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「UGC」に関連するキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 5ページめ

ユーザー生成コンテンツに繋げるキャンペーン事例を紹介しております。ハッシュタグ投稿や引用リポスト、写真投稿など、ユーザー同士の共感・拡散を図るために取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

サーティワン フレーバーコンテスト | B-R サーティワンアイスクリーム

サーティワン フレーバーコンテスト | B-R サーティワンアイスクリーム
キャンペーン概要アイスとトッピングとリボンを組み合わせて作ったオリジナルフレーバーコンテストの開催
インセンティブ最優秀賞に選ばれた作品は、2025年1月の新作フレーバーとして商品化&発売!副賞として365日、1年中フレーバーを楽しめるバラエティボックスレギュラーサイズ6コ入りのeGift61枚(計366コ)をプレゼント! 他
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【5年ぶりのフレーバーコンテスト!】

ここ数年サーティーワンではフレーバー総選挙という形で、既存のフレーバーにXで投票するようなスキームや、過去のフレーバーの情報を毎日投稿するなど、Xを中心に話題化を行っていました。

2024年は5年ぶりにフレーバーコンテストを開催。アイスとトッピングとリボンを組み合わせて自分の理想のアイスフレーバーを考える内容で、組み合わせ総数は3000万通り以上。優秀作品として選考されたものからユーザー投票を行い、人気No. 1となったフレーバーが2025年に商品化・発売されます。

【画像生成機能付きコンテストが面白い!】

フレーバー作りは可愛いビジュアルでわかりやすいUIで選ぶ形式。最後に名前をつけると自分だけのオリジナルフレーバーが画像付きで完成します。

応募完了後、先程作った画像をダウンロードでき、各種SNSに投稿することが可能です。また、Xにシェアした方にはWチャンスとして抽選でアイス6個詰め合わせが当たる認知拡大キャンペーンもあわせて行っています。

コンテストに画像生成要素を加えることでSNSに投稿しやすく、UGCに対する反応も期待できそうなわかりやすいビジュアルになっています。

サーティワン フレーバーコンテスト | B-R サーティワンアイスクリーム
サーティワン フレーバーコンテスト | B-R サーティワンアイスクリーム

【動画で解説!】サーティワン フレーバーコンテスト | B-R サーティワンアイスクリーム

サッポロ 男梅サワー (裏メニュー) | サッポロビール

サッポロ 男梅サワー (裏メニュー) | サッポロビール
キャンペーン概要インフルエンサーによる料理動画と自発的なUGCへの誘引
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【裏メニューとして商品アレンジを投稿!】

男梅サワー商品サイトの右上に隠れているこちらのコンテンツ。男梅サワーのアレンジや男梅サワーに合うおつまみレシピとよくあるものですが、コンテンツへの入り方などで「裏メニュー」と言いきる見せ方が素晴らしいです。居酒屋などの裏メニューへの憧れや、出してもらえるようになると嬉しくなる気持ちを突いています。

ちょい足しアレンジは裏飲み方としてX投稿風に表示し、レシピも裏おつまみとしてコンビニで手に入るようなものでアレンジしています。

【PR動画っぽさを消す施策!】

さらに裏メニューとしてあげられているショート動画はインフルエンサーによる背徳飯や飯テロ系動画担っていてYoutubeショートを表示プラットフォームにしつつ、インフルエンサーごとに強いSNSに飛ぶこともできて、そちらにも動画がアップされています。

また、インフルエンサーによるPR動画投稿のあいだにインフルエンサーではない投稿を挟み、裏メニューという扱いにすることによりPRっぽさを消しています。

広告っぽさを嫌う世代が増えたと言われていますが、インフルエンサーによるPR動画も嫌われる傾向にあるのは投稿のイイネ数などを見ると歴然なので、商品をアピールしてほしい気持ちを抑えてPRぽさを消した良い事例です。

サッポロ 男梅サワー (裏メニュー) | サッポロビール
サッポロ 男梅サワー (裏メニュー) | サッポロビール

【動画で解説!】サッポロ 男梅サワー (裏メニュー) | サッポロビール

つぶグミ:アート・キャンペーン

つぶグミ:アート・キャンペーン
キャンペーン概要つぶグミ公式Xアカウント(@tsubugumi_tw)をフォローし #つぶグミアート をつけて制作した作品を投稿。抽選で賞品が当たる。
インセンティブえらべるPay2693ポイント 100名
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【グミアートを投稿!】

つぶグミ誕生30周年記念して「誰もがつぶグミでアーティストに!?」という軸でUGCキャンペーンを行っています。UGCキャンペーンでは、モチベーション向上のためのインセンティブ用意だけでなく、さらに参加したくなる、参加ハードルを下げるための仕掛けが必要です。

