n2p blog

誰でも参加可能な「オープンキャンペーン」【最新事例まとめ】 37ページめ

限定的な条件なしに、誰でも自由に参加できる「オープンキャンペーン」の事例をご紹介。事例ごとのキャンペーンへの参加条件やそのインセンティブ、SNSやWEBサイトなどの活用例も詳しく解説していきます。

ラップで保存テク SNS投稿キャンペーン|クレライフ

ラップで保存テク SNS投稿キャンペーン|クレライフ

キャンペーン概要

内容:

#ラップで保存テクをつけてラップを使った食材の保存テクニックを写真付きで投稿すると 国連WFPの 母子栄養支援寄付になるキャンペーン

キャンペーン考察

発見ポイント:

ラップ保存テクUGCキャンペーン。ラップや長いこと家庭に愛されていて使われているものはある程度の常識はみんな知っていると思うのです。お米を炊いて何グラムか小分けしてラップに包んで冷凍するみたいな、一人暮らしからファミリーまでやっている常識ももちろんなんだけど、そんな使い方していいの、とか新しい使い方の発見があるのがUGCの成功であり面白いところです。

もしかしたら企業側もそんな使い方知らなかったなんてことがあり、それに向けた商品開発なんかもなされたりしています。去年くらいで面白かったのがキッチンハイターですかね。どこの家庭でも飲食店でも使っているキッチンハイターの使い方UGCは主婦層の感動が詰まっていました。

そんなUGCキャンペーンで投稿すると国連WFPの母子栄養支援寄付になるというもの。母子栄養支援は国連WFPが活動の中核的な要素として実施している活動の一つで、より栄養を必要とする妊婦や赤ちゃんを育てるお母さん、子どもたちに向けて送られる支援で30円/1リツイートにつき1人、120円/1投稿につき4人の子どもに栄養強化ペーストを届けられるというインセンティブになっている。

ラップの使い方として、こういうふうに使うよねーという共感と、こんな使い方があったんだ!という発見と、さらに寄付をしているという正義が合わさった、口コミ型ブランド価値向上プロモーションになってます。

投稿モチベーションとしてラップを使っているのはもちろん、寄付のためにも、という正義があると上がりますよね。おそらく何度も行っているUGCテーマだからこそプレゼントではなく寄付という形でブランドの格を上げに行っているのだと思います。

スマートフォンキャプチャ

ラップで保存テク SNS投稿キャンペーン|クレライフ を考察する動画

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

新日本プロレス×METABA始動!METABAアバター用NFTライオンマーク ラグランTシャツ無料配布キャンペーン

新日本プロレス×METABA始動!METABAアバター用NFTライオンマーク ラグランTシャツ無料配布キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

フォロー&このツイートをRT・応募フォームに必要事項の入力するとNFTライオンマーク ラグランTシャツがもらえる

キャンペーン考察

発見ポイント:

株式会社コルクが運営するNFTアバターサービス「METABA」が新日本プロレスのライオンマークラグランTシャツをNFT化して無料配布するデジタルプロモーションです。METABAはOpenSeaというNFTのオンラインマーケットプレイスを利用した、アバター専門のコンテンツプロデュースなのでしょう。

購入したアバターはCluster、animaze、VtubeStudioなどなどいろいろなメタバース空間できせかえすることができるようになります。 そんなMETABAから新日本プロレス公式NFTアバター発売を記念してTwitterフォロキリツャンペーンが打たれています。参加者にはもれなくライオンマークラグランTシャツをGETできるため、どんなメタバース空間でもすぐにヤングライオン気分が味わえるという素敵なキャンペーンです。

OpenSea側にもアイテムが置いてあり、現状はプレゼント用のラグランのみですが、今後はここに新日本プロレス公式アバターが増えていくということになります。おそらくは公式グッズのデジタル化でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの帽子とか、ユナイテッドエンパイアのTシャツとかが並んでくるのでしょう。そうなるとグッズを出している業界全てはNFTでのアバター化に参戦したほうがお得なのでMETABAは目が離せませんね。

NFTをインセンティブに活用する事例がどんどん増えてきました。インセンティブじゃなくてもデジタルプロモーションに絡める方法論がいくつも出てきているので、弊社も常に研究しています。NFTをインセンティブで活用したいと考えている方がいれば是非ご相談ください。LINE NFTを活用したソリューションをご提供します。

スマートフォンキャプチャ

新日本プロレス×METABA始動!METABAアバター用NFTライオンマーク ラグランTシャツ無料配布キャンペーン を考察する動画

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

異世界転生恋愛マッチング|コミックシーモア

異世界転生恋愛マッチング|コミックシーモア

キャンペーン概要

内容:

いくつかの質問に答えると異世界転生後の自分にぴったりな相手が生成されるマンガレコメンド診断キャンペーン。結果をシェアすると100万円分のシーモアポイントが当たる

キャンペーン考察

発見ポイント:

来世、あなたはどこの誰とコイをする?ということで、未だに勢いが衰えることを知らない転生モノデジタルプロモーションです。転生モノは2010年代前半に「小説家になろう」というサービス発でライトノベルが人気になり、それが書籍化、アニメ化されていき世間認知を獲得したイメージがあります。

基本的には実世界では冴えない人間だったが異世界に飛ばされる際に特典やスキルを与えられて逆転人生が始まるみたいな内容が多いですね。転生して逆転人生みたいな部分が今のニーズに合っているということなんでしょうか。生まれ変わりたいみたいな気持ちを持った人が多いというか。

