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「UGC」に関連するキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

ユーザー生成コンテンツに繋げるキャンペーン事例を紹介しております。ハッシュタグ投稿や引用リポスト、写真投稿など、ユーザー同士の共感・拡散を図るために取り入れやすい有効な手法やアイデアもあわせて解説いたします。

#帰宅後即フロ キャンペーン | 花王株式会社

#帰宅後即フロ キャンペーン | 花王株式会社
キャンペーン概要Xでフォローしリポストすると応募完了。引用リポストでUGCを投稿すると当選確率アップ
インセンティブバブ4点セット 50名
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【夜時間のQOLが爆上がり!?】

花王が、20〜50代の男女1,000人を対象に「帰宅後の入浴に関する調査」を行った結果、毎日帰宅後すぐの入浴をしている人は、全体の27.1%と低い水準であることが判明。

一方で、帰宅後すぐの入浴をしている人の76%が、夜の時間の過ごし方の満足度が高いという結果に。それを受けキャンペーンは「帰宅後、即フロ」というストーリーになっています。即フロの場合、シャワーを浴びて終了ということが多そうですが、バブなのでそこは言及していません。

キャンペーンサイトは「即フロで夜のQOLが上がる」という事を啓蒙する内容で、やす子さんをキーパーソンに進めています。やす子さんが即フロに備えた毎日のルーティンを教えてくれたり、増えた夜時間に何をすると楽しいかなどを紹介しています。

また、ハッシュタグUGCを促しているのか、Xでの「みんなの#帰宅後即フロ」を見ることが可能です。

【更新しないならプレキャンをLPに書かない】

Xではフォロー&リポスト&引用リポストキャンペーンを行っています。

しかし、LP側には一切そんな情報は開示されていません。もはやLPからキャンペーンに参加することはなく、XはXで完結してしまうということなんでしょうか。

ぶら下げ投稿にLPへのリンクはありますが、画像をWebサイトカードにしてLPへの導線を強くし「即フロ」メッセージを見せるほうが良さそうな気もします。ただWebサイトカードにすると画像が小さくなってしまうので、こちらはサイズを優先したと思われます。

風呂の新しいシーンを提案しているデジタルプロモーションです。プレゼントキャンペーンをやっているにもかかわらず、サイト側では一切伝えないということは、コンテンツとしてLP側は長く使っていく中で更新しないという方針なのでしょう。

#帰宅後即フロ キャンペーン | 花王株式会社
#帰宅後即フロ キャンペーン | 花王株式会社

【動画で解説!】#帰宅後即フロ キャンペーン | 花王株式会社

学研教室×らいよんチャン ダンスコンテスト

学研教室×らいよんチャン ダンスコンテスト
キャンペーン概要学研教室ライドンタイムの音楽に合わせて撮影したダンス動画を TikTokかInstagram、もしくはTwitterで投稿
インセンティブフロントフィールドブルートゥーススピーカーKIWI KWQ1-TBL/らいよんチャングッズ/DVD付 学研まんがNEW日本の歴史 全12巻セット/学研の科学水素エネルギーロケット
使用SNSTikTok/Instagram/Twitter

キャンペーンのポイント

———学びというと教科学習や読書などを思い浮かべがちですが、机に向かうことだけではなく、家族やお友だちと体を動かしながら楽しくキャンペーンに参加して、新たな学びに出会うきっかけにしてほしいということで、学習教室学研とMBS毎日放送のマスコットキャラクター「らいよんチャン」による踊ってみた系動画投稿キャンペーンです。

———このデジタルプロモーションラボでも踊ってみた系動画投稿は成功しないという話をさんざんしてきたわけですが、TikTokにおける踊ってみた系キャンペーンの投稿数最大値は500程度でこの数字を出せたら本当にすごいことということがn2p調べでわかってます。まだTwitterが一番投稿される可能性があるかなと。 「らいよんチャン」と「学研教室」がコラボレーションした動画の中で、軽快に踊るらいよんチャンを参考にダンス動画をTikTokかInstagram、もしくはTwitterに投稿するもので、合計5作品にコンテスト形式で当たるというもの。#学研教室ライドンタイム をつけて投稿ということですべてのSNSで0投稿。もしかしたらキャンペーン認知が足りてないのかもしれませんね。キャンペーン認知を補うためにフォロー&RTキャンペーンを行っていて、こちらは2500くらい参加しています。

踊りを覚える、楽曲をダウンロードする、実際に踊って撮影する、編集する、世間に公開する、という過程をユーザーが踏まなければならないってことが理解できてないでキャンペーンストーリーを作ってしまう典型ですね。

学研教室×らいよんチャン ダンスコンテスト

スマートフォンキャプチャ

学研教室×らいよんチャン ダンスコンテスト

【動画で解説!】学研教室×らいよんチャン ダンスコンテスト

キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

ポテコ・なげわ50周年 | 東ハト

ポテコ・なげわ50周年 | 東ハト
キャンペーン概要Ringsポーズを軸にリツイートキャンペーンや写真投稿キャンペーンを行う
インセンティブ東ハト10種のお菓子/オリジナルQUOカード1,000円分&東ハトお菓子詰め合わせ
使用SNSTwitter

