n2p blog

「購買促進」につながる特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】 7ページめ

LINEやWEBサイトでのレシートを活用したマストバイ施策やX・Instagramなどを活用した話題性の高いプロモーション施策など、「購買促進」につながる特徴的なキャンペーン事例を紹介。成功要因なども合わせて解説いたします。

森永サンドアイス×鈴木愛理プレゼントキャンペーン | 森永製菓株式会社

森永サンドアイス×鈴木愛理プレゼントキャンペーン | 森永製菓株式会社
キャンペーン概要対象商品を2個購入し、レシート画像をアップロードすると鈴木愛理さんデザインのQUOカードやスマホ壁紙がもらえるキャンペーン
インセンティブ・100名様:鈴木愛理デザインQUOカード(ビスケットサンドver.) 3,000円分・応募者全員:鈴木愛理オリジナルスマホ壁紙(ビスケットサンドver.)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【鈴木愛理さん一点押し!】

鈴木愛理さんをメインビジュアルに据えた、レシートマストバイキャンペーン。鈴木愛理さんファン向けに、インセンティブも鈴木愛理さんデザインのQUOカードや限定のスマホ壁紙になっています。

ショート動画でのコミュニケーションを主軸に、「パリパリサンド」「ビスケットサンド」の対象商品を2個購入し応募フォームにアクセスし、必要事項を入力の上、レシート画像をアップロードすると応募完了のフローになっています。

【若者にはSNS施策もセット!】

ターゲットとなる鈴木愛理さんのファン層は、現在20〜30代前半である「℃-ute」「Buono!」をリアルタイムで追っていた世代、もしくは今の「Ray」モデルの活動を追っている美容やファッション感度の高い若い女性なので、「パリパリサンド」「ビスケットサンド」をスーパーなどで日常的に購入しそうな30〜40代の家庭層と少し乖離するかなと思いました。

20〜30代前半の女性でも味わえるという新しいイメージを持ってもらい、若い世代を取り入れたいということなんでしょう。

キャンペーン自体の認知拡大も含めて若い世代への波及を狙うなら、SNS施策やTikTok系の拡散もセットで設計するとより強くなりそうです。

森永サンドアイス×鈴木愛理プレゼントキャンペーン | 森永製菓株式会社
森永サンドアイス×鈴木愛理プレゼントキャンペーン | 森永製菓株式会社

【動画で解説!】森永サンドアイス×鈴木愛理プレゼントキャンペーン | 森永製菓株式会社

似合わせふわ眉診断 | dejavu

似合わせふわ眉診断 | dejavu
キャンペーン概要参加者が自分にぴったりな眉の形を診断できるキャンペーン
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【購買につながる診断キャンペーン!】

デジャヴュによる「眉診断キャンペーン」は、アイブロウ商品を使って自分にぴったりの眉を見つけることができる診断コンテンツです。

ウェブサイトで簡単に診断を受けることができ、その結果に基づいたおすすめの眉の形やデジャヴュのアイブロウ商品がレコメンドされます。

自分の顔の形や眉の特徴に合った最適な眉の形を提案してくれるので、眉メイクに自信がない方にも役立ちます。また、診断結果に従ってアイブロウ商品を選ぶことで、毎日のメイクが楽しく、手軽に仕上がるようになります。

【診断結果で自信を持たせる】

診断後の画面では、デジャヴュのアイブロウ商品を使用した実践的なアドバイスももらえます。アイブロウ商品を単に購入して欲しいというのではなく、その後の体験をひとおししているようです。

眉の形や描き方に悩んでいたユーザーにとって、自分にぴったりの眉の形を知ることができるので意思決定がしやすくなり、眉メイクに対する自信が高まるという好循環を生み出しています。

似合わせふわ眉診断 | dejavu
似合わせふわ眉診断 | dejavu

【動画で解説!】似合わせふわ眉診断 | dejavu

VALX プロテイン総選挙 | VALX株式会社

VALX プロテイン総選挙 | VALX株式会社
キャンペーン概要参加者はVALXの製品を購入して投票ができ、どのVALX製品がもっとも人気かを決める総選挙
インセンティブ過去の限定フレーバー1袋、VALXアパレル1点、推しフレーバーアクリルキーホルダー全種セットを合計投票数上位10名の方にプレゼント
使用SNSX、Instagram

キャンペーンのポイント

【商品購入が投票に!】

「VALX プロテイン総選挙」は、どのVALX製品がもっとも人気かを決める選挙形式のキャンペーンです。投票に参加することで、抽選で豪華な賞品が当たる形式になっています。

ベーシックな総選挙系投票キャンペーンですが、購入がそのまま投票になるのが特徴です。

1セット買うと10票投票分になり、投票数はマイページで見ることができます。

また、InstagramやXでの投票もあり、Xはスレッドにある各フレーバーの投稿にいいねとリポストすると投票となります。Instagramは各フレーバーの投稿があり、投稿にいいねとシェアをすると投票完了です。

【ユーザーの声を集める投票キャンペーン!】

プロテインはメーカーごとで味が違うのはもちろんですが、各メーカー内でもフレーバーの当たりハズレの振れ幅が大きいため、人気があるフレーバーを知れるのは初めて購入する人にも有益な情報になります。