そんなまだまだ流行りの転生モノを活用した診断キャンペーンで診断結果によってレコメンドマンガを出してくれるというもの。診断ストーリーも転生ものになっていますね。診断結果でマンガジャンルを絞りクーポン発行により購入を促す形になっています。

また、結果をシェアすることでコミックシーモアで使えるポイントを総計100万円分プレゼントしていて、アマギフとかと比べるとターゲットは狭まりますが、この診断をしたということは漫画を読みたいと思っている人のはずなので、広く構える必要はなくサービス内で完結できるようにインセンティブがコントロールされています。転生モノという流行っているかつあまりキャンペーンでは見ない打ち出しでアテンションと、導線の面白さを出しています。

レコメンド系診断は結果自社商品を訴求する内容になるため、そこまでの導線がおもしろいか、結果がしっかりしていないと、ただの売り込みになってしまいます。結果内容に重みをもたせるならばMBTI診断にのっとると簡単です。

スマートフォンキャプチャ

異世界転生恋愛マッチング|コミックシーモア を考察する動画

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

IPSA AQUA play ART

IPSA AQUA play ART

キャンペーン概要

内容:

世界で活躍するアーティストたちがつくるさまざまなARフィルターを使ってInstagramのストーリーズにメンションとハッシュタグをつけて投稿すると応募完了

キャンペーン考察

発見ポイント:

イプサ ザ・タイムRアクアという商品のイメージアップデジタルプロモーション。商品について理解訴求を直接ではなく世界観を知ってもらいたいという解決法を用いています。InstagramのSpark ARを利用して、世界で活躍するアーティストがARフィルターを作成していて、それをユーザーは活用してムービーを撮影してInstagramのストーリーズに投稿してもらう事によりイプサ ザ・タイムRアクアの世界観を体験できるという流れになっています。

広告提案側からすると、これで本当に売れるの?と言われてそうで、それに対するアンサーが難しいと容易に想像できるのですが、じゃあ購買に直接つなげるため「レシートキャンペーンやりましょう」「キャンペーン認知拡大にTwitterでフォロー&リツイートやりましょう」だと、ブランドの方向性と差異が生まれてしまう。ブランドの格や価値を高めるためには何ができるか、ということが課題だったということでしょう。

化粧品でInstagramのSparkARはよく見かけるのですが、ストーリーズに投稿は少ないです。なぜかというとストーリーズはハッシュタグ収集が自動化できず目視で収集する必要があるからです。このキャンペーンではメンションとタグをつけてもらって投稿してもらうことでそれを解決しています。メンションをつけることで通知が飛んできますので、そちらの通知から目視して応募リストを作っているのでしょう。とはいえ内容を精査したい場合は24時間で消えてしまうので毎日アカウントをチェックする必要が出てきてしまいます。

そしてもう一つ気になったのはアカウントをフォローするフローがないのも特徴です。当選者にはDMで連絡すると記載があるのですが、Instagramではフォロー外でもDMは許可されていれば配信可能です。短い時間に100通とか超えてくるとスパム扱いされて凍結されそうですが、今回の当選者数は合計14名なので配信自体は手動にはなりますが、大丈夫でしょう。

ただ、フォロー外からDMが来ても通知されません。ユーザーはDMのページを自分で開かないと、DMが来ているかどうかはわからないので、気付きませんでしたどうにかなりませんか問い合わせが来てしまいそうです。

スマートフォンキャプチャ

IPSA AQUA play ART を考察する動画

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

10th Anniversary|Money Forward

10th Anniversary|Money Forward

キャンペーン概要

内容:

ハッシュタグ:わくわくするお金の使い道をつけてTwitterまたはnoteにエピソードを投稿すると応募完了。素敵なエピソードは公式SNSや公式noteのマガジン内にて紹介

キャンペーン考察

発見ポイント:

「さあ、人生をもっと前へ」ということでマネーフォーワードという個人向け・法人向けに金融系のウェブサービスで、会社10周年を記念したデジタルプロモーションを行っています。周年プロモーションは基本会社の沿革とミッション・ビジョン・バリューを改めて公開するいい機会で、周りの会社はもちろん、社内へのコーポレートアイデンティティの再共有という意味合いも強くあるので、改めてどういう会社なのかをどう見せるのかが大事ですね。社名にもついているもっと前へという部分を強調した動画や、10年間なにをやってきたかという内容になっています。

今回のプレゼントキャンペーンは、わくわくするお金の使い道は何ですか?という問いかけに答えるハッシュタグUGCキャンペーンが行われています。

Twitterとnoteで行われていて、noteでは大喜利に答える流れではなく、

  • 頑張った日にいつも買うこだわりのおつまみにまつわる話
  • お金が貯まったら実行したい10のこと

みたいにTwitterなどでは文字数が短すぎてストーリーとしてかけないので、noteも活用しているということでしょう。

note投稿コンテストは広告メニューなのでだれもがハッシュタグを作れるわけではありません。結構な費用がかかるので、10周年として企業ブランド価値向上のために利用したのでしょう。文章が書ける人達が集まる月間アクティブユーザーが6300万人、登録者数260万人のnoteは文章が読める人たちの共感を得るためには最適なプラットフォームということです。

スマートフォンキャプチャ

10th Anniversary|Money Forward を考察する動画

週間キャンペーンまとめblog

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから