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「クイズ / 謎解き」の仕組みを活用したキャンペーン【最新事例まとめ】 18ページめ

クイズや謎解きコンテンツを活用したキャンペーン事例を紹介します。WEBサイト上のコンテンツだけでなく、X(Twitter)やインスタグラム、動画コンテンツなどを活用したものも解説していきます。

ブラックニッカ ルパン三世と5つの謎

キャンペーン概要

毎週出題される真犯人に繋がる謎を解くことで賞品プレゼントに応募できます。

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キャンペーン考察

商品棚でボトルを見かけると、ロゴの部分が崩れていて違和感を感じるところからキャンペーンストーリーが進行しています。ブラックニッカは去年もヒゲおじさんが盗まれた!というストーリーでラベルからヒゲおじさんが抜けた商品を陳列していました。去年はヒゲおじさんを盗んだルパンを見つけに行くというもので、今年はその第二弾ということなのでしょう。前回も思いましたが、商品ラベルからストーリーがすでに仕上がっているというのはインパクトがあります。

キャンペーンサイトを見てみるとラベルにいたずらをしたのは誰だ?と書いてあり、何者かがラベルに悪戯をしたという設定でルパンとともに謎を解いていくものになっています。ルパンをうまく活用したお話もしっかりしていて、ストーリーページを見ていくとアニメ版ルパンの絵柄とともに詳しいお話が見れて世界観に浸りつつ謎を解く事ができますね!

ルパンのIPは順番待ち、というのを聞いたことがありますが、二年連続でブラックニッカがコラボできたみたいですね。今回はルパン、次元、不二子ちゃんなどそれぞれにギャラが発生するので予算の関係上とっつぁんは省かれてしまったのかもしれません。

スマートフォンキャプチャ

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/5/22-5/28

ジメジメ時期こそ除菌そうじ!|花王株式会社

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ジメジメ時期こそ除菌そうじ!

キャンペーン概要

毎週出される除菌にまつわるクイズに答えるとルーレットつきのリプライからクイズの結果が分かります。また#MY泡ハイターアイデアで自分なりの除菌方法をツイートさせるキャンペーンも実施しています。

キャンペーン考察

梅雨時にはカビが生えるという家庭の課題への解決策として除菌しましょうという提案なのですが、面白いところは除菌大作戦という切り口で違う商品の違うキャンペーンを一個のLPとして扱っているところです。ミニオンとコラボしたバスマジックリンやキュキュットなどの商品のクイズキャンペーンとキッチン泡ハイターのUGCキャンペーンの2つが除菌でくくられて宣伝されています。キャンペーン終了日も違うため扱いが難しそうですがどちらかの商品でキャンペーンに気づいて、「そういえば泡ハイターでまな板除菌しようと思ってたんだった」と商品同士の架け橋になるのがメリットです。

キャンペーンとしてはカンバセーショナルカードを活用したクイズキャンペーンで、オートリプライによってクイズの結果と当落がわかるというものです。リプライで帰ってくるミニオンズルーレットが可愛いですね。 泡ハイターでは泡活(泡ハイター除菌*活動)を#MY泡ハイターアイデアで投稿させるUGCキャンペーンで口コミ拡大を狙っています。泡ハイターユーザーの中には子ども用水筒とかに使ってもいいかしらと悩んでいる方も多いため有益な情報がハッシュタグでまとめられるというのも含めUGCとして優秀な形ですね

スマートフォンキャプチャ

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「ニーアレプリカントver.1.22発売記念」#エミール探し キャンペーン

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「ニーアレプリカントver.1.22発売記念」#エミール探し キャンペーン

キャンペーン概要

ニーアシリーズの人気キャラクター「エミール」を探すキャンペーンです。各所に隠れているエミールを探し出し、エミールと一緒に記載されている6つのキーワードをフォームに入力することで応募完了となります。

