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特徴的な「企画」を取り入れたキャンペーン施策【最新事例まとめ】 21ページめ

X(Twitter)やInstagram、LINEなどのSNSを活用した拡散力の高い企画や、チャレンジ企画・コラボ企画など特徴的なWEBプロモーション施策をご紹介。キャンペーンが成功した要因となるアイデアや手法なども合わせて解説していきます。

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社
キャンペーン概要対象商品を1500円以上買ったレシートをフォームで送るとヒカキンと遊べるイベントやあわきんグッズが抽選で当たる
インセンティブヒカキンとと遊べるイベントご招待!:ご家族10組様オリジナルバスタオルまたはフェイスタオル:各500名様(合計1,000名様)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【オリジナルソングで子供のお風呂モチベを上げる!】

家族の清潔を守り続けて40年、ビオレuの40周年を記念したヒカキンとのコラボデジタルプロモーションです。家族みんな笑顔が大事ということで「あらわらう〜」という打ち出しで、ヒカキンをあわきんとし、一緒に洗おうという動画とともに、オリジナルソングを提供しています。

年中さんから小学生ぐらいにかけてはYoutubeが大好きで、ヒカキンなら見せているという親御さんも多いはず。そのなかで、お風呂があまり得意じゃない子に、お風呂に入ってもらうきっかけにするというストーリーなのでしょう。

【スペシャルイベントに招待!】

キャンペーンはレシートマストバイ形式となっています。インセンティブがヒカキンと遊べるイベントにご招待と、もはやマスコット的な存在なんですね。対象も小学生となっており、インセンティブからもストーリーが伺えます。応募は公式サイトMy Kaoから会員登録をして、フォームよりレシートを送る形です。

また、店頭にあるQRコードを読み込むとオリジナル壁紙がもらえる、店頭誘引コンテンツや、Xでフォローリポストすると、オートリプライで壁紙がランダムで貰える、認知拡大キャンペーンも行っています。

小学生を持つ家族というターゲットにおいて、ヒカキンパワーが非常に強いということがわかります。親の言うことは聞いてくれないけど、ヒカキンさんが言ってたなら、という小学生がいるということですね。うたのおにいさんの進化版でしょうか。

ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社
ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

【動画で解説!】ヒカキン×ビオレuとあらわらう〜キャンペーン|花王株式会社

マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社

マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社
キャンペーン概要マリノスが勝ったり、マリノス会場に人が来場するとポイントが集まり、目標ポイントを達成すると、Xにてプレゼントが当たるキャンペーンが開催される
インセンティブ選手のサイン入りユニフォーム など
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【サポーターとプレイヤーで盛り上げる!】

inゼリーがシーズンを通してマリノスを応援するというコンセプトのもと、チームの勝利数や得点数、ホームゲームの動員観客数でポイントを貯めて行く、サポーターとプレイヤーが作り上げるマイレージキャンペーンを開催しています。

各ピリオドで目標値が設定されていて、それに達成するとプレゼントが当たります。ポイントを貯める行為は現場で行われ、ポイントが目標達成した際には、Xで応募方法が告知されるという面白い内容です。

サポーターはinゼリー公式アカウントを見ておく必要が出てくうえ、時折に「本日開催の『サンフレッチェ広島戦』は観客動員ポイントが【トリプルチャージ=3倍】に!」などの情報がXのみで上がってくるので、マリノスファンはリアルタイムでチェックする必要があります。

【もっとXと連携を!】

せっかく集計してポイントを貯めるなら、もっとXと連携したUGC施策があると良いかもしれません。対象投稿へのリポストや、応援コメントでポイントが貯まるなど、SNSでの応援もあったら、もっと盛り上がりが視覚化されたのではないでしょうか。

XでのUGCやエンゲージメントでポイントを貯められるツールと言えば、弊社n2pのBirdCall for FUNがありますので、是非ご相談ください。

スポーツ応援はフィナンシェなどを活用したトークンでのファンマーケティングも結構良さそうです。応援してくれるファンでトークンを盛り上げ、お金にもなるし、グッズも買えるような流れもよくチェックしておくべきです。

マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社
マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社

【動画で解説!】マリノスファミリーでチャージしよう! inゼリートリコポイントキャンペーン|森永製菓株式会社

ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN

ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN
キャンペーン概要ゴミ拾いをし自分なりのゴミ弁当を作って写真に取り応募するコンテスト
インセンティブグランプリ 徳島・上勝町「ゼロ・ウェイストアクションホテル」親子3名宿泊券 ほか
使用SNSInstagram

