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誰でも参加可能な「オープンキャンペーン」【最新事例まとめ】

限定的な条件なしに、誰でも自由に参加できる「オープンキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、SNSやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

コクヨ式 大人の「かく力」テスト|コクヨステーショナリー


コクヨ式 大人の「かく力」テスト|コクヨステーショナリー

キャンペーン概要

電子化・ペーパーレスが叫ばれて数十年。なぜ紙の需要が依然としてあるのか、
働く人々は「手書き」に何を求めているのかを研究した、「コクヨ式 大人のかく力テスト」。このテストで「かく力」の総合レベル、タイプ診断、手書き能力値を測ります。

キャンペーン考察

文房具を扱うコクヨが、電子化、ペーパーレス化が進む昨今、2つの疑問を抱えています。それらは「手書きとは一体何なのか」、「手書きをしている人たちはなぜ手書きにこだわるのか」、という疑問です。この2つの疑問から、文房具の有用性を謳っているストーリーのプロモーションを行っています。 実際今でも社会人の方の多くは、企画や戦略において、手書きを駆使して資料作成をしているように感じます。
コクヨ式大人の「かく力」テストでは、書く力の総合レベルや診断を出してくれます。その診断キャンペーンとして、テスト結果によってレコメンド商品を出しています。さらに、この企画がオープンしたときには、診断結果をシェアするプレゼントキャンペーンが行われていたりしました。
デジタル化やリモートワークによって文房具も活用事例が少なくなっている中、手書きをすることで、考える力が身についたり、仕事が捗ります。そのため、仕事をもっと楽しむためには手書きがオススメ!というストーリーを作っています。そしてそのストーリーを診断の形にすることで、自分ごと化させることができるキャンペーンです。

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週刊キャンペーンまとめBlog

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/10-4/16

C.C.レモンゲーム Twitterキャンペーン|C.C.Lemon サントリー

キャンペーン概要

公式アカウントをフォローし、TwitterDM内でCCレモンゲームに参加して結果をツイートします。その後、キャンペーン投稿をリツイートすることで応募完了です。

キャンペーン考察

TwitterのDM内チャットボットでゲームが行われ、その結果をシェアすると応募ができるキャンペーンです。ゲーム自体は少し複雑にしたジャンケンのようになっています。手を使うゲームで、リズムに合わせてポーズを取ります。実際のポーズは、「溜めがクラッチ」、「攻撃がかめはめ波」、「防御がクロス」になっています。攻撃をするには「溜め」が必要であり、攻撃を出した際に相手が「溜め」であれば勝ちです。そのほかは引き分けとなるゲームになっています。90年代から「CCレモンゲーム」という名で全国的に行われてたゲームのようですが、なぜ「CCレモンゲーム」というのかは謎のようです。 そんな昔からあるゲームを公式で取り上げてゲームをしてみた、という経緯だと思います。
ジャンケン企画であれば、数年前に流行ったペプシの本田圭佑さんとのジャンケンなどがあります。カンバセーショナルカードと動画オートリプライを使用した形で、オープンキャンペーンとして動かすことができますしかし、一度のやり取りで終われないゲームということで、DM内で行い、結果をシェアさせるという形にしています
TwitterのDM活用は少しづつ浸透しており、プロモーションにも活用されつつあるので、「DMでどんなことができるのか」、色々な方法がある中での一例となるキャンペーンでした。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/10-4/16

ALL-FREE休肝部キャンペーン特設ページ|サントリー オールフリー

ALL-FREE休肝部キャンペーン特設ページ|サントリー オールフリー

キャンペーン概要

公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ 「#オールフリー休肝部」「#休肝ご褒美キャンペーン」をつけて あなたの休肝ライフについてツイートします。インセンティブは抽選で現金5,000円が当たります。 また、投稿総数によって当選者数がアップ、さらには投稿回数によって当選確率がアップします 。

キャンペーン考察

休肝日は大事。だけど気が進まない。そんな今日は休肝日だとTwitterで宣言することで、みんなと共に乗り越えようというキャンペーンです。 基本的にはフォロー&ハッシュタグ投稿のUGCキャンペーンで、フリー記述の大喜利になっています。単なる大喜利だとユーザーも飽きているかもしれないということで、みんなの投稿総数によって当選者数がアップ、投稿回数によっても当選確率がアップします。これは、マンネリ化したハッシュタグ投稿にちょっとした工夫がされているということです
通常、ハッシュタグキャンペーンではTwitterの検索機能を使います。ですが、Twitterの検索は無料でできる代わりに、すべてのアカウントから拾うことができません。投稿回数などを調べる場合は、すべてのアカウントから正確に取得する必要があるので、投稿にメンションをつけているようです。 さらに、「WebARフォト」というブラウザでできるAR機能を使って、カメラを起動させ画像合成した写真を撮ることができます。
ハッシュタグ投稿キャンペーンで口コミ増加を狙う形として、WEBARフォトフレームは相性が良く幅広く活用できそうです。そのほかにも、「投稿回数」や「投稿総数」で競わせるような仕組みもマネできそうなので、ハッシュタグ投稿の促進につながるオススメの事例でした。

