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「サービス」の内容訴求や認知拡大が特徴的なキャンペーン【最新事例まとめ】 2ページめ

ストーリー性の高い企画や、ゲームやUGC投稿など実際に消費者に参加してもらうことで内容理解を高めた企画など、「サービス」の内容訴求や認知拡大が特徴的なキャンペーンをご紹介します。

Rail to PRO-WRESTLING|推し旅公式サイト|東海旅客鉄道株式会社

Rail to PRO-WRESTLING|推し旅公式サイト|東海旅客鉄道株式会社
キャンペーン概要東海道新幹線に乗っている間だけ見れるコンテンツを提供
インセンティブオリジナルスマホ壁紙や新幹線チャイム風入場曲が当たる
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【新日本プロレスとのコラボキャンペーン!】

JR東海による「推し旅」は、走行中の東海道新幹線車内でしか楽しめないコンテンツを提供するというもの。昨今はその形を洗練させ、仕組みをシンプルにして、どんどんコラボしようという流れを作っています。

スキームとして乗客が見込めることが数字に出ているのでしょう、たくさんのIPとコラボしています。

今回は新日本プロレスとのコラボで、プロレスファンの筆者がキャンペーンスキームとともに、ファン心理も見ていこうと思います。

【ターゲットはコアなプロレスファン!】

マイページにログインすると、速度を測る画面に遷移し、ある一定の速度かつ場所が東海道新幹線の路線内だとコンテンツが見られます。

以前は展示などのイベントも絡めていましたが、現在は乗車中に体験できるコンテンツ提供に絞っています。

「棚橋社長からの挑戦状」では、クイズ50問に全問正解すると、入場曲の新幹線チャイム風音源をプレゼントといった内容で、コンテンツもインセンティブもコアファン向けになっています。50問正解はハードルが高くなりますが、プロレスファン的にはクイズに答えて、新幹線チャイム風の入場曲も一応聞いてみたいと思いました。

そのほか、謎解きコンテンツや選手のトークプログラムなど、ある程度パッケージ化されたコンテンツにIPを乗せて仕上げていて、既存の型の横展開がうまくできています。

各コンテンツをコアファン向けにすると量がものをいうので、ジャンル問わず色々なIPとコラボをしているのも素晴らしいです。

Rail to PRO-WRESTLING|推し旅公式サイト|東海旅客鉄道株式会社
Rail to PRO-WRESTLING|推し旅公式サイト|東海旅客鉄道株式会社

【動画で解説!】Rail to PRO-WRESTLING|推し旅公式サイト|東海旅客鉄道株式会社

これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」

これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」
キャンペーン概要発売から20年以上の商品やサービスを対象に指定されたハッシュタグ投稿キャンペーンを各社とともに行う日を制定
インセンティブキャンペーン参加ブランドのフォロー&ポストして応募すると、ブランドによってプレゼントがもらえる
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【ロングセラーブランドをターゲットにしたパッケージ!】

SNSマーケティング支援サービス「ホットリンク」が、3月15日を「ロングセラーブランドの日」に制定し、その日に毎年UGCキャンペーンを行うという「#ロングセラーブランドの日パッケージ」の提供を開始しました。3月15日という日付は「最高」「再考」「さぁ行こう」のゴロ合わせから。

長年支持される商品やサービス、ブランドへの愛を語り合い、共有する日になればという思いが込められていて、SNSを活用したロングセラーブランドの新たなプロモーションシーンを生み出そうとしています。

【ロングセラーブランドの課題解決に寄与!】

ロングセラーブランドが周年記念のコンテンツを行う場合、プロモーションのインパクトを出すためには、40、50周年と、10年程度のスパンが必要になります。また、周年コンテンツはそこまで幅がないため検討も大変。その点、このパッケージは、発売20年以上のブランドであれば参加可能と、気軽に参画しやすくなっているのがポイントです。

ブランドの若返りや、長年のファンとのコミュニケーションといった部分に寄与できる点も企業から評価されそうです。

これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」
これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」

【動画で解説!】これからも、サイコーに愛されて、さぁ行こう。3月15日は「#ロングセラーブランドの日」

キャンペーンまとめblog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2024/3/18-3/22

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

はたらクイズ|みんなで「はたらく」を考えよう。|パーソルキャリア

はたらクイズ|みんなで「はたらく」を考えよう。|パーソルキャリア
キャンペーン概要参加型の100問の「はたらく」にまつわるクイズを公開
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【「はたらく」をもっと楽しく考える!】

転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリアが、社会全体で「はたらく」について楽しみながら考える、参加型の「はたらクイズ」100問を公開しています。

「はたらクイズ」では生活者が抱えるさまざまな「はたらく」に関する疑問を100個ピックアップし、クイズに答える形で共感や新たな意見を募集しています。ただターゲットが老若男女と幅広いため、共感を得られる内容のものと、そうでないものがありそうです。

