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「X(Twitter)」を活用したキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 8ページめ

拡散力の高いX(Twitter)を活用した特徴的なキャンペーン施策をご紹介。X(Twitter)のカンバセーションボタンの活用やアルゴリズムにあわせた具体的な手法、成功事例も解説します。

サーティワン推しフレーバー総選挙 | B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社

サーティワン推しフレーバー総選挙 | B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社
キャンペーン概要特設サイトから毎日1回、お気に入りのフレーバーに投票が可能。​投票後には、応援コメントを入力し、SNSでシェアすることもできるキャンペーン
インセンティブ・巨大ダブルカップクッション 投票期間中5回以上投票した方限定抽選で10名様・レギュラーシングルギフト券(eGift)31Club会員限定抽選で計140名様投票後にシェアしてくれた方抽選で31名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【毎年恒例の総選挙キャンペーン!】

​サーティワンアイスクリームの「推しフレーバー総選挙」は、多彩なフレーバーラインナップの中から1位を決めるユーザー参加型の投票企画です。

過去にも複数開催されていて、​2021年に初めて実施された際には約50万票の応募があり、2022年の第2回では約42万票、2023年の第3回では約49万票の投票が集まりました。2025年の今回は第4回目の開催となります。

今回の総選挙の目玉は、期間中毎日投票できる仕組みと、復刻候補フレーバーの存在感。過去に販売されたフレーバーも候補に名を連ねており、「あの味また食べたい」というエモい気持ちを刺激される構成になっています。

【投票体験を広げる工夫が随所に!】

毎日1回投票できる仕組みと、5回投票で当たるチャンスがあるので、自然と何度もサイトを訪れる仕組みになっています。

毎日投票すれば巨大アイスクッションを狙うこともでき、SNSシェアでギフト券が当たるなど、投票体験を広げる工夫が随所に見られます。また、31Club会員限定の抽選もあり、サーティワンをよく利用する人なら自然と参加しやすくなっています。

アイスの話題は春先にぴったりで、SNSタイムラインに彩りを添える企画としても機能しています。「このフレーバーが好き!」と語れる参加体験を通じて、ファンとの距離をぐっと縮めている印象です。

毎年春になると「またあの総選挙の季節か」と思い出してもらえる、季節の恒例行事のような立ち位置になっています。復刻フレーバーの人気傾向を見ることで、どの味が「復活させたら売れそうか」の需要調査にもなっているのでしょう。

サーティワン推しフレーバー総選挙 | B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社
サーティワン推しフレーバー総選挙 | B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社

【動画で解説!】サーティワン推しフレーバー総選挙 | B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社

朝のフルーツこれ一本 フルーツ総選挙|カゴメ株式会社

朝のフルーツこれ一本 フルーツ総選挙|カゴメ株式会社
キャンペーン概要特設サイトでお気に入りのフルーツキャラクターを選んでXで投票するキャンペーン
インセンティブ朝のフルーツこれ一本24本セット+私のフルーツこれ一本1日分のマルチビタミン12本セット 抽選で30名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【カゴメの人気商品がキャラ化!】

カゴメの人気シリーズ「朝のフルーツこれ一本」が20周年を記念し、推しフルーツを選んで応援する「フルーツ総選挙」キャンペーンを開催しました。

朝の一杯にぴったりな果実ミックス飲料として、長年愛されてきたこのシリーズに登場するフルーツ達がキャラ化されて登場。それぞれに名前と性格まで設定されていて、推し活感覚で楽しめる新しい参加型企画になっています。

投票はカゴメ公式Xをフォローして、特設サイトから推しフルーツを選んでツイートするだけ。しかも1日1回参加できるので、毎朝「今日は誰に入れようかな」と、ちょっとした日課にできる設計です。

【推し活を購買促進に!】

「朝のフルーツこれ一本」がどれだけたくさんの果実のチカラでできているか、ということを「キャラ」と「投票」という親しみやすい形で可視化している点がポイントです。カシスやざくろといった普段あまり意識しない素材にもスポットが当たり、「えっ、こんなフルーツも入ってたの?」と再発見にもつながります。