キャンペーンのポイント

———東ハトのポテコとなげわが50周年ということで、ポテコは知ってましたが違い商品でなげわってのもあるんですね。どちらもリング状になっていて、指にはめて食べたりは昔からしていたのですが、そちらをRingsポーズと今回名付けていて、新たな遊びのシーンを作っています。ただただ指にはめるだけではなくて、指にはめてポーズを決めるという子供同士が遊べるように仕向けています。そこに小学生に大人気のサンシャイン池崎さんをぶつけることで相乗効果を狙っているわけですね。当然ジャスティスポーズでポテコを指にはめるとか相性は抜群です。

———シンプルなフォローアンドリツイートインスタントウィンを行ってキャンペーン認知を高めつつ、みんなでRingsポーズキャンペーンという写真投稿UGCキャンペーンを毎月行っています。毎月行う理由は同じ人でも3回参加できるのと、第1期のインセンティブがプレゼントされるころが第3期くらいだと思うのですが、当選報告とかが上がってくると他の人が焚き付けられるっていうのと、プレゼント発送まで時間があくとモチベーションが下がってしまうって課題を解決するためです。ハッシュタグとメンションをつけて送ると、写真の有無に関わらずオートリプライが返ると。そのリプライに当落がついているわけではなく、後日抽選となっています。フォロリツでオートリプライをつけたから、せっかくだからこっちもオートリプライつけてよって感じだったのでしょうかね。いろんなポーズが載っていて、子供と遊びながらとか子供同士で遊ばせたり新たな購入シーンを創出しています。

楽しく子供にっていうのがキービジュアルの動きやブッキングでイメージづけしています。指にはめながら食べるという昔ながらの食べ方をポーズにして写真映えさせるように仕向けるってのがプロモーションストーリーとして美しいですね。

ポテコ・なげわ50周年 | 東ハト

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すき家×鬼滅の刃キャンペーン

すき家×鬼滅の刃キャンペーン
キャンペーン概要自分好みのトッピングを写真投稿するキャンペーンやトッピングシミュレーター、レシートキャンペーンなど盛りだくさん
インセンティブすき家オリジナル宇髄天元の派手派手どんぶり/すき家オリジナル座布団/オリジナルカード/オリジナルステッカー
使用SNSWEB/Twitter

キャンペーンのポイント

———この美味しさ不滅ということで現在は鬼滅の刃コラボ第二弾が行われています。2023年2月より『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の開催、4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の放送開始も発表されていて、マンガ終わっても人気は絶頂です。

———時透無一郎のコラボメニューといちごみるくセットを買うとプレゼントが総付けでもらえたり、追加220円でノートとシールが付いてきたり、店内放送で各キャラクターが喋っていたり、ラッピング店舗があったりと、店舗に家族で来てもらおうという仕掛けが盛りだくさんです。 デジタルではどうかというと「甘露寺蜜璃あなただけのときめきキュンカレー」という自分好みのトッピングを載せた写真をTwitterに投稿させるUGCキャンペーンを行うほか、「時透無一郎のなんだっけあの美味しかったトッピングシミュレーター」という、トッピングをやってもらうよう促すプロモーションが行われています。ランダムで出てくるだけなんですが、シェアするときもおすすめトッピングがちゃんと出ます。このキャラクターのファンとか、あとはトッピング毎回変えてみようって人にはいいんでしょうね。また750円以上お買い上げのレシートでのマストバイキャンペーンも行っています。UberEatsや出前館も取り揃えているのがいいですね。

全体を通して客単価アップを狙っているのが見えます。学生の頃牛丼280円だったわけで、今すき家が目指している客単価が750円以上と思うとここまできたかって感じですね。

すき家×鬼滅の刃キャンペーン

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すき家×鬼滅の刃キャンペーン

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丸亀シェイクうどん|丸亀製麺

丸亀シェイクうどん|丸亀製麺
キャンペーン概要ハッシュタグシェイクうどんやってみたで食べた感想やダンスをTwitterやTiktokに投稿すると応募完了
インセンティブ特製シェイクうどんキーホルダー
使用 SNSTwitter/TikTok

キャンペーンのポイント

【Z世代を引き込む新しいビジュアル】

とにかく商品として新しすぎるシェイクうどんで今まで取り込もうとしてきたZ世代に対して挑戦状をたたきつけております。今までの丸亀ではやってこなかったビジュアルやロゴなど、うどんというイメージを一気にカフェ飯的な立ち位置にもっていくようなデザインになっています。カップに入ったうどんと野菜などの具材を振って混ぜて食べるという、うどん弁当の進化形といっていいでしょう。

【動画映えするストーリーと商品を作って投稿ハードルを下げる】

そしてキャンペーンはダンス動画を投稿させるものなんですが、難関の踊ってみた投稿だけではなく、シェイクうどんを食べている動画や感想もOKとしているのはいいですね。特にシェイクしている姿は動きがあるので動画にしやすいからハードルを下げているのではないでしょうか。TikTokでは全然なんですが、Twitterでは結構な数の方が写真や動画を上げていて、写真映えする商品にちゃんと仕上がっていて、それにみんな乗っかっていることによりUGCが生み出されている、ステキな事例です。写真映えさせる商品を作りさえすればちょっとバズるみたいな時代もありましたがそれも終演を迎え、動画映えがするストーリーと商品を作って投稿させるってのは一つ時代が進化した感じがします。

関連記事:UGCキャンペーンの事例まとめ

丸亀シェイクうどん|丸亀製麺

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丸亀シェイクうどん|丸亀製麺

【動画で解説!】丸亀シェイクうどん|丸亀製麺

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