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「日用品」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

ドラックストアやスーパー、ホームセンターなどの小売店で販売される「日用品」に関連する特徴的なキャンペーンを紹介します。新商品に関わる認知拡大施策やマストバイキャンペーン、流通をうまく活かした施策など成功事例もあわせて解説します。

ダニ捕りロボ公式Twitter企画第2段 #家族のための正しいダニケアWキャンペーン


ダニ捕りロボ公式Twitter企画第2段 #家族のための正しいダニケアWキャンペーン

キャンペーン概要

Twitterでのフォローアンドリツイートキャンペーン他、ARで撮影した画像を投稿することで応募ができる

キャンペーン考察

ダニ捕りロボという「ダニ捕獲方式」のダニ対策商品が行っているTwitterキャンペーンで、クリエイティブクオリティや細型ページによるPCスマホ対応など予算がかけられないんだろうなあ、というのがわかります。フォローアンドリツイートキャンペーンならばリツイートの収集さえできれば、個人情報取得フォームはGoogleフォームでDMも自力で送れば運用費もかなり抑えられるし、広告を出さなくともそこそこの数字が出せる。それがいいか悪いかは別として。
ARってそこそこ予算がかかるが扱いが難しいと思うのですが、そちらも導入しているのが面白くて。閲覧注意っていうキャンペーンにあるまじき文言でダニのARが見れる。見えないダニをARでみてみようということでWEBARを立ち上げることが可能なのです。
商品を買ってもらいたいと思う際にダニって怖いものとか気持ち悪いものなんだから退治しなければと思わせることは大事で、他の虫に比べるとダニって見えない分、恐怖感は薄いよね、じゃあ実際でかかったら怖いと思ってもらえる、というストーリーなんだろうけど、そこまでリアルにしなくてもいいのでは、と思う。このキャンペーンのために作ったってものじゃなく、他で作ったやつを流用してるのですかね。

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週間キャンペーンまとめBlog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/8/14-8/20

ジメジメ時期こそ除菌そうじ!|花王株式会社

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ジメジメ時期こそ除菌そうじ!

キャンペーン概要

毎週出される除菌にまつわるクイズに答えるとルーレットつきのリプライからクイズの結果が分かります。また#MY泡ハイターアイデアで自分なりの除菌方法をツイートさせるキャンペーンも実施しています。

キャンペーン考察

梅雨時にはカビが生えるという家庭の課題への解決策として除菌しましょうという提案なのですが、面白いところは除菌大作戦という切り口で違う商品の違うキャンペーンを一個のLPとして扱っているところです。ミニオンとコラボしたバスマジックリンやキュキュットなどの商品のクイズキャンペーンとキッチン泡ハイターのUGCキャンペーンの2つが除菌でくくられて宣伝されています。キャンペーン終了日も違うため扱いが難しそうですがどちらかの商品でキャンペーンに気づいて、「そういえば泡ハイターでまな板除菌しようと思ってたんだった」と商品同士の架け橋になるのがメリットです。

キャンペーンとしてはカンバセーショナルカードを活用したクイズキャンペーンで、オートリプライによってクイズの結果と当落がわかるというものです。リプライで帰ってくるミニオンズルーレットが可愛いですね。 泡ハイターでは泡活(泡ハイター除菌*活動)を#MY泡ハイターアイデアで投稿させるUGCキャンペーンで口コミ拡大を狙っています。泡ハイターユーザーの中には子ども用水筒とかに使ってもいいかしらと悩んでいる方も多いため有益な情報がハッシュタグでまとめられるというのも含めUGCとして優秀な形ですね

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牛乳石鹸のれんを探せ!キャンペーン | 牛乳石鹸共進社株式会社

牛乳石鹸のれんを探せ!キャンペーン

キャンペーン概要

公式アカウントをフォローしてのれんが写った銭湯全体の写真をハッシュタグをつけて投稿します。

キャンペーン考察

2017年くらいからの銭湯ブームが、昨今のサウナブームに後押されて銭湯に行く人が多くなっています。牛乳石鹸は1950年代から銭湯にのれんを提供することで銭湯を支えてきたそうです。 石鹸だから当然風呂に寄り添ったプロモーションが必要なのですが、のれんカルチャーを支え続けたからこそのれんを題材にしたUGCキャンペーンが行えるというわけです。