キャンペーンのポイント

【ゴミ弁当というパワーワード!】

ピュブリシス・グループというフランスのパリに拠点を置き、世界100カ国以上で事業を展開する広告代理店グループの日本法人が行う、ゴミ問題についてクリエイティブに考える「ゴミライ」というSDGsプロジェクトにて、「ゴミ弁当コンテスト」というパワーワードの入ったコンテンツを提供しています。

人は1年でお弁当1食分のマイクロプラスチックを食べているという事実があるらしく、それを逆手に取ってゴミ弁当という企画にしたそうです。

【ユニークな体験型コンテストキャンペーン!】

「ゴミ弁当コンテスト」は、まず近隣のゴミを拾うところからスタートします。そのゴミを使い、ゴミ弁当を作り上げ、写真に取り、専用フォームにアップしてもらうというもの。

近隣に意外とゴミが落ちているということを啓蒙しつつ、その塵によって起きる健康問題を、自分ごと化して欲しいという内容です。ゴミ弁当の作り方は動画やPDFで解説していて、初心者でもすんなりゴミ弁当作りにコミットできます。

コンテストは発酵マイスターの榎本美沙さんと、マシンガンズのゴミ清掃員こと滝沢さんの審査のもと行われ、受賞者には豪華景品とともに公式Instagramで公開されます。

ゴミを拾うという体験をどのようにしたら行ってもらえるか、それによってゴミと向き合うかというのを、「ゴミ弁当」というインパクトのあるワードで人を引き寄せ、実行してもらう事ができています。

ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN
ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN

【動画で解説!】ゴミ弁当コンテスト | PUBLICIS GROUPE JAPAN

AIBOU MAKER | モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社

AIBOU MAKER | モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社
キャンペーン概要CMに登場するキャラクターデザインで、自分の写真をアップするとAIBOUをAIを活用して作ってくれる
インセンティブ生成したAIBOUをXに投稿すると第二弾のCMであなたのAIBOUが目黒蓮さんと共演できる権利をもらえる
使用SNSなX

キャンペーンのポイント

【3Dアバターを生成できるAIキャンペーン!】

モトローラのスマホ razr50のCMで起用されている目黒蓮の相棒「ミニ蓮」というものがCM内に登場します。

本企画では、その「ミニ蓮」と同じデザインで、自分の3Dアバター「AIBOU」を作ってくれるというコンテンツが用意されています。

また、生成したAIBOUを、Xに「#AIBOUが目黒蓮と共演」をつけて投稿すると、第二弾のCMであなたのAIBOUが目黒蓮さんと共演できる権利をもらえるキャンペーンも行っています。

【キャラクターがかっこいい!】

リアルタイム検索でみると、すでに6000件ほど投稿されているようでした。

かっこいいアニメ風にしてくれるのが良いということなのでしょう。また目黒蓮ファンがかなり多いということでもありそうです。

AIBOU MAKER | モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社
AIBOU MAKER | モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社

【動画で解説!】AIBOU MAKER | モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社

社会人用語は突然に|大塚製薬株式会社

社会人用語は突然に|大塚製薬株式会社
キャンペーン概要「職場での世代間コミュニケーションのすれ違い」を楽しく解消すべく、アニメ動画『社会人用語は突然に』を公開
インセンティブなし
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【昭和とZ世代の「すれ違い」がテーマ!】

大塚製薬の調査によると、先輩会社員が使ってる社会人ワードが、後輩社会人に伝わらないものが多いそう。そんなワードたちを「すれ違い社会人用語」と名付け、声優の津田健次郎さん、綾坂晴名さんを起用したWEB CMを中心としたデジタルプロモーションになっています。

WEBサイトはchao!さんによるイラストで、Z世代の昭和レトロブーム風に仕立てられています。動画も同様の世界観で、動画サイズがブラウン管テレビの4:3になっているなど工夫があります。

オロナミンCへのブリッジとしては、「先輩後輩のつながりを応援します。すれ違いを解消してオロナミンCを飲もう」と、なかなか強引ですが、ターゲットの広さと話題性という部分でのプロモーションになっています。

【あるあるで攻めて話題性を重視!】

「すれ違い社会人用語」を見ていくと、80年代生まれでも言わないワードが目白押しです。使っているのは70年代生まれで広告代理店などに勤めていた方くらいでしょうか。

40代後半くらいの上司を持つ人とのすれ違いといった具合です。

あるあるで攻めているデジタルプロモーションなので、ほかにもある「すれ違い社会人用語」を募るハッシュタグUGCキャンペーンもやると良いと思うのですが、そういった企画はやっていないようです。おそらく動画回転重視なのでしょう。

社会人用語は突然に|大塚製薬株式会社
社会人用語は突然に|大塚製薬株式会社

【動画で解説!】社会人用語は突然に|大塚製薬株式会社