに分かれていて、応募は画像とともにお題に沿った一言を入れてXに投稿するというもの。

「セレクト部門」はあらかじめ用意されているAI画像に大喜利回答をつけるシンプルな大喜利。奇抜な画像はなく自由度が高い分、大喜利難易度も高い印象です。また「オリジナル画像部門」は、画像自体もFilmoreを使って自分で生成し、それに対して自ら大喜利回答を答えるというもの。

あまり突飛な画像を作ってしまうとかえって面白くないですし、逆に大喜利回答に合わせた画像を作って面白くするのもハードルが高いですが、そこにAI画像生成技術がアクセントとなり面白くしています。

【APIを使えばどこでも可能!】

コンテストは終了していて、結果発表ページもすでに公開されています。大喜利自体の難しさやFilmoreを持っている人と限られた範囲では、応募総数379件はなかなかいい数字ではないでしょうか。グランプリ画像などを見ていくと、大喜利回答から画像をどう生成するかの流れだったことが伺えます。

過去にAIで回答を寸評する大喜利企画もありましたが、AI画像での大喜利を通り越してAI画像で回答する大喜利は、APIを使えばどこでも可能なので、提案に滑り込ませることができるのではないでしょうか。

2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト
2024年Filmora"卒業"大喜利コンテスト

【動画で解説!】2024年Filmora”卒業”大喜利コンテスト