ユーザーとしてはリアルタイムで投票数を知りたいと思いました。

投票を通じて、ユーザーは自分の意見を反映させることができ、ブランド側も売れているフレーバーとは別の人気のフレーバーを知ることで商品開発情報にもなるので、お互いの絆を深めることができます。

VALX プロテイン総選挙 | VALX株式会社
VALX プロテイン総選挙 | VALX株式会社

【動画で解説!】VALX プロテイン総選挙 | VALX株式会社

えらべるPayが当たる!人は案外、歩くので。なら、特茶じゃない?キャンペーン | サントリー食品インターナショナル株式会社

えらべるPayが当たる!人は案外、歩くので。なら、特茶じゃない?キャンペーン | サントリー食品インターナショナル株式会社
キャンペーン概要対象商品に付属するシールの二次元コードをスマートフォンで読み取り、LINEで応募。カードを5枚集めるごとに抽選ができるキャンペーン
インセンティブカードを1枚選んで抽選 えらべるPay 200ポイント 86,000名カードを5枚集めるごとにボーナス抽選 えらべるPay 1000ポイント 1,000名
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【カードを集めて応募!】

サントリーの特定保健用食品「伊右衛門 特茶」の購買促進を目的とした、シリアル付きマストバイ型キャンペーン。

対象商品に貼付されたキャンペーンシールに記載のQRコードを読み取り、LINEログインと友だち追加を経て、抽選に参加できる仕組みです。

抽選はその場でえらべるPay200ポイントが当たるチャンスがあり、参加ごとに付与されるカードを5枚集めると、1000ポイントが当たるボーナス抽選にもチャレンジ可能。ガチャ感覚でカードを引く構造と、コレクション要素の「ボーナス解放」というゲームのような仕掛けがポイントで、ユーザーのリピート購入を促す設計になっています。

【LINEマストバイ好事例!】

参加の導線がLINE中心であることから、デジタルネイティブ層にも抵抗感なくアプローチでき、企業側としてはLINE上でのエンゲージメント強化と、IDベースでのユーザーデータ蓄積も同時に図れる構成です。

「人は案外、歩くので。なら、特茶じゃない?」という柔らかいコピーで健康意識を刺激しつつ、ゲーム的なキャンペーン参加体験と購買を自然に結びつけています。日常の中に特茶を飲む理由を作る巧みなインセンティブ設計で、ブランド価値の再浸透と売上獲得を両立する施策といえます。

特茶は何度も飲んで効果を実感させたいことから、毎度マストバイにリピート施策をとてもうまく加えていて勉強になります。

えらべるPayが当たる!人は案外、歩くので。なら、特茶じゃない?キャンペーン | サントリー食品インターナショナル株式会社
えらべるPayが当たる!人は案外、歩くので。なら、特茶じゃない?キャンペーン | サントリー食品インターナショナル株式会社

【動画で解説!】えらべるPayが当たる!人は案外、歩くので。なら、特茶じゃない?キャンペーン | サントリー食品インターナショナル株式会社

サンリオキャラクターズ ARボトルキャップコレクション | サントリーホールディングス株式会社

サンリオキャラクターズ ARボトルキャップコレクション | サントリーホールディングス株式会社
キャンペーン概要対象商品を購入したコンビニエンスストアのレシートを送ると鍵がもらえ、好きなキャラクターを選択しキャラクターARを獲得できるデジタル施策
インセンティブ1本につき1個好きなキャラクターのARがもらえる
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【ボトルキャップがARに!】

サントリーが展開する「伊右衛門」と、サンリオキャラクターズのコラボによる体験型プロモーションで、AR技術を活用したインタラクティブコンテンツと、コンビニでの購買を連動させたデジタル施策になっています。

対象商品(伊右衛門600ml・シール付き)を対象コンビニで購入し、レシート画像を特設サイトでアップロードすると、1本購入ごとに1キャラ分のカギがマイページに付与され、ARを解放できる仕組み。

キャラクターは「ハローキティ」「マイメロディ」「シナモロール」などの人気サンリオキャラで、ARはスマートフォンのカメラ越しにペットボトルの上で動いたり話したりするコンテンツになっており、視覚的にもSNS映えする仕様です。

取得したARは一定期間中いつでも再生可能で、コレクション性を高めると同時に、複数回の購買動機を自然に設計しています。

【購買促進につながるARキャンペーン!】

参加対象は、レシート購入が必須かつ「対象コンビニ限定」となるため、販売チャネルを明確に意識した流通連動型プロモーションでもある点が特徴です。

伊右衛門というトクホ商品に対して、Z世代〜親子層への広い層への接点を強化する狙いで、サンリオという感情的な親近感を持つIPを活用し、健康茶カテゴリーのブランドリフトを図っています。

ボトルキャップは、発端のペプシマンの頃からリピート施策には外せないインセンティブです。そこにARを重ねるやり方は提案として刺さりそうです。

サンリオキャラクターズ ARボトルキャップコレクション | サントリーホールディングス株式会社
サンリオキャラクターズ ARボトルキャップコレクション | サントリーホールディングス株式会社

【動画で解説!】サンリオキャラクターズ ARボトルキャップコレクション | サントリーホールディングス株式会社