ハッシュタグは3つで「#牛乳石鹸のれんを探せ」のキャンペーン名と、銭湯巡りをさせたり他のユーザーが銭湯を発見できるように銭湯名「#○○銭湯」、銭湯の場所「#○○県○○市」です。ハッシュタグを入れさせて銭湯カルチャーをさらに支えているのも非常に好感が持てます。 UGCはユーザーが投稿したくなるきっかけとなるものでないとダメだと思うのですが、「最高の銭湯すぎて教えたくないけどこのキャンペーンやってるから投稿しちゃおうとか」「いつも何気なく行っていた銭湯ののれんが牛乳石鹸だったんだ、じゃあ投稿してみようとか」「タイムラインに出てきたオールドスクールな銭湯をみて久々に行ってみるか」という様なユーザーのストーリーがすぐに伝わる仕掛けや銭湯自体へのリスペクトも垣間見えます。長いこと支えてきた集大成がこのキャンペーンなのでしょう。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/24-4/30

コクヨ式 大人の「かく力」テスト|コクヨステーショナリー


コクヨ式 大人の「かく力」テスト|コクヨステーショナリー

キャンペーン概要

電子化・ペーパーレスが叫ばれて数十年。なぜ紙の需要が依然としてあるのか、
働く人々は「手書き」に何を求めているのかを研究した、「コクヨ式 大人のかく力テスト」。このテストで「かく力」の総合レベル、タイプ診断、手書き能力値を測ります。

キャンペーン考察

文房具を扱うコクヨが、電子化、ペーパーレス化が進む昨今、2つの疑問を抱えています。それらは「手書きとは一体何なのか」、「手書きをしている人たちはなぜ手書きにこだわるのか」、という疑問です。この2つの疑問から、文房具の有用性を謳っているストーリーのプロモーションを行っています。 実際今でも社会人の方の多くは、企画や戦略において、手書きを駆使して資料作成をしているように感じます。
コクヨ式大人の「かく力」テストでは、書く力の総合レベルや診断を出してくれます。その診断キャンペーンとして、テスト結果によってレコメンド商品を出しています。さらに、この企画がオープンしたときには、診断結果をシェアするプレゼントキャンペーンが行われていたりしました。
デジタル化やリモートワークによって文房具も活用事例が少なくなっている中、手書きをすることで、考える力が身についたり、仕事が捗ります。そのため、仕事をもっと楽しむためには手書きがオススメ!というストーリーを作っています。そしてそのストーリーを診断の形にすることで、自分ごと化させることができるキャンペーンです。

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週刊キャンペーンまとめBlog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/10-4/16

【花王】あなたのリツイートが猫ちゃんを救う! Twitterキャンペーン

あなたのリツイートが猫ちゃんを救う!

キャンペーン概要

対象の投稿をリツイートすると、 1リツイートにつき22円 が「ネコも動物病院プロジェクト」を 通じて保護猫活動に寄付されます。

キャンペーン考察

Twitter の投稿動画を見てリツイートすると参加完了となるフォローアンドリツイートキャンペーンで、メインビジュアルには鉄拳さんの愛らしい絵が起用されています。
花王の「ニャンとも清潔トイレ」という猫用トイレの商品が軸のため、猫を愛する人や猫を飼っている人が元々のターゲットです。そこからどれだけ幅を広げられるか、どれだけ「ニャンとも清潔トイレ」を愛してもらうかという点が重要です。そのため、自分のペットと限定するのではなく、猫を愛してるよというストーリーになっていると考えられます。

吉本興業の鉄拳さんのアニメーションと共に保護猫活動を啓蒙しているのですが、もともとは‘’猫も動物病院プロジェクト‘’という取り組みが起点になっています。犬は結構動物病院に連れてかれるが猫はそんなに動物病院に連れてかれないという課題から生まれたプロジェクトです。それを拡散させるために鉄拳動画リツイートキャンペーンを行っています。 また、2月22日は猫の日というところで猫に対する啓蒙に加え、愛猫の健康を考えることがいつも一緒にいてくれる猫への恩返しにもなるという猫への愛を改めて形にしていこうという内容になってます。
こういった啓蒙活動は固くなってしまうものですが、鉄拳さんのアニメーションで柔らかくわかりやすくしている表現されています。さらに、リツイートの数だけ寄付をする形をとれば寄付もされるし拡散もされる、一石二鳥です。伝えたいことはたくさんあれど、ハードルを上げてしまうと気持ちの強い人のみが参加し引け目を感じてしまう人が出てきてしまいます。まずは参加してもらうという点を考えることが大切ではないでしょうか。

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週刊キャンペーンまとめBlog

【週間】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/3/13-3/19

 

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