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第21回発毛日本一コンテスト | 薄毛対策の発毛専門リーブ21


第21回発毛日本一コンテスト | 薄毛対策の発毛専門リーブ21

キャンペーン概要

はげかけたおじさんの中から発毛一位を予想して投票する。その方が優勝すれば上限100万円までのほしいモノ・コトをプレゼント

キャンペーン考察

発毛日本一ってことはまだ剥げてる人たちがこの投票するボタンを押すとズラーっと並ぶということです。なかなかインパクトがあります。押したくない。
インセンティブは豪華で一位予想しなくてはいけないから、このハゲかけのおじさんは今後伸びるって考えなきゃいけないってことで。リーブ21賞も21回記念賞も一位当てに行かなきゃいけない。当てさえすればシャンプーは必ずもらえるから、伸びしろがあるハゲかけのおじさんを見つけるコツを探さなきゃいけない。といった面白さがあります。体験プランやクーポンは誰でももらえるのか。これはいつも配っているものだろうからインセンティブというよりはバラマキですな。
投票するボタンを押すと思った以上に多い。これはすでに発毛を受けてビフォアアフターから選ぶってことですね。伸びしろを想像するわけではなく結果論でいいと。そうなると増量したかどうか、若ハゲ、女性ってとことが印象強くなりますな。いろんな状況の方々がいらっしゃる中共感する人をみつけると自分ごと化させられ、安心を生む投票キャンペーンとなっています

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/31-8/6

#供養の日 Instagram 投稿キャンペーン


#供養の日 Instagram 投稿キャンペーン

キャンペーン概要

人や物への供養に関する画像を ハッシュタグ供養の日2021 をつけてインスタグラムにアップすることでクオカードが当たる

キャンペーン考察

いつもは面白いデジタルプロモーションを紹介するデジタルプロモーションラボですが、今回インスタグラム写真投稿キャンペーンとして間違っているなーということで、ちょっと違った視点でお届けします。
なんで違うのか、とそれがやりたいならこうしたほうがいいんじゃないという形で解説していきます
このプロモーションを主催する一般社団法人供養の日普及推進協会は「(9月4日)供養の日」の考え方を普及させ、世の中に供養の大切さやあり方を考える機会を創ることを提案し推進する団体なので、供養の日を認知させて理解を深めてもらうことが命題です。それを行うためのプロモーションとして間違っていることは2点。
一点目が選んだプラットフォームが間違い。インスタグラムは拡散性が低いことから認知拡大には向いてません。商品訴求はできるかもしれませんが、すでにファンの人がさらにブランド理解を深めることができるのであって、知らない人に向けてアプローチを行うものではないです。なのでSNSを活用するなら認知拡大に長けているTwitterを選ぶほうがいいでしょう。
2点目が仕組みとしてUGCキャンペーンを選択している部分です。UGCはユーザーがコンテンツを自ら作り出しSNSに投稿してもらうことをメインとして行うので、ユーザーが投稿してみたい自慢してみたいな、投稿したらSNSを見てくれた人が有益だろうな、と思うものでないと、投稿しません。誰が供養したものを発表したがるんでしょうか。これはプラットフォームがInstagramでなくても一緒で、公開したいものではありません。なので供養の日を考えてもらうもしくは知ってもらうためのやり方に変えたほうがいいのではと思います。
もちろん誰も投稿しないって話じゃないのですが、投稿されたとて認知拡大されないので、供養の日を認知してもらうことは難しいと思われます。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/31-8/6

夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳

夏の豆乳頂上決戦のキャンペーン画像
夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳

キャンペーン概要

夏豆乳の楽しみ方をTwitterのカンバセーショナルカードもしくはInstagramの投稿をいいねすることで投票し、応募完了となります。
夏の豆乳頂上決戦のキャンペーン画像

キャンペーン考察

豆乳を凍らせてアイスにするか、豆乳でプリンを作るか、コーヒーで割るか、豆乳の味ではなく食べ方で投票させるキャンペーンとなっています。中間発表がすでに出ており、凍らせて食べる豆乳アイスが人気の模様です。 昨年もこのキャンペーンは行われており、アイスVSプリンでアイスが勝ったそうです。今年はそこにソイカフェが加わっています。
投票数がリアルタイムで見れる他、 おそ松さんコラボ、アイス・ソイカフェ・プリンの作り方があったり、その他レシピ紹介があったりと盛りだくさんです。
投票方法はTwitterでのカンバセーショナルカードからハッシュタグ投票で、これが最近の王道投票形式となっています。Instagramは結構珍しく、いいねを押して貰う形です。3つ投稿が並んでいて、TOP固定ができないためキャンペーン期間中は別の投稿ができなくなりますが面白い形ですね。投稿もかわいいし分かりやすいため、Instagramに載せてもブランド価値が下がらないです。
アイスなら子供と一緒に凍らせる遊び要素があり、プリンなら親が作って出してあげるデザート、ソイカフェなら親が飲むという視点、食べ方でターゲットが変わるというのを出すためにあえて写真投稿キャンペーンにしてないと見ています。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30

【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所 エネルギーの未来を守れ!| 朝日新聞デジタル

【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所の画像
【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所 エネルギーの未来を守れ!