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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/10-4/16

“みんなでつくるフルグラ”キャンペーン|カルビー


“みんなでつくるフルグラ”キャンペーン

キャンペーン概要

「フルグラデザイン台紙」と「Calbeeフルグラロゴ」をダウンロードの上、「みんなでつくるフルグラ」のパッケージデザインを作成してTwitterに投稿します。
https://youtu.be/fb1R_b5Swzk

キャンペーン考察

フルグラ自体30周年であり、「みんなで作るフルグラ」が今年からスタートしていました。 今回のキャンペーンはパッケージデザインを考えましょうという段階ですが、その前に 会議で味を決めるなどの期間を経ています。 新商品を皆で作り上げようというストーリーのもと行われている味の提案投稿キャンペーンがあり、その後どれが食べてみたいかの投票を行い味が決定しています。さらにそれ以前には、試作段階の製品を食べながらみんなで意見交換をするオンライン会議を経ています。
UGC キャンペーンになっており、ユーザーがフルグラのロゴなどを投稿しみんなでデザインを考えるというところが特徴です。採用された方へのインセンティブはフルグラ12袋となっています。
パッケージデザインをデザイン会社に発注すると何百万とお金がかかってしまいますが、デザインコンペという形をとってしまえば費用を圧縮できます。 ただ普通にキャンペーンでデザインコンペありますと言っても投稿ハードルが高く応募数が懸念されます。 このキャンペーンは30周年という特別感かつ、オンライン会議や投票投稿キャンペーンを経てデザインコンペという形に行き着いているからこそ多くのユーザーが応募できるキャンペーンになっているのだと思います。主催側はデザインが選べますし、フルグラの投稿が増えることで口コミが広がります。さらにユーザーも楽しんでいただける内容になっているためロイヤリティの向上が図れて最高 ですね。
ソフトが無い人はどうやってデザインするのかなどという課題が一昔前はありましたが、今はスマホもありますし手書きの方も結構いらっしゃるようです。ストーリーが設定されていればデザインコンペはSNSと相性が良さそうです。
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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/4/3-4/9

東ハトキャラメルコーンがスカパラコラボ!動画投稿キャンペーン

東ハトキャラメルコーンがスカパラコラボ!動画投稿キャンペーン

キャンペーン概要

東ハトInstagramをフォローしキャラメルコーンの曲(Make Your Sweet Memories)で歌って踊る動画を撮影、それをInstagramで投稿するというキャンペーンです。

キャンペーン考察

キャラメルコーン50周年を記念して東京スカパラダイスオーケストラがキャラメルコーンの曲をリメイクしています。 その中でダンス動画を撮影して投稿させる踊ってみたキャンペーンを行っているというわけです。 「投稿された素敵な動画は東ハトサイトや SNS で紹介しちゃうかも」と書かれており、投稿された動画は勝手に使っちゃうかもねという内容です。
公式アカウントをフォローしてキャラメルコーンの歌(スカパラバージョン)に合わせてダンスした動画を投稿するのですが、この踊ってみた動画というものはユーザーからしたら非常にハードルが高いものです。ダンスをしたことがある方ならまだしも、大抵のターゲットユーザーはダンスをしたことがないため振り付けを見て踊りそこまで上手くないダンスを SNS に投稿しなければなりません。 もちろんキャラメルコーンのターゲットは子供なので子供に踊ってもらい、かわいさに和むような形なら想像できます。しかしキャラメルコーン自体がすごく好きだとしても、子供に踊らせるには練習が必要になりますし子供はそう簡単には踊らないと思います。そのため何かしらハードルを下げる必要があります。ハウツー振り付け動画は当然として、このキャンペーンは歌自体が耳慣れたものであるというのはひとつハードルが下がるポイントであると思います。
さらにAR フィルターを使ってダンスを盛り上げるようにしています。 Instagram の AR 機能を使い、表情に合わせてキャラメルコーンが動くというものを大活用しています。カメラに映った顔認識でキャラメルコーン君が登場し顔の表情や動きに合わせて様々な動きをしてくれるので、撮影する側も撮影される側も AR を楽しみながらダンスすることができます。これで上手くハードルを下げることができているのかなと思います。
音楽や歌を浸透させたいという課題において踊ってみた動画をUGCとして扱っています。ただ、オープンなSNSとダンス動画は相性悪いため、LINEやWEBフォーム投稿などといったクローズな環境にするほうが投稿が増えるのではないかと思いました。しかし、そうすると拡散性がなく浸透しないという欠点もでてくるため踊ってみた系は難しいと再認識させられるキャンペーンです。
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