また、どのフルーツが人気なのかをみんなで競う選挙形式も、Z世代〜ミレニアル層のSNSリテラシーと親和性が高く、キャラ人気が推進力となって商品購買につながる仕掛けになっています。Xでの投稿内容は自動生成されますが、絵文字や短いコメントが追加可能で、参加ハードルもかなり低めです。

ブランド20周年という節目に、あらためて「中身への愛」を感じられるプロモーションでした。朝の習慣に、推し活という楽しみをプラスしてくれる、そんな遊びゴコロが詰まったキャンペーンになっています。

朝のフルーツこれ一本 フルーツ総選挙|カゴメ株式会社
朝のフルーツこれ一本 フルーツ総選挙|カゴメ株式会社

【動画で解説!】朝のフルーツこれ一本 フルーツ総選挙|カゴメ株式会社

#ミスド集合で思い出の真ん中にドーナツキャンペーン|株式会社ダスキン

#ミスド集合で思い出の真ん中にドーナツキャンペーン|株式会社ダスキン
キャンペーン概要指定のハッシュタグをつけてミスドとの思い出をSNSに投稿すると抽選でミスドカードが当たるほか、ワンカットアニメ化されるというスペシャル特典も
インセンティブミスタードーナツカード500円分 抽選で合計555名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ストーリーが秀逸なハッシュタグUGC!】

「ドーナツの真ん中には“人”がいる」というメッセージを通して、55周年という節目を「みんなの思い出で成り立った歴史」と表現した55周年スペシャルサイトが公開されました。

今田美桜さんが出演する心温まるブランドムービーのほか、ドーナツにまつわる思い出、歴代の人気メニュー、地域とのつながりを描いた「ミスド関係人口」など、55年の歩みを感じさせるコンテンツが詰まっています。

さらにミスタードーナツ55周年を記念して、「#ミスド集合で思い出の真ん中にドーナツ」というハッシュタグUGCキャンペーンも開催。ミスドと共に過ごした思い出をSNSで投稿すると、抽選で合計555名にミスドカード500円分が当たるほか、最優秀作品はワンカットアニメ化される特典も用意されています。

【思い出で共感を生み出す!】

いつかの誕生日、友達との放課後、はじめてのアルバイト帰り、何気ない記憶の中にミスドがいた、とミスドとの「ノスタルジックな思い出」を振り返るきっかけになっています。

55周年という節目を祝うと同時に、「ミスドは人々の生活のそばにいつもあった」というブランドストーリーを、ユーザー自身の言葉で再確認してもらう狙いです。ワンカットアニメという形に残るコンテンツ化を通して、UGCを資産として活用し、SNSでも話題化を狙っています。

ミスドはドーナツ以上の存在として、生活のそばで心を満たしてくれる象徴だったことを、あらためて思い出させてくれる温かいキャンペーン。企業としても、ファンとの絆を再確認し、ブランドの歴史を「個人の物語」として一人ひとりに根付かせていくプロモーションになっています。

#ミスド集合で思い出の真ん中にドーナツキャンペーン|株式会社ダスキン
#ミスド集合で思い出の真ん中にドーナツキャンペーン|株式会社ダスキン

【動画で解説!】#ミスド集合で思い出の真ん中にドーナツキャンペーン|株式会社ダスキン

パチエヴァ20周年思い出かるた|フィールズ株式会社

パチエヴァ20周年思い出かるた|フィールズ株式会社
キャンペーン概要毎月10日、20日、30日など、日付に「0」がつく日に50音の各行ごとにお題が提示され、それについて読み句として思い出を投稿するキャンペーン
インセンティブ【参加賞】オリジナルQUOカードPay200円分:毎回20名様【ノミネート賞】パチエヴァ20周年オリジナルTシャツ:合計184名様【大賞】パチエヴァ20周年思い出かるた:合計46名様【特別賞】筐体実寸大!?クッション:合計3名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ファンと思い出を振り返る!】