キャンペーン概要

小学生に大人気の『科学漫画サバイバル』シリーズと 世界に価値を提供する素材の会社AGC、そして朝日新聞社が 2020年からスタートした科学を楽しく学ぶサイトでのキャンペーンです。

キャンペーン考察

夏休み自由研究枠のデジタルプロモーションです。その枠では長いこと牛乳パックが鎮座していたのですが、違うところも手を出してきているということです。 日本では朝日新聞社から発行されている「科学漫画サバイバルシリーズ」( 韓国のアイセウム社から出版されている学習漫画のシリーズであり、日本国内でのシリーズ累計発行部数は1100万部を、世界でのシリーズ累計発行部数は3000万部をそれぞれ突破している人気コンテンツ)と、素材の会社AGCによるSDGsも見据えたデジタルプロモーションサイトとなっています。
「学ぶ」部分を見ていくと、ただテキストを読ませるだけだと子供は飽きてしまうということでパネルクイズにしてみたり、タップすることで節電につながる箇所を探すコンテンツがあったりと工夫が見て取れます。ブラウザ上でどう楽しく学べるか、子供に興味を持っていただくかというのがよく考えられたサイトです。
元来の牛乳パックなどは「作ってみよう!」でレシピがあり、それ通りに作って自由研究完了といった流れなのですが、形がないエネルギーなどはアウトプットが難しいと感じます。それをどのようにクリアするかという鍵は実践の部分ではないでしょうか。Zoomを使ったオンラインライブ配信と2020から始まったデジタルプロモーションで解決法を提示しています。(アーカイブも残っています)20歳の若さで科学者・発明家として大活躍中の村木風海さんを起用していますね。
さらに、そのアウトプットをまとめて送ると学校の評価とは別に認定証をもらえるようになっているため、プラスアルファを与えることで子供のモチベーションを上げています。小学生が科学かの視点だけでなく、SDGsの視点から未来についても考えられるようになっています。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30

『妖怪大戦争』ガーディアンズ 現世に隠れた妖怪を探せ!

『妖怪大戦争』ガーディアンズのキャンペーン画像
『妖怪大戦争』ガーディアンズ 現世に隠れた妖怪を探せ!

キャンペーン概要

いろいろなサイトに隠れている妖怪を見つけ出してクリックすると「応募ツイート」ボタンが表示され、投稿すると応募完了となります。
『妖怪大戦争』ガーディアンズのキャンペーン画像

キャンペーン考察

映画のデジタルプロモーションは業界自体が若干古いのか、デジタルにかける予算がないと言う話が多いです。そのため、どこかとコラボでキャンペーンを仕掛けて予算はメーカー持ちといった形が多いです。そんな中三池崇史監督の『妖怪大戦争』ガーディアンズは予算があるのでしょうか。
映画は「フォッサマグナに眠る古代の化石たちが一つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変えた! 向かう先は東京。このまま妖怪獣の進撃を許せば人間も妖怪たちもタダでは済まない。」人間と妖怪がタッグを組んで戦うといった内容です。
キャンペーンは株式会社KADOKAWAが持つ様々なメディアの下部に妖怪をフロートさせ、それをクリックすると元サイトに戻りツイートができるというものです。同じKADOKAWAだから言えばすぐだろうと思う方も多いでしょうが、別のサイトに妖怪を置いてもらうというのは結構面倒です。部署やメディアが違うと交渉が大変ですので苦労したのだろうと思います。
メディアを回遊させる目的があるため、経営課題として横の繋がりがないなどあれば交渉がスムーズに進みそうですね。ドコモなどはすごろくゲームをベースにメディア回遊させてたりします。沢山メディアを持っている会社はメディア回遊が課題になることが多いため、何か大きな花火を打ち上げる際に取り入れてみてもいいのではないでしょうか。
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『妖怪大戦争』ガーディアンズのキャンペーン画像

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30