例えば、UGC投稿を見た人が憧れを抱くような内容にする、投稿イメージをわかりやすくするために投稿内容にフォーカスするなどが挙げられます。ダンス系動画なら、振り付けサンプルをいくつか用意すると参加ハードルが下がります。また、XでのUGC施策では、共感できるような「あるある」をテーマにすると、投稿してもらいやすくなります。

今回の「つぶグミ:アート・キャンペーアート」では、どんな内容で投稿すれば良いのか悩んでしまう可能性が高いです。特に、「わたし」というテーマが大きく、より難しく感じてしまうのではないでしょうか。

【ストーリーが必要】

さらに、投稿された素敵な作品は、8月下旬に期間限定でオープンするポップアップイベント「つぶグミュージアム」での展示も予定されています。

子供の参加を想定している場合、「アート」という表現ではなくより子供向けな言葉にしたほうが響きそうですし、つぶグミを使って絵を描くのも、食べ物で遊ぶのもなんだかな、という気持ちになります。

えらべるPay 2,693ポイントと現金系プレゼントなので懸賞系ユーザーがよってきやすい形になっているのもチグハグで、ユーザーにどんなふうになってほしいかというストーリーが見えてこないUGCキャンペーンでした。

つぶグミ:アート・キャンペーン
つぶグミ:アート・キャンペーン

【動画で解説!】つぶグミ:アート・キャンペーン

シャウ名店投稿キャンペーン 日本ハム株式会社

シャウ名店投稿キャンペーン 日本ハム株式会社
キャンペーン概要シャウエッセンを使っているお店を#ちゃうエッセンをつけてXに投稿してもらう
インセンティブシャウエッセン 72パック(1年分相当) 10名リアルすぎるシャウペン 50名
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ファンが教える#シャウ名店】

シャウエッセン発売40周年を記念して、シャウエッセンの魅力をこれまで以上に伝えるべく従来のシャウエッセンと“ちゃう(違う)”ということで「ちゃうエッセンプロジェクト」が開催されています。

プロジェクトの第一弾は全国でシャウエッセンを活用したお店を「シャウ名店」として取り上げるコンテンツ。公式から「シャウエッセンタコス」や「シャウリタン」などが公開されている中、ユーザーから「シャウ名店を教えて下さい」と募るXを活用したUGCキャンペーンを行っています。

「#シャウ名店」を見ていくと、チェーン店のモスバーガーや餃子の王将、ゴーゴーカレーもシャウエッセン使用と書いたメニューがあるようです。それぐらいシャウエッセンを使っているなら食べようかと考える人が多いということでしょう。

【40周年を盛り上げる!】

コンテンツはこのほかにも、「シャーペンちゃうシャウペン」というダジャレのみでXに飛ばされるコンテンツや、「超シャウ祭り」と名付けつつもファイターずがやっている肉祭りにインセンティブとしてシャウエッセンを提供しているだけのものなど盛りだくさん。

「ウインナーちゃうスライス」では、シャウスライスのCMに飛ばされます。まだまだコンテンツはカミングスーンになっているので目が離せません。

40年間で作ってきたファンが魅力を語ってくれるように仕向けるというのは周年キャンペーンでよく見かけますが、普段とは違うシャウエッセンを語ってもらうというのは新しいです。

シャウ名店投稿キャンペーン 日本ハム株式会社
シャウ名店投稿キャンペーン 日本ハム株式会社

【動画で解説!】シャウ名店投稿キャンペーン 日本ハム株式会社

名前のわからないもの展|メルカリ【 公式サイト 】

名前のわからないもの展|メルカリ【 公式サイト 】
キャンペーン概要わからないものたちを集めた体験型施設オープンを記念し、名前のわからないものをXに投稿するUGCキャンペーン
インセンティブ100名さまに2,000円分のメルカリポイントが当たる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【施設オープンを記念したキャンペーン!】

メルカリが、日常にあふれる名前のわからないものたちを集めた体験型施設「名前のわからないもの展」を、2024年8月20日から8月28日の9日間、原宿のイベントスペースにて開催。イベントの開催を記念してXキャンペーンを行っています。

メルカリでは正式な名称がわからずに、適当な商品名で登録する人も多く、検索で見つからないということが多々あるそうです。そこで、商品名を知ってもらい売れるようにしたい、商品名がわかれば出品する人も現れるかも、という願いのもと、イベントを行うようです。

【「名前がわからないもの」をハッシュタグ投稿!】

Xキャンペーンは「#名前のわからないもの展」をつけて、名前のわからないものを投稿してもらうというもの。その口コミ投稿は見てみたくなる題材ですが、商品名がわからないものを見つけるのはなかなか難しそうです。

通称なのか商品名なのかでも検索対策として考えなくては売り買いし辛そうです。バンドエイドなのか絆創膏なのか、コロコロなのか多用途フロア用テープなのか、難しいところです。

名前のわからないもの展|メルカリ【 公式サイト 】
名前のわからないもの展|メルカリ【 公式サイト 】

【動画で解説!】名前のわからないもの展|メルカリ【 公式サイト 】