パチンコ エヴァンゲリオンシリーズの20周年を記念したキャンペーンで、ファンの皆様とこれまでの思い出を振り返る企画となっています。

フィールズ公式Xアカウントから、50音の各行ごとにお題が提示され、ファンの皆様がそのお題から始まる読み句(思い出)を投稿することで、オリジナルのかるたを作成するというもの。採用された読み句は、完成版のかるたに収録され、投稿者には記念品が贈られます。

【SNS×かるたでUGC獲得!】

日付に「0」が付く日は、エヴァンゲリオンの人気キャラクターである綾波「レイ」にちなんだ「パチエヴァレイの日」として、特別なイベントやキャンペーンが開催されます。

かるたキャンペーンもこの日程と連動して、2025年1月から4月まで0のつく日にお題が変わり、あ行から進行していくことで徐々にお題を更新しながらファンと一緒に盛り上がりを継続させることで、20周年記念という特別感を演出しています。

かるたを通じてファンの皆様と20年間の歴史を振り返り、共有することを目的としています。思い出やファンならではの「あるある」を盛り込むと共感を呼びやすくなるため、かるたはSNSとの相性が意外と良いのです。

パチエヴァ20周年思い出かるた|フィールズ株式会社
パチエヴァ20周年思い出かるた|フィールズ株式会社

【動画で解説!】パチエヴァ20周年思い出かるた|フィールズ株式会社

オーラツーミー 昼休みリフレッシュタイプ8キャンペーン|サンスター株式会社

オーラツーミー 昼休みリフレッシュタイプ8キャンペーン|サンスター株式会社
キャンペーン概要Xで公式アカウントをフォローし診断コンテンツの結果をXに投稿すると応募完了
インセンティブあなたの診断タイプに表示されているオーラツーミー ペースト1個&オーラツーミー マウススプレー1個のセット 100名様
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 1デイ・スタジオ・パス(ペア)  5組10名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【診断キャンペーンで新習慣を提案!!】

オーラツーミー 昼休みリフレッシュタイプ8キャンペーンは、「昼休み=口腔ケアの時間」という新しい生活習慣を提案し、オーラツーミーの製品を「日常のリフレッシュを支える存在」として位置付けるための診断キャンペーンです。楽しく参加できる仕掛けを作ることにより、ブランドへの心理的な距離を縮め、親近感や共感を植え付けています。

「リフレッシュタイプ診断」を通じて、自分自身の「昼休みの過ごし方」に興味を持ってもらい、今一度意識を向けてもらうということなのでしょう。

本企画はXの公式アカウントをフォローし、診断結果をXでポストすると応募完了。抽選でオーラツーミー製品などが当たります。

【診断コンテンツはSNSでの自己表現に最適!】

診断コンテンツは自分自身の性格や傾向を示すもので、ユーザーは自分を理解してもらいたいという欲求を持つため、SNSでの自己表現に最適です。

自分のタイプや傾向を投稿することで、「私はこんな人です!」という、セルフブランディングになり自己表現欲求が満たされ、Xとの相性は非常に良いです。

こちらはキャンペーン終了後も、診断コンテンツは遊べるようになっています。コンテンツとして常設しておき、ときどきSNSで投稿したり、期間を開けてもう一度キャンペーンで使うなど、長く活用できそうです。

診断結果にちょっとした意外性やユニークなタイプ分けをしたりすると、話題を生み出しやすくなります。診断結果は基本的にポジティブで好意的な内容が多いため、ユーザーの自己肯定感を高められますし、IPと相性が良いため、診断コンテンツはいろんな形で提案できそうです。

オーラツーミー 昼休みリフレッシュタイプ8キャンペーン|サンスター株式会社
オーラツーミー 昼休みリフレッシュタイプ8キャンペーン|サンスター株式会社

【動画で解説!】オーラツーミー 昼休みリフレッシュタイプ8キャンペーン|サンスター株式会社