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「観光」関連の特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 10ページめ

観光業界で実施された特徴的なキャンペーン事例をまとめて紹介します。デジタルスタンプラリーやNFTを活用したもの、画像投稿キャンペーンなど地域の注目度を高めるための施策を解説していきます。

グアム政府観光局 インスタグアム 2018 プレゼントキャンペーン

キャンペーン概要と特徴

グアム政府観光局によるインスタグラムキャンペーン。自分で撮ったグアムの写真の他、キャンペーンサイトにアップされているグアムの観光スポットの中から選んだお気に入りのスポットの写真を各種SNSに投稿すると、旅行のギフト券などがプレゼントされるというもの。
グアムに行っても行かなくても参加できるキャンペーン。現地で自分で撮った写真のみにすると投稿数が伸び悩みそうなところであるが、素材を用意することで誰でもキャンペーンに参加できるようにしたのは上手だと思った。用意した美しい写真さえシェアできれば良いが、そこにユーザーの選択という意志が入ることによって、ユーザー固有の投稿が出るという発想。サイトデザインはパララックスが美しく、夏っぽい元気な雰囲気だが、google mapのAPIが上手に取得できていない…?

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

写真投稿でターキッシュエアラインズのモデルプレーンが当たる|DeNAトラベル(スカイゲート)


http://www.skygate.co.jp/pickup/tk_europe/

キャンペーン概要と特徴

DeNAトラベルによる写真投稿キャンペーン。ヨーロッパで撮影したフォトジェニックな写真をX(Twitter)やInstagramに投稿すると、優秀な作品をアップロードした人にオリジナルグッズがプレゼントされるというもの。
一般的な写真投稿キャンペーンだが、賞品が飛行機の模型だったり、タービン型のファンやスピーカーというもの。海外旅行に行くようなユーザーにとっては飛行機も楽しみの一つである人も多いと思われるので、ファンには良さそう。個人的には日々に活かせる他社商品よりは、本キャンペーンでプレゼントされるような「タービン型ファン」等の方が嬉しいのだが一般的にはどうなんだろうか…。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

宮島別荘フォロ得キャンペーン – SNSのフォロワーといいねで広島のホテル宮島別荘にお得に泊まろう – ホテル宮島別荘

https://miyajima-villa.jp/event/follotoku

キャンペーン概要と特徴

宿泊施設「宮島別荘」によるSNSを活用したキャンペーン。宮島別荘に宿泊すると、滞在中の投稿のいいね数と各種SNSのフォロワー数分だけ値引きされるというキャンペーン。
写真をアップで参加できるキャンペーン自体は多くあるが、本キャンペーンは「その写真についたいいね!等の数字によって割引額が変わる」という比較的珍しいもの。これによってユーザーはフォロワーからいいねが貰えそうなフォトジェニックな写真を積極的に撮ろうとし、積極的にアップロードしようとする。その為宮島と宿の魅力を第二に広告塔として積極的に広めてもらえる。投稿数の最大のいいね数がカウントされるため、単純な物量作戦ではダメでより良い写真を撮る必要があるというのもとても頭がいい。もともとかなりフォトジェニックで外国の観光客からも人気な宮島ということもあり、非常に上手なキャンペーンであると思った。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

「頭文字D×Anyca サーキットFES」頭文字Dの名車が一堂に介するイベントにあなたをご招待します。| Anyca(エニカ)


https://anyca.net/campaign/initiald_circuitfes

キャンペーン概要と特徴

カーシェアリングサービスを提供するAnycaによるキャンペーン。人気漫画「頭文字D」に出てくる名車に乗ることができるイベントを開催するというもの。
SNSでシェアすることによってイベント当日に乗れる可能性が上がるということだが、シェア上位が確実にのれるとは名言されていない。本キャンペーンはアプリのインストールが必要ではあるが、漫画内の車が実際にのれる機会を提供するというのはファンにとってはなかなか魅力的だと思った。ページ内ではオノマトペが揺れたりとかわいい仕様になっている。

制作的大変そうなところ

Facebookってシェアさせるの面倒だよね。集計どうするんだろう。

スマートフォンでの特徴

ユーザーエージェントによる振り分け

Ferrydom!! (フェリーダム) 阪九フェリー

キャンペーン概要と特徴

阪九フェリーによるSNSシェアキャンペーン。飛行機、電車等での「恐怖の隣人体験」をSNSで集めるというもの。
阪九フェリーの強みである「個室」を際立たせるキャンペーンで、その他の交通機関で感じがちな不快感、恐怖体験である「嫌な隣人」をあるあるとして集めようというもの。共用の肘掛けを専有する人などの例を動画としても紹介している。売り出したいフェリーのメリットを浮かび上がらせるキャンペーンかつ、あるあるという共感も呼びやすいキャンペーンで非常に効果的でオモシロイと思った。

制作的大変そうなところ

乗り物ならなんでもあるある、辛い話。ストロングゼロを飲むがよろし。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応