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キャンペーン考察

キーワードを探すキャンペーンなのですが、面白いのはそのキーワードがゲームの世界内にあるだけじゃなく開発者のアカウントなどにもあったりするという点です。例えばキーワード1ならばプロデューサーの斎藤洋介さんの個人アカウントのヘッダーにあります。個人Twitterアカウントを周遊させる作りは独特の世界な気がします。通常ならばニーアのアカウントを回遊させることでさらに世界観を強くしようとしますが、開発している人たちの事も知ることでファン度が増すということなのでしょうか

キーワード6は日本各地を走行しているラッピングトラックに書かれているキーワードということで、ゲーム以外の部分に注目した謎解きキャンペーンになっています。 10年前のゲームリメイクということで開発者に注目した形になっている点が面白いです。既にファンが多そうな作品なのでファン向けコンテンツを全面に出すとなると、中の人作戦は有効なのでしょう。

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眠眠打破 玲奈の朝喝キャンペーン

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眠眠打破 玲奈の朝喝キャンペーン

キャンペーン概要

公式アカウントをフォローして毎朝6時に投稿されるカンバセーショナルカードでの投稿にてクイズに答えると、その場で当選が分かるというインスタントウィンキャンペーンです。

キャンペーン考察

【朝活】ではなく【朝喝】というのがポイントです。「朝を変えなきゃ一日は変わらないぞ」ということでカンバセーショナルカードでのクイズでオートリプライインスタントウィンのようですが、商品特性上朝をどう乗り切るかというストーリーが組み込まれているわけですね。朝にクイズをやって頭を冴えさせよう!眠いと何やってもだめだよね、という商品の強みを仕込んでいます。

Twitterを見ていくと毎朝6時にクイズが投稿されており、動画は固定ですが毎日見れるものになっています。そしてクイズに答えるとオートリプライが返ってくる仕組みです。「クイズのハズレ」、「クイズには正解したが落選」、「クイズに正解して当落」の三種が用意されています。正解しない限り当落抽選が走らないのはBOT対策になるのでおすすめです。カンバセーショナルカードでのクイズでインスタントウィンはよく見かけますが、商品の強みである眠みからの脱却をストーリーにうまく埋め込んでおり商品のことが理解できる好例です。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/5/15-5/21

ルスツリゾート40周年記念

ルスツリゾート40周年記念

キャンペーン概要

40周年記念プロモーションサイトと同時にクイズキャンペーンを行っており全問正解した方に抽選でルスツリゾート宿泊券をプレゼントするというものです。

キャンペーン考察

ルスツリゾートオープン40周年記念サイトでは感謝を伝えています。終了していますが、歴史やルスツをテーマにした写真イラストを募集するUGCキャンペーンをCM起用というインセンティブで行っていたようです。 そんなルスツリゾートが次に行ったキャンペーンがクイズを用いたものだというわけです。
クイズキャンペーンはクイズに答えさせながらその商品の魅力や生い立ちなどを知ってもらうことができるキャンペーンスキームです。そのためルスツリゾートに興味を持ってもらい、「できれば宿泊券をゲットして行ってみたい」「外れても今度行ってみようか」と頭の片隅に置いておいてくれれば万々歳です。

第一問目のヒントが大変難しい印象でした。サイトを回遊することで解答が分かるものが多いため回遊したものの、ルスツリゾート行ったことない人だけでなく行ったことがある人すら分からないのではないのかというレベルの問題でした。とはいえ間違えても何度でも回答できるため当てずっぽうでも大丈夫です。二問目からはこのプロモーションサイトの回遊により回答できるようになっておりクイズキャンペーンの王道を行っていると言っていいでしょう。
40年間も経営しているということはそれだけ魅力があるということなので、それを伝えるにはクイズ形式でインセンティブを与える形は効果的でしょう。ただ一問目を難しくしてしまうと離脱してしまうため最後の問題にいくにつれて難しくしたほうがより効果的ではないのでしょうか。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/17-4/23