このほかに、本企画に賛同した大手企業12社と各界著名人のオリジナルクイズの出題なども用意されていました。

【クイズ要素もどこかに入れてほしい】

クイズではなく実質はアンケート形式になっています。働いている人の疑問を解決できるクイズはなく、疑問に対してのみんなの意見をみることができます。アンケート結果をマーケティングデータとして使いたいだけなのかと、ユーザーは騙された気分になってしまうかもしれません。

アンケートだけでは参加モチベーションが上がらないところを、クイズと銘打ってデザインや動きにこだわり誰もが参加しやすくしているのはとても理解できますが、クイズと銘打ったからにはクイズ要素もどこかに入れてほしいものです。

はたらクイズ|みんなで「はたらく」を考えよう。|パーソルキャリア
はたらクイズ|みんなで「はたらく」を考えよう。|パーソルキャリア

【動画で解説!】はたらクイズ|みんなで「はたらく」を考えよう。|パーソルキャリア

休憩イノベーション術 特設サイト|CHILL OUT(チルアウト)

休憩イノベーション術 特設サイト|CHILL OUT(チルアウト)キャンペーン画像
休憩イノベーション術 特設サイト|CHILL OUT(チルアウト)

キャンペーン概要

内容:

Twitterでハッシュタグ#無理せずチルするをつけて引用リツイートするとオートリプライで当落がその場でわかる

休憩イノベーション術 特設サイト|CHILL OUT(チルアウト)キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

レッドブルと逆を行く炭酸飲料チルアウト、休憩イノベーションリラクゼーションドリンクとして販売されています。池袋サウナのかるまるで配っているのを飲んだことがあるくらいですが、「ストレス社会にチルでクリエイティブなライフスタイルを」というキャッチのとおり、イケてるデザインですよね。

休憩イノベーションというのをミッションに掲げていて、エナジーよりも必要なのは無理せずチルすることを啓蒙しています。ホリエモンさんやさらば青春の光が休憩への新たな捉え方をプレゼンしていたりしつつ、キャンペーンは引用リツイート数に応じたプレゼント内容グレードアップ企画がなされています。

通常は6本サンプリング、それに加えて引用リツイートが多ければ多いほどいい賞品が貰える仕組み。キャンペーンフローもフォローして引用リツイートすると動画がオートリプライされる形なので、参加者が多ければ多いほどってことですね。

引用リツイートにすることでユーザーが自発的に投稿することになるし、企画の趣旨がタイムラインに流れるし、トレンド入りも狙えるから一石三鳥なんですが、引用リツイートのやり方がわからないというクレームが結構きた経験があります。

休憩イノベーション術 特設サイト|CHILL OUT(チルアウト)キャンペーン画像

スマートフォンキャプチャ

休憩イノベーション術 特設サイト|CHILL OUT(チルアウト)キャンペーン画像

休憩イノベーション術 特設サイト|CHILL OUT(チルアウト)を考察する動画

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

アイセイせんせー予想大会イラスト投稿キャンペーン アイの特別授業|株式会社アイセイ


アイセイせんせー予想大会イラスト投稿キャンペーン アイの特別授業|株式会社アイセイ

キャンペーン概要

アイセイせんせーの声を聞き、姿を想像してイラストをTwitterに投稿。投稿していただいた中から抽選で12人のアイセイせんせーが、アニメーションで動き出す!有名声優のアフレコで喋りだす!

キャンペーン考察

アイの特別授業ということでイラスト投稿キャンペーンが行われていると。ロゴとかちょっとかわいいですね。カラコンに詳しいアイセイセンセーと会合しながら正しい知識を教えてくれるTwitterアカウントにするってことなんでしょう。期間限定でTwitterコンテンツを投稿するということで、おそらくカラコンのメーカーでカラコン啓蒙コンテンツを声で運用していくと。面白そうですね。
そして、それのキャンペーンとして音声メッセージがあって、その声をもとに姿を想像してイラスト化してもらおうということですね。言ってしまえばキャラクター作成コンテストというなんでしょう。通常だとグランプリに輝いたイラストはアニメーションもアフレコも入れるとするところ、12キャラクター分アニメーションさせるというなかなか工数の掛かりそうなインセンティブになっています。サンプルイラストも有り、アイセイセンセーの声はあの人気声優E氏?なんてアオリも悪くないし、キャンペーンフローもまともで、シチュエーションや規定フォーマットまでちゃんと作っている。サイトもシンプルな柄ちゃんとデザインされていて、すごく整ったキャンペーンなんですけど、すごく違和感を感じます。
まずカラコンが知りたいとか買いたいと思っている層がイラストを描く層とかなりずれている気がします。声優で引きを作る、萌ボイス的なものとカラコン層って違うと思うのですが、コスプレ層に刺しにいっている商品なのでしょうか。にしてもイラストが描ける人ではないと思うんですよね。デザインなどお金をかけているのに、すごくもったいない気がします。

スマートフォンキャプチャ

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/8/21-8/27